JP2966012B2 - コンプレッサ装置 - Google Patents

コンプレッサ装置

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JP2966012B2
JP2966012B2 JP1307464A JP30746489A JP2966012B2 JP 2966012 B2 JP2966012 B2 JP 2966012B2 JP 1307464 A JP1307464 A JP 1307464A JP 30746489 A JP30746489 A JP 30746489A JP 2966012 B2 JP2966012 B2 JP 2966012B2
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Japan
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sun gear
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case
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正夫 舘野
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GKN Driveline Japan Ltd
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Tochigi Fuji Sangyo KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D25/00Pumping installations or systems
    • F04D25/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D25/024Units comprising pumps and their driving means the driving means being assisted by a power recovery turbine

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、内燃機関の吸気圧を高める過給機等に用
いられるコンプレッサ装置に関する。
(従来の技術) 従来のコンプレッサ装置としてDE3829697A1号公報
(ドイツ連邦共和国)に過給機が記載されている。これ
はエンジンやモータなどの原動機でコンプレッサを駆動
する過給機として用いられる。これらの原動機の回転数
はターボ過給機の排気タービン程高くすることは不可能
であるから原動機の回転数は遊星歯車装置で増速されて
コンプレッサに与えられている。
(発明が解決しようとする課題) この例において、原動機側の入力軸は遊星歯車装置の
内歯歯車に連結され、遊星歯車はケース側に自転自在に
支承され、太陽歯車はインペラ軸と一体形成され、イン
ペラは入力軸と軸方向反対側でインペラ軸上に連結され
ている。そして、太陽歯車はインペラとの間に配置され
た一対のベアリングによりケースに片持支持されてい
る。従って、太陽歯車と遊星歯車との噛合い荷重による
曲げ応力によりインペラ軸とベアリングの耐久性が低下
する。又、インペラ軸の先端側(太陽歯車部)の曲げ剛
性を高めるためにケース側でベアリング間隔を大きくす
る必要があり、それだけ余分なスペースが必要になる。
そこで、この発明はインペラ軸とベアリングの耐久性
が向上すると共にベアリングスペースが小さくコンパク
トなコンプレッサ装置の提供を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明のコンプレッサ装置は、軸方向の一側に配置
され入力軸に連結された内歯歯車と、ケース側に自転自
在に支承された遊星歯車と、軸方向の他側に配置されコ
ンプレッサのインペラに連結されたインペラ軸を回転駆
動する太陽歯車とを有する遊星歯車装置を備え、一端が
インペラと太陽歯車との間でケースに支持されると共に
太陽歯車をその軸方向両側でベアリングを介して支承す
る基部側及び先端側の一対のハウジング部と遊星歯車の
間を通ってこれらハウジング部を連結する連結部とを有
するベアリングガイドを備えたことを特徴とする。
(作用) 太陽歯車の軸方向両側に配置されたハウジング部を遊
星歯車の間を通る連結部で連結したベアリングガイドの
一端をケースで支持し、各ハウジング部においてベアリ
ングを介して太陽歯車を両持支持したから、太陽歯車と
遊星歯車との噛合い荷重によりインペラ軸に曲げ応力が
掛かることが抑制されインペラ軸とベアリングの耐久性
とが向上する。又、こうして両持支持構成にしたことに
より、上記の従来例のような片持支持に伴なうベアリン
グ側のスペースが小さくなるからそれだけコンパクトに
構成できる。
(実施例) 第1図により一実施例の説明をする。以下、左右の方
向はこの図面での左右の方向であり、番号を付さない部
材等は図示されていない。
入力軸1はケース3の左端側に設けられたベアリング
ハウジング5でベアリング7を介して支承されている。
入力軸1はベルト伝導によりエンジンのクランクシャフ
トによって回転駆動される。
入力軸1の右端はフランジ部材9を介して内歯歯車11
に連結されている。内歯歯車11は2個の遊星歯車13,13
と噛合っており、これらの遊星歯車13,13はケース3の
本体ハウジング16に支持された軸15,15上にベアリング1
7,17を介して自転自在に支承されている。遊星歯車13,1
3は入力軸1と同軸に配置されたインペラ軸19上に一体
に形成された太陽歯車21と噛合っている。各歯車11、1
3,13,21により遊星歯車装置23が形成される。
インペラ軸19は太陽歯車21の軸方向両側でベアリング
25,25を介してベアリングガイド27により支承されてい
る。ベアリングガイド27は各ベアリング25,25を支持す
るハウジング部29,31とこれらを連結する連結部33とか
らなり、右端側をケース3の本体ハウジング16に嵌合し
支持されている。この連結部33は、第1図(b)に示す
ように、遊星歯車13,13の間を通過している。また、左
側のハウジング部29は、その内側にベアリング25を支持
し、入力軸1のフランジ部材9と径方向に重なるように
フランジ部材9の内周側に嵌入されている。インペラ軸
19はベアリングガイド27を右方へ貫通し、その右端部に
はコンプレッサ35のインペラ37がナット39により固定さ
れている。ケース3の右端側にはコンプレッサハウジン
グ41が取付けられており、その吸込口43の中心線はイン
ペラ軸19の中心線と一致するように配置されている。吐
出口45はエンジンのインテークマニホールドに接続され
ている。
こうして、コンプレッサ装置としての過給機47が構成
されている。
エンジンからの駆動力は入力軸1を回転させ、遊星歯
車装置23により増速されたインペラ37を回転させて吸気
を加圧してエンジンの過給を行う。
太陽歯車21の軸方向両側でインペラ軸19を支承したか
ら太陽歯車21と遊星歯車13,13の噛合い荷重がインペラ
軸19に曲げ応力として付加されることが抑制され、従っ
てインペラ軸19とこれを支承するベアリング25,25とに
無理な力が掛らずこれらの耐久性が向上する。又、この
ように太陽歯車を両持支持したことにより従来例では必
要であった太陽歯車とインペラとの間で、インペラ軸の
先端側の曲げ剛性を高めるためのベアリング間のスペー
スが不要であり、それだけ軸方向にコンパクトな構成に
なる。
[発明の効果] 以上のように、この発明のコンプレッサ装置は、歯車
の噛合い荷重がインペラ軸とこれを支承するベアリング
に無理な力として働かず、これらの耐久性が向上する。
又、軸方向のコンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は一実施例の断面図、(b)は(a)のA
−A断面図である。 1……入力軸、3……ケース 11……内歯歯車、13,13……遊星歯車 19……インペラ軸、21……太陽歯車 23……遊星歯車装置、25,25……ベアリング 27……ベアリングガイド 29,31……ハウジング部 33……連結部、35……コンプレッサ 37……インペラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸方向の一側に配置され入力軸に連結され
    た内歯歯車と、ケース側に自転自在に支承された遊星歯
    車と、軸方向の他側に配置されコンプレッサのインペラ
    に連結されたインペラ軸を回転駆動する太陽歯車とを有
    する遊星歯車装置を備え、一端がインペラと太陽歯車と
    の間でケースに支持されると共に太陽歯車をその軸方向
    両側でベアリングを介して支承する基部側及び先端側の
    一対のハウジング部と遊星歯車の間を通ってこれらハウ
    ジング部を連結する連結部とを有するベアリングガイド
    を備えたことを特徴とするコンプレッサ装置。
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