JPH0762626B2 - 流量検出器 - Google Patents

流量検出器

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JPH0762626B2
JPH0762626B2 JP15440687A JP15440687A JPH0762626B2 JP H0762626 B2 JPH0762626 B2 JP H0762626B2 JP 15440687 A JP15440687 A JP 15440687A JP 15440687 A JP15440687 A JP 15440687A JP H0762626 B2 JPH0762626 B2 JP H0762626B2
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JP
Japan
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flapper
flow rate
small
casing
predetermined
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JP15440687A
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English (en)
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JPH01418A (ja
JPS64418A (en
Inventor
保明 小針
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株式会社大洋バルブ製作所
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は配管中の流体の流れ状態を検出する流量検出装
置に係り、とりわけ大流量と小流量をそれぞれ適切に検
出することができる流量検出器に関する。
(従来の技術) 従来、流体の流れ状態を検出するものとして第4図乃至
第6図に示す流量検出器を出願人は開発した。
この流量検出器は、ケーシング10内に揺動可能に支承さ
れたフラッパ31と、このフラッパ31の揺動運動を検出す
る検出装置とを備えたものである。
フラッパ31の揺動運動を検出する検出装置はケーシング
10に直交して設けられかつケーシング10内と連通するシ
リンダ17と、シリンダ17内に往復自在に設けられたシャ
フト18と、フラッパ31の上端に固着されシャフト18と当
接するカム32と、シャフト18の上端部に固着されたマグ
ネット19と、シリンダ17の上部外方に設けられマグネッ
ト19によって作動するリードスイッチ20とによって構成
されている。
このような従来の流量検出器において、流体が流れると
フラッパ31およびカム32は一体となって第4図矢印L3
向へ揺動する。カム32の揺動運動によってシャフト18は
上方へ押し上げられる。流体が所定流量以上流れると、
それにともなってフラッパ31およびカム32も大きく揺動
し、シャフト18の移動ストロークも大きくなる。その
後、マグネット19がリードスイッチ20と対応する位置ま
でくるとリードスイッチ20が動作し、所定流量流れてい
ることが検出される。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように、従来の流量検出器はケーシング10内に
揺動可能に支承されたフラッパ31を備え、所定流量が流
れたときフラッパ31が揺動しシャフト18が上昇してリー
ドスイッチ20が作動するよう構成されている。
しかしながら、従来の流量検出器は、フラッパ31が大き
く揺動させるような大流量が流れたときに、この大流量
を検出するものであって、小流量の検出を行なうことが
できない。例えば小流量が流れた場合、第5図に示すよ
うにフラッパ31は流量全体を覆っていないので、流体は
フラッパ31の脇を通過してしまい、フラッパ31は全く揺
動しない揺動しても揺動幅は非常に小さく、適切な小流
量の検出を行なうことはできない。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、
所定の大流量と所定の小流量とをそれぞれ適切に検出す
ることができる流量検出器を提供することを目的とす
る。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、内部に弁座が形成されたケーシングと、前記
ケーシング内に前記弁座を当接閉止するよう揺動可能に
支承された大フラッパと、前記大フラッパの流出側の面
にこの大フラッパを貫通して形成された小ポートを閉止
するよう揺動可能に支承された小フラッパと、前記大フ
ラッパの所定の揺動運動を検出する大流量検出装置と、
前記小フラッパの所定の揺動運動を検出する小流量検出
装置と、を備えたことを特徴とする流量検出器である。
(作 用) 小流量が流れると小フラッパが揺動し、この小フラッパ
の揺動運動が所定の大きさに達すると小流量検出装置に
よって所定の小流量が検出される。また大流量が流れる
と大フラッパが揺動し、この大フラッパの揺動運動が所
定の大きさに達すると大流量検出装置によって所定の大
流量が検出される。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。
なお、従来装置と同一部材には同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
第1図乃至第3図は本発明による流量検出器の一実施例
を示す図である。第1図において流量検出器は内部に弁
座21が形成されたケーシング10と、ケーシング10内に弁
座21を当接閉止するよう揺動可能に支承された大フラッ
パ11と、大フラッパ11の流出側の面に大フラッパ11を貫
通して形成された小ポート12を閉止するよう揺動可能に
支承された小フラッパ13とを備えている。
また、大フラッパ11の揺動運動を検出する大流量検出装
置は、ケーシング10に直交して設けられかつケーシング
10内と連通するシリンダ17と、シリンダ17内に往復自在
に設けられたシャフト18と、フラッパ11の上端部にフラ
ッパ11と一体となって形成されシャフト18と当接するカ
ム16と、シャフト18の上端部に固着されたマグネット19
と、シリンダ17の上端外方に設けられマグネット19によ
って作動するリードスイッチ20とから構成されている。
このリードスイッチ20はシャフト18が上昇してマグネッ
ト19がリードスイッチ20と対応する位置にきたときに作
