JPH0763248A - 機械式過給機のダンパプーリ装置 - Google Patents

機械式過給機のダンパプーリ装置

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Publication number
JPH0763248A
JPH0763248A JP21264993A JP21264993A JPH0763248A JP H0763248 A JPH0763248 A JP H0763248A JP 21264993 A JP21264993 A JP 21264993A JP 21264993 A JP21264993 A JP 21264993A JP H0763248 A JPH0763248 A JP H0763248A
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JP
Japan
Prior art keywords
input shaft
damper pulley
radius
recessed grooves
side concave
Prior art date
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Pending
Application number
JP21264993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Iguchi
雄一 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH0763248A publication Critical patent/JPH0763248A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別なストッパ等を必要とせず、簡単な構造
でエンジンの出力軸のトルク変動を吸収し得、部品点数
の増加並びにコストアップを回避し得る機械式過給機の
ダンパプーリ装置を提供する。 【構成】 入力軸13端部に固定されるダンパプーリ1
9のボス部21外周面に、断面形状が所望の曲率半径の
円弧形状をなし且つ入力軸13の軸線方向に延びる複数
の受け側凹溝23を形成すると共に、プーリ本体22内
周面に、断面形状が所望の曲率半径の円弧形状をなし且
つ入力軸13の軸線方向に延びる複数の押え側凹溝24
を、前記各受け側凹溝23と対峙するよう形成し、前記
互いに対峙する受け側凹溝23と押え側凹溝24との間
に、両凹溝23,24の曲率半径より小さい半径を有し
且つプーリ本体22をボス部21と同心に支持するゴム
等の棒状弾性部材25を介在せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械式過給機のダンパ
プーリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は従来のリショルム型の機
械式過給機の一例を表わすものであり、周面に複数の螺
旋状の山部1aを有する雄ロータ1と、周面に前記雄ロ
ータ1の山部1aと噛み合う複数の螺旋状の谷部2aを
有する雌ロータ2とを互いに噛み合わせた状態でケーシ
ング3内部に回転可能に収容し、前記雄ロータ1と雌ロ
ータ2を図5中の矢印方向に回転することにより、軸心
方向一端側から空気4を吸い込み、雄ロータ1と雌ロー
タ2との間で圧縮して他端側から吐出し得るようにした
ものであり、前記雄ロータ1及び雌ロータ2は、軸心方
向の両端部に突設したロータ軸部5,6及び7,8を軸
受9,10及び11,12を介してケーシング3に支持
されている。
【0003】図中、19は図示していないエンジンの出
力軸にベルトを介して連結され且つ入力軸13の端部に
一体に取り付けられたダンパプーリ、20はダンパプー
リ19のボス部21とプーリ本体22との間に介在され
且つエンジンの出力軸のトルク変動を吸収するための環
状ゴム部材であり、ダンパプーリ19はエンジンの出力
軸の回転を、そのトルク変動を環状ゴム部材20によっ
て吸収しつつ、入力軸13に伝達するようになってお
り、該入力軸13の回転は、増速ギヤ14、増速ピニオ
ン15、雌ロータ側タイミングギヤ16、雄ロータ側タ
イミングギヤ17からなる増速装置18を介して前記雄
ロータ1及び雌ロータ2に伝えられるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き機械式過給機のダンパプーリ装置では、ダンパプー
リ19のボス部21とプーリ本体22との間に介在させ
た環状ゴム部材20によってエンジンの出力軸のトルク
変動を吸収するようにしているため、プーリ本体22の
ボス部21に対する相対的な回転角が大きくなったとき
には、環状ゴム部材20には過大なねじれ力が集中的に
作用することとなり、万が一、環状ゴム部材20に過大
なねじれ力が作用した場合、該環状ゴム部材20が破損
する虞れがあった。
【0005】このため、前記環状ゴム部材20に対して
過大なねじれ力が作用することを防止するために、プー
リ本体22のボス部21に対する回転を制限するための
ストッパ等(図示せず)が必要となり、構造が複雑化し
且つ部品点数も増加し、コストアップにつながるという
欠点を有していた。
【0006】本発明は、斯かる実情に鑑み、特別なスト
ッパ等を必要とせず、簡単な構造でエンジンの出力軸の
トルク変動を吸収し得、部品点数の増加並びにコストア
ップを回避し得る機械式過給機のダンパプーリ装置を提
供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、端部にダンパ
プーリが一体に取り付けられた入力軸と、該入力軸によ
って回転駆動されるロータとを備えた機械式過給機のダ
ンパプーリ装置において、入力軸端部に固定されるダン
パプーリのボス部外周面に、断面形状が所望の曲率半径
の円弧形状をなし且つ入力軸の軸線方向に延びる複数の
受け側凹溝を形成すると共に、プーリ本体内周面に、断
