JPH07103743B2 - 車両用扉開閉装置における安全装置 - Google Patents

車両用扉開閉装置における安全装置

Info

Publication number
JPH07103743B2
JPH07103743B2 JP62105272A JP10527287A JPH07103743B2 JP H07103743 B2 JPH07103743 B2 JP H07103743B2 JP 62105272 A JP62105272 A JP 62105272A JP 10527287 A JP10527287 A JP 10527287A JP H07103743 B2 JPH07103743 B2 JP H07103743B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
valve
piston
pressure
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62105272A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63268890A (ja
Inventor
盛男 中川
啓一 片倉
Original Assignee
泰平電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 泰平電機株式会社 filed Critical 泰平電機株式会社
Priority to JP62105272A priority Critical patent/JPH07103743B2/ja
Publication of JPS63268890A publication Critical patent/JPS63268890A/ja
Publication of JPH07103743B2 publication Critical patent/JPH07103743B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、閉扉途中で扉に人間や物体が挟まれた場合
に、扉を開反転させることができる車両用扉開閉装置に
おける安全装置に関する。
〔従来の技術〕
車両用扉開閉装置には複動式エアシリンダを使用したス
イング扉、折戸、引戸があるが、このうちスイング扉の
例において、閉扉途中で扉に人間や物体が挟まれた場合
に、扉を開反転させることができる従来の安全装置を第
6図および第7図により説明する。
第6図において、シリンダ50内にはピストン51が摺動自
在に嵌入され、第1および第2シリンダ室52、53を形成
すると共に、第1および第2シリンダ室52、53は、速度
調整弁54、55を経て電磁弁56に配管されている。ピスト
ン51の上端はシャフト57に連結固定され、該シャフト57
は下部ブラケット10に固定されたスプライン59に係合さ
れてシャフト57の回転が規制されると共に、シャフト57
はボールネジ60を介して扉回転軸3に固定されたスリー
ブ61に嵌合されている。また、扉回転軸3の上端内部に
はスプリング62が配設され、扉回転軸3はスプリング62
を介して上部ブラケット11に取付けられた支持軸63に摺
動自在に支持されている。さらに、扉回転軸3の下部に
はリング64が取付けられると共に、リング64の上方位置
にリミット65が下部ブラケット10に取付けられている。
リング64は第7図に示すように、切欠き66を有する水平
フランジ67を備えている。
その動作について説明すると、扉が開いた状態ではピス
トン51は図に示す位置にあり、閉扉時、電磁弁56の切換
えにより第1のシリンダ室52にエアを供給し第2のシリ
ンダ室53のエアを排気すると、ピストン51およびシャフ
ト57が上昇するが、シャフト57がスプライン59により回
転規制されているために、ボールネジ60の作用により扉
回転軸3が回転し、アーム5、5が扉4を閉方向に移動
する。扉4が閉じると扉回転軸3の回転が規制されるた
め、シャフト57の上昇はボールネジ60の作用により、扉
回転軸3をスプリング62に抗して上昇させ、扉4を前述
したように車体にロックさせる。
また、開扉時には、第2のシリンダ室53にエアを供給し
第1のシリンダ室52のエアを排気すると、ピストン51お
よびシャフト57は下降し、このとき扉回転軸3の回転が
規制されているため扉回転軸3が下降して扉4と車体の
ロックが解除される。ロックが解除されると、扉回転軸
3はボールネジ60の作用により、開方向に回転し扉4を
開く。
そして、閉扉途中で人間や物体が扉に挟まれた場合に
