JPH076531B2 - 油圧制御装置 - Google Patents
油圧制御装置Info
- Publication number
- JPH076531B2 JPH076531B2 JP60046324A JP4632485A JPH076531B2 JP H076531 B2 JPH076531 B2 JP H076531B2 JP 60046324 A JP60046324 A JP 60046324A JP 4632485 A JP4632485 A JP 4632485A JP H076531 B2 JPH076531 B2 JP H076531B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- accumulator
- chamber
- hydraulic control
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/02—Details
- H01H33/28—Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism
- H01H33/30—Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism using fluid actuator
- H01H33/34—Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism using fluid actuator hydraulic
Landscapes
- Actuator (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ピストン棒を有し、差動ピストンとして作
動する操作ピストンと、上記操作ピストンに作用する油
圧式のエネルギアキュームレータ装置を備えた油圧制御
装置、特に高圧のパワースイッチ用の油圧制御装置であ
って、上記操作ピストンは、この装置のハウジング即
ち、圧力ハウジングの中に一つの直線を中心軸として形
成され該中心軸の一方の側に開口するシリンダ状の空
間、即ちシリンダ室の中で該中心軸と同軸に移動可能に
形成され、上記油圧式のエネルギアキュームレータは、
圧力を付与された作動油を、ピストン棒が取り付けられ
ないために大きな受圧面積を有するピストンの表面に送
り、ピストン棒が取り付けられた為に小さな受圧面積を
有するピストンの裏面に対しては、圧力を付与された作
動油を送ったり、該作動油を排出したり選択的に可能に
形成されている上記油圧制御装置に関する。
動する操作ピストンと、上記操作ピストンに作用する油
圧式のエネルギアキュームレータ装置を備えた油圧制御
装置、特に高圧のパワースイッチ用の油圧制御装置であ
って、上記操作ピストンは、この装置のハウジング即
ち、圧力ハウジングの中に一つの直線を中心軸として形
成され該中心軸の一方の側に開口するシリンダ状の空
間、即ちシリンダ室の中で該中心軸と同軸に移動可能に
形成され、上記油圧式のエネルギアキュームレータは、
圧力を付与された作動油を、ピストン棒が取り付けられ
ないために大きな受圧面積を有するピストンの表面に送
り、ピストン棒が取り付けられた為に小さな受圧面積を
有するピストンの裏面に対しては、圧力を付与された作
動油を送ったり、該作動油を排出したり選択的に可能に
形成されている上記油圧制御装置に関する。
[従来の技術] 従来、この形式の油圧制御装置は、ドイツ連邦国特許公
開公報第2828958号に示すように、差動ピストンから離
れて配置されたエネルギアキュムレータによって圧油が
その差動ピストンに作用するようになっている。このよ
うに場所を分離して配置すれば、両者を結合する高圧配
管を設けなければならない。この配管は、外部の影響に
よって故障し易く、長くなるために効率が悪くなり、設
置に当っては耐火に注意しなければならない。
開公報第2828958号に示すように、差動ピストンから離
れて配置されたエネルギアキュムレータによって圧油が
その差動ピストンに作用するようになっている。このよ
うに場所を分離して配置すれば、両者を結合する高圧配
管を設けなければならない。この配管は、外部の影響に
よって故障し易く、長くなるために効率が悪くなり、設
置に当っては耐火に注意しなければならない。
[発明が解決しようとする問題点] 従って本発明の目的は、油圧装置及び付属ユニットを含
むことが必要なエネルギアキュムレータ装置を費用のか
かる高圧配管を設けることなしに取り付けられると油圧
制御装置を製造することにある。
むことが必要なエネルギアキュムレータ装置を費用のか
かる高圧配管を設けることなしに取り付けられると油圧
制御装置を製造することにある。
[課題を解決する手段] 上記課題を解決するために、本発明の油圧制御装置は産
業上の利用分野に記載された油圧制御装置に対して、上
記シリンダ室内に挿入されたアキュームレータピストン
は、圧力ハウジングの周囲に、上記シリンダ室の中心軸
に関して対称的に配置されてエネルギアキュームレータ
装置を構成する複数個のばねによって、外部から操作ピ
ストンの方向に押圧され、その為にシリンダ室の中に該
シリンダ室と同軸に挿入された操作ピストンのピストン
棒と、操作ピストンと、シリンダ室に囲まれたアキュー
ムレータ室は容積が減少する方向に押圧され、その結果
アキュムレータ室内の作動油は高圧力の状態となり、本
発明の装置を作用させる場合に必要な高圧力の作動油は
既にアキュムレータ室内に存在しているので、外部から
のエネルギの援助を必要とせぬこと、及び作業を終えた
低圧の作動油は、アキュムレータピストンのアキュムレ
ータ室と反対側の空間、即ち壁部及び天井部を有し、ア
キュムレータ室とは操作ピストンによって区分された、
ため室に送られること、特徴として形成されている。
業上の利用分野に記載された油圧制御装置に対して、上
記シリンダ室内に挿入されたアキュームレータピストン
は、圧力ハウジングの周囲に、上記シリンダ室の中心軸
に関して対称的に配置されてエネルギアキュームレータ
装置を構成する複数個のばねによって、外部から操作ピ
ストンの方向に押圧され、その為にシリンダ室の中に該
シリンダ室と同軸に挿入された操作ピストンのピストン
棒と、操作ピストンと、シリンダ室に囲まれたアキュー
ムレータ室は容積が減少する方向に押圧され、その結果
アキュムレータ室内の作動油は高圧力の状態となり、本
発明の装置を作用させる場合に必要な高圧力の作動油は
既にアキュムレータ室内に存在しているので、外部から
のエネルギの援助を必要とせぬこと、及び作業を終えた
低圧の作動油は、アキュムレータピストンのアキュムレ
ータ室と反対側の空間、即ち壁部及び天井部を有し、ア
キュムレータ室とは操作ピストンによって区分された、
ため室に送られること、特徴として形成されている。
[発明の作用及び効果] 本発明の油圧制御装置によれば、操作ピストンとエネル
ギアキュムレータ装置が圧力ハウジングに於て一体的に
形成されているので、本発明の油圧制御装置を使用する
場合、この装置に対して外部からのエネルギ供給の中断
があっても、この油圧制御装置が直ちに停止することは
なく、所定の制御動作を続けることができる。
ギアキュムレータ装置が圧力ハウジングに於て一体的に
形成されているので、本発明の油圧制御装置を使用する
場合、この装置に対して外部からのエネルギ供給の中断
があっても、この油圧制御装置が直ちに停止することは
