JPH076390Y2 - 駐輪設備におけるハンドルグリップの把持装置 - Google Patents

駐輪設備におけるハンドルグリップの把持装置

Info

Publication number
JPH076390Y2
JPH076390Y2 JP7131890U JP7131890U JPH076390Y2 JP H076390 Y2 JPH076390 Y2 JP H076390Y2 JP 7131890 U JP7131890 U JP 7131890U JP 7131890 U JP7131890 U JP 7131890U JP H076390 Y2 JPH076390 Y2 JP H076390Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
handle
wheeled vehicle
motorcycle
bicycle parking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7131890U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0428563U (ja
Inventor
登志郎 平松
Original Assignee
株式会社大阪造船所
登志郎 平松
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大阪造船所, 登志郎 平松 filed Critical 株式会社大阪造船所
Priority to JP7131890U priority Critical patent/JPH076390Y2/ja
Publication of JPH0428563U publication Critical patent/JPH0428563U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH076390Y2 publication Critical patent/JPH076390Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自転車,原動機付自転車(バイク),自動二輪
等の駐輪設備におけるハンドルグリップの把持装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
自転車やバイク等は通勤,通学、買物等において手軽に
使用される。しかし通学,通勤,買物等に使用された自
転車,バイク等は駅周辺の道路等に放置され、一般の歩
行者や通行車輛の妨げとなっている。このため駅周辺や
ショッピング街には駐輪場を設けて収納するようになし
ている。
従来自転車の駐輪装置としては小面積で効率的な駐輪を
行うため、上下2段式のものが汎用されている。また上
下2段式において、上下段とも自転車を駐輪する場合
と、上段には比較的軽量な自転車を、下段には重量が大
なる原動機付自転車,自動二輪車を駐輪させるものとが
ある。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような駐輪装置では格納効率を高めるため、格納さ
れる二輪車の間隔をできるだけ小さくすることが望まし
い。このために二輪車の格納時、ハンドルをすべて同じ
方向に約45度回頭させている。
しかし、ハンドルにはバックミラー等の付属品が突設さ
れて、格納方法も制限される。特に自転車より重量の大
なるバイクは2段式の上階部に格納することは困難で、
従来バイク類は下側の平地に格納している。
バイクにはハンドルが略45度回頭状態にて施錠されるも
のがある。それで、バイク用駐輪装置としてはバイク全
体を駐車スペース手前に引き出された台車上に載せてバ
イクのスタンドを利用して駐車させた後、台車ごと所定
の格納位置まで台車を押し込む方式、あるいは前輪のみ
を台車に載せ、ハンドルの一端部のグリップをグリップ
固定具内に挿入し、ハンドルを傾斜させてハンドルグリ
ップを環状金具内にてこじるようにして係止する方式が
ある。
しかし、いずれの方式でも操作が面倒で、機構が複雑と
なる。また、並列して駐輪している状態より任意の二輪
車を出し入れするとき、隣接する二輪車と干渉すること
がある。このため、二輪車を小角度揺動さす必要がある
が、この場合揺動後もハンドルが衝立に立て掛け状態を
保つためには、二輪車の揺動中も常に二輪車を立て掛け
る衝立とハンドルが連結されていることが求められる。
もしそうでなければバイクが倒れる欠点がある。
また片方のハンドルグリップを環状金物にて保持させる
ためにはバイクを片方の手で保持し、他方の手で環状金
物をハンドルと係止される必要位置に移動させ、ハンド
ルグリップを前記金物内に挿入する不安定な作業を強い
られ、女性や力の弱い人には困難な作業となり、かつハ
ンドルグリップが環状金物にてこじられるため、グリッ
プ部に大きな力が作用し、これを傷つけることがある。
本考案は、簡易な装置と操作でハンドルのグリップを確
実に把持し、二輪車が倒れないようにし、かつ出し入れ
時、必要に応じて二輪車を左右に動揺さすことができる
ようにして駐輪することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するためになしたもので、二輪
