JPH055228Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH055228Y2 JPH055228Y2 JP1986045156U JP4515686U JPH055228Y2 JP H055228 Y2 JPH055228 Y2 JP H055228Y2 JP 1986045156 U JP1986045156 U JP 1986045156U JP 4515686 U JP4515686 U JP 4515686U JP H055228 Y2 JPH055228 Y2 JP H055228Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supercharging device
- internal combustion
- combustion engine
- hydraulic motor
- supercharger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 15
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Supercharger (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案はスーパーチヤージヤの駆動方式に利用
できる内燃機関用吸気過給装置に関するものであ
る。
できる内燃機関用吸気過給装置に関するものであ
る。
(従来の技術)
従来のルーツ式スーパーチヤージヤについて
は、株式会社自動車技術会発行(昭60.10.1)「自
動車技術」第39巻、第10号、第1125頁に示されて
おり、スーパーチヤージヤが吸気マニホルドとキ
ヤブレタの間にセツトされ、ベルトを介してクラ
ンクシヤフトにより駆動される。このように従来
機構は、エンジンのクランクシヤフトの回転をベ
ルト等によつて機械的に伝えるものであつたが、
スーパーチヤージヤの回転軸はクランクシヤフト
平行であり、かつ該ベルトが他部品と干渉せずに
配置できる範囲内にあることが条件になつてい
る。しかし最近の車両では、エンジンルーム内の
スペースに制約条件が増えて来ており、スーパー
チヤージヤの搭載スペースにも厳しい条件がつけ
られているのが現状である。
は、株式会社自動車技術会発行(昭60.10.1)「自
動車技術」第39巻、第10号、第1125頁に示されて
おり、スーパーチヤージヤが吸気マニホルドとキ
ヤブレタの間にセツトされ、ベルトを介してクラ
ンクシヤフトにより駆動される。このように従来
機構は、エンジンのクランクシヤフトの回転をベ
ルト等によつて機械的に伝えるものであつたが、
スーパーチヤージヤの回転軸はクランクシヤフト
平行であり、かつ該ベルトが他部品と干渉せずに
配置できる範囲内にあることが条件になつてい
る。しかし最近の車両では、エンジンルーム内の
スペースに制約条件が増えて来ており、スーパー
チヤージヤの搭載スペースにも厳しい条件がつけ
られているのが現状である。
そこで従来も特開昭59−70831号公報に示す如
く、電気モータを駆動力とする吸気過給装置が提
案され、スーパーチヤージヤの搭載スペースの問
題を解決しようとしている。しかし、この場合は
電気モータ搭載による重量アツプの問題があり、
また電気モータは機関の動力を一度オルタネータ
で電気エルネギーに変換し、再びスーパーチヤー
ジヤの軸駆動をするために機械エネルギーに変換
している。従つて全効率が約30%に低下する欠点
があつた。
く、電気モータを駆動力とする吸気過給装置が提
案され、スーパーチヤージヤの搭載スペースの問
題を解決しようとしている。しかし、この場合は
電気モータ搭載による重量アツプの問題があり、
また電気モータは機関の動力を一度オルタネータ
で電気エルネギーに変換し、再びスーパーチヤー
ジヤの軸駆動をするために機械エネルギーに変換
している。従つて全効率が約30%に低下する欠点
があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は、従来のスーパーチヤージヤにおける
搭載スペースと、効率の問題点を解決するために
提案されたものである。
搭載スペースと、効率の問題点を解決するために
提案されたものである。
(問題点を解決するための手段)
このため本考案は、内燃機関用の2軸容積ポン
プ型吸気過給装置であつて、該過給装置は一対の
外接歯車を一体に有すると共に、該外接歯車は油
圧モータを兼用し、かつ該過給装置は内燃機関か
ら供給されるオイルで作動する前記油圧モータを
兼用する外接歯車により駆動力を得るようにして
なるもので、これを問題点解決のための手段とす
るものである。
プ型吸気過給装置であつて、該過給装置は一対の
外接歯車を一体に有すると共に、該外接歯車は油
圧モータを兼用し、かつ該過給装置は内燃機関か
ら供給されるオイルで作動する前記油圧モータを
兼用する外接歯車により駆動力を得るようにして
なるもので、これを問題点解決のための手段とす
るものである。
(作用)
内燃機関によつて回転駆動される油圧ポンプに
