JPS6252277A

JPS6252277A - チョウ弁型チェッキ弁

Info

Publication number: JPS6252277A
Application number: JP19339285A
Authority: JP
Inventors: Yasuaki Kobari; 小針　保明
Original assignee: TAIYO VALVE SEISAKUSHO KK
Current assignee: TAIYO VALVE SEISAKUSHO KK
Priority date: 1985-09-02
Filing date: 1985-09-02
Publication date: 1987-03-06
Also published as: JPH0514832B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、チョウ弁型チェツキ弁に係り、とりねり流体
の流れ検知用のフロースイッチを備えた複合型のチョウ
弁型チェツキ弁に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

給水ポンプから送り出された水を、所定の箇所に給水す
る給水系においては、停電時などポンプが停止した際ポ
ンプの逆転防止を図るためチェツキ弁が用いられている
が、給水配管の状態やポンプの性状によって給水系につ
Ａ−ターハンマが生じることがある。そこでこのウォー
ターハンマーを軽減するためスプリング等で急閉動作を
行うチエツキ弁、例えばチョウ弁型チェツキ弁が用いら
れている。また、通常の給水系においては、給水管路中
の流れを検知し、水の送水量を正確に制御するためフロ
ースイッチが用いられている。

しかしながら、このようなチェツキ弁およびフロースイ
ッチは、従来は給水管路中にそれぞれ別個に配設されて
おり、そのため配管スペースが狭くなるとともに、コス
トアップの原因となっていた。

〔発明の目的〕

本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、
給水管路中の流れを検知し、水の送水量を制御するフロ
ースイッチの機能を備えたチョウ弁型チェツキ弁を提供
することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、流体の流入口、流出口および前記流入口と流
出口とを連通し、途中に弁座の形成されている流通路と
を有する中空のケーシングと、前記ケーシング内に前記
弁座を当接閉止するよう揺動可能に配設された一対のチ
ョウ弁と、前記一対のチョウ弁を前記弁座に向りて押し
付けるスプリングと、前記一対のチョウ弁のうちの一方
のチョウ弁を貫通して設（）られた小ボー１〜と、前記
一方のチョウ弁の前記ケーシングの流出口に而する側に
、前記小ポートを開閉するよう揺動可能に配設された小
フラッパと、前記小フラッパを前記小ポートに向けて押
し付ける小スプリングと、前記一対のチョウ弁のうち少
なくとも一方のチョウ弁に近接し、チョウ弁の揺動運動
を検知する検知スイッチと、前記小フラッパに近接し小
フラッパの揺動運動を検知する検知スイッチと、を有す
るチョウ弁型チェツキ弁である。

本発明によれば、小フラッパの揺動運動により小流量が
、一対のチョウ弁の揺動運動により大流聞が確実に検知
され、給水系の制御信号が得られるとともに、ポンプ停
止時には一対のチョウ弁および小フラッパが急速に流入
口を閉止し、管路中の逆流を防止し、つＡ−ターハンマ
ーの効果的な軽減を図ることができる。またチェツキ弁
とフロースイッチを別個独立して配設しなくてもよいの
で配管スペースが狭くなることはない。

〔発明の実施例〕

以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。

図は本発明によるチョウ弁型チェツキ弁の一実施例を示
寸断面図である。

図において符号１１は、両端に流体の流入口１３および
流出口１５を右する中空のケーシングであり、この中空
のケーシング１１内には、流入口１３と流出口１５とを
連通ずる流通路１５が形成されている。流通路１４中に
はケーシング１１の内壁から突出して形成された弁座１
７が設りられており、この弁座１７に当接するよう一対
のチョウ弁１９ａ、１９ｂが配設されている。一対のチ
ョウ弁１９ａ、１９ｂは弁座１７に密接して流通路１４
を完全にしゃ断しうるようになっている。

ケーシング１１内の略中央部に、揺動軸２１が両端をケ
ーシング１１に回動自在に支持されて配設されており、
この揺動軸２１に対し一対のチョウ弁１９ａ、１９ｂの
それぞれの端部が、揺動可能に挿入保持されている。揺
動軸２１には、一対のチョウ弁１９ａ、１９ｂの流出口
１５に面する側に当接するにうスプリング２３が配設さ
れている。

