JPH0765591A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0765591A
JPH0765591A JP5214385A JP21438593A JPH0765591A JP H0765591 A JPH0765591 A JP H0765591A JP 5214385 A JP5214385 A JP 5214385A JP 21438593 A JP21438593 A JP 21438593A JP H0765591 A JPH0765591 A JP H0765591A
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JP
Japan
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flash memory
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JP5214385A
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Akira Takeshita
明 竹下
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空きエリアのみで記憶する各種情報が一定の
ブロック単位でのみ消去されるフラッシュメモリの情報
消去の回数を減少させて劣化を防止する。 【構成】 初期状態では空きエリアでありアドレスを記
憶可能なアドレスエリアと実質的な情報を記憶する主情
報エリアとが設定された記憶情報の複数のバイトからな
る記憶情報領域をフラッシュメモリ13に形成し、更新
する主情報を初期状態のアドレスエリアと共にフラッシ
ュメモリ13の空きエリアに格納する情報格納手段をC
PU2等で形成し、この情報格納手段がフラッシュメモ
リ13に格納した新規の記憶情報領域のアドレスを更新
される記憶情報のアドレスエリアに格納するアドレス格
納手段をCPU2等で形成し、フラッシュメモリ13の
記憶情報を消去することなく更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報が空きエリアのみ
で書込可能であると共に一定のブロック単位で消去され
るフラッシュメモリを具備した情報処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現在、情報処理装置には情報記憶手段と
して各種素子が利用されているが、このような情報記憶
手段の一つとしてフラッシュメモリがある。このフラッ
シュメモリとは、追記型記憶素子と同様に空きエリアの
みで各種情報を書込記憶するようになっているが、この
ようにして記憶した各種情報が一定のブロック単位でな
らば消去できるようになっている。具体的には、フラッ
シュメモリは1バイト単位で書込可能な各種情報を、64
(KB)や128(KB)のブロック単位で消去するようになって
いる。
【0003】そこで、このようなフラッシュメモリは駆
動電源を要することなく各種情報を継続的に記憶してお
り、しかも、このように記憶した各種情報を所望により
更新することもできる。このため、このようなフラッシ
ュメモリは、継続的な記憶が必要でありながら更新が必
要となる可能性がある各種情報の記憶に最適であるた
め、例えば、情報処理装置であるプリンタ装置の外字情
報の記憶などに利用されている。
【0004】なお、このようなフラッシュメモリでは、
上述のようにビット単位で記憶する各種情報をブロック
単位でしか消去できないので、特定の記憶情報のみを消
去して更新することはできない。そこで、このような場
合は、フラッシュメモリの更新する記憶情報を包含する
ブロックの全部の記憶情報をRAM(Random Access Mem
ory)などのワークエリアに複写し、このワークエリアが
記憶したブロック単位の記憶情報の所定の記憶情報を更
新する。そして、RAMのワークエリアに複写したブロ
ックのフラッシュメモリの複数のバイトからなる記憶情
報の全部を一括に消去し、この消去されたフラッシュメ
モリのブロックにワークエリアの更新したブロック単位
の記憶情報を複写する。
【0005】このようにすることで、駆動電力を要する
ことなく外字情報を継続的に記憶するフラッシュメモリ
