JP2999482B2 - ダンパープーリー - Google Patents

ダンパープーリー

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JP2999482B2
JP2999482B2 JP1111640A JP11164089A JP2999482B2 JP 2999482 B2 JP2999482 B2 JP 2999482B2 JP 1111640 A JP1111640 A JP 1111640A JP 11164089 A JP11164089 A JP 11164089A JP 2999482 B2 JP2999482 B2 JP 2999482B2
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JP
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rubber
damper pulley
elastic body
slit
damper
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充佳 松野
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JTEKT Column Systems Corp
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Fuji Kiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は回転軸に装着され、回転軸の回転動力を伝
達すると共に、イナーシャマスとゴム状弾性体との組み
合わせによって回転軸からの振動を低減するダンパープ
ーリーに関する。
(従来の技術) ダンパープーリーは回転軸、例えば自動車用エンジン
のクランクシャフトの軸端に装着され、エアコン用コン
プレッサーやパワーステアリングポンプ等の補機へ動力
を伝達するプーリーとして用いられ、エンジンの回転中
におけるクランクシャフトの振動を、イナーシャマスの
質量とゴム状弾性体のバネ定数で定められた特性によっ
て低減することができるようになっている。
ところで最近のようにエンジンが高出力化、高回転化
されると、クランクシャフトのねじれ角が大きくなり1
個のイナーシャマスを取り付けたダンパープーリーで
は、クランクシャフトの振動を十分に低減させることが
できない。そこで、この問題を解決するために、複数個
のイナーシャマスを取り付けたダンパープーリーが近時
使用されている。しかし、このように複数個のイナーシ
ャマスを設けると、コスト高になると共に、重量が増大
する欠点があった。特に重量の増大は最近のように軽量
化が強く要望されている自動車においては問題があっ
た。
この発明は上記従来技術の欠点を解消するもので、そ
の目的とするところは、1個のイナーシャマスで複数個
のイナーシャマスと同程度の性能が得られるようにした
ダンパープーリーを提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明は、リム部の外周
面にゴム状弾性体を介してイナーシャマスを取り付け、
エンジンのクランクシャフトに装着されるダンパープー
リーであって、前記ゴム状弾性体の径方向中間部に位置
せしめて周方向に所定の間隔をおいてスリットを設けて
構成されており、前記スリットは、ダンパープーリーの
回転に伴うゴム状弾性体の歪によって、前記ゴム状弾性
体のバネ定数を変化させることができるよう形成されて
いることを特徴としている。
(作用) 本発明のダンパープーリーは、ゴム状弾性体の径方向
中間部に位置せしめて周方向に所定の間隔をおいてスリ
ットを設け、このスリットを、ダンパープーリーの回転
に伴うゴム状弾性体の歪によって、前記ゴム状弾性体の
バネ定数を変化させることができるよう形成したので、
ダンパープーリーの回転に伴うゴム状弾性体の歪によっ
て前記ゴム状弾性体のバネ定数を変化させることができ
る。この結果、1個のイナーシャマスで複数個のイナー
シャマスと同程度の性能が得られる。従って廉価で、か
つ軽量のダンパープーリーを提供することができる。
(実施例) 以下この発明を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。
第1図乃至第4図はこの発明の実施例を示し、第1図
はダンパープーリーの縦断面側面説明図、第2図は第1
図のII−II矢視正面説明図、第3図は第2図のA部拡大
説明図、第4図はダンパープーリーの性能を説明するダ
ンパー周波数−ゴム歪線図である。
図においてEはこの発明のダンパープーリーで、リム
部13の外周面にゴム状弾性体30を介してイナーシャマス