より循環するオイルの一部は、制御ユニツトによ
つて所定の流量、圧力に制御され、過給装置は油
圧モータを兼用する外接歯車により駆動力を得て
駆動され、過給空気を送り出す。
より循環するオイルの一部は、制御ユニツトによ
つて所定の流量、圧力に制御され、過給装置は油
圧モータを兼用する外接歯車により駆動力を得て
駆動され、過給空気を送り出す。
(実施例)
以下本考案を図面の実施例について説明する
と、第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第
1図は内燃機関用給気過給装置のシステム図、第
2図はルーツ式スーパーチヤージヤの側断面図で
ある。第1図において内燃機関1によつて駆動さ
れる油圧ポンプ2(内燃機関潤滑用、パワーステ
アリング駆動用、単独の油圧ポンプなど)によつ
て循環するオイルの一部は、制御ユニツト3によ
つて所定の流量、圧力に制御され、油圧モータ4
付の過給機5に供給される。
と、第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第
1図は内燃機関用給気過給装置のシステム図、第
2図はルーツ式スーパーチヤージヤの側断面図で
ある。第1図において内燃機関1によつて駆動さ
れる油圧ポンプ2(内燃機関潤滑用、パワーステ
アリング駆動用、単独の油圧ポンプなど)によつ
て循環するオイルの一部は、制御ユニツト3によ
つて所定の流量、圧力に制御され、油圧モータ4
付の過給機5に供給される。
第2図は油圧モータ4付の過給機5を示し、第
4図は油圧モータ4の断面図で、互に噛合つて回
転する外接歯車6a,6bを有し、オイルは第4
図の点線矢印の如く左方より右方に流れ、外接歯
車6a,6bはこのオイルにより実線矢印の如く
回転する力を得る。この外接歯車6a,6bには
ベアリング9,10に支持された回転軸7a,7
bが固着してあり、該回転軸7a,7bには夫々
ロータ6a,6bが固着されていて、夫々歯車6
a,6bと同方向に回転し、過給空気を第3図の
点線矢印方向に流す。第1図における油圧配管1
1は自由に配管できるため、車両のエンジンルー
ム内で過給機5は任意の位置に配置することが可
能となる。
4図は油圧モータ4の断面図で、互に噛合つて回
転する外接歯車6a,6bを有し、オイルは第4
図の点線矢印の如く左方より右方に流れ、外接歯
車6a,6bはこのオイルにより実線矢印の如く
回転する力を得る。この外接歯車6a,6bには
ベアリング9,10に支持された回転軸7a,7
bが固着してあり、該回転軸7a,7bには夫々
ロータ6a,6bが固着されていて、夫々歯車6
a,6bと同方向に回転し、過給空気を第3図の
点線矢印方向に流す。第1図における油圧配管1
1は自由に配管できるため、車両のエンジンルー
ム内で過給機5は任意の位置に配置することが可
能となる。
以上詳細に説明した如く本考案の過給装置は、
油圧モータを兼用する一対の外接歯車を一体に有
するもので、全体としてコンパクトとなり、余分
なスペースを必要としない。従つて内燃機関への
装着性に優れている。また油圧モータと過給装置
との間の動力伝達機構が不要で、構造が簡単にな
ると共に、駆動ロスの減少を図ることができる。
更に過給装置は内燃機関から供給されるオイルで
作動する油圧モータを兼用する外接歯車により駆
動力を得ているため、別個な駆動機構を必要とす
るものに比べ、部品点数を減少させることがで
き、かつ信頼性も高く、コストの低減を図ること
ができる。
油圧モータを兼用する一対の外接歯車を一体に有
するもので、全体としてコンパクトとなり、余分
なスペースを必要としない。従つて内燃機関への
装着性に優れている。また油圧モータと過給装置
との間の動力伝達機構が不要で、構造が簡単にな
ると共に、駆動ロスの減少を図ることができる。
更に過給装置は内燃機関から供給されるオイルで
作動する油圧モータを兼用する外接歯車により駆
動力を得ているため、別個な駆動機構を必要とす
るものに比べ、部品点数を減少させることがで
き、かつ信頼性も高く、コストの低減を図ること
ができる。
第1図は本考案の実施例を示す内燃機関用吸気
過給装置のシステム図、第2図は第1図における
過給装置の側断面図、第3図は第2図のA〜A断
面図、第4図は第2図のB〜B断面図である。 図の主要部分の説明、1……内燃機関、2……
油圧ポンプ、3……制御ユニツト、4……油圧モ
ータ、5……過給機、6a,6b……外接歯車、
7a,7b……回転軸、8a,8b……ロータ、
11……油圧配管。
過給装置のシステム図、第2図は第1図における
過給装置の側断面図、第3図は第2図のA〜A断
面図、第4図は第2図のB〜B断面図である。 図の主要部分の説明、1……内燃機関、2……
油圧ポンプ、3……制御ユニツト、4……油圧モ
ータ、5……過給機、6a,6b……外接歯車、
7a,7b……回転軸、8a,8b……ロータ、
11……油圧配管。
Claims (1)
- 内燃機関用の2軸容積ポンプ型吸気過給装置で
あつて、該過給装置は一対の外接歯車を一体に有
すると共に、該外接歯車は油圧モータを兼用し、
かつ該過給装置は内燃機関から供給されるオイル
