JPH0763908A - 液晶表示用反射板および偏光板 - Google Patents
液晶表示用反射板および偏光板Info
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- JPH0763908A JPH0763908A JP5213231A JP21323193A JPH0763908A JP H0763908 A JPH0763908 A JP H0763908A JP 5213231 A JP5213231 A JP 5213231A JP 21323193 A JP21323193 A JP 21323193A JP H0763908 A JPH0763908 A JP H0763908A
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- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
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Abstract
の液晶表示用反射板を得る。 【構成】 アルミニウム系、銅系などの非貴金属層12
a上に、銀系、金系などの貴金属層13aを薄く(膜厚
が50オングストローム以上500オングストローム未
満)形成するので、非貴金属層12aで、または非貴金
属層12aと貴金属層13aとの積層で、光が遮蔽さ
れ、反射のメインは、貴金属層13aよって決定され、
その結果、反射に充分な厚さの貴金属層と同等かまたは
それに近い光沢度または拡散反射率を有する液晶表示用
反射板14aが得られ、しかも、貴金属単体で反射板を
形成することに比べて貴金属の使用量が少なくできて安
価なものとなる。
Description
れる液晶表示用反射板および偏光板に関する。
CDという)、STN系LCD、2端子素子LCD、3
端子素子LCDなどの偏光板と反射板を必要とする反射
型液晶表示装置において、図5に示すように、反射板1
上に、粘着剤2、保護層3、偏光子4、保護層3、粘着
剤2、さらに離型フィルム5が順次重ねられて構成され
た反射板付き偏光板が使用されている。これら液晶表示
用の反射板1は、大きく分けて、図6に示すようにプラ
スチックフィルム6上に金属蒸着膜7を蒸着する金属蒸
着タイプ、図7に示すようにプラスチックフィルム6上
に金属箔8を接着剤9で接着した金属箔8とプラスチッ
クフィルム6の積層体タイプ、および図8に示すように
プラスチックフィルム6上への金属ペイント10のコー
トタイプの3種類に分類されるが、ここで用いられる金
属蒸着膜7、金属箔8および金属ペイント10の金属は
アルミニウム系が主体である。以下、さらに詳しく説明
する。
リエチレンテレフタレート(PET)フィルム上に、金
属蒸着膜7としての500〜600オングストローム厚
のアルミニウム薄膜を蒸着により形成して反射板を構成
する。この反射板は無指向性である。プラスチックフィ
ルム6の表面に凹凸を形成する方法として、無機物充填
物を合成樹脂に混練し成膜する方法や、プラスチックフ
ィルム6の表面をサンドブラスト法、液体ホーニング法
または薬品による化学的処理後、合成樹脂コーティング
する方法(特開昭60−117281号)などが知られ
ている。
フィルム6の積層体でアルミニウム表面に凹凸形成 アルミニウム箔の消し面とプラスチックフィルム6であ
るPETフィルムを貼り合わせ、艶面に砂などの粒状物
を衝突させて表面を粗面化する方法(特開平2−149
801号)や、アルミニウム箔面にエンボスロールを接
触させて表面を粗面化する方法(特開昭58−2195
26号、特開平3−246502号)などがある。
ルミニウム箔とプラスチックフィルム6とを積層したタ
イプ アルミニウム箔を圧延を繰り返して製造する。最終圧延
では薄くなるため、2枚を重ねて上下ロールで圧延し、
その後別々にセパレートする。ロールに接した面は艶面
で反射率が大きい、他方のアルミニウム箔と接した面は
艶消し面となり、反射率が小さい。艶消アルミニウム箔
(AA1100またはJIS 1N30)をプラスチッ
クフィルム6としてのPETフィルム上に接着剤9を介
