JPH0828466A - コンプレッサ - Google Patents

コンプレッサ

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Publication number
JPH0828466A
JPH0828466A JP16807294A JP16807294A JPH0828466A JP H0828466 A JPH0828466 A JP H0828466A JP 16807294 A JP16807294 A JP 16807294A JP 16807294 A JP16807294 A JP 16807294A JP H0828466 A JPH0828466 A JP H0828466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing
gear set
gear
compressor
speed increasing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16807294A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Tateno
正夫 舘野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
Priority to JP16807294A priority Critical patent/JPH0828466A/ja
Publication of JPH0828466A publication Critical patent/JPH0828466A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 増速ギヤ組とタイミングギヤ組とを有し、軸
方向にコンパクトで、タイミングギヤの支持剛性が高い
コンプレッサを提供する。 【構成】 コンプレッサハウジング13に収納された一
対のロータ9,11と、一対のタイミングギヤ39,4
1の噛み合いによりロータ9,11を同期回転させるタ
イミングギヤ組7と、エンジンの駆動力により回転する
入力ギヤ43とを備え、入力ギヤ43はタイミングギヤ
41の一方と噛み合って増速ギヤ組5を構成し、タイミ
ングギヤ39,41はロータ9,11を支承するベアリ
ング49,53の間に配置されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の過給機などに
用いられるコンプレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平2−153285号公報に図4の
ようなコンプレッサ201が記載されている。これは、
入力プーリ203から入力する駆動力を増速ギヤ組20
5で増速し、タイミングギヤ組207を介してスクリュ
形ロータ209,211を回転駆動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コンプレッサ
201は、図4のように、増速ギヤ組205とタイミン
グギヤ組207とが互いの軸方向に配置されているか
ら、軸方向寸法Lが長い。また、タイミングギヤ組20
7の各タイミングギヤ213,215はロータ軸21
7,219を支承するベアリング221,223の外側
に配置され、片持ち支持されているからロータ軸21
7,219をを含めて剛性が低く、大きな荷重が掛かる
とギヤ騒音やギヤの異常磨耗などが生じ易い。
【0004】そこで、この発明は、増速ギヤ組とタイミ
ングギヤ組とを備え、軸方向にコンパクトな、タイミン
グギヤの支持剛性が高いコンプレッサの提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1発明のコンプレッサ
は、コンプレッサハウジングに収納された一対のロータ
と、一対のタイミングギヤの噛み合いにより各ロータを
同期回転させるタイミングギヤ組と、エンジンの駆動力
により回転する入力ギヤとを備え、この入力ギヤはタイ
ミングギヤの一方と噛み合って増速ギヤ組を構成するこ
とを特徴とする。
【0006】第2発明のコンプレッサは、ロータを支承
するベアリングの間にタイミングギヤを配置した請求項
1又は2のコンプレッサである。
【0007】
【作用】各発明のコンプレッサは、入力ギヤとタイミン
グギヤとを噛み合はせて増速ギヤ組を構成することによ
り、増速ギヤ組とタイミングギヤ組とを同列に配置した
から、軸方向にコンパクトである。これに加えて、一方
のタイミングギヤを増速ギヤ組に利用したから、従来例
より増速ギヤが1枚減少し、それだけ、更にコンパクト
になり、軽量、低コストになる。
【0008】第1発明では、タイミングギヤの一方を利
用して増速ギヤ組を構成したから、大きな増速比が得ら
れる。
【0009】また、第2発明では、ロータを支承するベ
アリングの間にタイミングギヤを配置することにより、
タイミングギヤが両持ち支持になり支持剛性が高くなっ
て、ギヤの騒音や異常磨耗などが防止される。
【0010】
【実施例】図1、2、3により、第2発明の一実施例を
説明する。なお、左右の方向は図1、2での左右の方向
であり、符号を与えていない部材等は図示されていな
い。
【0011】この実施例は車両のエンジンを過給するス
ーパーチャージャ1として用いられている。
【0012】図1、2は、このスーパーチャージャ1と
プーリ3とを示している。スーパーチャージャ1は、増
速ギヤ組5、タイミングギヤ組7、凸型形状と凹型形状
のスクリュ形ロータ9,11、コンプレッサハウジング
13などから構成されており、スクリュ形ロータ9,1
1、コンプレッサハウジング13などにより、スクリュ
型エアコンプレッサ15が構成されている。
【0013】コンプレッサハウジング13は、中央のハ
ウジング本体17と、本体17の左右に固定された中間
カバー19と右のエンドカバー21と、中間カバー19
に固定された左のエンドカバー23とから構成されてい
る。
【0014】図1のように、プーリ3はベアリング25
により左のエンドカバー23に支承されると共に、入力
軸27にスプライン連結されボルト29とワッシャ31
とで固定されている。入力軸27はベアリング33によ
りエンドカバー23に支承されており、入力軸27に装
着されたスリーブ35とエンドカバー23との間にはシ
ール37が配置され、外部へのオイル漏れを防止してい
る。
【0015】プーリ3はベルトを介してクランクシャフ
ト側のプーリと連結され、エンジンの駆動力によって回
転駆動される。
【0016】増速ギヤ組5とタイミングギヤ組7は中間
カバー19とエンドカバー23との間に収納されてい
る。図3に示すように、タイミングギヤ組7は互いに噛
み合った大径と小径のタイミングギヤ39,41から構
成されており、増速ギヤ組5は入力軸27の右端に形成
された入力ギヤ43と、この入力ギヤ43と噛み合った
小径のタイミングギヤ41とから構成されている。