20が取り付けられている。
そしてこの発明においては、特に、ゴム状弾性体30の
径方向中間部に位置せしめて周方向に所定の間隔をおい
てスリット31を設けてある。
以下この発明の構造をさらに詳細に説明すると、ダン
パープーリーEはハブ10と、イナーシャマス20と、ゴム
状弾性体30と、圧入リング40とを備えてている。ハブ10
はボス部11と、このボス部11の径方向外方にウェブ部12
を介して形成されたリム部13とからなり、ボス部11は回
転軸、例えば自動車用エンジンのクランクシャフトの軸
端に固定されている。リム部13はほぼ円筒に形成されボ
ス部11と同心的に配置されており、その外周面一半部に
は本実施例では全周にわたってV溝、例えばポリV溝13
aが刻設されている。イナーシャマス20はほぼリング状
に形成されボス部11と同心的に配置されており、このイ
ナーシャマス20の内周面と圧入リング40の外周面との間
にゴム状弾性体30が加硫接着されている。そして、この
圧入リング40の内周面はリム部13の外周面他半部に圧入
されている。またイナーシャマス20の外周面には本実施
例では全周にわたってV溝、例えばポリV溝20aが刻設
されている。
ゴム状弾性体30のバネ定数を変更することができるス
リット31は、第2図及び第3図に示すように正面視ほぼ
コの字状でボス部11の軸線方向に貫通して形成されてお
り、ゴム状弾性体30の径方向中間部に位置せしめて周方
向に所定の間隔をおいて例えば交互に方向を変えて配置
されている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
ダンパープーリーEは、エンジン回転時にクランクシ
ャフトの回転中心線回りに発生するねじり振動を、ゴム
状弾性体30の変形に変換することによって振動を低減す
るようになっている。そして、このゴム状弾性体30の変
形、いわゆるゴム歪は、エンジンが高出力化、高回転化
されるに伴って大きくなるものである。
エンジンの回転数が低く、ゴム歪が所定値(E%)以
下の場合、第3図(a)に示すようにスリット31の径方
向に突出した部分31aの隙間の巾はほとんど変動せず隙
間があり、これによってスリット31により分断されてい
る部分(網かけの部分)を除く部分のゴム状弾性体30だ
けが作用している。この結果バネ定数が小さくなり、こ
れによってダンパープーリーEの固有振動数を第4図に
曲線aで示すように低く設定することができる。
なお、この曲線aに示す固有振動数は通常のダンパー
プーリーの固有振動数より若干低くなるように設定され
ている。
エンジンの回転数が高くなりゴム歪が所定値(E%)
以上になった状態で、トルク変動が生じた場合、ハブ10
の回転速度が変動する。これに対し、イナーシャマス20
は慣性力により従来の回転速度を保とうとするため、両
者の間の回転方向に変位差が生じる。例えば、ハブ10の
回転速度よりも、イナーシャマス20の回転速度が速い時
には、第3図(b)に示すようにスリット31の回転方向
R側の径方向の突出した部分31a′の隙間が図示のよう
になくなり、これとは逆に、イナーシャマス20の回転速
度よりも、ハブ10の回転速度が速い時には、第3図
(c)に示すように、反対側の突出した部分31aの隙間
がなくなる。つまり全体的に見ると、ゴム状弾性体30は
全域にわたって作用するようになる。この結果バネ定数
が大きくなり、これによってダンパープーリーEの固有
振動数を第4図に曲線bで示すように高く設定すること
ができる。
第5図はエンジン搭載時におけるダンパープーリーの
性能を説明するエンジン回転数−クランクシャフトねじ
角線図で、曲線Aはダンパー周波数が第4図の曲線
(a)の場合の性能を示し、曲線Bはダンパー周波数が
第4図の曲線(b)の場合の性能を示している。また曲
線Cは曲線(a)と(b)とを合成した場合の性能を示
している。
第6図はエンジン搭載時におけるこの発明のダンパー
プーリーEと従来品F(イナーシャマス1個)のダンパ
ープーリーの性能を比較説明するエンジン回転数−クラ
ンクシャフトねじれ角線図で、曲線Dはこの発明のダン
パープーリーEの性能を示し、曲線Fは従来品のダンパ
ープーリーの性能を示している。
以上のように、この発明によれば、バネ定数を変更す
ることができるスリット31をゴム状弾性体30に設けるこ
とによって、2種類の異なる固有振動数をもったダンパ
ープーリーEが得られるので、1個のイナーシャマス20
で従来の2個のイナーシャマスをもったダンパープーリ
ーと同程度の性能を得ることができる。さらに、ダンパ
ープーリーEの固有振動数は、スリット31の形状、スリ
ット31の配置間隔などを適宜選定してゴム状弾性体30の
バネ定数を変えることにより、エンジンの仕様に対応し
て最も適切な値に設定することができる。