は、扉回転軸3の回転が停止するため、ボールネジ60の
作用により扉回転軸3が上昇し、リング64のフランジ67
がリミットスイッチ65のレバー69に当接し、リミットス
イッチ65がオンする。リミットスイッチ65がオンする
と、電磁弁56を切換え扉回転軸3を開方向に反転させて
危険を防止している。なお、通常の閉扉終了時には、フ
ランジ67の切欠き66がリミットスイッチ65のレバー69の
位置にくるので、扉回転軸3が上昇して扉をロックさせ
てもリミットスイッチ65は作動せず扉を開方向に反転す
ることはない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記スイング扉の安全装置は、扉回転軸
3が回転した後上昇する機構にのみ採用可能であり、他
の複動式のエアシリンダを使用した車両用扉開閉装置に
は適用できないという問題を有している。
また、扉に例えば発光源と光センサを設け、光センサに
より挟込みを検出して開反転させることも考えられる
が、光センサの取付位置、耐久性等に問題を有してい
る。
本発明は、上記問題を解決するものであって、閉扉途中
で人間や物体が扉に挟まれた場合に、これを直ちに検出
して扉を開反転させることができると共に、複動式のエ
アシリンダを使用した全ての車両用扉開閉装置に適用で
きる安全装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の車両用扉開閉装置における安全装置
は、扉を開閉動作させるためのピストンと、該ピストン
により第1および第2のシリンダ室を形成するシリンダ
と、該第1および第2のシリンダ室へのエアーの給排気
を切換えるための電磁弁とからなる車両用扉開閉装置に
おいて、扉閉動時における前記シリンダ室の排気圧の降
下を検出する開反転バルブと、該開反転バルブにより動
作するマイクロスイッチと、該マイクロスイッチの動作
により前記電磁弁を開扉状態に一定時間保持するための
タイマーリレー回路とを備えたことを特徴とし、更に
は、電磁弁へのエアー供給回路に設けられる非常コック
および半自動弁とからなる車両用扉開閉装置において、
扉閉動時における給気圧を検知する手段と、該手段によ
り給気圧が所定値以下のときに前記タイマーリレー回路
をオフ状態にさせるマイクロスイッチとを備えたことを
特徴とするものである。
〔作用〕 本発明においては、例えば第1図に示すように、閉扉途
中で人間や物体が扉に挟まれた場合には、ピストン2が
停止するため第2のシリンダ室7の排気圧が降下し所定
値に達すると、ピストン17が右方向に移動してマイクロ
スイッチLS1をオン状態にする。その結果、マイクロス
イッチLS1、LS2、LS3が導通され、タイマーリレー回路2
1が動作して電磁弁10のコイル22に通電されるため、電
磁弁10が切換えられ扉は開反転する。扉が開反転すると
第2のシリンダ室7は給気側となるので、ピストン17が
左方向に移動してマイクロスイッチLS1をオフ状態にす
るが、タイマーリレー回路21により一定時間電磁弁は開
動作を維持し、一定時間後に再度閉動することになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ説明す
る。
第1図は本発明の車両用扉開閉装置における安全装置の
1実施例を示す構成図、第2は第1図における半自動弁
を示す断面図、第3図は本発明の他の実施例を示す構成
図、第4図は第3図の実施例の作用を説明するための
図、第5図は本発明のさらに他の実施例を示す構成図で
ある。
第1図は扉4が開いた状態を示し、駆動装置1内のピス
トン2の上下運動が回転運動に変換されて扉回転軸3が
回動し扉4がスイングして開閉する周知の機構になって
いる。駆動装置1のシリンダ5内には、第1および第2
のシリンダ室6、7を区画形成するピストン2が摺動自
在に嵌入されると共に、第1および第2のシリンダ室
6、7は、配管8、9を経て電磁弁10に接続されてい
る。また、電磁弁10は速度調整弁11、12を介して排気側
と連通されると共に、半自動弁13および非常コック14を
介してエアー源と接続されている。
さらに、前記駆動装置1のシリンダの上部には開反転バ
ルブ15が設けられ、スプリング16により付勢されるピス
トン17の一端が第2のシリンダ室7に開口し、他端はシ
リンダ5から突出しマイクロスイッチLS1を動作可能に
構成し、第2のシリンダ室7内の圧力が所定値以下にな
るとマイクロスイッチLS1がオンするようになってい
る。また、配管8には圧力検知バルブ18が設けられ、ス
プリング19により付勢されるピストン20の一端がマイク