なく、所定の制御動作を続けることができる。
この油圧制御装置では、細部の構成に基づく利点が得ら
れるので、次に該構成とそれから得られる主な利点につ
いて説明する。
れるので、次に該構成とそれから得られる主な利点につ
いて説明する。
本発明の有利な構成ではシリンダ室は2つの直径を有す
る段状シリンダ段付きの孔になっている。操作ピストン
が、より小さな直径の孔内で案内されるのに対し、アキ
ュムレータピストンは大きな直径の孔内を案内される。
アキュムレータ室の貯蔵容量が操作ピストンの制御容量
の何倍にもなるので、油圧制御装置は非常にコンパクト
になるという利点がある。
る段状シリンダ段付きの孔になっている。操作ピストン
が、より小さな直径の孔内で案内されるのに対し、アキ
ュムレータピストンは大きな直径の孔内を案内される。
アキュムレータ室の貯蔵容量が操作ピストンの制御容量
の何倍にもなるので、油圧制御装置は非常にコンパクト
になるという利点がある。
この油圧制御装置の別の利点は、操作ピストンを制御す
るために高い力が得られることである。
るために高い力が得られることである。
圧力ハウジング内に形成されたシリンダ室は、使用後の
作動油を受容するため室を形成するためにドーム状の蓋
で密閉される。
作動油を受容するため室を形成するためにドーム状の蓋
で密閉される。
エネルギアキュムレータ装置として使用される複数のば
ねが圧力ハウジングの周りにシリンダ室の中心軸を中心
として対称的に配置されているので、エネルギアキュム
レータ装置の長さを短縮するのに有利である。アキュム
レータピストンは、シリンダ室の上記中心軸に対して対
称的に配置され圧力ハウジングと気密な状態を保ちつつ
上記中心軸方向に移動できるトランスミッションロッド
に固く取付けられ、該トランスミッションロッドの上記
シリンダ室の開口と反対側の端部に取付けられた圧力板
と、上記アキュムレータピストンに設けられたあご状の
段部に形成され上記シリンダ室の開口と反対方向を向い
た形成された面、すなわち当接部との間に圧縮状態で配
置されたばねの伸張作用によって、操作ピストンの方に
押圧され、その結果アキュムレータ室内の作動油の圧力
は高められる。
ねが圧力ハウジングの周りにシリンダ室の中心軸を中心
として対称的に配置されているので、エネルギアキュム
レータ装置の長さを短縮するのに有利である。アキュム
レータピストンは、シリンダ室の上記中心軸に対して対
称的に配置され圧力ハウジングと気密な状態を保ちつつ
上記中心軸方向に移動できるトランスミッションロッド
に固く取付けられ、該トランスミッションロッドの上記
シリンダ室の開口と反対側の端部に取付けられた圧力板
と、上記アキュムレータピストンに設けられたあご状の
段部に形成され上記シリンダ室の開口と反対方向を向い
た形成された面、すなわち当接部との間に圧縮状態で配
置されたばねの伸張作用によって、操作ピストンの方に
押圧され、その結果アキュムレータ室内の作動油の圧力
は高められる。
この発明の装置によれば特別の連結装置を用いないため
組立費が少くてすむとともに、コンパクトな油圧制御装
置を得ることができる。
組立費が少くてすむとともに、コンパクトな油圧制御装
置を得ることができる。
ばねを用いたエネルギアキュムレータ装置に用いるばね
を円板ばねによって形成した場合には次のような利点を
得ることができる。すなわち寸法とプレストレスとを適
切に選ぶことにより、ばねの全作動範囲に於てばねの圧
力をほぼ一定に調整でき、従って油圧アキュムレータ装
置が全作動領域でほぼ一定の圧力を発生することができ
る。
を円板ばねによって形成した場合には次のような利点を
得ることができる。すなわち寸法とプレストレスとを適
切に選ぶことにより、ばねの全作動範囲に於てばねの圧
力をほぼ一定に調整でき、従って油圧アキュムレータ装
置が全作動領域でほぼ一定の圧力を発生することができ
る。
本発明の別の有利な構成では、圧力ハウジングの蓋が圧
力ハウジングの延長上に位置し高電圧スイッチを固定で
きるスイッチ用フランジを有している。この構成も油圧
制御装置の小形化に適している。
力ハウジングの延長上に位置し高電圧スイッチを固定で
きるスイッチ用フランジを有している。この構成も油圧
制御装置の小形化に適している。
油圧アキュムレータ装置の作動油貯蔵容量を適切に制御
するために機械的位置表示器が、複数のトランスミッシ
ョンロッドのうちの1本の延長上に設けられ、上記貯蔵
容量が所定の値に達すると、該機械的位置表示器が作用
してハウジングの蓋に固定されたリミットスイッチを開
成したりすることができる。
するために機械的位置表示器が、複数のトランスミッシ
ョンロッドのうちの1本の延長上に設けられ、上記貯蔵
容量が所定の値に達すると、該機械的位置表示器が作用
してハウジングの蓋に固定されたリミットスイッチを開
成したりすることができる。
また操作ピストンの位置を制御するために機械・電気位
置表示器が設けられ、操作ピストンの直進運動は、ピス
トン棒に設けられた継ぎ手及び該継ぎ手から得られた操
作ピストンの直線運動を回転運動に変換するスライダ付
きレバーを介して上記機械・電気位置表示器に伝達され
る。
置表示器が設けられ、操作ピストンの直進運動は、ピス
トン棒に設けられた継ぎ手及び該継ぎ手から得られた操
作ピストンの直線運動を回転運動に変換するスライダ付
きレバーを介して上記機械・電気位置表示器に伝達され
る。
又本発明に採用される構成、すなわち、高圧ポンプと油
圧制御ユニットが圧力ハウジングのアキュムレータ室の
領域の互いに正反対の位置に組み込まれている構成で
は、装置の構造がコンパクトになるという利点が得られ
る。また油圧制御ユニットの一部であるリリーフ弁が、
アキュムレータピストンの中心軸に平行に延びる孔内に
設けられていることによって生じる別の利点は、アキュ
ムレータ室と高圧ポンプと油圧制御ユニットの間がすべ
て圧力ハウジング内へ組み込まれた流路により結合され
ているために生じる。すなわち、外部から導入される作
動油用の配管が不要なことである。本発明の油圧制御装
置では、流路は作動油をため室からアキュムレータ室へ
送るため、切換弁を介してアキュムレータ室から操作ピ
ストンを駆動するための操作室に送ったり、操作室から
ため室へ選択的に送るために設けられている。操作室
は、操作ピストンに関してアキュムレータ室と反対の側
に配設されている。
圧制御ユニットが圧力ハウジングのアキュムレータ室の
領域の互いに正反対の位置に組み込まれている構成で
は、装置の構造がコンパクトになるという利点が得られ
る。また油圧制御ユニットの一部であるリリーフ弁が、
アキュムレータピストンの中心軸に平行に延びる孔内に
設けられていることによって生じる別の利点は、アキュ
ムレータ室と高圧ポンプと油圧制御ユニットの間がすべ
て圧力ハウジング内へ組み込まれた流路により結合され
ているために生じる。すなわち、外部から導入される作
動油用の配管が不要なことである。本発明の油圧制御装
置では、流路は作動油をため室からアキュムレータ室へ
送るため、切換弁を介してアキュムレータ室から操作ピ
ストンを駆動するための操作室に送ったり、操作室から
ため室へ選択的に送るために設けられている。操作室
は、操作ピストンに関してアキュムレータ室と反対の側
に配設されている。
故障によってアキュムレータ室に圧力低下が生じた場
合、操作ピストンを動作させる駆動機構が予想外のスイ
ッチ操作をするのを避けるために、操作ピストンが動作