面形状が所望の曲率半径の円弧形状をなし且つ入力軸の
軸線方向に延びる複数の押え側凹溝を、前記各受け側凹
溝と対峙するよう形成し、前記互いに対峙する受け側凹
溝と押え側凹溝との間に、両凹溝の曲率半径より小さい
半径を有し且つプーリ本体をボス部と同心に支持する棒
状弾性部材を介在せしめたことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】従って、棒状弾性部材によってプーリ本体がボ
ス部と同心に支持された状態で、エンジンの出力軸の回
転がベルトを介してプーリ本体へ伝えられると、プーリ
本体の押え側凹溝の一方の縁部が棒状弾性部材の外周面
の一部に押し付けられると共に、該棒状弾性部材の外周
面の反対側の部分がボス部の受け側凹溝の他方の縁部に
押し付けられ、これにより、プーリ本体と入力軸に固定
のボス部が棒状弾性部材を介して一体に回転し、該棒状
弾性部材によって前記エンジンの出力軸のトルク変動が
吸収されつつ、前記ボス部と一体の入力軸が回転し、該
入力軸の回転がロータに伝えられる。
【0009】ここで、前記プーリ本体のボス部に対する
相対的な回転角が大きくなっても、前記各棒状弾性部材
には過大なねじれ力は集中的に作用せず、各棒状弾性部
材に分散される形となるため、棒状弾性部材が破損する
心配はなく、この結果、従来のように環状ゴム部材に対
して過大なねじれ力が作用することを防止するために、
プーリ本体のボス部に対する回転を制限するためのスト
ッパ等を設ける必要がなくなり、構造も複雑化せず且つ
部品点数も増加せず、コストアップも避けられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0011】図1〜3は本発明の一実施例であって、図
中、図5及び図6と同一の符号を付した部分は同一物を
表わしており、基本的な構成は図5及び図6に示す従来
のものと同様であるが、本実施例の特徴とするところ
は、図1〜3に示す如く、入力軸13端部に固定される
ダンパプーリ19のボス部21外周面に、断面形状が所
望の曲率半径Rの円弧形状をなし且つ入力軸13の軸線
方向に延びる複数の受け側凹溝23を形成すると共に、
プーリ本体22内周面に、断面形状が所望の曲率半径R
の円弧形状をなし且つ入力軸13の軸線方向に延びる複
数の押え側凹溝24を、前記各受け側凹溝23と対峙す
るよう形成し、前記互いに対峙する受け側凹溝23と押
え側凹溝24との間に、両凹溝23,24の曲率半径R
より小さい半径rを有し且つプーリ本体22をボス部2
1と同心に支持するゴム等の棒状弾性部材25を介在せ
しめた点にある。
【0012】前述の如く構成したので、棒状弾性部材2
5によってプーリ本体22がボス部21と同心に支持さ
れた状態で、図示していないエンジンの出力軸の回転が
ベルトを介してプーリ本体22へ伝えられると、図3に
示す如く、プーリ本体22の押え側凹溝24の一方の縁
部が棒状弾性部材25の外周面の一部に押し付けられる
と共に、該棒状弾性部材25の外周面の反対側の部分が
ボス部21の受け側凹溝23の他方の縁部に押し付けら
れ、これにより、プーリ本体22と入力軸13に固定の
ボス部21が棒状弾性部材25を介して一体に回転し、
該棒状弾性部材25によって前記エンジンの出力軸のト
ルク変動が吸収されつつ、前記ボス部21と一体の入力
軸13が回転し、該入力軸13の回転が、増速ギヤ1
4、増速ピニオン15、雌ロータ側タイミングギヤ1
6、雄ロータ側タイミングギヤ17からなる増速装置1
8を介して前記雄ロータ1及び雌ロータ2に伝えられ
る。
【0013】ここで、前記プーリ本体22のボス部21
に対する相対的な回転角が大きくなっても、前記各棒状
弾性部材25には過大なねじれ力は集中的に作用せず、
各棒状弾性部材25に分散される形となり、前記プーリ
本体22のボス部21に対する相対的な回転角θと棒状
弾性部材25による伝達トルクTとの関係は図4に示さ
れるようになり、棒状弾性部材25が破損する心配はな
く、この結果、従来のように環状ゴム部材20に対して
過大なねじれ力が作用することを防止するために、プー
リ本体22のボス部21に対する回転を制限するための
ストッパ等を設ける必要がなくなり、構造も複雑化せず
且つ部品点数も増加せず、コストアップも避けられる。
【0014】こうして、従来のように特別なストッパ等
を必要とせず、簡単な構造でエンジンの出力軸のトルク
変動を吸収し得、部品点数の増加並びにコストアップを
回避することが可能となる。
【0015】尚、本発明の機械式過給機のダンパプーリ
装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、
リショルム型の機械式過給機に限らず他の型式の機械式
過給機にも適用可能なこと等、その他、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。
【0016】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の機械式過
給機のダンパプーリ装置によれば、特別なストッパ等を
必要とせず、簡単な構造でエンジンの出力軸のトルク変
動を吸収し得、部品点数の増加並びにコストアップを回
避し得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略平断面図である。
【図2】図1のII−II断面相当図である。
【図3】本発明の一実施例の要部拡大断面図である。
【図4】プーリ本体のボス部に対する相対的な回転角θ
と棒状弾性部材による伝達トルクTとの関係を表わす線
図である。
【図5】従来におけるリショルム型の機械式過給機の原
理を示す概略斜視図である。
【図6】従来におけるリショルム型の機械式過給機のダ
ンパプーリ装置の一例を示す概略平断面図である。
【符号の説明】
1 雄ロータ(ロータ) 2 雌ロータ(ロータ) 13 入力軸 19 ダンパプーリ 21 ボス部 22 プーリ本体 23 受け側凹溝 24 押え側凹溝 25 棒状弾性部材 R 曲率半径 r 半径