の特定の記憶情報を更新することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなフラッシ
ュメモリを具備した情報処理装置は、更新する可能性が
ある各種情報を継続的に記憶しておくことができる。
【0007】しかし、各種情報をブロック単位でしか消
去できないフラッシュメモリでは、上述のように特定の
記憶情報のみを更新する場合でも、ブロック単位で記憶
情報をRAMのワークエリアに複写するような必要があ
るため、その処理動作が煩雑で所要時間も増大してい
る。
【0008】さらに、これではフラッシュメモリが記憶
情報を消去するブロックより大容量のワークエリアが必
要となるため、情報処理装置の作業能率や小型軽量化な
どを阻害することにもなる。
【0009】また、フラッシュメモリは特性的に情報消
去を繰返すと劣化するため、数ビットの記憶情報を更新
するために大容量のブロック単位の記憶情報の消去を繰
返すことは、フラッシュメモリの劣化を進行させること
になって好ましくない。特に、更新する記憶情報が二つ
のブロックに連続しているような場合、数ビットの一つ
の記憶情報を更新するために極めて大容量の記憶情報を
消去して格納しなおすことになり、その処理動作が遅滞
すると共にフラッシュメモリの劣化が進行して好ましく
ない。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
情報が空きエリアのみで書込可能であると共に一定のブ
ロック単位で消去されるフラッシュメモリを具備した情
報処理装置において、初期状態では空きエリアでありア
ドレスを記憶可能なアドレスエリアと実質的な情報を記
憶する主情報エリアとが設定された記憶情報の複数のバ
イトからなる記憶情報領域を前記フラッシュメモリに形
成し、更新する主情報を初期状態のアドレスエリアと共
に前記フラッシュメモリの空きエリアに格納する情報格
納手段を設け、この情報格納手段が前記フラッシュメモ
リに格納した新規の記憶情報領域のアドレスを更新され
る記憶情報領域のアドレスエリアに格納するアドレス格
納手段を設けた。
【0011】請求項2記載の発明は、情報が空きエリア
のみで書込可能であると共に一定のブロック単位で消去
されるフラッシュメモリを具備した情報処理装置におい
て、初期状態では空きエリアでありアドレスを記憶可能
なアドレスエリアと実質的な情報を記憶する主情報エリ
アとが設定された記憶情報の複数のバイトからなる記憶
情報領域を前記フラッシュメモリに形成し、入力される
アドレスで前記フラッシュメモリから記憶情報を検出し
て出力する情報読出手段を設け、この情報読出手段が検
出した記憶情報のアドレスエリアからアドレスを検出す
るアドレス検出手段を設け、このアドレス検出手段がア
ドレスを検出すると前記情報読出手段が読出した記憶情
報の出力を中止する出力中止手段を設け、前記アドレス
検出手段がアドレスを検出するとこのアドレスを前記情
報読出手段に出力するアドレス出力手段を設けた。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明は、フラッシュメモリの記
憶情報を更新する新規の記憶情報を情報格納手段が空き
エリアに格納し、このアドレスを更新される記憶情報領
域のアドレスエリアにアドレス格納手段が格納すること
により、フラッシュメモリの複数のバイトからなる記憶
情報を消去することなく更新するので、フラッシュメモ
リの複数のバイトからなる記憶情報をブロック単位で消
去して更新するような必要がなく、その処理動作が極め
て簡易で処理時間を短縮することができる。
【0013】請求項2記載の発明は、情報読出手段が入
力されるアドレスでフラッシュメモリから記憶情報を検
出して出力する際、情報読出手段が検出した記憶情報の
アドレスエリアからアドレス検出手段がアドレスを検出
し、このアドレスが検出されると情報読出手段が読出し
た主情報の出力を出力中止手段が中止し、アドレス検出
手段が検出したアドレスをアドレス出力手段が情報読出
手段に出力することにより、フラッシュメモリの複数の
バイトからなる記憶情報が消去されることなく更新され
ていても、先の記憶情報を更新した新規の記憶情報を自
動的に読出すことができるので、更新するために不要と
なった記憶情報をフラッシュメモリから消去する必要が
ない。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて以下に説
明する。まず、この情報処理装置であるラベルプリンタ