位置にある場合には、それまで正常な油圧によって圧力
ハウジング内に押し込められていたピンが該ピンを押し
かえすように設けられたばねの力によって操作ピストン
の側に突出し、操作ピストンのスリーブ部に設けられた
環状溝に嵌合し操作ピストンの移動は不可能となる。し
かしアキュムレータ室内の圧力が正常の高い圧力に戻る
と、ピンは突出する前面に作用する高圧の作動油のため
に孔の中に摺動しつつ戻り操作ピストンは正常の作用を
行なうようになる。
合、操作ピストンを動作させる駆動機構が予想外のスイ
ッチ操作をするのを避けるために、操作ピストンが動作
位置にある場合には、それまで正常な油圧によって圧力
ハウジング内に押し込められていたピンが該ピンを押し
かえすように設けられたばねの力によって操作ピストン
の側に突出し、操作ピストンのスリーブ部に設けられた
環状溝に嵌合し操作ピストンの移動は不可能となる。し
かしアキュムレータ室内の圧力が正常の高い圧力に戻る
と、ピンは突出する前面に作用する高圧の作動油のため
に孔の中に摺動しつつ戻り操作ピストンは正常の作用を
行なうようになる。
上記動作の発停は上記ピンを付熱するばねの弾力を変化
させることにより調節することができる。
させることにより調節することができる。
本発明に基づく油圧制御装置の電気スイッチとしての性
能はANSI,ICE/VDEの規定による開閉時間及び時間間隔を
確実に実現するように設計されている。
能はANSI,ICE/VDEの規定による開閉時間及び時間間隔を
確実に実現するように設計されている。
必要に応じて作動油の貯蔵能力を高めるために、外部か
らのエネルギ補給を必要としないで動作する、1つ以上
の同構造の油圧のアキュムレータ装置、すなわち、操作
ユニット、ポンプユニット、制御ユニットを必要としな
い装置を外部に設けることができ、これらの補助装置は
結合用の配管及び油圧弁を介して油圧制御装置に接続さ
れている。従って連続して電気スイッチを開閉する回数
は所望により、ほぼ自由に変化させることができる。し
かも装置全体をコンパクトに形成することができる。
らのエネルギ補給を必要としないで動作する、1つ以上
の同構造の油圧のアキュムレータ装置、すなわち、操作
ユニット、ポンプユニット、制御ユニットを必要としな
い装置を外部に設けることができ、これらの補助装置は
結合用の配管及び油圧弁を介して油圧制御装置に接続さ
れている。従って連続して電気スイッチを開閉する回数
は所望により、ほぼ自由に変化させることができる。し
かも装置全体をコンパクトに形成することができる。
上記補助装置を接続する結合管には剛性管又は丈夫な可
撓管(例えば補強ホース)が用いられる。本発明の装置
に用いる安全弁は多流路用の切換弁であって、作動油の
配管中に故障が生じた場合にも、アキュムレータ室内に
生ずる圧力低下を防ぐことができる。補助アキュムレー
タの設置場所は、その時々の場所的条件に対応して決定
することができる。
撓管(例えば補強ホース)が用いられる。本発明の装置
に用いる安全弁は多流路用の切換弁であって、作動油の
配管中に故障が生じた場合にも、アキュムレータ室内に
生ずる圧力低下を防ぐことができる。補助アキュムレー
タの設置場所は、その時々の場所的条件に対応して決定
することができる。
[発明の実施例] 第1図はこの発明の油圧制御装置の構造と作用の概略を
説明するために簡略に描かれた説明図である。10は圧力
ハウジングで、その内部に設けられたシリンダ室12,14
の中にはアキュムレータピストン16と操作ピストン18が
挿入されている。アキュムレータピストン16は、高圧の
アキュムレータ室30と低圧のため室34を区切るように上
記両室の間に設けられている。このため室34内にはアキ
ュムレータピストン16の中心軸に関して対称な位置に、
上記中心軸と平行な方向に伸縮し、本油圧制御装置のエ
ネルギアキュムレータ装置を形成する複数個のばね26
(この場合にはコイルばね)が配置され、アキュムレー
タピストン16はばね26によってアキュムレータ室30の方
向に押圧されている。アキュムレータピストン16との間
にアキュムレータ室30を形成する操作ピストン18は、ピ
ストン棒28とともにアキュムレータピストン16と同軸に
配置され、ピストン棒28はため室から図の左側に突出
し、ピストン棒28は操作ピストンが左に動かされると、
電気スイッチ100を閉じるようになっている。圧力ハウ
ジング10中に設けられたシリンダ室の中で操作ピストン
18に対してアキュムレータ室30と反対側に操作ピストン
18の運動に基づいて容積を変化する操作室38が設けられ
ている。操作室38の中には油圧制御ユニット22を操作す
ることにより、流路54及び56を介してアキュムレータ室
30内の高圧の作動油を受け入れること、及び流路54及び
58を介して、ため室34内の作動油を操作室38に取り出す
ことができる。高圧ポンプ20は流路50,52を介して作動
油をため室34からアキュムレータ室30に供給することが
できる。
説明するために簡略に描かれた説明図である。10は圧力
ハウジングで、その内部に設けられたシリンダ室12,14
の中にはアキュムレータピストン16と操作ピストン18が
挿入されている。アキュムレータピストン16は、高圧の
アキュムレータ室30と低圧のため室34を区切るように上
記両室の間に設けられている。このため室34内にはアキ
ュムレータピストン16の中心軸に関して対称な位置に、
上記中心軸と平行な方向に伸縮し、本油圧制御装置のエ
ネルギアキュムレータ装置を形成する複数個のばね26
(この場合にはコイルばね)が配置され、アキュムレー
タピストン16はばね26によってアキュムレータ室30の方
向に押圧されている。アキュムレータピストン16との間
にアキュムレータ室30を形成する操作ピストン18は、ピ
ストン棒28とともにアキュムレータピストン16と同軸に
配置され、ピストン棒28はため室から図の左側に突出
し、ピストン棒28は操作ピストンが左に動かされると、
電気スイッチ100を閉じるようになっている。圧力ハウ
ジング10中に設けられたシリンダ室の中で操作ピストン
18に対してアキュムレータ室30と反対側に操作ピストン
18の運動に基づいて容積を変化する操作室38が設けられ
ている。操作室38の中には油圧制御ユニット22を操作す
ることにより、流路54及び56を介してアキュムレータ室
30内の高圧の作動油を受け入れること、及び流路54及び
58を介して、ため室34内の作動油を操作室38に取り出す
ことができる。高圧ポンプ20は流路50,52を介して作動
油をため室34からアキュムレータ室30に供給することが
できる。
第2図乃至第4図に示す油圧制御装置は、ほぼ円筒状の
外形を有する圧力ハウジング10を備え、この圧力ハウジ
ング10の中には、段付きのシリンダ室12,14が圧力ハウ
ジング10の中心軸と同軸に図の上方から下方に延びるよ
うに形成されている。このシリンダ室12,14は約3分の
1の深さの所迄はアキュムレータピストン16用のシリン
ダ室として使用される大径の第1領域から成り、該領域
に続く下方には操作ピストン18用のシリンダ室として使
用される小径の第2領域14から成る。圧力ハウジング10
に、フランジで固定されて上方に突出する蓋32は圧力ハ
ウジング10を外部から密閉する。
外形を有する圧力ハウジング10を備え、この圧力ハウジ
ング10の中には、段付きのシリンダ室12,14が圧力ハウ
ジング10の中心軸と同軸に図の上方から下方に延びるよ