して貼り合わせた反射板が知られている。この反射板
は、アルミニウム箔の圧延方向とほぼ直角方向に延びる
微細な凹凸により、反射特性に指向性が生じていて、見
る角度によって反射面が暗くなる場合がある(特開昭5
8−219526号)。
合金箔とプラスチックフィルム6の積層体 鉄とマンガンを微量に含有させたアルミニウム合金を圧
延により箔にし、その後PETフィルムと接着剤を介し
て積層する。この箔の表面は、滑らかな極微細な突起が
形成され、無指向性で明るさが良好である(特開昭64
−66687号)。
イント10のコートタイプ プラスチックフィルム6としてのPETフィルム上にア
ルミニウムフレークを含む金属ペイント10としてのア
ルミニウムペイントをコーティングして反射板を構成す
る(特開昭60−482号)。この反射板は無指向性で
ある。
が充分に高くない。したがって、これらの反射板を偏光
板等と一体化し、液晶パネルに貼り合わせた場合、表示
がやや暗く、白黒表示の場合には背景色がややグレイ色
味をおびた白表示となっていた。
高い金属に貴金属である銀があることや、可視部長波長
領域部でアルミニウムより反射率の高い金属に貴金属で
ある金があることは公知の事実である(G.Hass:
J.Opt.Soc.Amer.48,677,195
8)。この銀や金を液晶表示用反射板として使用すると
いう考えは、たとえば銀、金蒸着膜の使用は資料(特開
昭54−158253号、特開昭60−117281
号)に、また、銀箔の使用は資料(特開平2−1498
01号、特開平3−246502号)に記載されてい
る。
7、金属箔8および金属ペイント10の金属はアルミニ
ウム系が主体であり、これらアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金を用いた液晶表示用反射板は、光沢度または
拡散反射率において充分でなかった。また、アルミニウ
ムより可視部で反射率の高い銀や、可視部長波長領域部
でアルミニウムより反射率の高い金を用いた液晶表示用
反射板は、銀や金が貴金属であるためコストが高く実用
化には至っていなかった。
で、低コストでかつ高光沢度または高拡散反射率を得る
ことができる液晶表示用反射板および偏光板を提供する
ことを目的とする。
板は、非貴金属層上に貴金属層を薄く形成したものであ
り、そのことにより上記目的が達成される。
金属層上に薄く形成された貴金属層上に透明保護膜を形
成したものであり、そのことにより上記目的が達成され
る。さらに、本発明の液晶表示用反射板における貴金属
層の膜厚は50オングストローム以上、500オングス
トローム未満であるものであり、そのことにより上記目
的が達成される。
る非貴金属層はアルミニウム系または銅系であるもので
あり、そのことにより上記目的が達成される。
る貴金属層は金系または銀系であるものであり、そのこ
とにより上記目的が達成される。
貴金属層上に貴金属層を薄く形成した液晶表示用反射板
または、非貴金属層上に薄く形成された貴金属層上に透
明保護膜を形成した液晶表示用反射板を偏光板に貼付け
たものであり、そのことにより上記目的が達成される。
上に貴金属層を薄く形成した液晶表示用反射板または、
非貴金属層上に薄く形成された貴金属層上に透明保護膜
を形成した液晶表示用反射板を位相差板または偏光板積
層体に貼付けたものであり、そのことにより上記目的が
達成される。
非貴金属層上に、銀系、金系などの貴金属層を薄く(膜
厚が50オングストローム以上500オングストローム
未満)形成するので、非貴金属層で、または非貴金属層
と貴金属層との積層で、光が遮蔽され、反射のメイン
は、貴金属層によって決定され、その結果、反射に充分
な厚さの貴金属層と同等かまたはそれに近い光沢度また
は拡散反射率を有する液晶表示用反射板が得られ、しか
も、貴金属単体で反射板を形成することに比べて貴金属
の使用量が少なくできて安価なものとなる。また、貴金
属層上に透明保護層を形成することで反射表面が傷つき
にくいなどの高い信頼性を有する液晶表示用反射板が得
られ、また、特に貴金属が銀の場合には、銀は空気中で
侵され易いが、この透明保護層で保護されるので、銀で
あっても侵されることはない。