1は、回路的には図1のブロック図に例示するように、
各種の処理動作を実行するCPU(Central Processing
Unit)2に、制御プログラムなどの各種情報を固定的に
予め記憶したROM(Read Only Memory)3、定形の文字
情報などの各種情報を更新自在に一時記憶するRAM
4、イメージ情報などの各種情報を更新自在に一時記憶
するDRAM(Dynamic Random Access Memory)5、ラベ
ルシートの感熱ラベル(図示せず)に印字情報を発熱で
出力するサーマルヘッド6、ラベルシートの有無や感熱
ラベルの位置などの各種状態を各々検知する各種の検知
センサ7、ラベルシートの搬送力などを発生するパルス
モータ8、感熱ラベルを切断するモータカッタ9、着脱
自在に装着されるパーソナルコンピュータ10と各種情
報を通信するパラレルI/F(Interface)11、シリア
ルI/F12、着脱自在に装着されるカードタイプのフ
ラッシュメモリ13と各種情報を通信するカードI/F
14等を、システムバス15で接続した構造となってい
る。
【0015】そして、このラベルプリンタ1の一部とし
て着脱自在な前記フラッシュメモリ13には、図2に例
示するように、インデックスエリア16、初期登録エリ
ア17、更新登録エリア18等が設定されている。そし
て、このラベルプリンタ1の前記フラッシュメモリ13
の前記インデックスエリア16に格納されたインデック
ステーブル19は、十進法の01〜40のシリアルナンバー
で分類された40個の外字種類と、十六進法の20〜FFのシ
リアルナンバーで分類された 224個のキャラクタコード
とで、8960個の外字情報20のアドレスを記憶した構造
となっている。
【0016】ここで、このラベルプリンタ1では、上述
のように前記フラッシュメモリ13の前記インデックス
テーブル19に設定される外字情報20のアドレスは、
前記初期登録エリア17に最初に設定された外字情報2
0のアドレスとなっている。そして、このようなアドレ
スで前記フラッシュメモリ13の前記初期登録エリア1
7に設定された外字情報20は、初期状態では十六進数
で“FF…F"となる空きエリアで設定されて更新後の書換
アドレスを記憶可能なアドレスエリア21が先頭部に3
バイトで設定されており、このアドレスエリア21以後
にイメージ情報をアウトラインのフォントデータやドッ
トマトリクスのビットマップなどで記憶する主情報エリ
アであるイメージ記憶エリア22が容量可変に設定され
ている。
【0017】そして、このラベルプリンタ1では、上述
のように前記フラッシュメモリ13の前記初期登録エリ
ア17に設定された外字情報20を更新した場合、この
更新された外字情報20は初期状態では空きエリアとな
っている前記更新登録エリア18に格納されるようにな
っている。そこで、この更新登録エリア18が新規に記
憶する外字情報20も、前記初期登録エリア17に設定
された前記外字情報20と同様に、前記アドレスエリア
21と前記イメージ記憶エリア22とで形成されてい
る。
【0018】そして、このラベルプリンタ1では、前記
ROM3の制御プログラムに従って動作する動作モード
として、前記パーソナルコンピュータ10から受信する
前記外字情報20を前記フラッシュメモリ13に格納す
る設定モードや、前記パーソナルコンピュータ10から
受信する印刷情報に基づいて前記フラッシュメモリ13
が記憶した外字情報20や前記RAM4が記憶した文字
情報などで印刷動作を実行する印刷モード等が設定され
ている。
【0019】そこで、このラベルプリンタ1では、動作
モードとして設定モードが設定された状態で、前記フラ
ッシュメモリ13の前記初期・更新登録エリア17,1
8の外字情報20を更新する新規の外字情報20を、前
記更新登録エリア18の所定の空きエリアに格納する情
報格納手段や、この情報格納手段が前記更新登録エリア
18に格納した新規の外字情報20の書換アドレスを、
更新される前記初期登録エリア17の前記外字情報20
の前記アドレスエリア21に格納するアドレス格納手段
が前記CPU2等で形成されている。
【0020】さらに、このラベルプリンタ1では、動作
モードとして印刷モードが設定された状態で、入力され
るアドレスで前記フラッシュメモリ13の前記初期登録
エリア17から前記外字情報20を検出して出力する情
報読出手段や、この情報読出手段が検出した前記外字情