このスプリング２３は、一対のチョウ弁１９ａ。

１９ｂを弁座１７に向（プて押し付【プるよう作用する
。

一対のチョウ弁１９ａ、１９ｂのうちの一方のチョウ弁
、例えば１９ａには小径の小ポート２５が、チョウ弁１
９ａを貫通して設けられている。

またこの小ポート２５の流出口１５側の端部には小弁座
２７が形成されている。そして、この小弁座２７に密接
して小ポート２５を閉止する小フラッパ−２９が、チョ
ウ弁１９ａの流出口１５側に揺動可能に配設されている
。小フラッパ２つは、そのケーシング１１内中央部側の
端部がチョウ弁１９ａの流出口１５側に固設された揺動
ピン３１に対し回動自在に挿入保持され、また揺動ピン
３１に巻着された小スプリング３３により小弁座２７に
向けて押し付けられている。小フラッパ２９のケーシン
グ１１の内壁面側の端部にはマグネット３５が取り付け
られ、このマグネッ１へ３５の揺動運動により作動する
検知スイッチ、例えばリードスイッチ３７がマグネット
３５に近接して配設されている。また一対のチョウ弁１
９ａ。

１９ｂうちの他方のチョウ弁１９ｂのケーシング１１の
内壁面側の端部にはマグネッＩ〜３９が取りイ４けられ
、このマグネット３９の揺動運動にＪ：り作動する検知
スイッチ、例えばリードスイッチ４１がマグネット３９
に近接して配置されている。

リードスイッチ４１の取り付は箇所は上下方向に調整移
動可能とされている。

次にこのＪ：うな構成からなる本実施例の作用について
説明する。

まず給水系において小流量が流れる場合、給水ポンプに
より水が流入口１３に圧送され、ケーシング１１内に入
ると、水のもつエネルギにより小フラッパ２９が押され
、流量に応じた角度だけ揺動する。この小フラッパ２９
の揺動運動は、マグネット３５によりリードスイッチ３
７を閉作動させる。リードスイッチ３７が閉作動する時
の小フラッパ２９の揺動角度およびその流量をあらかじ
め定めてＪ３けば、このリードスイッチ３７の閉作動に
にす、給水系に水が送水されていることおよびその流量
が検知される。この場合、一対のチョウ弁１９ａ、１９
ｂが閉じられているので、流通面積が非常に小さくなり
、小流量を正確に検知できる。給水量がさらに多くなる
と、一対のチョウ弁１９ａ、１９ｂもその流量に応じて
揺動する。

この一対のチョウ弁１９ａ、１９ｂの揺動運動は、チョ
ウ弁１９ｂに取りイ」１プられたマグネット３つにより
リードスイッチ４１を閉作動させる。リードスイッチ／
１１が間作動覆る時の一対のチョウ弁の揺動角度おＪ：
びぞの流量をあらかじめ定めておりば、このリードスイ
ッチ／１１の閉作動により所定の流量を検知できる。ま
たリードスイッチ４１の取り付は位置は変更することが
できるので、リードスイッチ４１を閉作動さＵる流量は
任意に定めることができる。このように、小流量の場合
の所定の流量および大流量の場合の所定の流量を正確に
検知することができるので、水の需要が少なくなり、小
フラッパ２９の揺動がなくなった時は、ポンプの運転を
停止したり、その他のポンプの運転状況を変えることが
できる。次に水の需要が増加し、小フラッパ２９が揺動
してリードスイッチ３７が閉作動する場合は、ポンプの
運転台数を増加させたり、その他のポンプの運転状況を
変えることができる。さらに水の需要が増加し、一対の
チョウ弁の揺動運動が始まり、所定の大流量以上となる
と、リードスイッチ４１が閉作動するので、この場合は
ポンプの運転台数を多くすることができる。このにうに
、所定の小流ｍおよび所定の大流量を正確に検知し、ポ
ンプの運転台数の制御を行うことができるので、ポンプ
の耐久性の向上およびランニングコストの低減を図るこ
とができる。

