JPH0765352B2 - 家 屋 - Google Patents

家 屋

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JPH0765352B2
JPH0765352B2 JP62139168A JP13916887A JPH0765352B2 JP H0765352 B2 JPH0765352 B2 JP H0765352B2 JP 62139168 A JP62139168 A JP 62139168A JP 13916887 A JP13916887 A JP 13916887A JP H0765352 B2 JPH0765352 B2 JP H0765352B2
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JP
Japan
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house
concrete
heat
wall
floor
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JP62139168A
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JPS63304850A (ja
Inventor
堯 石川
Original Assignee
株式会社アイジー技術研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は家屋の土間コンクリート上に、熱によって遠赤
外線を放出し輻射熱を増大させ、省エネルギーを図ると
共に人間の健康の向上を図る輻射層を形成した家屋に関
するものである。
[従来の技術] 従来の家屋には人間の健康のための機能を特別に付加し
た部材、構造が全くなく、設備としてサウナ風呂、寝具
として遠赤外線を放射するシーツ等が設置されている位
であった。また、家屋はサッシ、断熱材の普及によって
高断熱、高気密化、エアサイクル等が急速に採用された
構造となっている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、この種家屋は内、外壁間の空間の循環が
不十分で高気密、高断熱構造のため、結露が押し入れ、
屋根材裏面、床板に発生し、構成材を腐食したり、湿気
により害虫が発生したりする欠点があった。また、従前
の家屋には土間コンクリートの熱によって遠赤外線を放
射させ、この熱を省エネルギー、殺虫、腐食防止、人間
の健康増進に利用する技術思想など全く存在しなかっ
た。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのような欠点を除去するため、家屋の土間コ
ンクリート上に土間暖房機の熱によって遠赤外線を放出
する物質を用いた輻射層を形成し、熱量を増幅させ省エ
ネルギーを図ると共に、放出される遠赤外線により、人
間の健康に良く、しかも、家屋構成材の腐食、殺虫、結
露を防止できる家屋を提供するものである。
[実施例] 以下に図面を用いて本発明に係る家屋の一実施例につい
て詳細に説明する。
第1図は上記発明の一例を示す構成略図であり、は家
屋でパッシブエアサイクル構造、アクティブエアサイク
ル構造、プレハブ構造、2×4構造、軸組構造の1つか
らなる。2は屋根、4は小屋裏空間、5は小屋裏換気
口、7は外壁、9内壁、12は天井板で木製、ウレタンフ
ォーム等の1種からなり、13は部屋、14は床、19は床下
空間、21は土間コンクリート、25は床下換気口、33は土
間暖房機、34は基礎、35は地面、36はエアサイクル用通
気路、37は輻射層で土間暖房機33の熱によって遠赤外線
(波長4〜400ミクロン)を放射する無機粉末単体、あ
るいは無機粉末を含有するシート、塗膜、接着剤、コー
ティング材からなるものであり、主に家屋の省エネ、
防露、吸臭、人間の健康、殺虫のために役立つものであ
る。38は断熱層でプラスチックフォーム、ロックウー
ル、グラスウール等からなり、小屋裏空間4、内外壁
間、基礎部に設けるものである。さらに説明すると、屋
根2は例えば第2図に示すように金属製屋根材3を野地
板、防水シート上に平板ぶき、横ぶき、あるいは、瓦
(金属瓦、陶磁瓦)によって葺成したものである。小屋
裏空間4は家屋内の暖気を小屋裏換気口5、あるいは
小屋裏換気口5に装着した換気扇6によって換気するも
のであり、小屋裏換気口5は夏、冬によって開、閉可能
な構造である。外壁7はモルタルコンクリート、裏打材
付の金属外装材、窯業系サイディング材、スレート、コ
ンクリート系の1種からなり、第3図(a)、(b)に
示すように主柱、間柱等の躯体8の外側に施工したもの
である。また、外壁7がモルタル壁7aの場合は第1図に
示すようにモルタル壁7aの内側に断熱層38を設け、その
間に通気層7bを形成したものである。内壁9は躯体8の
内側に固定したものであり、第3図(a)に示すように