うに形成されている。このシリンダ室12,14は約3分の
1の深さの所迄はアキュムレータピストン16用のシリン
ダ室として使用される大径の第1領域から成り、該領域
に続く下方には操作ピストン18用のシリンダ室として使
用される小径の第2領域14から成る。圧力ハウジング10
に、フランジで固定されて上方に突出する蓋32は圧力ハ
ウジング10を外部から密閉する。
圧力ハウジング10の上記大径の第1領域12に於ては、段
付きシリンダ室12,14の中心軸に対して半径方向に形成
され、段付きシリンダ室に対して適宜のパッキンクを用
いて気密状態を保つように形成された空所が形成され、
該空所の中には高圧ポンプ20が外部から嵌め込まれ、そ
の反対側には油圧制御ユニット22が高圧ポンプ20と同様
に圧力ハウジング10の中に組み込まれている。
付きシリンダ室12,14の中心軸に対して半径方向に形成
され、段付きシリンダ室に対して適宜のパッキンクを用
いて気密状態を保つように形成された空所が形成され、
該空所の中には高圧ポンプ20が外部から嵌め込まれ、そ
の反対側には油圧制御ユニット22が高圧ポンプ20と同様
に圧力ハウジング10の中に組み込まれている。
大径の上記第1の領域12にシリンダ室12,14の中心軸と
回転に挿入されているアキュムレータピストン16は、シ
リンダ室12,14内で高圧のアキュムレータ室30とハウジ
ングの蓋32内に形成され低圧がかかっているため室34と
を区切るように配置される。アキュムレータ室30内の作
動油の圧力をすなわち、操作圧力が所定値を越えた場
合、アキュムレータピストン16内を該アキュムレータピ
ストン16の中心軸と偏心した位置で該中心軸方向に延
び、アキュムレータピストン16の上面に配置されたリリ
ーフ弁84にアキュムレータ室30から延びる孔86を通じ
て、アキュムレータ室30内の高圧の作動油がため室34に
排出される。アキュムレータピストン16のため室34側端
部にカラー90が設けられ、カラー90の中心軸と偏心した
位置に上下方向にあけられた孔92に対し、十分のクリア
ランスを形成する直径をもつ管体が圧力ハウジング10た
め室34内に突出する状態で固定される。ため室34は上記
管体と、圧力ハウジング10に形成された流路58を介して
油圧制御ユニット22に連結される。
回転に挿入されているアキュムレータピストン16は、シ
リンダ室12,14内で高圧のアキュムレータ室30とハウジ
ングの蓋32内に形成され低圧がかかっているため室34と
を区切るように配置される。アキュムレータ室30内の作
動油の圧力をすなわち、操作圧力が所定値を越えた場
合、アキュムレータピストン16内を該アキュムレータピ
ストン16の中心軸と偏心した位置で該中心軸方向に延
び、アキュムレータピストン16の上面に配置されたリリ
ーフ弁84にアキュムレータ室30から延びる孔86を通じ
て、アキュムレータ室30内の高圧の作動油がため室34に
排出される。アキュムレータピストン16のため室34側端
部にカラー90が設けられ、カラー90の中心軸と偏心した
位置に上下方向にあけられた孔92に対し、十分のクリア
ランスを形成する直径をもつ管体が圧力ハウジング10た
め室34内に突出する状態で固定される。ため室34は上記
管体と、圧力ハウジング10に形成された流路58を介して
油圧制御ユニット22に連結される。
また圧力ハウジング10には、後に説明する複数のトラン
スミッションロッド60が挿入されているが、このトラン
スミッションロッド60はシリンダ室12,14の中心軸に対
して対称的かつ該中心軸と平行に配置されている。
スミッションロッド60が挿入されているが、このトラン
スミッションロッド60はシリンダ室12,14の中心軸に対
して対称的かつ該中心軸と平行に配置されている。
アキュムレータピストン16の、カラー90と反対側すなわ
ち図の下方の端部側面内には、シリンダ室の第1の領域
12の外周とアキュムレータ室30とを間を密閉するすべり
パッキン102が設けられ、シリンダ室の第1の領域12に
摺動自在に挿入されたアキュムレータピストン16には、
操作ピストン18に取付けられたピストン棒28をシリンダ
室12,14の中心軸と同軸に通過させる案内孔82が設けら
れている。またアキュムレータ室30を密閉するために、
少なくとも1つのすべりパッキン104が案内孔82内壁内
に取り付けられている。またピストン棒28とアキュムレ
ータピストン16とが図の上下方向に摺動する部分に設け
られた2つのスライドリング106は、ピストン棒28を案
内孔82内で正確に案内するために使用される。
ち図の下方の端部側面内には、シリンダ室の第1の領域
12の外周とアキュムレータ室30とを間を密閉するすべり
パッキン102が設けられ、シリンダ室の第1の領域12に
摺動自在に挿入されたアキュムレータピストン16には、
操作ピストン18に取付けられたピストン棒28をシリンダ
室12,14の中心軸と同軸に通過させる案内孔82が設けら
れている。またアキュムレータ室30を密閉するために、
少なくとも1つのすべりパッキン104が案内孔82内壁内
に取り付けられている。またピストン棒28とアキュムレ
ータピストン16とが図の上下方向に摺動する部分に設け
られた2つのスライドリング106は、ピストン棒28を案
内孔82内で正確に案内するために使用される。
アキュムレータ室30から操作ピストン18をアキュムレー
タピストン16から離れるよう移動させる操作室36に作動
油を送る流路は圧力ハウジング10に押込まれた弾性を有
する押圧されたスペーサ及びブッシュ110と該ブッシュ
に挿入される操作ピストン18の部分の寸法によって定め
られる。ピストン棒28に固定された操作ピストン18は、
両端面に次第に先細りになる環状段部88を有するディフ
ァレンシャルピストンとして形成されている。このよう
な環状段部88は緩衝器として作用し、ピストン棒28の側
では環状段部88はピストン棒28にまで達する。ピストン
棒28と反対側の操作ピストン18の端部にはピストンリン
グを嵌め込まれ、横の操作ピストン18の側面のほぼ中位
の高さの所にすべりパッキンク42が嵌め込まれている。
操作ピストン18のピストン棒28側の側面に、ばね付勢さ
れたピン46に適合する形状を有する環状溝44設けられて
いる。操作シリンダ室として使用される小径の第2の領
域14の底部(先端)48へ通じる流路54は、上記第2の領
域14の中心軸に平行に上方に延びて油圧制御ユニット22
に達し、油圧制御ユニット22は流路54と流路56を連通さ
せてアキュムレータ室30に導き、また流路58を介してた
め室34と連通することができる。
タピストン16から離れるよう移動させる操作室36に作動
油を送る流路は圧力ハウジング10に押込まれた弾性を有
する押圧されたスペーサ及びブッシュ110と該ブッシュ
に挿入される操作ピストン18の部分の寸法によって定め
られる。ピストン棒28に固定された操作ピストン18は、
両端面に次第に先細りになる環状段部88を有するディフ
ァレンシャルピストンとして形成されている。このよう
な環状段部88は緩衝器として作用し、ピストン棒28の側
では環状段部88はピストン棒28にまで達する。ピストン
棒28と反対側の操作ピストン18の端部にはピストンリン
グを嵌め込まれ、横の操作ピストン18の側面のほぼ中位
の高さの所にすべりパッキンク42が嵌め込まれている。
操作ピストン18のピストン棒28側の側面に、ばね付勢さ