次に停電等によりポンプが停止した時には、一対のチョ
ウ弁１９８．１９ｂおよびそれに続いて小フラッパ２９
がスプリング２３Ｊ３よび小スプリング３３の反発力に
より、急速な閉止動作を行い、管路中の逆流が生じる前
に流通路１／Ｉを完全にしゃ断する。この急速閉止動作
により、ウォーター−８＝ハンマが効果的に軽減される。この場合、小フラッパ２
つの閉方向への揺動にＪ：リ−ドスイッチ３５が閉作動
し、ポンプ停止信号が発生されるとともに、ポンプブレ
ーキを作動させ、ポンプの逆転を防止することができる
。

なお、本実施例においては、検知スイッチをマグネット
の動きに応じて作動するリードスイッチにより構成され
る例を示したが、これに限らず、例えば一対のヂ」つ弁
および小フラッパの動きを近接スイッチによって検知す
る構成のものでもよい。

また、小流量および大流量のいずれも、検知流量は流入
口の大きさ、スプリング強さ、一対のチョウ弁または小
フラッパの重さ、リードスイッチの位置等で決定される
が、これらは所望により自由に調整することができる。

さらに、一対のチョウ弁および小フラッパの揺動運動を
検知するために、それぞれ−個のリードスイッチを設り
た例を示したが、これに限らず、それぞれ複数のリード
スイッチを設けても良い。

複数のリードスイッチを設けると、大流量の場合も小流
量の場合もそれぞれ所定の流けを複数検知することがで
き、より効果的なポンプの運転台数制御を行うことがで
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、小フラッパの揺
動運動により給水系中の所定の小流量の検知を正確かつ
簡単に行うことができる。また、一対のチョウ弁の揺動
運動により、給水系中の所定の大流量の検知を正確かつ
簡単に行うことができる。このことにより給水ポンプの
運転台数の制御を効率よく行うことができる。また、ポ
ンプ停止時においては、流入口を急速に閉止し、給水管
路中の逆流を防止し、ウォーターハンマを効果的に軽減
することができる。またフ［ｌ−スイッチおよび逆止弁
としての機能を１つの機器により発揮することができる
ので、従来のように別個独立して配設しなくてもよい。

従って配管スペースが狭くなることはなく、配管系のコ
ストダウンを図ることができる。また、管路中の部材が
減少するので、圧力損失を小さくすることができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明によるヂョウ弁型ヂエツキ弁の一実施例を示
す断面図である。１１・・・ケーシング、１３・・・流入口、１４・・・
流通路、１５　・・・流出口、１’　７−・・弁座、１
９ａ、１９ｂ・・・チョウ弁、２１・・・揺動軸、２３
・・・スプリング、２５・・・小ボー］・、２７・・・
小弁座、２９・・・小フラッパ、３１・・・揺動ビン、
３３・・・小スプリング、３５・・・マグネッ１〜．３
７・・・リードスイッチ、３９・・・マグネッ１〜．４
１・・・リードスイッチ。

Claims

【特許請求の範囲】１、流体の流入口、流出口および前記流入口と流出口と
を連通し、途中に弁座の形成されている流通路とを有す
る中空のケーシングと；前記ケーシング内に前記弁座を
当接閉止するよう揺動可能に配設された一対のチョウ弁
と；前記一対のチョウ弁を前記弁座に向けて押し付ける
スプリングと；前記一対のチョウ弁のうちの一方のチョ
ウ弁を貫通して設けられた小ポートと；前記一方のチョ
ウ弁の前記ケーシングの流出口に面する側に、前記小ポ
ートを開閉するよう揺動可能に配設された小フラッパと
；前記小フラッパを前記小ポートに向けて押し付ける小
スプリングと；前記一対のチョウ弁のうち少なくとも一
方のチョウ弁に近接し、チョウ弁の揺動運動を検知する
検知スイッチと；前記小フラッパに近接し小フラッパの
揺動運動を検知する検知スイッチと；を有するチョウ弁
型チェッキ弁。２、検知スイッチはマグネットの動きによって作動する
リードスイッチであることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載のチョウ弁型チェッキ弁。