JPS636276A - 水流式3方切替弁及びこの水流式3方切替弁を備えた圧力式ろ過装置 - Google Patents

水流式3方切替弁及びこの水流式3方切替弁を備えた圧力式ろ過装置

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JPS636276A
JPS636276A JP61147086A JP14708686A JPS636276A JP S636276 A JPS636276 A JP S636276A JP 61147086 A JP61147086 A JP 61147086A JP 14708686 A JP14708686 A JP 14708686A JP S636276 A JPS636276 A JP S636276A
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JP
Japan
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water
ball
valve body
way switching
water flow
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JP61147086A
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Inventor
Giichi Ito
義一 伊藤
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Infilco Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水流の働きのみで流水方向を切り替えること
ができる水流式3方切替弁及びこの水流式3方切替弁を
備えた圧力式ろ過装置に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕従来
の切替弁の流水方向の切替え操作は、手動、空気圧作動
、電動等によるもので、人力又は別に設けられた駆動源
を必要としていた。人力によるものは他の駆動源を必要
としないが、切替え時の応答に時間がかかり、また駆動
源を必要とするものは、付帯設備によるコスト増となり
、更に駆動源トラブルによる弁の作動不良等が発生しや
すかった。
また、従来の圧力式ろ過装置では、ろ過、洗浄の切替え
を自動で行う場合に多数の自動弁を必要とし、これらの
自動弁を順次開閉させるための電気的シーケンスをも必
要とするために、機器制御ともに複雑であった。
本発明は、水流の働きのみで、人力、駆動源等を要せず
に、流水方向を瞬時に確実に切り替えることができる水
流式3方切替弁を提供し、更にこの水流式3方切替弁を
備え、原水ポンプ、逆洗ポンプの運転のみで自動的にろ
過、洗浄のための流路の切替えを可能とする圧力ろ過装
置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、中央流路と上下流路よりなる3方口管状の筐
体内に、中央流路に流入しないようにボール状弁体を水
流によって上下流路に移動可能に収容し、上下流路の各
端部付近に前記ボール状弁体の弁座を配設したことを特
徴とする水流式3方切替弁を提供し、更にこの水流式3
方切替弁を圧力式ろ過機の原水導入側及び処理水流出側
の配管中に配備し、原水ポンプ、逆洗ポンプの運転のみ
でろ過、洗浄のための流路切替えを可能にした圧力式ろ
過装置を提供するものである。
〔実施例〕
まず、本発明の水流式3方切替弁の実施例について説明
すると、第1図において、1は筐体であって、中央流路
2が上下の流路3,4より小さい径違いT形管状の形状
を有し、この筺体lの中に、中央流路2よりも大なる径
で上下の流路3.4より若干小さい径のボール状弁体5
を水流によって移動可能に収容する。
ボール状弁体5の材質は、金属、プラスチック、その他
の適当なものを使用することができるが、その比重を水
より若干大きい程度にすることによって、水流による移
動が容易になるようにすることが好ましい。
更に、上下の流路3.4の、上側流路3の端部付近には
上側弁座6が、また下側流路4の端部付近には下側弁座
7が配設され、これらの弁座6゜7は何れも中央部に開
口を持ち、ボール状弁体5との接触面が大きくなるよう