報20の前記アドレスエリア21から書換アドレスを検
出するアドレス検出手段が、前記CPU2等で形成され
ている。さらに、このCPU2等のアドレス検出手段が
前記外字情報20の前記アドレスエリア21から書換ア
ドレスを検出すると、前記情報読出手段が読出した外字
情報20の出力を中止する出力中止手段や、この出力中
止手段が前記外字情報20の出力を中止すると、前記ア
ドレス検出手段が検出した書換アドレスを前記情報読出
手段に出力するアドレス出力手段が、前記CPU2等で
形成されている。
【0021】そこで、このような設定モードにおけるラ
ベルプリンタ1の処理動作を図3に基づいて以下に詳述
する。まず、このラベルプリンタ1では、設定モードが
起動された時点でCPU2はパーソナルコンピュータ1
0からの情報受信に待機しており、この状態でパーソナ
ルコンピュータ10から外字情報の更新に関連する外字
情報を受信したCPU2は、受信情報の外字種類とキャ
ラクタコードとでフラッシュメモリ13のインデックス
テーブル19からアドレスを読出すことになる。
【0022】つぎに、このラベルプリンタ1のCPU2
は、上述のようにしてフラッシュメモリ13のインデッ
クステーブル19から読出したアドレスの外字情報20
の書換アドレスを初期登録エリア17から読出し、この
読出した外字情報20の書換アドレスの先頭がFFであ
ることを確認する。そこで、これが確認された場合は、
初期登録エリア17の外字情報20が更新されていない
ことになるので、更新登録エリア18から空きエリアを
検出し、この更新登録エリア18の空きエリアのアドレ
スを、更新する初期登録エリア17の外字情報20のア
ドレスエリア21に書換アドレスとして格納する。
【0023】ここで、このラベルプリンタ1では、上述
のようにして更新した外字情報20を、さらに繰返し更
新することもある。そこで、このような場合は、初期登
録エリア17から読出した外字情報20の書換アドレス
の先頭がFFではないので、これを検知したCPU2
は、書換アドレスの外字情報20の書換アドレスを更新
登録エリア18から読出すことになる。そして、この書
換アドレスの先頭がFFであることを確認したCPU2
は、前述のような処理動作を実行して外字情報20を更
新することになり、この書換アドレスの先頭もFFでな
いことを確認したCPU2は、先頭がFFとなる書換ア
ドレスを検出するまで上述のような処理動作を繰返すこ
とになる。
【0024】つぎに、このラベルプリンタ1の印刷モー
ドにおける処理動作を図4に基づいて以下に詳述する。
まず、このラベルプリンタ1では、印刷モードが起動さ
れた時点でCPU2はパーソナルコンピュータ10から
の情報受信に待機しており、この状態でパーソナルコン
ピュータ10から画像印刷に関連する各種情報を受信し
たCPU2は、受信情報の印字文字が定形の文字か外字
かを個々に判定する。
【0025】そこで、この印字文字が定形の文字と判定
したCPU2は、受信情報に包含される文字種類やキャ
ラクタコードなどに基づいてRAM4から文字情報を読
出し、これをDRAM5でビットイメージに展開してサ
ーマルヘッド6に順次転送するので、このサーマルヘッ
ド6はパルスモータ8の駆動力で搬送されるラベルシー
トの感熱ラベルに定形の文字を印字出力することにな
る。
【0026】一方、受信情報の印字文字が外字と判定し
たCPU2は、受信情報に包含される外字種類とキャラ
クタコードとでフラッシュメモリ13のインデックステ
ーブル19から外字情報20のアドレスを読出し、この
アドレスの外字情報20の書換アドレスを初期登録エリ
ア17から読出して先頭がFFであることを確認する。
そこで、これをCPU2が確認した場合、この外字情報
20は更新されていないことになるので、CPU2は外
字情報20をDRAM5でビットイメージに展開してサ
ーマルヘッド6に順次転送し、このサーマルヘッド6で
パルスモータ8の駆動力で搬送されるラベルシートの感
熱ラベルに外字を印字出力する。
【0027】また、上述のように初期登録エリア17か
ら読出した外字情報20の書換アドレスの先頭がFFで
ないことをCPU2が確認した場合、この外字情報20
は更新されていることになるので、このCPU2は書換
アドレスの外字情報20の書換アドレスを更新登録エリ
ア18から読出すことになる。そして、この書換アドレ
スの先頭がFFであることを確認したCPU2は、前述
のような処理動作を実行して外字情報20を印刷出力す