用反射板は、プラスチックフィルム上に可視部または可
視部特定域で高反射率を示す非貴金属層を形成し、この
非貴金属層上に、同波長域で非貴金属より高反射率を示
す貴金属層を薄く形成する構成である。この銀系、金系
などの貴金属層は、膜厚が50オングストローム以上5
00オングストローム未満、望ましくは、100オング
ストローム以上300オングストローム以下:50オン
グストローム未満では膜が島状になりやすく均一な膜が
形成しにくい、500オングストローム以上になるとそ
の単一層だけで反射層が形成できるため積層で形成する
ことのメリットがない。この第1の実施例の基本構成例
を図1の(a)(b)(c)に示す。
凸プラスチックフィルム11a上に非貴金属薄膜12a
を形成し、この非貴金属薄膜12a上に貴金属薄膜13
aを形成する。
る表面を粗面化した70μm厚の表面凹凸プラスチック
フィルム11aとしてのポリエチレンテレフタレートフ
ィルムの表面に、真空蒸着法により厚み450オングス
トロームの非貴金属薄膜12aとしてのアルミニウム層
を形成し、引継き、その上に厚み300オングストロー
ムの貴金属薄膜13aとしての銀層を形成して無指向性
の反射板14aを得た。
おけるプラスチックフィルムは、種類(延伸または無延
伸ポリエチレンテレフタレート(PET)系フィルム、
延伸または無延伸ポリプロピレン(OPP)系フィル
ム、ポリアミド系フィルム、ポリカーボネート系フィル
ム、アセテート系フィルム、アクリルフィルムなど)や
充填物の有無(無機物、有機物、染料、顔料など)を限
定するものでないが、寸法安定性および、機械的強度に
優れたポリエチレンテレフタレート系フィルムを使用す
るのが望ましい。その膜厚は、20μm〜100μm程
度のものが使用される。また、プラスチックフィルムの
表面に凹凸を形成する方法は、無機物充填物を合成樹脂
に混練し成膜する方法、プラスチックフィルムの表面
を、サンドブラスト法、液体ホーニング法または薬品に
よる化学的処理後、合成樹脂コーティングする方法など
があり、特に限定するものでない。
は、その種類(真空蒸着法、メッキ法など)を限定する
ものでないが、反射率の点から真空蒸着法が望ましい。
また、アルミニウム層と銀層を積層する反射板の場合、
反射板を形成するために銀層の膜厚は総厚の半分以下ま
たは300オングストローム以下が望ましい。
チックフィルム11b上に接着剤15で非貴金属箔12
bを接着し、この非貴金属箔12b上に貴金属薄膜13
bを形成して反射板14bを得る。
てポリエチレンテレフタレート(以下PETという)、
非貴金属箔12bとして表面凹凸アルミニウム箔、貴金
属薄膜13bとして銀250オングストロームを用いた
場合、この場合、15μmのアルミニウム箔の消し面と
50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを二液
性ウレタン系ドライラミネート接着剤を介して貼り合わ
せ、アルミニウム箔の艶面にガラスビーズを衝突させて
表面を粗面化した後、そのアルミニウム粗面上に銀を真
空蒸着法により、250オングストローム形成し、可視
光対応の反射板を得ることができる。
てPET、非貴金属箔12bとして表面凹凸銅箔、貴金
属薄膜13bとして金300オングストロームを用いた
場合、この場合、30μmの銅箔の消し面と70μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルムを二液性ウレタン
系ドライラミネート接着剤を介して貼り合わせ、銅箔の
艶面にエンボスロールにより当て、表面を粗面化した
後、その銅箔粗面上に金を真空蒸着法により300オン
グストローム形成し、可視光長波長域対応の反射板を得
ることができる。
ET、非貴金属箔12bとしてヘアライン入りアルミニ
ウム箔、貴金属薄膜13bとして銀150オングストロ
ームを用いた場合、この場合、30μm厚のヘアライン
入りアルミニウム箔の艶消し面と70μm厚のポリエチ
レンテレフタレートフィルムとを二液性ウレタン系ドラ
イラミネート接着剤を介して貼り合わせ、箔の艶面に銀
を真空蒸着法により150オングストローム形成し、ヘ
アライン入り反射板を得ることができる。