に加工し、ボール状弁体5との密着性を良くしである。
図中、8は上下の流路3.4にそれぞれ連結された配管
を示す。
この第1図示例の作動を説明すれば、第2図示のように
、中央流路2から水を流入させた場合には、ボール状弁
体5は自重と水の圧力によって下側弁座7に密着し、水
は中央流路2から上側流路3へ流れる。また、第3図示
のように、下側流路4からボール状弁体5を浮かせるだ
けの圧力水を流入させた場合には、ボール状弁体5は水
流によって上側弁座6に密着し、水は下側流路4から中
央流路2に流れることになる。
第4図は、本発明の水流式3方切替弁の他の実施例を示
すもので、この場合、ボール状弁体5の材質を選定し、
あるいは中空体として、ボール状弁体5の比重を水より
軽くしたもので、それ以外の部分は第1図示例と変ると
ころはない、従って、第5図示のように、中央流路2か
ら水を流入させた場合には、ボール状弁体5は浮力によ
って上側弁座6に密着し、水は中央流路2から下側流路
4へ流れる。また、第6図示のように、上側流路3から
ボール状弁体5を沈下させるだけの圧力水を流入された
場合には、ボール状弁体5は下側弁座7に密着し、水は
上側流路3から中央流路2へ流れる。
なお、ボール状弁体5の復帰を早めるために、第7図及
び第8図に示すようにバネ9を付設することも好ましい
、即ち、第7図示のように、水より比重の大なるボール
状弁体5の場合に、下側弁座7より外方に多孔板等のバ
ネ押え10を設け、このバネ押え10とボール状弁体5
とをバネ9で連結することによって、重力によるボール
状弁体5の沈降を早めることができる。また、第8図示
のように、水より比重が小で浮上するボール状弁体5に
対しては、第7図示例と反対構造にして、バネ9により
ボール状弁体5の浮力による上昇を早めることができる
このように、本発明の水流式3方切替弁は、筺体1への
水の流入方向を替えるだけで、何等の操作を必要とする
ことなく、水流の働きのみで流水方向を自動的に切り替
えることができる。
なお、上記実施例では筐体1として径iいT形管状のも
のを示したが、Y形管状のものその他の3方口管状でボ
ール状弁体5が上下流路に水流によって移動可能ならば
使用することができる。また、中央流路2は、上記実施
例のように、上下の流路3,4より小さい径にすること
が好ましいが、これらの各流路は同径又は中央流路2を
他より大きくすることもできる。但し、その場合にはボ
ール状弁体5が中央流路に流入しないようにスクリーン
等で流入を阻止することが必要である。
更に、前記の水流式3方切替弁を備えた圧力式ろ過装置
の実施例について説明する。
第9図及び第10図は第1図示例の水流式3方切替弁を
備えた例を示し、11は密閉型の圧力式のろ過機であっ
て、その上部には原水導入管12が、その下部には処理
水流出管13が連なり、これらの原水導入管12と処理
水流出管13は、それぞれ前記水流式3方切替弁の筺体
l、1′の各中央流路2.2′と連結されている。
また、原水導入管12が連結された筺体1の下側流路4
は原水ポンプ14の吐出側に連結され、上側流路3は逆
洗排水管15に連結される一方、処理水流出管13が連
結された筐体1′の下側流路4′は逆洗ポンプ16の吐
出側に連結され、上側流路3′は処理水導出管17に連
結されている。
図中、18は原水ポンプ14の吸込側に設置された原水
槽、19は逆洗ポンプ16の吸込側に設置された処理水
槽を示す。
しかして、ろ適時には、第9図のように、原水ポンプを
駆動することによって、原水は加圧されて下側流路4か
ら筺体1内に流入するが、この時、第3図のように、筺
体1内のボール状弁体5は圧力によって上昇して上側流
路3を閉鎖し、原水は中央流路2から原水導入管12を
経てろ過膜ll内に流れる。ろ過all内に流入した原
水はろ過されて処理水となり、処理水流出管13を経て
中央流路2′から筐体1′に入り、第2図のようにボー
ル状弁体5′を下降させて下側流路4′を閉鎖し、上側
流路3′から処理水流出管17を経て流出する。
また逆洗時には、原水ポンプ14を停止し逆洗ポンプ1
6を駆動することによって、第10図のように、逆洗水
(処理水を使用)は逆洗ポンプ16によって圧送され、
下側流路4′から筐体1′内に流入し、第3図のように
筐体1′内のボール状弁体5′を上昇させて上側流路3
′を閉鎖し、中央流路2′から処理水流出管13を経て