ることになり、この書換アドレスの先頭もFFでないこ
とを確認したCPU2は、先頭がFFとなる書換アドレ
スを検出するまで上述のような処理動作を繰返すことに
なる。
【0028】このような構成において、このラベルプリ
ンタ1は、印刷モードにおいては、パーソナルコンピュ
ータ10から受信する印刷情報に基づいてフラッシュメ
モリ13が記憶した外字情報20やRAM4が記憶した
定形の文字情報などを読出し、これらの文字情報をサー
マルヘッド6でラベルシートの感熱ラベルなどに印刷す
るようになっている。また、このラベルプリンタ1で
は、上述のような印字動作に利用する外字情報20はフ
ラッシュメモリ13を交換することで変更できるが、さ
らに、このようなフラッシュメモリ13に設定されてい
る所定の外字情報20を、設定モードにおいてパーソナ
ルコンピュータ10から受信する外字情報20で更新す
ることもできるようになっている。
【0029】このようにすることで、このラベルプリン
タ1では、フラッシュメモリ13の外字情報20を消去
することなく更新するので、フラッシュメモリ13がビ
ット単位で記憶した外字情報20をブロック単位で消去
して更新するような必要がなく、その処理動作が極めて
簡易で処理時間を短縮することができ、フラッシュメモ
リ13の情報消去の回数を極めて減少させて劣化を防止
することができる。
【0030】つまり、このラベルプリンタ1では、従来
の情報処理装置のように、フラッシュメモリ13の更新
する外字情報20を包含するブロックの全部の外字情報
20をRAM4のワークエリアに複写して更新し、この
RAM4のワークエリアに複写したブロックのフラッシ
ュメモリの外字情報20の全部を一括に消去してから複
写しなおすような必要がない。このため、このラベルプ
リンタ1では、これではフラッシュメモリ13の消去ブ
ロックより大容量のワークエリアをRAM4に形成する
必要もないので、その作業能率や小型軽量化などに寄与
することもできる。
【0031】また、情報の読出し時には、このラベルプ
リンタ1は、フラッシュメモリ13の外字情報20が消
去されることなく更新されていても、初期の外字情報2
0を更新した新規の外字情報20を自動的に読出して印
字出力することができる。つまり、このラベルプリンタ
1では、従来の情報処理装置のように、更新するために
不要となった外字情報20をフラッシュメモリ13から
消去する必要がないので、特性的にブロック単位となる
フラッシュメモリ13の情報消去を実行する必要がな
く、フラッシュメモリ13の劣化を防止することができ
る。
【0032】なお、このラベルプリンタ1では、フラッ
シュメモリ13に外字情報20が予め設定されているも
ので説明したが、フラッシュメモリに外字データインデ
ックスと登録エリアとが設定されていて、外字種類とキ
ャラクタコードとで指定される先頭アドレスを読出すた
めの領域が“FF”であれば新規の外字情報として、こ
の外字データインデックスエリアの該当領域に外字情報
を書込むアドレスを書込むようにしても良い。また、こ
の出願は、外字情報を読出すアドレスを直接書込むので
なく、例えば、ブロック毎に区切られているフラッシュ
メモリの何ブロック目で、このブロックの先頭から何バ
イト分オフセットされているかなどの読出す領域を特定
できる情報を記録するものも含むものである。
【0033】また、本実施例では外字情報20を記憶す
るフラッシュメモリ13が着脱自在なカードとなってい
るラベルプリンタ1を情報処理装置として例示したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、フラッ
シュメモリで各種の情報を記憶する各種の情報処理装置
が実施可能である。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、情報が空きエリ
アのみで書込可能であると共に一定のブロック単位で消
去されるフラッシュメモリを具備した情報処理装置にお
いて、初期状態では空きエリアでありアドレスを記憶可
能なアドレスエリアと実質的な情報を記憶する主情報エ
リアとが設定された記憶情報の複数のバイトからなる記
憶情報領域を前記フラッシュメモリに形成し、更新する
主情報を初期状態のアドレスエリアと共に前記フラッシ
ュメモリの空きエリアに格納する情報格納手段を設け、
この情報格納手段が前記フラッシュメモリに格納した新
規の記憶情報領域のアドレスを更新される記憶情報領域