れたピン46に適合する形状を有する環状溝44設けられて
いる。操作シリンダ室として使用される小径の第2の領
域14の底部(先端)48へ通じる流路54は、上記第2の領
域14の中心軸に平行に上方に延びて油圧制御ユニット22
に達し、油圧制御ユニット22は流路54と流路56を連通さ
せてアキュムレータ室30に導き、また流路58を介してた
め室34と連通することができる。
高圧ポンプ20は、流路50を通じてため室34に連通し、流
路52を通じてアキュムレータ室30に連通している。
路52を通じてアキュムレータ室30に連通している。
圧力調整・閉鎖装置としてばねで付勢されたピン46は、
上記第2の領域14の中の前記ブッシュ110に近い位置に
上記第2の領域14の中心軸と直角方向に設けられ、操作
ピストン18が作動位置にある場合、操作ピストン18に設
けられた環状溝44と同じ高さ位置に達して、該環状溝44
の中に突出し、操作ピストン18をその位置にロックす
る。
上記第2の領域14の中の前記ブッシュ110に近い位置に
上記第2の領域14の中心軸と直角方向に設けられ、操作
ピストン18が作動位置にある場合、操作ピストン18に設
けられた環状溝44と同じ高さ位置に達して、該環状溝44
の中に突出し、操作ピストン18をその位置にロックす
る。
トランスミッションロッド60は、シリンダ室12,14の中
心軸をめぐって該中心軸に対して対称的に複数個設けら
れ、圧力シリンダ10の大径部を密封された状態で通過
し、上下に移動することができる。上記大径部から下方
に延出した複数のトランスミッションロッド60の下端に
は、シリンダ室12,14の中心軸と直角に向かって配置さ
れた圧力板62が固着されている。これに対してトランス
ミッションロッド60の上端部は、アキュムレータピスト
ン16を貫通する部分より小径に形成され、アキュムレー
タ16の上端部に形成されたカラー90に、該アキュムレー
タピストン16の中心軸に対して対称的にあけられた孔に
固く嵌め込まれる。従ってアキュムレータピストン16は
トランスミッションロッド16と一体的に上下に移動され
る。トランスミッションロッド16に取付けられた圧力板
62がトランスミッションロッド16とともに上下に移動す
るとき圧力ハウジング10の下端部と圧力板62の穴70との
間に生ずる摩擦が減少するように、圧力ハウジング10の
下端部外周74と上記の穴70との間には摺動片72が挿入さ
れている。
心軸をめぐって該中心軸に対して対称的に複数個設けら
れ、圧力シリンダ10の大径部を密封された状態で通過
し、上下に移動することができる。上記大径部から下方
に延出した複数のトランスミッションロッド60の下端に
は、シリンダ室12,14の中心軸と直角に向かって配置さ
れた圧力板62が固着されている。これに対してトランス
ミッションロッド60の上端部は、アキュムレータピスト
ン16を貫通する部分より小径に形成され、アキュムレー
タ16の上端部に形成されたカラー90に、該アキュムレー
タピストン16の中心軸に対して対称的にあけられた孔に
固く嵌め込まれる。従ってアキュムレータピストン16は
トランスミッションロッド16と一体的に上下に移動され
る。トランスミッションロッド16に取付けられた圧力板
62がトランスミッションロッド16とともに上下に移動す
るとき圧力ハウジング10の下端部と圧力板62の穴70との
間に生ずる摩擦が減少するように、圧力ハウジング10の
下端部外周74と上記の穴70との間には摺動片72が挿入さ
れている。
本発明の油圧式のエネルギアキュムレータ装置に用いら
れる複数のばね26は、全作動工程にわたって一定の力特
性が得られるように、適切な形状を付与され、かつ交互
に重ね合わされている。複数個の上記ばね26は、アキュ
ムレータピストン16の大径部と小径部の間の段部の下向
きの面すなわち当接部78と、トランスミッションロッド
60の下端に取付けられた圧力板62との間に圧縮された状
態で配置され、圧力シリンダ10に対して、圧力板16、ト
ランスミッションロッド60従ってアキュムレータピスト
ン16を下方に押しやるように作用する。
れる複数のばね26は、全作動工程にわたって一定の力特
性が得られるように、適切な形状を付与され、かつ交互
に重ね合わされている。複数個の上記ばね26は、アキュ
ムレータピストン16の大径部と小径部の間の段部の下向
きの面すなわち当接部78と、トランスミッションロッド
60の下端に取付けられた圧力板62との間に圧縮された状
態で配置され、圧力シリンダ10に対して、圧力板16、ト
ランスミッションロッド60従ってアキュムレータピスト
ン16を下方に押しやるように作用する。
操作ピストン18に取付けられたピストン棒28は、操作ピ
ストンの第2図及び第3図の上下運動に伴って圧力ハウ
ジング10の蓋32に設けられたすべりパッキンン付きの中
心孔108を通って上下に移動する。また圧力ハウジング1
0の蓋32の摺動パッキングをほどこされた孔109を貫通す
るアキュムレータピストン16の圧力ハウジング10に対す
る移動量を感知する機械的位置表示器120が、トランス
ミッションロッド60の上方端の外周面に取付けられ、該
機械的位置標示器120は圧力ハウジング10の蓋32に固定
されたリミットスイッチ122を作動させる。又、圧力ハ
ウジング10の蓋32に於ては、ピストン棒28が上昇したと
き該ピストン棒で作動する電気スイッチ100が蓋32の上
端に設けたフランジ124に固定されている。更に、圧力
ハウジング10の蓋32は、下部カバー114を鎖錠装置によ
って取り外し可能に受け入れる上部カバー116として使
用されるように、半径方向外側に広がる形状にしてもよ
い。又上記機械的位置表示器120の他に光学的読み取り
装置128を、上部カバー116の内側に於て機械的位置表示
器120の高さで蓋32に取付けてもよい。この場合、操作
ピストン用電気位置表示器128は、スライダ付きレバー1
30を介して継ぎ手132と結合される。
ストンの第2図及び第3図の上下運動に伴って圧力ハウ
ジング10の蓋32に設けられたすべりパッキンン付きの中
心孔108を通って上下に移動する。また圧力ハウジング1
0の蓋32の摺動パッキングをほどこされた孔109を貫通す
るアキュムレータピストン16の圧力ハウジング10に対す
る移動量を感知する機械的位置表示器120が、トランス
ミッションロッド60の上方端の外周面に取付けられ、該
機械的位置標示器120は圧力ハウジング10の蓋32に固定
されたリミットスイッチ122を作動させる。又、圧力ハ
ウジング10の蓋32に於ては、ピストン棒28が上昇したと
き該ピストン棒で作動する電気スイッチ100が蓋32の上
端に設けたフランジ124に固定されている。更に、圧力
ハウジング10の蓋32は、下部カバー114を鎖錠装置によ
って取り外し可能に受け入れる上部カバー116として使
用されるように、半径方向外側に広がる形状にしてもよ
い。又上記機械的位置表示器120の他に光学的読み取り
装置128を、上部カバー116の内側に於て機械的位置表示
器120の高さで蓋32に取付けてもよい。この場合、操作
ピストン用電気位置表示器128は、スライダ付きレバー1
30を介して継ぎ手132と結合される。
この継ぎ手132は、ピストン棒28と該ピストン棒の上昇
によって閉成される電気スイッチ100を結合するために
使用される継ぎ手であり、ピストン棒28が上昇すると、
スライダ付きレバー130は電気位置表示器128に設けられ