ロスイッチLS2を動作可能に構成し、他端は配管8の圧
力を受けるように構成され、配管8内の圧力が所定値以
上になるとマイクロスイッチLS2がオンするようになっ
ている。
そして、前記マイクロスイッチLS1、LS2は、閉扉状態を
検知してオフするマイクロスイッチLS3と直列に接続さ
れ、一端は手動開閉スイッチSWの閉側接点とタイマーリ
レー回路21に接続され、他端はタイマーリレー回路21に
接続され、また、手動開閉スイッチSWの共通接点は電源
と接続され、電磁弁10のコイル22の一端は接地され、他
端は手動開閉スイッチSWの開側接点とタイマーリレー回
路21に接続されている。
次に第2図により前記半自動弁13の構造について説明す
ると、弁室23内にスプリング24により付勢されるピスト
ン25が設けられ、該ピストン25内には、非常用コック14
に接続されているインレットaに連通されるポートb
と、ボール弁26と、アウトレットcに連通されるポート
dおよび固定絞り27とが設けられている。
この半自動弁13の動作について説明すると、エア供給源
からのエアは、非常コック14、半自動弁13を経て電磁弁
10に供給され、電磁弁10の切換えにより第1または第2
シリンダ室6、7に対してエアの供給または排気が行わ
れ、ピストン2を上昇、下降させるものである。このと
き半自動弁13のボール弁26は、アウトレットcのエア圧
が弁室23に作用し、ピストン25がスプリング24に抗して
図示右方向に移動するため、インレットaとアウトレッ
トcは連通し正常なエア圧が第1または第2シリンダ室
6、7に作用する。
非常コック14を解放してエアを排気させると、ピストン
25がスプリング24に付勢されて左方向に移動するが、第
1および第2シリンダ室6、7のエアは、アウトレット
c、ポートd、ボール弁26、ポートbを経て排出され、
扉は手動により開閉可能となる。その後、非常コック14
を復帰させると、エア供給源からのエアはインレット
a、ポートbから固定絞り27で絞られて第1または第2
シリンダ室6、7に供給され、その後、弁室23のエア圧
が一定値以上になると、ピストン25がスプリング24に抗
して移動するため、インレットaとアウトレットcは連
通し正常なエア圧が第1または第2シリンダ室6、7に
作用する。上記固定絞り27を介してのエアの供給は、第
1または第2シリンダ室6、7に急激なエアが供給され
ることにより、扉が急激に動作するという危険を防止す
る働きをしている。
次に本発明の特徴である開反転動作について説明する
と、図示の開扉状態から扉開閉スイッチSWを閉側に切換
えると、コイル22は非通電となり電磁弁10は図示の状態
に切換えられ、第1のシリンダ室6にエアが供給され、
第2のシリンダ室7のエアが排気され、ピストン2が上
昇しながら回転し扉回転軸3の回動により扉4が閉方向
に動作しはじめる。
このとき、配管8には半自動弁14の固定絞り27を介して
低圧のエアが供給されているため、圧力検知バルブ18の
ピストン20はスプリング19の付勢により下方に位置して
おり、マイクロスイッチLS2はオフしているが、第1の
シリンダ室6の圧力が上昇して所定値以上になると、ピ
ストン20がスプリング19に抗して上昇しマイクロスイッ
チLS2をオン状態にする。このマイクロスイッチLS2を設
けた理由は、これがないと非常コック14を解放してエア
を排気させた後、非常コック14を復帰させると、第2の
シリンダ室7が大気圧のため、マイクロスイッチLS1
オン状態となり、扉が低速で閉動する途中で開反転する
か、または、非常コック14の復帰と同時に閉動せず数秒
後に閉動する状態になり、故障と間違えるからである。
一方、開反転バルブ15は、第2のシリンダ室7の排気圧
とスプリング16の圧力により、通常の閉動作において
は、ピストン17を常に左方向に移動させてマイクロスイ
ッチLS1をオフ状態にしており、扉の閉動が完了し第2
のシリンダ室7の排気圧が低下し所定値に達すると、ピ
ストン17が右方向に移動してマイクロスイッチLS1をオ
ン状態にするが、閉扉完了直前にマイクロスイッチLS3
がオフ状態に切換えられるため、タイマーリレー回路21
は作動しない。
そして、閉扉途中で人間や物体が扉に挟まれた場合に
は、ピストン2が停止するため扉の閉動が完了したとき
の動作と同様に、第2のシリンダ室7の排気圧が降下し
所定値に達すると、ピストン17が右方向に移動してマイ
クロスイッチLS1をオン状態にする。その結果、マイク
ロスイッチLS1、LS2、LS3が導通され、タイマーリレー
回路21が動作して電磁弁10のコイル22に通電されるた