【0017】このように、入力ギヤ43とタイミングギ
ヤ41とを噛み合わせることにより、増速ギヤ組5とタ
イミングギヤ組7とは同列(同一平面上)に配置されて
いる。
【0018】また、エアコンプレッサ15のロータ9,
11の各軸45,47は、左端部をベアリング49を介
してエンドカバー23に支承され、右端部をスリーブ5
1とベアリング53とを介してハウジング本体17に支
承されている。各軸45,47の左端にはベアリング4
9のロックナット55が螺着されている。
【0019】ロータ9,11の左側の各軸45,47上
に装着されたスリーブ57と中間カバー19との間には
シール59が配置され、右側のスリーブ51とハウジン
グ本体17との間にはシール61が配置されて、エア洩
れを防止している。
【0020】図1、2のように、タイミングギヤ39,
41は左のベアリング49と各ロータ9,11との間の
軸47,45上に固定され、ベアリング49,53の間
で両持ち支持されている。
【0021】入力軸27を回転させるエンジンの駆動力
は、増速ギヤ組5で増速され、小径ギヤ41側からタイ
ミングギヤ組7に入力し、各スクリュロータ9,11を
同期回転させる。駆動されたエアコンプレッサ15は吸
気を加圧してエンジンに供給する。
【0022】こうして、スーパーチャージャ1が構成さ
れている。
【0023】スーパーチャージャ1では、上記のように
従来例と異なって、増速ギヤ組5とタイミングギヤ組7
とが同列に配置されているから、図2に示すように、そ
れだけ軸方向寸法Lが短く、コンパクトである。更に、
タイミングギヤ39,41が両持ち支持され支持剛性が
高いから、大きな荷重を受けてもギヤの噛み合いが正常
に保たれ、騒音やギヤの異常磨耗などが防止される。
【0024】増速ギヤ組5は、小径のタイミングギヤ4
1を利用することにより大きな増速比を得ている。
【0025】また、図3のように、入力ギヤ43は小径
のタイミングギヤ41と噛み合わせたからギヤ41,4
3の中心間距離W1が小さいばかりでなく、入力ギヤ4
3をギヤ41,39(ロータ9,11)の中心を通るY
軸と直交するX軸上に配置したから、図3のY−Y断面
図である図2に示すように、Y軸に沿った幅方向寸法W
2も殆ど増加しない。
【0026】更に、図1に示すように、ベアリング49
の保持部63,65をコンプレッサハウジング13の端
部にしたから、矢印67,69のように、エンドカバー
23の無駄肉を取り、コンプレッサハウジング13を軽
量でコンパクトにすることができる。
【0027】なお、コンプレッサは繭型断面のロータを
用いたルーツ式のものでもよい。また、タイミングギヤ
が同径の場合は、いずれを入力ギヤと噛み合わせて増速
ギヤ組を構成してもよい。
【0028】
【発明の効果】各発明のコンプレッサは、入力ギヤとタ
イミングギヤとを噛み合はせて増速ギヤ組を構成するこ
とにより、増速ギヤ組とタイミングギヤ組とを同列に配
置したから軸方向にコンパクトである。これに加えて、
タイミングギヤを増速ギヤ組に利用したから、従来より
増速ギヤが1枚減少し、それだけ、更にコンパクトであ
り、軽量、低コストである。
【0029】また、第1発明では、タイミングギヤの一
方を利用して増速ギヤ組を構成したから、それだけ大き
な増速比が得られる。
【0030】第2発明では、ロータを支承するベアリン
グの間にタイミングギヤを配置することにより、タイミ
ングギヤが両持ち支持になって支持剛性が高くなり、ギ
ヤの騒音や異常磨耗などが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2発明の一実施例を示す図面であり、図3の
X−O−Y展開図である。
【図2】図1の実施例を示す図面であり、図3のY軸に
沿って切断しA方向から見た断面図である。
【図3】図1の実施例を示す図面であり、図1のB−B
断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
5 増速ギヤ組 7 タイミングギヤ組 9,11 スクリュ型ロータ(ロータ) 13 コンプレッサハウジング 15 スクリュ型エアコンプレッサ 39 大径のタイミングギヤ 41 小径のタイミングギヤ 43 入力ギヤ 49,53 ベアリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサハウジングに収納された一
    対のロータと、一対のタイミングギヤの噛み合いにより
    各ロータを同期回転させるタイミングギヤ組と、エンジ
    ンの駆動力により回転する入力ギヤとを備え、この入力
    ギヤはタイミングギヤの一方と噛み合って増速ギヤ組を
    構成することを特徴とするコンプレッサ。
  2. 【請求項2】 ロータを支承するベアリングの間にタイ
    ミングギヤを配置した請求項1のコンプレッサ。
JP16807294A 1994-07-20 1994-07-20 コンプレッサ Pending JPH0828466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16807294A JPH0828466A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 コンプレッサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16807294A JPH0828466A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 コンプレッサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0828466A true JPH0828466A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15861327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16807294A Pending JPH0828466A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 コンプレッサ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0828466A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010109178A3 (en) * 2009-03-25 2011-05-19 Environmental Manufacturing Llp A rotary mechanism

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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