た入力軸を中心として回転し電気位置表示器128に入力
軸の回転角度という形でピストン軸28の移動量を伝え
る。また第3図の下端に示された部材138は本発明の装
置の他の部材に固定するための部材で本装置側の先端は
圧力ハウジング10の下端のねじ穴134にボルト136を用い
て取付けられている。
によって閉成される電気スイッチ100を結合するために
使用される継ぎ手であり、ピストン棒28が上昇すると、
スライダ付きレバー130は電気位置表示器128に設けられ
た入力軸を中心として回転し電気位置表示器128に入力
軸の回転角度という形でピストン軸28の移動量を伝え
る。また第3図の下端に示された部材138は本発明の装
置の他の部材に固定するための部材で本装置側の先端は
圧力ハウジング10の下端のねじ穴134にボルト136を用い
て取付けられている。
高圧ポンプ20が作動すると、圧力を付与された作動油は
流路50を経てため室34から吸入され、流路52を経てアキ
ュムレータ室30に供給される。更に圧油の上記供給が続
くとアキュムレータ室30内の圧力が高まり、アキュムレ
ータピストン16は、トランスミッションロッド60を介し
て伝達されるばね26の力、すなわちばね26が伸長しよう
として圧力板62を下方に押圧する力、従ってトランスミ
ッションロッド60を介してアキュムレータピストン16を
アキュムレータ室30内に圧下しようとする力に抗して上
昇し設定された最終位置すなわち動作位置に達する。こ
のような状態に於て何等かの原因でアキュムレータ室30
内の圧力が上昇すると、リリーフ弁(安全弁)84が開か
れ、圧油が孔86を通ってアキュムレータ室30からため室
34に排出される。
流路50を経てため室34から吸入され、流路52を経てアキ
ュムレータ室30に供給される。更に圧油の上記供給が続
くとアキュムレータ室30内の圧力が高まり、アキュムレ
ータピストン16は、トランスミッションロッド60を介し
て伝達されるばね26の力、すなわちばね26が伸長しよう
として圧力板62を下方に押圧する力、従ってトランスミ
ッションロッド60を介してアキュムレータピストン16を
アキュムレータ室30内に圧下しようとする力に抗して上
昇し設定された最終位置すなわち動作位置に達する。こ
のような状態に於て何等かの原因でアキュムレータ室30
内の圧力が上昇すると、リリーフ弁(安全弁)84が開か
れ、圧油が孔86を通ってアキュムレータ室30からため室
34に排出される。
油圧制御ユニット22を操作することにより流路54と56が
連通すると、作動油がアキュムレータ室30から操作シリ
ンダ14の底部48に送られるので、同一の圧力が操作ピス
トンの両端面に印加される。しかし、操作ピストン18の
下方に形成された操作室38側の操作ピストン18の端面は
アキュムレータ室30側の端面より、ピストン棒28の横断
面の分だけ大きいので、操作ピストン18は上方に押し上
げられ上記動作位置に動かされる。このピストン運動に
対応してピストン棒28はスイッチ用フランジ124方向に
移動し、フランジ124に取付けられたスイッチ100を駆動
する。逆に操作ピストン18を動作位置から静止位置に移
すためには、油圧制御ユニット22を操作して流路54及び
58が連通させればよい。この場合には、操作室38内の圧
油が、流路54及び58を通じてため室34へ送られ、操作室
38内の圧力は低下するため、操作ピストン18は、作動室
36内の圧力に押されて高速度で静止位置へ移動する。操
作ピストン18と共にピストン棒28が静止位置に戻るの
で、スイッチ100を駆動すると共にスライダ付きレバー1
30を介して機械的位置表示器120による作動油の収容量
の表示を行なわせる。
連通すると、作動油がアキュムレータ室30から操作シリ
ンダ14の底部48に送られるので、同一の圧力が操作ピス
トンの両端面に印加される。しかし、操作ピストン18の
下方に形成された操作室38側の操作ピストン18の端面は
アキュムレータ室30側の端面より、ピストン棒28の横断
面の分だけ大きいので、操作ピストン18は上方に押し上
げられ上記動作位置に動かされる。このピストン運動に
対応してピストン棒28はスイッチ用フランジ124方向に
移動し、フランジ124に取付けられたスイッチ100を駆動
する。逆に操作ピストン18を動作位置から静止位置に移
すためには、油圧制御ユニット22を操作して流路54及び
58が連通させればよい。この場合には、操作室38内の圧
油が、流路54及び58を通じてため室34へ送られ、操作室
38内の圧力は低下するため、操作ピストン18は、作動室
36内の圧力に押されて高速度で静止位置へ移動する。操
作ピストン18と共にピストン棒28が静止位置に戻るの
で、スイッチ100を駆動すると共にスライダ付きレバー1
30を介して機械的位置表示器120による作動油の収容量
の表示を行なわせる。
電気スイッチ100を開いた状態から閉じた状態にするに
当って、操作室38の容積に相当する作動油がアキュムレ
ータ室30から送出される。
当って、操作室38の容積に相当する作動油がアキュムレ
ータ室30から送出される。
この発明の圧力制御装置に対して外部からエネルギを補
給せずに行なうことができるスイッチ操作回数が指定さ
れると、該指定操作回数に基づいて、装置を円滑かつ確
実に動作させるのに必要な高圧の作動油を予めどの位貯
蔵する必要があるかを決定することができる。このよう
な量の作動油をアキュムレータ室30に貯蔵しても作業回
数が増えるに従ってアキュムレータ室30内の作動油は減
少する。しかしアキュムレータ室30内の作動油の現在の
貯蔵量は機械的位置表示器120で読み取ることができ
る。また圧力ハウジング10の蓋32の左上方に設けられた
リミットスイッチ122を用いて、高圧ポンプ20の運転を
発停することができる。
給せずに行なうことができるスイッチ操作回数が指定さ
れると、該指定操作回数に基づいて、装置を円滑かつ確
実に動作させるのに必要な高圧の作動油を予めどの位貯
蔵する必要があるかを決定することができる。このよう
な量の作動油をアキュムレータ室30に貯蔵しても作業回
数が増えるに従ってアキュムレータ室30内の作動油は減
少する。しかしアキュムレータ室30内の作動油の現在の
貯蔵量は機械的位置表示器120で読み取ることができ
る。また圧力ハウジング10の蓋32の左上方に設けられた
リミットスイッチ122を用いて、高圧ポンプ20の運転を
発停することができる。
操作ピストン18に設けられた前記環状段部88は操作ピス
トン18が静止位置から動作位置へ又は動作位置から静止
位置へ急速に動く際に、操作ピストン18の機械的損傷を
防ぐ緩衝器として作用する。
トン18が静止位置から動作位置へ又は動作位置から静止
位置へ急速に動く際に、操作ピストン18の機械的損傷を
防ぐ緩衝器として作用する。
緩衝器88の効果は、シリンダ室14から流出する作動油の
流出断面積操作ピストン18が停止する位置に近付くに従
って減少し、作動油の流れが制限されることによって操
作ピストン18の動きが押えられる。
流出断面積操作ピストン18が停止する位置に近付くに従
って減少し、作動油の流れが制限されることによって操
作ピストン18の動きが押えられる。
第5図は既に説明した油圧制御装置に用いられる。圧力
ハウジング10を有するエネルギアキュムレータ装置と、
該エネルギアキュムレータ装置の外部に配置され、該エ
ネルギアキュムレータ装置の機能を向上されるように追
加的に設けられた圧力ハウジング10′を示す。外部に設