ろ過機11内下部に流入する。ろ過IIa11内では流
入した逆洗水によってろ材が逆洗され、その逆洗排水は
原水導入管12を経て中央流路2から筺体1に入り、第
2図のようにボール状弁体5を下降させて下側流路4を
閉鎖し、上側流路3から逆洗排水管15を経て排出され
る。
このようにして、圧力式ろ過装置においては、ろ適時に
は原水ポンプ14の運転のみ、逆洗時には逆洗ポンプ1
6の運転のみで、水流式3方切替弁の働きにより、原水
と逆洗水の流れ方向を自動的に切り替えることができる
なお、水流式3方切替弁として、第4図示例のようなボ
ール状弁体5の比重が水より軽いものを用いた場合には
、原水ポンプ14と逆洗ポンプ16の各吐出側を各筐体
1.1′の上側流路3゜3′に、また逆洗排水管15と
処理水導出管17を下側流路4.4′に連結すればよい
(発明の効果〕 以上述べたように、本発明の水流式3方切替弁は、人力
やその他の駆動力を求めることなく、水流の働きのみで
流水方向を自動的に瞬時にかつ確実に切り替えることが
でき、またこのような水流式3方切替弁を圧力式ろ過装
置に組み込むことによって、従来必要とされていた原水
及び逆洗ラインの自動弁及びその駆動源を一切不要とし
、ろ過、逆洗の切替えは、原水ポンプ、逆洗ポンプの運
転のみで自動的に切り替えられ、圧力ろ過装置の運転管
理を極めて容易にし、装置全体も簡素化されるという、
極めて有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は水流式3方切替
弁の一実施例を示す断面図、第2図及び第3図は第1図
示例の作動説明図、第4図は水流式3方切替弁の他の実
施例を示す断面図、第5図及び第6図は第4図示例の作
動説明図、第7図及び第8図は水流式3方切替弁の更に
他の実施例を示す断面図、第9 図は水流式3方切替弁
を備えた圧力式ろ過装置のろ適時を示す全体構造図、第
10図は水流式3方切替弁を備えた圧力式ろ過装置の逆
洗時を示す全体構成図である。 1.1′・・・筐体、2,2′・・・中央流路、3,3
′・・・上側流路、4,4′・・・下側流路、5.5′
・・・ボール状弁体、6・・・上側弁座、7・・・下側
弁座、8・・・配管、9・・・バネ、10・・・バネ押
え、11・・・ろ過機、12・・・原水導入管、13・
・・処理水流出管、14・・・原水ポンプ、15・・・
逆洗排水管、16・・・逆洗ポンプ、17・・・処理水
導出管、18・・・原水槽、19・・・処理水槽。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中央流路と上下流路よりなる3方口管状の筐体内に
    、中央流路に流入しないようにボール状弁体を水流によ
    って上下流路に移動可能に収容し、上下流路の各端部付
    近に前記ボール状弁体の弁座を配設したことを特徴とす
    る水流式3方切替弁。 2、前記中央流路を前記ボール状弁体の径より小さくし
    たものである特許請求の範囲第1項記載の水流式3方切
    替弁。 3、前記中央流路に前記ボール状弁体の流入阻止体を設
    けたものである特許請求の範囲第1項記載の水流式3方
    切替弁。 4、前記ボール状弁体の比重を水より大としたものであ
    る特許請求の範囲第1〜3項のいずれか一つの項記載の
    水流式3方切替弁。 5、前記ボール状弁体の比重を水より小としたものであ
    る特許請求の範囲第1〜3項のいずれか一つの項記載の
    水流式3方切替弁。 6、中央流路と上下流路よりなる3方口管状の筐体内に
    、中央流路に流入しないようにボール状弁体を水流によ
    って上下流路に移動可能に収容し、上下流路の各端部付
    近に前記ボール状弁体の弁座を配設してなる水流式3方
    切替弁を、圧力式ろ過機の原水導入側と処理水流出側と
    にそれぞれ配備し、原水導入側の水流式3方切替弁の中
    央流路を原水導入管に連結すると共に上下流路の一方を
    原水ポンプの吐出側に、他方を逆洗排水管に連結し、処
    理水流出側の水流式3方切替弁の中央流路を処理水流出
    管に連結すると共に上下流路の一方を逆洗ポンプの吐出
    側に、他方を処理水導出管に連結したことを特徴とする
    水流式3方切替弁を備えた圧力式ろ過装置。
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