め、電磁弁10が切換えられ扉は開反転する。扉が開反転
すると第2のシリンダ室7は給気側となるので、ピスト
ン17が左方向に移動してマイクロスイッチLS1をオフ状
態にするが、タイマーリレー回路21により一定時間は開
動作を維持し、一定時間後に再度閉動することになる。
次に本発明の他の実施例を第3図により説明する。本実
施例が第1図の実施例と相違する点は、駆動装置1が折
戸、引戸用の複動式のエアシリンダである点、および開
反転バルブ15の構造、作用が異なる点であり、エアー原
の元圧が変動しても挟み込み力の変化を最小限になるよ
うに開反転バルブ15の構造を設定している。なお、第1
図の実施例と同一の箇所には同一番号を付して説明を省
略する。
本実施例においては、開反転バルブ15を駆動装置1とは
別体に設けている。該開反転バルブ15は内部にスプリン
グ16により付勢されるピストン弁30と、これと一体に形
成されたピストン棒31とを備え、ピストン棒31側は、第
1のシリンダ室6に接続されている配管8と接続され、
一方、ピストン弁30側は、第2のシリンダ室7に接続さ
れている配管9と接続されている。
その動作について第4図と共に説明すると、電磁弁10が
図示の状態に切換えられると、第1のシリンダ室6にエ
アが供給され、第2のシリンダ室7のエアが排気され、
扉の閉動作が開始される()。このとき、開反転バル
ブ15は、第2のシリンダ室7の排気圧PEとスプリング16
の圧力FPにより、ピストン弁30を上方向に押しつけ、同
時に第1のシリンダ6の給気圧P0によりピストン弁30は
下方向の推力を受けるが、通常の〜の閉動作におい
ては、PE+FP>P0の関係に設定されており、ピストン棒
31は常に上方向に押付けられるマイクロスイッチLS1
オフ状態にしている。そして、扉の閉動が完了すると
()排気圧PEが降下して大気圧になる。
閉扉途中で人間や物体が扉に挟まれた場合()には、
ピストン2が停止するため扉の閉動が完了したときの動
作と同様に、第2シリンダ室7の排気圧PEが降下し、排
気圧PEが降下する途中のm点を境にしてピストン弁30の
上側に作用する圧力P0が大となり、下方向へストローク
STだけ移動してマイクロスイッチLS1をオン状態にす
る。従って、電磁弁22が切換えられ、第2シリンダ室7
内にエアが供給され扉が開反転される。
上記給気圧P0はエアー源の元圧であり、この元圧は5〜
8kg/cm2間で変動するため、P0が変動しても挟み込み力
の変化を最小限になるように、反転バルブの構造を設定
する必要がある。すなわち、 (1) 坂道での開閉操作があるため重力に抗して扉を
閉動させる最小限必要なトルクT1を決定するための圧力
ΔP1を設定する。
(2) 上記トルクT1は挟まれた場合にケガをしないよ
うなトルクでなければならない。
(3) 元圧P0は5〜8kg/cm2程度の変動があるが、第
4図に示すように、閉切換について最低エアー圧P0mi
nの時、上記トルクT1を満足しなければならない。
(4) 元圧P0が変化しP0maxの時、T1が大きく増加す
る場合、挟み込み位置でケガをする恐れがあるからで
ある。
以上の理由からT1は一定であることが望ましい。
ここで、 PE:第2のシリンダ室7のエアーが閉動排気の時ピスト
ン弁30が切換わる圧力。
P0:ピストン弁30の下側に給気される圧力。
D:ピストン弁30の径。
d:ピストン棒31の径。
FP:スプリング16の圧力。
とすると、ピストン弁が下方向に移動する時の圧力P
Eは、 である。閉動停止した時間反転する時の駆動装置の出力
は、 F0=πD2(P0−PE)/4 であり、トルクT1はF0に比例する。元圧P0の変動があっ
てもトルクT1を一定にするためには、(P0−PE)が一定
であればよく、理想的にはPE=P0−4FP/πDであるが、
式(a)ではd/Dの比を小さく選定することにより、≒
1に近ずけ実用可能にすることができる。
第5図は本発明の他の実施例を示している。本実施例が
第3図の実施例と相違する点は、第3図の圧力検知バル
ブ18を省略して、第2図に示した半自動弁13のピストン
25に、第5図で示すロッド33を固定し、半自動弁13によ
りマイクロスイッチLS2を直接作動させる点である。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種
々の変更が可能である。例えば、第1図の実施例におい
て開反転バルブをシリンダと一体に設けているが、第3
図の実施例と同様に駆動装置と切離して設置してもよ
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、排気側のシリンダ
