JPH0764448A - 感光体ドラム駆動装置 - Google Patents

感光体ドラム駆動装置

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Publication number
JPH0764448A
JPH0764448A JP5209581A JP20958193A JPH0764448A JP H0764448 A JPH0764448 A JP H0764448A JP 5209581 A JP5209581 A JP 5209581A JP 20958193 A JP20958193 A JP 20958193A JP H0764448 A JPH0764448 A JP H0764448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tensioner
driving
photosensitive drum
photoconductor drum
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5209581A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kawase
純一 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5209581A priority Critical patent/JPH0764448A/ja
Publication of JPH0764448A publication Critical patent/JPH0764448A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトで低コスト、且つ簡単な構成の感
光体ドラムの駆動装置を提供すること。 【構成】 感光体ドラム(6)を巻掛け伝達部材(4,
5)によって駆動する駆動源(1)を有する感光体ドラ
ム駆動装置であって、前記巻掛け伝達部材(5)に弾性
的な加圧力を与えるテンショナー(15)を、巻掛け伝
達部材(5)の下側に当接して設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機の感光体ドラ
ムを回転させる感光体ドラム駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機において、装置各部を
駆動する駆動部の構成としては、駆動モータ1個により
装置全体を駆動する方式、負荷トルクの大小、駆動タイ
ミング等を考慮して複数個のモータを設けて駆動を分割
する方式が用いられているが、後者の場合においても、
画像形成部である感光体ドラムの駆動と、感光体ドラム
に対して転写紙の搬送を同期させるレジストローラの駆
動はその精度を高める必要により、同一のモータで駆動
されるのが通常である。しかしながら、この場合にレジ
ストローラの回転、停止に伴う負荷の変動、特に停止か
ら回転へと切り替わる瞬間の急激な変動が駆動部の振動
あるいは駆動モータの回転速度変動を生じ、感光体ドラ
ムの画像へ悪影響を及ぼす場合がある。装置の多機能
化、高速化に伴い、駆動モータの低容量化が必要となる
中で、この影響は無視できないものである。
【0003】このような感光体ドラムの速度変動ムラに
起因する画像不良の発生防止手段として、例えば、特開
昭62−40442号公報に示されているように、感光
体ドラムの駆動系にフライホイールを取り付ける方式、
特開昭62−9362号公報に示されているように、感
光体ドラムが動力伝達手段により駆動力を受ける部分に
緩衝部材を設ける方式等が考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の感光体ドラムの駆動装置の内、フライホイールを取
り付ける方式においては、フライホイールのスペースが
必要となり、装置の大型化、重量化、駆動モータの容量
の増大等の問題点があった。また、緩衝部材をもうける
方式については、駆動ギヤの精度の低下、装置の複雑化
に伴う高コスト化等の問題点があった。そこで、この発
明は、上述した従来の問題点を解消して、コンパクトで
低コスト、且つ簡単な構成の感光体ドラムの駆動装置を
提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨とすると
ころは、感光体ドラムを巻掛け伝達部材によって駆動す
る駆動源を有する感光体ドラム駆動装置において、前記
巻掛け伝達部材に弾性的な加圧力を与えるテンショナー
を、巻掛け伝達部材の下側に当接して設けたことにあ
る。
【0006】
【作用】したがって、請求項1では、巻掛け伝達部材
(タイミングベルト等)に何らかの負荷変動が生じた際
に、テンショナーが衝撃を吸収するダンパーとして機能
し、この衝撃が感光体ドラムへ伝達して、画像へ悪影響
が及ぶのを防止する。また、請求項2では、ストッパー
によりテンショナーが必要以上に移動するのが防止さ
れ、結果としてタイミングベルトの歯飛び等の発生が防