けられた圧力ハウジング10′は剛性管40又は可撓ホース
40′から成る結合管を通じて圧力ハウジング10の壁部に
設けられた切換弁24に接続され、切換弁24は高圧ポンプ
20を圧力ハウジング10に設けられたため室30又は圧力ハ
ウジング10′に結合する。上記圧力ハウジング10′は圧
力ハウジング10と類似の構造に形成されている。圧力シ
リンダ10′の内部空間は、略示されたアキュムレータピ
ストン16′によって、アキュムレータ室30′すなわち第
1領域と、アキュムレータ要素として設けられたばね2
6′を収容する第2領域とに分けられている。
ハウジング10を有するエネルギアキュムレータ装置と、
該エネルギアキュムレータ装置の外部に配置され、該エ
ネルギアキュムレータ装置の機能を向上されるように追
加的に設けられた圧力ハウジング10′を示す。外部に設
けられた圧力ハウジング10′は剛性管40又は可撓ホース
40′から成る結合管を通じて圧力ハウジング10の壁部に
設けられた切換弁24に接続され、切換弁24は高圧ポンプ
20を圧力ハウジング10に設けられたため室30又は圧力ハ
ウジング10′に結合する。上記圧力ハウジング10′は圧
力ハウジング10と類似の構造に形成されている。圧力シ
リンダ10′の内部空間は、略示されたアキュムレータピ
ストン16′によって、アキュムレータ室30′すなわち第
1領域と、アキュムレータ要素として設けられたばね2
6′を収容する第2領域とに分けられている。
第5図の実施例では、上述の結合管40,40′を介して高
圧ポンプ20から高圧の作動油が圧力シリンダ10及び10′
の第1の領域と第2の領域に送られる。上記高圧ポンプ
20と上記第1及び第2の領域30,30′との間に接続され
た多流路切換弁24は第1及び第2の領域内に圧力降下が
発生するのを防止するように用いられる。
圧ポンプ20から高圧の作動油が圧力シリンダ10及び10′
の第1の領域と第2の領域に送られる。上記高圧ポンプ
20と上記第1及び第2の領域30,30′との間に接続され
た多流路切換弁24は第1及び第2の領域内に圧力降下が
発生するのを防止するように用いられる。
次に第5図の油圧制御装置の作用を説明する。圧力ハウ
ジング10′内のアキュムレータ室30′の中の高圧の作動
油は、たとえば剛性管40及び切換弁24及び流路52を経
て、アキュムレータピストン16と操作ピストン18の間に
存在するアキュムレータ室30内に送られる。従って高圧
の作動油はアキュムレータ室30を満たすとともに、流路
56、弁21及び流路54を介して操作室38に流入する。その
結果操作ピストン18は空気スイッチ100を閉じる閉成位
置に移動する。第5図のように圧力ハウジング10のアキ
ュムレータ室30内に追加的に高圧の作動油を供給するの
は、圧力制御装置によって電気スイッチ100を開閉した
後に閉成し、続いて開成と閉成を行なった後、更に開成
する様な操作をする場合に適している。
ジング10′内のアキュムレータ室30′の中の高圧の作動
油は、たとえば剛性管40及び切換弁24及び流路52を経
て、アキュムレータピストン16と操作ピストン18の間に
存在するアキュムレータ室30内に送られる。従って高圧
の作動油はアキュムレータ室30を満たすとともに、流路
56、弁21及び流路54を介して操作室38に流入する。その
結果操作ピストン18は空気スイッチ100を閉じる閉成位
置に移動する。第5図のように圧力ハウジング10のアキ
ュムレータ室30内に追加的に高圧の作動油を供給するの
は、圧力制御装置によって電気スイッチ100を開閉した
後に閉成し、続いて開成と閉成を行なった後、更に開成
する様な操作をする場合に適している。
第1図は本発明の油圧制御装置の概念図、第2図及び第
3図は本発明の油圧制御装置の一実施例の縦断面図で、
それぞれ静止位置及び作動位置での状態を示すもの、第
4図は第2図の平面図、第5図は本発明の油圧制御装置
の他の実施例の縦断面図である。 10……圧力ハウジング、10′……圧力ハウジング、12…
…シリンダ室、第1の領域、14……シリンダ室、第2の
領域、16,16′……アキュムレータピストン、18……操
作ピストン、20……高圧ポンプ、22……油圧制御ユニッ
ト、24……切換弁、26……ばね、26′……ばね、28……
ピストン棒、30……アキュムレータ室、32……蓋、34…
…ため室、36,38……操作室、40……剛性管、40′……
可撓ホース、42……すべりパッキン、44……環状溝、46
……ピン、48……底部(先端)、50,52,54,56,58……流
路、60……トランスミッションロッド、62……圧力板、
70……穴、72……摺動片、74……下端部外周、78……当
接部、80……当接面、82……案内孔、84……リリーフ
弁、86……孔、88……環状段部、90……カラー、92……
孔、100……電気スイッチ、102……すべりパッキン、10
4……すべりパッキン、106……スライドリング、108…
…中心孔、109……孔、110……ブッシュ、114……下部
カバー、116……上部カバー、120……機械的位置表示
器、122……リミットスイッチ、124……スイッチ用フラ
ンジ、126……光学的読取装置、128……電気位置表示
器、130……スライダ付きレバー、132……継ぎ手、134
……ねじ穴、136……ボルト、138……固定装置。
3図は本発明の油圧制御装置の一実施例の縦断面図で、
それぞれ静止位置及び作動位置での状態を示すもの、第
4図は第2図の平面図、第5図は本発明の油圧制御装置
の他の実施例の縦断面図である。 10……圧力ハウジング、10′……圧力ハウジング、12…
…シリンダ室、第1の領域、14……シリンダ室、第2の
領域、16,16′……アキュムレータピストン、18……操
作ピストン、20……高圧ポンプ、22……油圧制御ユニッ
ト、24……切換弁、26……ばね、26′……ばね、28……
ピストン棒、30……アキュムレータ室、32……蓋、34…
…ため室、36,38……操作室、40……剛性管、40′……
可撓ホース、42……すべりパッキン、44……環状溝、46
……ピン、48……底部(先端)、50,52,54,56,58……流
路、60……トランスミッションロッド、62……圧力板、
70……穴、72……摺動片、74……下端部外周、78……当
接部、80……当接面、82……案内孔、84……リリーフ
弁、86……孔、88……環状段部、90……カラー、92……
孔、100……電気スイッチ、102……すべりパッキン、10
4……すべりパッキン、106……スライドリング、108…
…中心孔、109……孔、110……ブッシュ、114……下部
カバー、116……上部カバー、120……機械的位置表示
器、122……リミットスイッチ、124……スイッチ用フラ
ンジ、126……光学的読取装置、128……電気位置表示
器、130……スライダ付きレバー、132……継ぎ手、134
……ねじ穴、136……ボルト、138……固定装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エゴン・オルス ドイツ連邦共和国,デー‐6450 ハナウ 9,アウバンネンベツク 99 (72)発明者 ルデイ・バインゲルトナー ドイツ連邦共和国,デー‐6457 ハーゼル ロス 3,タウヌスシユトラーセ 5
Claims (14)
- 【請求項1】ピストン棒(28)を有する差動ピストンと
して形成された操作ピストン(18)と、エネルギアキュ