ラスボード10−塗り壁11、図示しない下地板−防水シー
ト−モルタル壁、下地板ー防水、防湿シート−シージン
グインシュレーションボード−塩ビクロス等の1つの構
造からなるものである。床14は第4図(a)〜(c)に
示すように根太15上に床板16、塩ビクロス17、下地板1
8、防水、防湿シート14aのように形成したものである。
なお、塩ビクロス17、防水、防湿シート14aは遠赤外線
を放射する無機粉末を含有して、輻射層37を形成したも
のでもよい。土間20は例えば第5図(a)、(b)に示
すように土間コンクリート21、防水シート22−土間コン
クリート21、下地コンクリート23の順に形成したものな
どである。また、床下換気口25は開閉可能な蓋、必要に
より逆止弁等を備えたものである。土間暖房機33は土間
コンクリート21にパイプを平均に埋設すると共に、熱源
として図示しないボイラ等に連結したものである。ま
た、エアサイクル用通気路36は家屋の内、外壁間、小
屋裏、床下空間を連結するものである。前記輻射層37は
セラミック、例えば陶磁器粉(長石、石英、二酸化ケイ
酸などの組織分)、硅石、雲母、コバルト酸化物、マグ
ネシア、酸化チタン、鉄系酸化物などの1種を主成分と
し、これに必要により合成樹脂系のバインダーを混合し
た粉末、塗膜、接着剤、コーティング材、スラリー状
物、シート状物、板状物などの形状原料のような1種と
したものである。さらに説明すると、輻射層37は第2図
に示すように金属製屋根材3、断熱層38の裏面にバイン
ダーを介して塗膜37aとして形成したり、第3図
(a)、(b)に示すように塗り壁11の表層にセラミッ
ク粉末37bをバインダーを介して吹き付け積層したり、
シート状物37cとして介在させたりすることもできるも
のである。また、第4図(a)に示すように塩ビクロス
17に無機粉末を含有させたりすることもできるものであ
る。さらに、輻射層37は内装の化粧吹付材として使用す
ることもできる。
[発明の効果] 上述したように本発明に係る家屋によれば、家屋の土間
コンクリート上に土間暖房機の熱によって遠赤外線を放
出する物質を用いた輻射層を形成したので、土間暖房機
の熱量を増幅させ省エネルギーを図ると共に、放出され
る遠赤外線により、人間の健康に良く、しかも、家屋構
成材の腐食、殺虫、結露を防止できる家屋となる効果、
特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る家屋の一実施例を示す構成略図、
第2図は屋根の一例を示す説明図、第3図(a)、
(b)は外壁の一例を示す説明図、第4図(a)〜
(c)は床の一例を示す説明図、第5図(a)、(b)
は土間の一例を示す説明図である。 ……家屋、2……屋根、4……小屋裏空間、6……換
気扇、7……外壁、9……内壁、13……部屋、20……土
間、21……土間コンクリート、25……床下換気口、33…
…土間暖房機、37……輻射層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】土間コンクリート内にパイプを埋設し、熱
    源のボイラに連結してなる土間暖房機を備えた家屋にお
    いて、該土間コンクリート上に遠赤外線放射物質からな
    る粉末を含有するシート、塗膜、接着剤、コーティング
    材の少なくとも1つの輻射層を設けた構造としたことを
    特徴とする家屋。
JP62139168A 1987-06-02 1987-06-02 家 屋 Expired - Lifetime JPH0765352B2 (ja)

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JP62139168A JPH0765352B2 (ja) 1987-06-02 1987-06-02 家 屋

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JP62139168A JPH0765352B2 (ja) 1987-06-02 1987-06-02 家 屋

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JPS63304850A JPS63304850A (ja) 1988-12-13
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JP (1) JPH0765352B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6343704U (ja) * 1986-09-10 1988-03-24

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JPS63304850A (ja) 1988-12-13

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