止される。また、請求項3では、経時変化あるいは部品
のバラツキ等によって負荷条件の変動が生じた場合に、
テンショナーの加圧力を任意に変更して、常に適正な条
件を保つ。また、請求項4では、加圧力の設定や調整を
行う時に、テンショナーの適正な可動範囲を示す表示を
目安にすることにより、調整や異常の発見が容易とな
る。また、請求項5では、テンショナーが元の位置へ復
帰する際の急激な復帰力を緩衝部材が緩衝し、吸収する
ことにより、これが他へ伝達するのを防止する。これら
の作用により、上記課題を達成するものである。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1は感光体ドラム駆動装置(テンショナー)
の第1の実施例を示しており、同図において、駆動モー
タ1の軸に、一体的に形成された駆動プーリ大2と駆動
プーリ小3とが取り付けられ、この駆動プーリ小3と感
光体ドラム6の同軸上に設けられた感光体駆動プーリ7
に巻掛け伝達部材であるタイミングベルト短4が掛けら
れ、駆動プーリ大2とクリーニング駆動プーリ8、及び
レジスト駆動プーリ12と転写駆動プーリ14にタイミ
ングベルト長5が掛けられている。このタイミングベル
ト長5は、テンショナー15に一端が固定され、他端が
本体側に固定されたテンションスプリング16の収縮力
による当該テンショナー15の加圧力によって、初期張
力が与えられている。また、レジスト駆動プーリ12に
は図示しないギヤが一体的に形成され、これがレジスト
駆動ギヤ11と噛み合い、レジスト駆動ローラ9とレジ
スト従動ローラ10の駆動を行う。さらに、13は転写
ユニットであり、転写駆動プーリ14により駆動され
る。
【0008】上記構成において、駆動モータ1の軸は矢
印方向へ回転しており、レジスト駆動ローラ9とレジス
ト従動ローラ10は、感光体ドラム6上に形成された画
像と転写紙を同期させるタイミングで、稼働・停止を行
っている。ところで、レジスト駆動ローラ9とレジスト
従動ローラ10は転写紙のスリップを防止するに十分な
圧力で圧接しているため、これが稼働される瞬間に急激
な負荷変動が生じることになるが、テンショナー15が
レジスト駆動プーリ12のベルト回転方向の下流側に配
置されているため、テンショナー15がダンパーとして
機能し、前記負荷変動の衝撃はここで緩衝され、衝撃が
感光体ドラム6へ伝達しないようにする。
【0009】次に、テンショナー15の第2の実施例を
図2を参照して説明する。基本構成は第1の実施例と同
様であるが、異なっているのはストッパ17を設けてい
る点である。上述したように、テンショナー15がダン
パーとして機能した場合には、図中破線で示す方向へ移
動する。この時、負荷変動が大きく、移動距離が大の場
合にはタイミングベルト長5が歯飛びしてしまうことが
あるが、このストッパ17によりテンショナー15の移
動距離が規制される。また、テンショナー15の第3の
実施例を図3を参照して説明する。基本構成は前記実施
例と同様であるが、異なっているのはテンションスプリ
ング16の取り付け部材18を設けている点である。こ
の取り付け部材18は、長円形の取り付け穴18aを介
して、取り付けねじ19により装置本体側に固定され
る。テンショナー15とテンションスプリング16によ
るタイミングベルト長5の初期張力及びダンパーとして
の加圧力は負荷条件により設定されるが、個々の場合、
部品のバラツキや経時変化等が悪影響を及ぼす可能性が
ある。そこで、取り付けねじ19をゆるめて取り付け部
材18を移動させることにより、テンションスプリング
16の張力を調整し、タイミングベルト長5の初期張力
を適正にする。
【0010】次に、テンショナー15の第4の実施例を
図4を参照して説明する。この実施例は、第3の実施例
と同様であるが、異なっているのはテンショナー15の
適正可動範囲を示す表示手段となる表示部材20を設け
ている点である。この表示部材20を目安にしての取り
付け部材18の調整することにより、タイミングベルト
長5への加圧力の設定を行う。さらに、テンショナー1
5の第5の実施例を図5を参照して説明する。基本構成
は第1の実施例と同様であるが、異なっているのは緩衝
部材21をテンショナー15の上側に設けている点であ
る。この緩衝部材21は、ゴム、発砲材等の材料により
構成する。テンショナー15がダンパーとして作動する
際、負荷条件によってはテンショナー15が元の位置に
復帰する際の衝撃が大きくなり、これを感光体ドラム6
へ伝達してしまう場合があるが、このテンショナー15
が元の位置に復帰する際の衝撃を緩衝部材21によって
吸収する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1では、巻
掛け伝達部材に弾性的な加圧力を与えるテンショナー
を、巻掛け伝達部材の下側に設けたので、テンショナー
が負荷変動が生じた際の衝撃を吸収するダンパーとして
機能するため、特別な緩衝材を設けることなく、前記衝
撃が感光体ドラムへ伝達されて、画像へ悪影響が及ぶの
を防止することができ、良好な画像を得ることができ