ET、非貴金属箔12bとしてアルミニウム合金箔、貴
金属薄膜13bとして銀200オングストロームを用い
た場合、この場合、鉄とマンガンを微量に含有させた1
5μm厚のアルミニウム合金を圧延により箔にし、その
後、ポリエステルフィルムと二液性ウレタン系ドライラ
ミネート接着剤を介して積層する。この合金箔の表面に
真空蒸着法により、銀を200オングストローム形成
し、無指向性の反射板を得ることができる。
おけるプラスチックフィルム/非貴金属箔の箔表面を凹
凸化する方法は、その種類(凹凸ロールの接触法、砂な
ど粒状物の衝突法、合金箔の使用など)を限定するもの
でない。また、非貴金属箔の厚みとして、3〜30μm
程度のものが採用される。さらに、接着剤15は、使用
するプラスチックフィルムに応じて適宜選択すればよ
く、その種類(二液性ウレタン系ドライラミネート接着
剤、酸変性ポリエチレン接着剤、線状ポリエステル接着
剤、酢酸ビニル系エマルジョンタイプ接着剤など)は特
に限定されない。また、プラスチックフィルムの貼合面
を溶融または軟化状態にして、金属箔の貼合面に押圧し
て積層体にしてもよい。
スチックフィルム11c上に非貴金属ペイント12cを
塗布し、この非貴金属ペイント12c上に貴金属薄膜1
3cを形成する。
ム11cとしてポリエチレンテレフタレートフィルム上
に、アルミニウムフレークと線状ポリエステル樹脂との
混合体からなる非貴金属ペイント12cとしてアルミニ
ウムペイントをロールコータで塗布・乾燥し、その後、
貴金属薄膜13cとして銀を真空蒸着法により300オ
ングストローム形成し、無指向性の反射板14cを得る
ことができる。
おいて、後述する実施例3、4のように反射面の上に偏
光板および位相差板などを接着剤を介して積層一体化す
る場合は、後述する実施例2のような透明保護膜がなく
ても実用化できる。また、貴金属層は、その種類(銀、
銀合金、意図的に不純物を混合した銀、金、金合金、意
図的に不純物を混合した金など)を限定するものでな
く、また、その形成方法(真空蒸着法、メッキ法など)
を限定するものでないが、反射率の観点から真空蒸着法
が望ましい。
4b,14cは、この反射板の反射面側に粘着剤層を形
成すれば、偏光板を必要としない液晶モード(相転移型
ゲストホストタイプTFT,高分散型LCDなど)の表
示に利用できるし、後述する実施例2のように表面に透
明保護膜を形成し、その上に粘着剤層を形成することで
同様な用途に利用できる。また、偏光板や位相差板を必
要とする液晶モード(3端子素子系LCD,2端子素子
系LCD,STN系LCD,TN系LCD,SH系LC
D,SSFLC,反強誘電LCDなど)の表示では、後
述する実施例3、4のように偏光板や偏光板または位相
差板と一体化して使用する方が望ましい。
用反射板は、実施例1の反射板14a,14b,14c
の上に透明保護膜16を形成する構成である。この第2
の実施例の基本構成例を図2の(a)(b)(c)にそ
れぞれ示す。この構成により、実施例1の反射板14
a,14b,14cを偏光板と積層一体化作業をする際
などに反射面を傷つけない。
フィルム11a上に非貴金属薄膜12a、さらに貴金属
薄膜13aを形成し、この貴金属薄膜13a上に透明保
護膜16を形成する。
のポリエチレンテレフタレートフィルム表面をサンドブ
ラスト法で凹凸化し、その表面をポリエステル樹脂でコ
ートし、50μm厚のマット加工フィルムを得る。その
表面に、真空蒸着法により厚み400オングストローム
の非貴金属薄膜12aとしてのアルミニウム層を形成
し、引継き、その上に厚み200オングストロームの貴
金属薄膜13aとしての銀層を形成し、さらにその上に
透明保護膜16であるSiOx(シリコン酸化物)を真
空蒸着法により形成して、保護膜付きの無指向性反射板
17aを得ることができる。
の(b)(c)についても、貴金属薄膜13b,13c
上に透明保護膜16をそれぞれ形成する。これらの透明
保護膜16は、耐擦傷性がすぐれていればよく、その種
類(SiOxなどの透明無機物薄膜、シリコーン樹脂、
アクリル樹脂などの有機物薄膜)を限定するものでな
い。また、このような透明保護膜16の付いた反射板1
7a,17b,17cは、その上に粘着剤層を形成する