で作動する前記油圧モータを兼用する外接歯車に
より駆動力を得ることを特徴とする内燃機関用吸
気過給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986045156U JPH055228Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986045156U JPH055228Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62158130U JPS62158130U (ja) | 1987-10-07 |
JPH055228Y2 true JPH055228Y2 (ja) | 1993-02-10 |
Family
ID=30863638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986045156U Expired - Lifetime JPH055228Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH055228Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101363014B1 (ko) * | 2011-04-26 | 2014-02-24 | 하나로테크 주식회사 | 내연기관 구동식 유압기계 및 이를 위한 공기과급기 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5455218A (en) * | 1977-10-07 | 1979-05-02 | Isuzu Motors Ltd | Drive controller for engine supercharger |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP1986045156U patent/JPH055228Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5455218A (en) * | 1977-10-07 | 1979-05-02 | Isuzu Motors Ltd | Drive controller for engine supercharger |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62158130U (ja) | 1987-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8176901B2 (en) | Variable speed supercharger with electric power generation | |
JP4570611B2 (ja) | 自動車用空気ブロア | |
EP2831389B1 (en) | Variable speed hybrid electric supercharger assembly and method of control of vehicle having same | |
EP2181259B1 (en) | New enhanced supercharging system and an internal combustion engine having such a system | |
US6612963B2 (en) | Power transmission system of an automobile | |
US20160001649A1 (en) | Dual ratio drive for variable speed hybrid electric supercharger assembly | |
US20060180130A1 (en) | Motor assisted mechanical supercharging system | |
US7191855B2 (en) | Rotary engine with improved hybrid features | |
CN1423038A (zh) | 用于内燃机的电动机辅助的涡轮增压系统 | |
JPH055228Y2 (ja) | ||
JPS60195329A (ja) | 内燃機関のタ−ボチヤ−ジヤ | |
JPH11173154A (ja) | 機械式過給機 | |
CN105751884B (zh) | 双向超越的混合动力发动机电机连接机构 | |
JPS63259123A (ja) | エンジンの補機駆動装置 | |
JP2504007B2 (ja) | タ―ボコンパウンドエンジン | |
CN2233466Y (zh) | 摩托车电起动装置 | |
JPH0531224Y2 (ja) | ||
JPS61286530A (ja) | 機械式過給機 | |
JPH0735732U (ja) | 過給装置 | |
JPS63259124A (ja) | エンジンの補機駆動装置 | |
JPH05272350A (ja) | 火花点火機関のポンプ損失回収装置 |