のアドレスエリアに格納するアドレス格納手段を設けた
ことにより、フラッシュメモリの記憶情報を消去するこ
となく更新するので、その処理動作が極めて簡易で処理
時間を短縮することができ、フラッシュメモリの情報消
去の回数を減少させて劣化を防止することもできる等の
効果を有するものである。
【0035】請求項2記載の発明は、情報が空きエリア
のみで書込可能であると共に一定のブロック単位で消去
されるフラッシュメモリを具備した情報処理装置におい
て、初期状態では空きエリアでありアドレスを記憶可能
なアドレスエリアと実質的な情報を記憶する主情報エリ
アとが設定された記憶情報の複数のバイトからなる記憶
情報領域を前記フラッシュメモリに形成し、入力される
アドレスで前記フラッシュメモリから記憶情報を検出し
て出力する情報読出手段を設け、この情報読出手段が検
出した記憶情報のアドレスエリアからアドレスを検出す
るアドレス検出手段を設け、このアドレス検出手段がア
ドレスを検出すると前記情報読出手段が読出した記憶情
報の出力を中止する出力中止手段を設け、前記アドレス
検出手段がアドレスを検出するとこのアドレスを前記情
報読出手段に出力するアドレス出力手段を設けたことに
より、フラッシュメモリの記憶情報が消去されることな
く更新されていても、初期の記憶情報を更新した新規の
記憶情報を自動的に読出すことができるので、フラッシ
ュメモリの情報消去の回数を減少させて劣化を防止する
ことができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施例であるラベル
プリンタの回路構造を例示するブロック図である。
【図2】フラッシュメモリの情報記憶の構造や読出手順
を例示する模式図である。
【図3】ラベルプリンタがフラッシュメモリに外字情報
を格納する処理動作を例示するフローチャートである。
【図4】ラベルプリンタが各種情報を印字出力する処理
動作を例示するフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報処理装置 2 情報格納手段、アドレス格納手段、情報
読出手段、アドレス検出手段、出力中止手段、アドレス
出力手段 13 フラッシュメモリ 20 記憶情報 21 アドレスエリア 22 主情報エリア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が空きエリアのみで書込可能である
    と共に一定のブロック単位で消去されるフラッシュメモ
    リを具備した情報処理装置において、初期状態では空き
    エリアでありアドレスを記憶可能なアドレスエリアと実
    質的な情報を記憶する主情報エリアとが設定された記憶
    情報の複数のバイトからなる記憶情報領域を前記フラッ
    シュメモリに形成し、更新する主情報を初期状態のアド
    レスエリアと共に前記フラッシュメモリの空きエリアに
    格納する情報格納手段を設け、この情報格納手段が前記
    フラッシュメモリに格納した新規の記憶情報領域のアド
    レスを更新される記憶情報領域のアドレスエリアに格納
    するアドレス格納手段を設けたことを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 情報が空きエリアのみで書込可能である
    と共に一定のブロック単位で消去されるフラッシュメモ
    リを具備した情報処理装置において、初期状態では空き
    エリアでありアドレスを記憶可能なアドレスエリアと実
    質的な情報を記憶する主情報エリアとが設定された記憶
    情報の複数のバイトからなる記憶情報領域を前記フラッ
    シュメモリに形成し、入力されるアドレスで前記フラッ
    シュメモリから記憶情報を検出して出力する情報読出手
    段を設け、この情報読出手段が検出した記憶情報のアド
    レスエリアからアドレスを検出するアドレス検出手段を
    設け、このアドレス検出手段がアドレスを検出すると前
    記情報読出手段が読出した記憶情報の出力を中止する出
    力中止手段を設け、前記アドレス検出手段がアドレスを
    検出するとこのアドレスを前記情報読出手段に出力する
    アドレス出力手段を設けたことを特徴とする情報処理装
    置。
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