ことで、偏光板を必要としない液晶モードの表示にその
まま利用できるし、また偏光板を必要とする液晶モード
では、この反射板を偏光板や位相差板などと一体化する
ことで利用することができる。
用偏光板は、図3に示すように、第1および第2の実施
例における反射板を偏光板18に貼付した構成である。
レートフィルムの表面に、ガラスビーズを衝突させて表
面を凹凸化し、真空蒸着法により厚み400オングスト
ロームのアルミニウム層を形成し、引継き、その上に厚
み200オングストロームの銀層を形成し、無指向性の
反射板14dを得る。この反射板14d、偏光フィルム
19、離型フィルム20の順に、それぞれの間にアクリ
ル系粘着材層21を形成し、貼り合わせて反射板付き偏
光板22を得る。
板18を必要とする液晶モード(3端子素子系LCD,
2端子素子系LCD,STN系LCD,TN系LCD,
SH系LSC,SSFLC,反強誘電LCDなど)の表
示に利用できる。なお、23は偏光子24の保護層であ
る。
用偏光板は、図4に示すように、第1および第2の実施
例における反射板を位相差板25と偏光板18との積層
体に貼付した構成である。
含有する表面を粗面化した70μm厚のポリエチレンテ
レフタレートフィルムの表面に、真空蒸着法により厚み
500オングストロームのアルミニウム層を形成し、引
継き、その上に厚み250オングストロームの銀層を形
成して無指向性反射板14eを得る。この反射板14
e、偏光フィルム19、位相差フィルム25、離型フィ
ルム20の順に、それぞれの間にアクリル系粘着材層2
1を形成して貼り合わせ、反射板付き位相差板/偏光板
26を形成する。
ム25は、その種類(延伸フィルム、配向フィルム、ね
じれ位相差フィルムなど)を限定するものでない。ま
た、第4の実施例における偏光フィルム19は表示の影
ができやすくなるため、できるかぎり薄いことが望まし
い。さらに、第4の実施例のような反射板付き偏光板/
位相差板26は、偏光板と位相差板を必要とする液晶モ
ード(STN系LCD,SH系LCD,SSFLCな
ど)に利用することができる。
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々変更が可能であることは勿論である。
うな効果を得ることができる。
散反射率の反射板を得ることができる。
安く製造することができる。
明保護層を形成したため、偏光フィルムの貼り合わせ作
業などで反射板に傷が入りにくくすることができ、ま
た、反射面が銀層のとき、長時間空気に露出する場合に
生ずる銀の変色を防ぐことができて信頼性の高い液晶表
示用反射板を提供することができる。
射板付き位相差板/偏光板積層体およびその他光学部材
付き反射板を提供することができる。
の断面図である。
の断面図である。
付き偏光板の断面図である。
付き位相差板・偏光板の断面図である。
ある。
る。
る。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 非貴金属層上に貴金属層を薄く形成した
液晶表示用反射板。 - 【請求項2】 非貴金属層上に薄く形成された貴金属層
上に透明保護膜を形成した液晶表示用反射板。 - 【請求項3】 前記貴金属層の膜厚は50オングストロ
ーム以上、500オングストローム未満である請求項1
または2記載の液晶表示用反射板。 - 【請求項4】 前記非貴金属層はアルミニウム系または
銅系である請求項1または2記載の液晶表示用反射板。 - 【請求項5】 前記貴金属層は金系または銀系である請
求項1または2記載の液晶表示用反射板。 - 【請求項6】 非貴金属層上に貴金属層を薄く形成した
液晶表示用反射板または、非貴金属層上に薄く形成され
た貴金属層上に透明保護膜を形成した液晶表示用反射板
を偏光板に貼付けた液晶表示用偏光板。 - 【請求項7】 非貴金属層上に貴金属層を薄く形成した
液晶表示用反射板または、非貴金属層上に薄く形成され
た貴金属層上に透明保護膜を形成した液晶表示用反射板
を位相差板または偏光板積層体に貼付けた液晶表示用偏
光板。
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