第7図(a),(b)はスリット31の変形例を示す説
明図である。第7図(a)に示すスリット31Aは、第2
図及び第3図に示すスリット31の周方向中間部に凸部31
bが形成されており、第7図(b)に示すスリット31Bは
V字形に形成されている。このスリット31A及び31Bの作
用はスリット31と同様であり、その説明は省略する。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明のダンパープーリーによ
れば、ゴム状弾性体の径方向中間部に位置せしめて周方
向に所定の間隔をおいてスリットを設け、このスリット
を、ダンパープーリーの回転に伴うゴム状弾性体の歪に
よって、前記ゴム状弾性体のバネ定数を変化させること
ができるよう形成したので、ダンパープーリーの回転に
伴うゴム状弾性体の歪によって前記ゴム状弾性体のバネ
定数を変化させることができる。この結果、1個のイナ
ーシャマスで複数個のイナーシャマスと同程度の性能を
得ることができる。
従ってコストを低減させることができると共に、重量
を軽減させることができ、さらにスリットを適宜選定す
ることにより種々の仕様に対応する適切なダンパープー
リーを提供することができ設計の自由度を大幅に向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの発明のダンパープーリーの実施
例を示し、第1図はダンパープーリーの縦断面側面説明
図、第2図は第1図のII−II矢視正面説明図、第3図は
第2図のA部拡大説明図で、(a)はエンジンの回転数
が低い場合を示し、(b)及び(c)はエンジンの回転
数が高い場合を示す、第4図はダンパープーリーの性能
を説明するダンパー周波数−ゴム歪線図、第5図はエン
ジン搭載時におけるダンパープーリーの性能を説明する
エンジン回転数−クランクシャフトねじ角線図、第6図
はエンジン搭載時におけるこの考案のダンパープーリー
と従来品(シュグルイナーシャマス)のダンパープーリ
ーの性能を説明するエンジン回転数−クランクシャフト
ねじれ角線図、第7図(a),(b)はスリットの変形
例を示す正面説明図である。 E……ダンパープーリー 10……ハブ 13……リム部 20……イナーシャマス 30……ゴム状弾性体 31,31A,31B……スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−67441(JP,A) 特開 昭62−88839(JP,A) 実開 平2−98237(JP,U) 実開 平2−34846(JP,U) 実開 平1−98948(JP,U) 実開 昭62−92335(JP,U) 実開 昭59−34155(JP,U) 実開 昭53−101145(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 55/36 F16F 15/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リム部の外周面にゴム状弾性体を介してイ
    ナーシャマスを取り付け、エンジンのクランクシャフト
    に装着されるダンパープーリーであって、 前記ゴム状弾性体の径方向中間部に位置せしめて周方向
    に所定の間隔をおいてスリットを設けて構成されてお
    り、前記スリットは、ダンパープーリーの回転に伴うゴ
    ム状弾性体の歪によって、前記ゴム状弾性体のバネ定数
    を変化させることができるよう形成されていることを特
    徴とするダンパープーリー。
JP1111640A 1989-04-28 1989-04-28 ダンパープーリー Expired - Lifetime JP2999482B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0512823U (ja) * 1991-07-31 1993-02-19 富士機工株式会社 ダンパープーリー
DE4313756C2 (de) * 1993-04-27 1996-08-01 Freudenberg Carl Fa Riemenscheibe

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3535803C1 (de) * 1985-10-08 1986-09-11 Fa. Carl Freudenberg, 6940 Weinheim Drehschwingungsdaempfer
DE3630308C1 (de) * 1986-09-05 1988-03-17 Freudenberg Carl Fa Drehschwingungsdaempfer

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