車の格納位置に配設したガイドレールにそって移動可能
とし、かつ二輪車の前輪を載せるようになした台車と、
この台車に許容角度のみ傾動するようにして設けた支柱
と、この支柱にハンドルの高さに応じて昇降させるよう
にして設けた上部支柱と、この上部支柱に固定し、かつ
二輪車のハンドルグリップ先端を当てて二輪車を傾けて
立て掛けて挟持するグリップ把持具とより成ると共に、
このグリップ把持具を衝立金具の前方でハンドルクリッ
プの軸にほぼ垂直な面上にてほぼ水平方向な一辺とそれ
と鋭角をなす一辺の三角形の二辺を形成する固定枠と、
この固定枠にハンドルグリップを押しつける可動枠とで
構成されたことを要旨とする。
〔作用〕
回頭させたハンドルを衝立金具に当接させてこの衝立金
具に設けた固定枠と可動枠との握り部を握り、前記ハン
ドルを両枠間で挟持させる。そして可動枠に設けたばね
の作用にてハンドルのグリップを挟持させるのみで、グ
リップは確実に保持され、二輪車をこの状態で傾動させ
ても妄りに倒れることがなく、確固に保持される。
〔実施例〕
以下本考案を図示の実施例にもとづいて説明する。
図において1は2本一対にしてこれを平行に、しかも二
輪車を格納駐車すべく床面に配設したガイドレールで、
このガイドレール1,1はリップ溝型鋼をその溝側を内側
にして互いに対向して配置して成るとともに、このガイ
ドレール間に二輪車(例えばバイク)の前輪を載置する
に適した大きさを有する台車2を車輪3,3を介して走行
自在にして設ける。従って、このガイドレール1に導か
れて移動する台車2は二輪車の全長に略匹敵する距離を
移動できるようにして前記ガイドレール1の長さが定め
られる。第1図ではこの2本一対としたガイドレールが
互いに対設した実施例であるが、このガイドレールを省
き直接台車の車輪を床面上を走行せしめるようにするこ
ともできる。
台車2の片側上面にはブラケット5が突設され、このブ
ラケット5に支柱6の下端を軸7にて支持され、支柱6
は鉛直位置より外側方へ予め定めた角度(0〜10度)だ
け傾動可能にして支持される。
支柱6には上部支柱8が入子式にして上下方向に伸縮可
能となっており、この上部支柱8の上端内側にハンドル
のグリップ4を把持するためのグリップ把持具9が突設
され、この伸縮する支柱6、上部支柱8にてこの把持当
具9が格納駐輪すべき二輪車のハンドルグリップ位置に
確実に当接するよう調節するものである。
前記ハンドルグリップ4の把持装置9は第2図、第3図
に詳示する如く上部支柱8に固定される衝立金具91と、
この衝立金具91に固定したる固定枠92と、この固定枠92
と対をなし、かつハンドルグリップ4を挟持せしめるよ
うに揺動自在に衝立金具に設けた可動枠93と、この可動
枠93を常時固定枠92側に押圧するように可動枠基部に設
けたばね94とより構成される。固定枠92は衝立金具91の
グリツプ端面と当接する側面において、グリップ4の前
方位置でグリップ長手方向にほぼ水平にグリップの長さ
の範囲内で、突出させ、その後斜め上方に上がらせ、グ
リップ外週の少なくとも二点と接するように鋭角にかつ
グリップ長手方向と交わる方向に折り曲げてグリップ挟
持部とし、その後、上方へ折り曲げて握り部とする。ま
た、可動枠93は衝立金具91内に嵌入され、これにばね94
を附勢して常時可動枠93を固定枠92側に押圧されるよう
になすと共に固定枠92の上方へ延びる位置より少しその
位置をずらせて上方へほぼ真っ直ぐに折り曲げて挟持部
とし、かつその先端部を前記固定枠の握り部と枠の径分
のみその位置をずらせて対向する。そしてこの固定枠、
可動枠双方の握り部先端には必要に応じて握り玉95を設
けるとともにこの両握り部間を片手で握れるようにし、
かつ鋭角に屈曲した固定枠の挟持部と可動枠の挟持部間
にグリップ4を抱持するようになす。
従って、上述の装置を用いて二輪車を駐輪するには、ま
ずガイドレールに沿って移動する台車2を手前方向に引
き出し、この台車上中央部に前輪を乗せ、ハンドルを左
方向に一杯に切る。このとき、適当な高さに引き上げら
れた上部支柱の把持具9にハンドルグリップ4の先端を
立て掛ける。この時、固定枠と可動枠の握り部を握るこ
とにより両枠の挟持部はグリップ径より大に拡開され
る。この状態でハンドルグリップを両枠挟持部内に挿入
し、衝立金具に当接する。次いで握り部を放すとばねの
作用にて両枠の握り部間にてグリップは挟持される。こ
のグリップの挟持はラバー系のグリップと金属製の挟持
部との摩擦にて保持されるとともに二輪車のハンドルを
回頭させる力に対し衝立金具の水平部はハンドルグリッ
プとの摩擦力を増すものとなり、グリップの挟持は強固
に行えるものとなる。
〔考案の効果〕
本考案によるときは、二輪車の前輪を手前に引き出した
台車上に載せ、ハンドルを回頭させた状態で二輪車を支
柱側に傾け、支柱上部の衝立金具にグリップ端をあてて
立て掛けるようにし、かつ対向する両枠間の挟持部間に
グリップを挿入するのみで、二輪車は簡易に保持され、
従来のものより作業性,安定性が向上し、かつ手軽に取
り扱うことができると共に、グリップをこじったり、強
く挟持させたりすることがなく、二輪車の立て掛けによ
る自然の力にて支持するため、グリップ等を破損,傷つ
けることもない等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案駐輪設備におけるハンドルグリップの把持