ムレータ装置とを備えた油圧制御装置、特に高圧パワー
スイッチ用の油圧制御装置であって、 前記操作ピストン(18)は、圧力ハウジング(10)内に
収容され一方の側に開口するシリンダ室(12,14)の中
で移動可能に案内され、前記エネルギアキュムレータ装
置は、圧力を付与された作動油を、前記ピストン棒(2
8)が取り付けられたために小さなピストン面を有する
前記操作ピストン(18)の裏面から大きなピストン面を
有する前記操作ピストン(18)の表面に送り、この操作
ピストン(18)の表面に送られて作業が終了した作動油
は、この操作ピストン(18)の表面から排出される、油
圧制御装置において、 前記操作ピストン(18)を収容し、かつ前記圧力ハウジ
ング(10)に設けられた前記シリンダ室(12,14)内に
は、アキュームレータピストン(16)が設置されてお
り、 前記アキュムレータピストン(16)は、中心軸に対し対
称的に配置されてエネルギアキュムレータ装置を構成す
るばね(26)によって付勢されており、そのため、前記
アキュムレータピストン(16)は、前記操作ピストン
(18)の方向に押圧されており、この結果、前記操作ピ
ストン(18)に取付けられ前記圧力ハウジング(10)の
中心を貫通する前記ピストン棒(28)と、前記シリンダ
室(12)の壁部と、前記操作ピストン(18)の裏面とに
より形成される前記シリンダ室(12)内のアキュムレー
タ室(30)の容積を減少しようとするので、前記アキュ
ムレータ室(30)内の作動油は圧力が付与されており、 前記作業を終えた作動油は、前記アキュムレータピスト
ン(16)の、前記アキュムレータ室(30)と反対の面
と、前記シリンダ室(12)の壁部と、天井部とにより区
画された低圧下のため室(34)に供給され、 前記アキュムレータ室(30)は前記アキュームレータピ
ストン(16)によって前記ため室(34)から区分されて
いること、を特徴とする油圧制御装置。 - 【請求項2】前記アキュムレータピストン(16)は、前
記操作ピストン(18)よりも大径に形成され、前記シリ
ンダ室(12,14)は、前記アキュムレータピストン(1
6)を挿入されて案内する大径のシリンダ室(12)と前
記操作ピストン(18)を押入されて案内する小径のシリ
ンダ室(14)とを有し、前記圧力ハウジング(10)は、
前記凹部の前記一端を完全に覆う蓋(32)を有すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の油圧制御装
置。 - 【請求項3】前記小径のシリンダ室は、大径のシリンダ
室(12)側の端部に、操作ピストン(18)を動作位置に
固定するためのピン(46)を有することを特徴とする特
許請求の範囲第1項又は第2項記載の油圧制御装置。 - 【請求項4】前記圧力ハウジング(10)は、前記アキュ
ムレータ室(30)に作動油を充填するための高圧ポンプ
(20)と、前記操作ピストン(18)の運動を制御するた
めの油圧制御ユニット(22)と、を有することを特徴と
する特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかの1に
記載の油圧制御装置。 - 【請求項5】前記圧力ハウジング(10)は、高圧ポンプ
(20)をため室(34)及び前記アキュムレータ室(30)
に連通させる流路(50,52)と、油圧制御ユニット(2
2)を前記シリンダ室(12,14)が開口する一方の側と反
対の側、すなわち他方の側に形成された操作室(38)、
ため室(34)、並びにアキュムレータ室(30)にそれぞ
れ連通させる流路(54,56,58)と、を埋設していること
を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の油圧制御装
置。 - 【請求項6】前記アキュムレータピストン(16)は、前
記エネルギアキュムレータ装置を構成するばね(26)に
付与された伸張力によって、アキュムレータ室(30)に
向かう押圧がされていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項乃至第5項のいずれかの1に記載の油圧制御装
置。 - 【請求項7】前記圧力ハウジング(10)に、前記一方の
側の表面から反対方向すなわち他方の側に離れた位置
に、あごの形状に形成され、圧力ハウジング(10)の前
記反対側に向いた面部すなわち当接部(78)が形成され
ること、前記圧力ハウジング(10)はシリンダ室(12,1
4)の中心軸と平行に圧力ハウジング(10)を通過し、
先端に前記中心軸と直角に圧力板(62)が取付けられる
複数のトランスミッションロッド(60)のための貫通孔
が設けられていること、及び前記圧力板(62)と前記当
接部(78)との間に圧縮されたばね(26)が配置され、
前記トランスミッションロッド(60)がばね(26)によ
り圧力ハウジング(10)の前記他方の側に押されている
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6項のい
ずれかの1に記載の油圧制御装置。 - 【請求項8】ばね(26)がアキュムレータピストン(1
6)の中心軸、すなわちシリンダ室(12,14)の中心軸と
同軸に配置された円板状ばねによって形成されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第7項のいず
れかの1に記載の油圧制御装置。 - 【請求項9】前記蓋(32)は圧力ハウジング(10)の前
記一端から軸方向他端側に離間して設けられ高圧の電力
スイッチ(100)を固定できるフランジ(124)を有する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第8項のい
ずれかの1に記載の油圧制御装置。 - 【請求項10】前記蓋(32)は、アキュムレータピスト
ン(16)の位置を検出してアキュムレータ室(30)内の
作動油の容積を示す検出器(120)を具備することを特
徴とする特許請求の範囲第2項乃至第9項のいずれかの
1に記載の油圧制御装置。 - 【請求項11】前記蓋(32)は、操作ピストン(18)用
で回転形の位置表示器(128)を有し、前記操作ピスト
ン(18)のピストン棒(28)の蓋(32)からの突出端に
は継ぎ手(132)が設けられ、前記位置表示器(128)と
前記継ぎ手(132)は前記継ぎ手(132)の直進運動を回
転に変換するスライダ付きレバー(130)によって接続
されていることを特徴とする特許請求の範囲第2項乃至
第10項のいずれかの1に記載の油圧制御装置。 - 【請求項12】外部に設けられた油圧アキュムレータ
(10′)が、結合管(40,40′)を介して前記アキュム
レータ室(30)に連通していることを特徴とする特許請
求の範囲第1項乃至第11項のいずれかの1に記載の油圧
制御装置。 - 【請求項13】前記結合管(40,40′)が、前記アキュ
ムレータ室(30)の圧力低下防止用の切換弁(24)を有
し、該弁(24)が、前記アキュムレータ室(30)に接続
されていることを特徴とする特許請求の範囲第12項記載
の油圧制御装置。 - 【請求項14】前記高圧ポンプ(20)は、前記結合管
(40,40′)に接続されていることを特徴とする特許請
求の範囲第12項又は第13項に記載の油圧制御装置。
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