る。また、請求項2によれば、前記テンショナーの可動
範囲を規制するストッパーを設けたので、ストッパーに
よりテンショナーが必要以上に移動するのが防止され、
例えば、軸受部への異物混入等による負荷変動の異常な
増大が生じた場合でも、タイミングベルトの歯飛び等の
発生を防止することができ、正常な動作を行うことがで
きる。
【0012】また、請求項3によれば、前記テンショナ
ーの加圧力は任意に変更(調整)可能であるので、経時
変化あるいは部品のバラツキ等によって生じる負荷条件
の変動に対しても、常に適正な条件を設定することがで
き、請求項1と同様の効果を得ることができる。また、
請求項4によれば、前記テンショナーの適正な可動範囲
を示す表示手段を設けたので、加圧力の設定や調整が容
易になり、又異常の発見も容易となる。また、請求項5
によれば、前記テンショナーの加圧方向への急激な復帰
力を吸収するための緩衝部材を設けたので、テンショナ
ーが元の位置へ復帰する際の衝撃を緩衝しこれが他へ伝
達するのを防止でき、より厳しい負荷条件においても請
求項1と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の感光体ドラム駆動装置の実施例を示
す全体概略構成図である。
【図2】テンショナーの第2の実施例を示す概略構成図
である。
【図3】テンショナーの第3の実施例を示す概略構成図
である。
【図4】テンショナーの第4の実施例を示す概略構成図
である。
【図5】テンショナーの第5の実施例を示す概略構成図
である。
【符号の説明】
1 駆動源 4,5 巻掛け伝達部材 6 感光体ドラム 15 テンショナー 17 ストッパー 20 表示手段 21 緩衝部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラムを巻掛け伝達部材によって駆
    動する駆動源を有する感光体ドラム駆動装置において、 前記巻掛け伝達部材に弾性的な加圧力を与えるテンショ
    ナーを、巻掛け伝達部材の下側に当接して設けたことを
    特徴とする感光体ドラム駆動装置。
  2. 【請求項2】前記テンショナーの可動範囲を規制するス
    トッパーを設けたことを特徴とする請求項1記載の感光
    体ドラム駆動装置。
  3. 【請求項3】前記テンショナーの加圧力は任意に変更可
    能であることを特徴とする請求項1記載の感光体ドラム
    駆動装置
  4. 【請求項4】前記テンショナーの適正な可動範囲を示す
    表示手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の感光
    体ドラム駆動装置。
  5. 【請求項5】前記テンショナーの加圧方向への急激な復
    帰力を吸収するための緩衝部材を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の感光体ドラム駆動装置。
JP5209581A 1993-08-24 1993-08-24 感光体ドラム駆動装置 Pending JPH0764448A (ja)

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JP5209581A JPH0764448A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 感光体ドラム駆動装置

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JP5209581A JPH0764448A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 感光体ドラム駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPH0764448A true JPH0764448A (ja) 1995-03-10

Family

ID=16575207

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JP5209581A Pending JPH0764448A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 感光体ドラム駆動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020016795A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 株式会社リコー 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020016795A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 株式会社リコー 画像形成装置

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