装置を示す実施例で、第1図は二輪車を保持させた状態
を示す説明図、第2図はハンドルグリップの把持部を示
す側面図、第3図は同じく縦断正面図である。 1はガイドレール、2は台車、4はグリップ、6は支
柱、8は上部支柱、9は衝立金具、92は固定枠、93は可
動枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二輪車の格納位置に配設したガイドレール
    にそって移動可能とし、かつ二輪車の前輪を載せるよう
    になした台車と、この台車に許容角度のみ傾動するよう
    にして設けた支柱と、この支柱にハンドルの高さに応じ
    て昇降させるようにして設けた上部支柱と、この上部支
    柱に固定し、かつ二輪車のハンドルグリップ先端を当て
    て二輪車を傾けて立て掛けて挟持するグリップ把持具と
    より成ると共に、このグリップ把持具を衝立金具の前方
    でハンドルクリップの軸にほぼ垂直な面上にてほぼ水平
    方向な一辺とそれと鋭角をなす一辺の三角形の二辺を形
    成する固定枠と、この固定枠にハンドルグリップを押し
    つける可動枠とで構成されたことを特徴とする駐輪設備
    におけるハンドルグリップの把持装置。
JP7131890U 1990-07-04 1990-07-04 駐輪設備におけるハンドルグリップの把持装置 Expired - Lifetime JPH076390Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7131890U JPH076390Y2 (ja) 1990-07-04 1990-07-04 駐輪設備におけるハンドルグリップの把持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7131890U JPH076390Y2 (ja) 1990-07-04 1990-07-04 駐輪設備におけるハンドルグリップの把持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0428563U JPH0428563U (ja) 1992-03-06
JPH076390Y2 true JPH076390Y2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=31608236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7131890U Expired - Lifetime JPH076390Y2 (ja) 1990-07-04 1990-07-04 駐輪設備におけるハンドルグリップの把持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH076390Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0428563U (ja) 1992-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4887754A (en) Portable apparatus for retaining a bicycle
US5765821A (en) Portable bicycle repair stand
JP2010254265A (ja) 折り畳み自転車
JPH0623886U (ja) 折りたたみ可能な前車軸付き自進車
JPH076390Y2 (ja) 駐輪設備におけるハンドルグリップの把持装置
US3874701A (en) Handlebar fastening device for a two-wheel bicycle
JPH0632272A (ja) 折り畳み式自転車
JPH03167082A (ja) 二輪車の駐車装置
NL9402108A (nl) Rijdbare steun voor een wielvoertuig.
DE20309288U1 (de) Adaptervorrichtung mit Transportschwinge(n), mit oder ohne Stützrad an Transportschwinge(n)
JP3503897B1 (ja) 折り畳み自転車用補助輪及び該補助輪付折り畳み自転車
JP2001114174A (ja) キャスター付き折り畳み式自転車
JP2005088606A (ja) 折りたたみ式自転車。
CN212755084U (zh) 可移动的自行车展示架
JP3036926U (ja) 折り畳式自転車
JP3065831U (ja) 自転車の整備用スタンド
JPH0592086U (ja) 折り畳み自転車のキャスター付きガード装置
JPH031310Y2 (ja)
JPS588629Y2 (ja) 荷車兼用折畳み自転車
JPS6318558Y2 (ja)
JP2022060979A (ja) 本発明は、可搬式の自転車用スタンドに関する。
JPH0223507Y2 (ja)
JP3692424B1 (ja) 自転車用傘保持装置
JP3015915U (ja) 自動二輪車等の駐車装置におけるグリップ保持具
JPH0316782Y2 (ja)