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部にダンパプーリが一体に取り付けら
    れた入力軸と、該入力軸によって回転駆動されるロータ
    とを備えた機械式過給機のダンパプーリ装置において、
    入力軸端部に固定されるダンパプーリのボス部外周面
    に、断面形状が所望の曲率半径の円弧形状をなし且つ入
    力軸の軸線方向に延びる複数の受け側凹溝を形成すると
    共に、プーリ本体内周面に、断面形状が所望の曲率半径
    の円弧形状をなし且つ入力軸の軸線方向に延びる複数の
    押え側凹溝を、前記各受け側凹溝と対峙するよう形成
    し、前記互いに対峙する受け側凹溝と押え側凹溝との間
    に、両凹溝の曲率半径より小さい半径を有し且つプーリ
    本体をボス部と同心に支持する棒状弾性部材を介在せし
    めたことを特徴とする機械式過給機のダンパプーリ装
    置。
JP21264993A 1993-08-27 1993-08-27 機械式過給機のダンパプーリ装置 Pending JPH0763248A (ja)

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JP (1) JPH0763248A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0777068A2 (en) * 1995-11-29 1997-06-04 Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. Pulley assembly for driven shaft

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0777068A2 (en) * 1995-11-29 1997-06-04 Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. Pulley assembly for driven shaft
EP0777068A3 (en) * 1995-11-29 1997-11-12 Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. Pulley assembly for driven shaft
US5779579A (en) * 1995-11-29 1998-07-14 Ishikawajima-Harima Heavy Industries, Co., Ltd. Pulley assembly for driven shaft

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