動するようになっている。
また、小フラッパ13の揺動運動を検出する小流量検出装
置は、小フラッパ13の下端部に固着されたマグネット14
と、ケーシング10の下方に設けられたリードスイッチ15
とから構成され、リードスイッチ15は小フラッパ13が揺
動してマグネット14がリードスイッチ15から離れたとき
に作動するようになっている。
次にこのような構成からなる本実施例の作用について説
明する。
給水ポンプ等によって小流量が流れる場合、流体がケー
シング10内に流入すると流体のもつエネルギにより小フ
ラッパ13が押され、流量に応じた角度だけ揺動する。こ
の小フラッパ13の揺動運動によりマグネット14がリード
スイッチ15から離れるとリードスイッチ15が開動作す
る。リードスイッチ15が開作動する時の小フラッパ13の
揺動角度およびその流量をあらかじめ定めておけば、こ
のリードスイッチ15の開作動により所定の小流量が流れ
ていることが検出される。この場合大フラッパ11は閉じ
られており、小ポート12の貫通面積が流量面積となり流
通面積が小さくなるので、小流量を正確に検出すること
ができる。
次に大流量が流れる場合、大フラッパ11もその流量に大
じて揺動する。大フラッパ11が揺動するとカム16によっ
てシャフト18が上方へ押し上げられる。シャフト18が上
方へ押し上げられマグネット19がリードスイッチ20と対
応する位置までくるとリードスイッチ20が開動作する。
リードスイッチ20が開動作するときの大フラッパの揺動
角度およびその流量をあらかじめ定めておけば、このリ
ードスイッチ20の開動作により所定の大流量を検出する
ことができる。
その後、流れが停止した場合は、大フラッパ11および小
フラッパ13はいずれも第1図矢印L2方向へ揺動して第1
図実線の位置まで戻り、流れの逆流を防止する。
このように本実施例によれば、所定の小流量および所定
の大流量を正確に検出することができる。このため、例
えばこの流量検出器を給水系に用いた場合、水の需要が
少なくなって小フラッパ13が揺動しなくなったときは給
水ポンプ(図示せず)を停止したり、水の需要が増大し
大フラッパ11が揺動したときは給水ポンプの運転台数を
増やしたりして、給水ポンプの適切な運転を行なうこと
ができる。
また、流体の流れ検出用に安価な大フラッパ11および小
フラッパ13を用いたので、製造コストの低減を図ること
ができる。また、大フラッパ11はケーシング10内に形成
された弁座21を当接閉止するようになっているので、大
フラッパ11の外径をケーシング10の内径に比較し小さく
することができ、このため大フラッパ11はケーシング10
内壁に接触することなく大きく揺動することができる。
さらに流体の流れがなくなった場合、大フラッパ11およ
び小フラッパ13は流体の逆流を防止するチェッキ弁とし
ての機能も有する。
なお、上記実施例において単一のリードスイッチ20を用
いた例を示したが、これに限らず複数のリードスイッチ
を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば小フラッパおよび
大フラッパの揺動運動によって、所定の小流量および所
定の大流量を正確に検出することができる。従ってこの
流量検出器を給水系に用いれば、給水ポンプの運転台数
制御を行なって適切なポンプ運転を行なうことができ
る。また、安価な小フラッパおよび大フラッパを用いた
ので製造コストの低減を図ることができ、さらに流体が
流れなくなった場合はチェッキ弁としての機能を有し流
体の逆流を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明による流量検出器の一実施例
を示す図であり、第1図はその側断面図、第2図は第1
図II−II線断面図、第3図は第1図III−III線矢視図、
第4図は従来の流量検出器を示す側断面図、第5図は第
4図V−V線断面図、第6図は第4図VI−VI線矢視図で
ある。 10……ケーシング、11……大フラッパ、12……小ポー
ト、13……小フラッパ、14……マグネット、15……リー
ドスイッチ、16……カム、17……シリンダ、18……シャ
フト、19……マグネット、20……リードスイッチ、21…
…弁座。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に弁座が形成されたケーシングと、前
    記ケーシング内に前記弁座を当接閉止するよう揺動可能
    に支承された大フラッパと、前記大フラッパの流出側の
    面にこの大フラッパを貫通して形成された小ポートを閉
    止するよう揺動可能に支承された小フラッパと、前記大
    フラッパの所定の揺動運動を検出する大流量検出装置
    と、前記小フラッパの所定の揺動運動を検出する小流量
    検出装置と、を備えたこを特徴とする流量検出器。
JP15440687A 1987-06-23 1987-06-23 流量検出器 Expired - Lifetime JPH0762626B2 (ja)

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JPH01418A JPH01418A (ja) 1989-01-05
JPS64418A JPS64418A (en) 1989-01-05
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JP15440687A Expired - Lifetime JPH0762626B2 (ja) 1987-06-23 1987-06-23 流量検出器

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FR2978998B1 (fr) * 2011-08-08 2013-07-26 Sonceboz Automotive Sa Dispositif de dosage compact
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CN117043259A (zh) 2021-04-02 2023-11-10 大金工业株式会社 氟橡胶交联用组合物、成型品和密封材料
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WO2022264838A1 (ja) 2021-06-15 2022-12-22 ダイキン工業株式会社 フッ素ゴム架橋用組成物、成形品およびシール材
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