JPH01121761A - 流量スイッチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、大水量が流せると共に最小流量の感度が良好
な流量スイッチに関する。

「従来の技術」 流量制御ボン１装置は、圧力タンクを小形にすると共に
流量を検出して運転を制御するものであり、ポンプ装置
全体を小形化することができるものである。

そして、運転の発停をできるかぎり少なくするように設
計努力がなされるものであり、このためには、流量検出
器となる流量スイッチの動作する最小流量を少なくする
ことが必要であった。

このため、小水量で動作する流量スイッチが好まれて採
用されでいる。

また、抵抗弁によって生じる差圧を利用してスイッチを
動作させるものがあったが、小水量に対する感度が良好
ではなく、通水抵抗がかなり大きくなるのが現状であっ
た。

「発明が解決しようとする問題点」 従来の流量スイッチでは、できる限りの小水量に対応で
きるよう、わずかな水流で動作するように通水路を狭く
して構成されていた。

しかしながら、このような構成では、大水量において、
通水抵抗が増し、揚水特性に悪影響があった。

したがって、この種流量スイッチでは、大水量に好まし
くなく、比較的小水量の場合に適するといった傾向があ
った。

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり
、小水量から大水量まで円滑な動作特性が得られる流量
スイッチ装置を提供することを目的としている。

ｒ問題点を解決するための手段ｊ 本発明は、流路を形成する筒状の本体に流路を遮断する
ように弁体を備え、この弁体を水流に対向する方向へス
プリングで付勢し、この弁体の上流側から下流側へ分流
路を形成し、この分流路に揺動板を備え、この揺動板に
マグネットを備え、このマグネットによって動作するリ
ードリレーを本体の外部に備えたことによって問題点を
解決している。

「作用」 流路に大水量が流れる場合は、弁体がスプリングに抗し
て開成し、通水抵抗の増大をなくする。

そして、流量が少なくなると弁体がスプリンによって閉
じて水流は、分流路を流れる。

このため、揺動板が水流によって振れてマグネットがリ
ードリレーに作用する。

さらに、水量が少なくなり、わずかな水量となった場合
、揺動板の振れが少なくなり、マグネットがリードリレ
ーから離れてリードリレーを動作させる。

したがって、わずかな水流になるまで揺動板が振れてマ
グネットをリードリレーに作用させ、小水量に対応する
ことができる。

「実施例」 施例を示す縦断面図である。

図において、流量スイッチは、筒状に形成された本＃１
に内部を遮断するように弁体２が備えられており、この
弁体２は、水流方向に移動するように構成されており、
水流に抗じるようにスプリング３で付勢されている。

そして、スプリング３は、弾力が弱くわずかな水圧で弁
体２を開けて本体１に大水量を流すように構成されてい
る。

さらに、本体１の弁体２を境にして上流側４と下流側５
との間に連通される分流路６が形成されており、この分
流路６を遮断するように揺動板７が備えられている。

揺動板７は、分流路６の水流によって振れるように構成
されており、マグネット８が備えられている。

そして、揺動板７が振れてマグネット８が分流路６の天
井付近に接近すると動作するリードリレー９が本体１に
備えられている。

このリードリレー９は、図示されないがポンプ等の機器
を制御するように構成されるものである。

このような構成において、流量スイッチは、ポンプから
蛇口へと水流を生じると、この水流が大水量の場合、分
流路６へ流れるが、この水路の断面積が小さく大きな抵
抗を示すため、弁体２をスプリング３に講じて開成して
流れる。

そして、弁体２が開成すると本体１に大きな通水路を形
成することができるため、大きな通水抵抗を生じなく、
大水量が流れる。

さらに、水量が少なくなると、弁体２は、スプリング３
によって閉じることになり、水流は分流路６へ流れる。

このため、分流路６に備えられな揺動板７が揺動してマ
グネット８によってリードリレー９を動作させる。

このようなリードリレー９の動作は、弁＃２が開成して
本体に大水量が流れている場合でも分流路６に水流があ
るため、揺動板６が振れて動作している。

そして、さらに水量が少なくなり、分流路６を流れる水
流が揺動板７を振らせることができなくなると、マグネ
ット８がリードリレー９から離れることになり、リード
リレー９が開成動作して図示されないポンプ等の機器を
停止するなどの動作をする。

このような揺動板７の動作は、弁体２の開弁圧力の設定
となるスプリング３の弾力を弱く設定しておけば極めて
わずかな水流になるまで水流が弁体２を介するため、わ
ずかな水流のみに揺動板７を応答させることができる。

そして、これらの本体１と分流路６とを一体に成形製作
して構成することによって、配管等の取り付けが極めて
容易になると共に精度の良好な流量スイッチを構成する
ことができる。

「発明の効果」 本発明によれば、大水量では弁体が開成して通水抵抗を
少なくし、小水量では、弁体を閉じて分流路に全て通水
して小水量で揺動板の制御を行うことができ、大水量に
おける通水抵抗がなく、小水量から大水量までの制御が
容易に行え、流量制御ポンプ装置等の流量によって制御
される機器の特性を良好にすることができる。

４、図面の簡単説明 図は、本願発明の流量スイッチの一実施例を示す縦断面
図である。

１・・・本体、　２・・・弁体、　３・・・スプリング
、４・・・上流側、　５・・・下流側、　６・・・分流
路、　７・・・揺動板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 流路を形成する筒状の本体に流路を遮断するように弁体
   を備え、この弁体を水流に対向する方向へスプリングで
   付勢し、この弁体の上流側から下流側へ分流路を形成し
   、この分流路に揺動板を備え、この揺動板にマグネット
   を備え、このマグネットによつて動作するリードリレー
   を本体の外部に備えたことを特徴とする流量スイッチ。