室内の圧力を検出する構造のため、これを直ちに検出し
て扉を開反転させることができると共に、複動式のエア
シリンダを使用した全ての車両用扉開閉装置に適用でき
るものである。
また、マイクロスイッチ付反転バルブを駆動装置と別体
にした場合には、タイマーリレー回路を、エアー回路お
よび配線回路に追加すれば、開反転機能が可能であり、
駆動装置側は構造的に設計変更する必要がなく、また、
既設の複動式の扉開閉装置にたいしても簡単に、かつ安
価に開反転機能の改造を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両用扉開閉装置における安全装置の
1実施例を示す構成図、第2図は半自動弁を示す断面
図、第3図は本発明の他の実施例を示す構成図、第4図
は第3図の実施例の作用を説明するための図、第5図は
本発明のさらに他の実施例を示す構成図、第6図は従来
の車両用扉開閉装置を示す縦断面図、第7図はその要部
を示す斜視図である。 1……駆動装置、2……ピストン、3……扉回転軸、4
……扉、5……シリンダ、6……第1のシリンダ室、7
……第2のシリンダ室、8、9……配管、10……電磁
弁、11、12……速度調整弁、13……半自動弁、14……非
常コック、15……開反転バルブ、16……スプリング、17
……ピストン、18……圧力検知バルブ、19……スプリン
グ、20……ピストン、21……タイマーリレー回路、22…
…コイル、30……ピストン弁、31……ピストン棒、SW…
…手動開閉スイッチ、LS1、LS2、LS3……マイクロスイ
ッチ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉を開閉動作させるためのピストンと、該
    ピストンにより第1および第2のシリンダ室を形成する
    シリンダと、該第1および第2のシリンダ室へのエアー
    の給排気を切換えるための電磁弁とからなる車両用扉開
    閉装置において、扉閉動時における前記シリンダ室の排
    気圧の降下を検出する開反転バルブと、該開反転バルブ
    により動作するマイクロスイッチと、該マイクロスイッ
    チの動作により前記電磁弁を開扉状態に一定時間保持す
    るためのタイマーリレー回路とを備えたことを特徴とす
    る車両用扉開閉装置における安全装置。
  2. 【請求項2】上記開反転バルブは、上記シリンダと一体
    に設けられることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の車両用扉開閉装置における安全装置。
  3. 【請求項3】上記開反転バルブは、スプリングにより付
    勢されるピストン弁と、該ピストン弁と一体に形成され
    るピストン棒とからなり、前記スプリング側には、扉閉
    動時における排気側のエアーと連通させると共に、前記
    ピストン棒側には扉閉動時における給気側のエアーと連
    通させことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車
    両用扉開閉装置における安全装置。
  4. 【請求項4】扉を開閉動作させるためのピストンと、該
    ピストンにより第1および第2のシリンダ室を形成する
    シリンダと、該第1および第2のシリンダ室へのエアー
    の給排気を切換えるための電磁弁と、該電磁弁へのエア
    ー供給回路に設けられる非常コックおよび半自動弁とか
    らなる車両用扉開閉装置において、扉閉動時における前
    記シリンダ室の排気圧の降下を検出する開反転バルブ
    と、該開反転バルブにより動作するマイクロスイッチ
    と、該マイクロスイッチの動作により前記電磁弁を開扉
    状態に一定時間保持するためのタイマーリレー回路と、
    扉閉動時における給気圧を検知する手段と、該手段によ
    り給気圧が所定値以下のときに前記タイマーリレー回路
    をオフ状態にさせるマイクロスイッチとを備えたことを
    特徴とする車両用扉開閉装置における安全装置。
  5. 【請求項5】上記扉閉動時における給気圧を検知する手
    段は、給気側の圧力を検知する圧力検知バルブであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の車両用扉開
    閉装置における安全装置。
  6. 【請求項6】上記扉閉動時における給気圧を検知する手
    段は、上記半自動弁であることを特徴とする特許請求の
    範囲第4項記載の車両用扉開閉装置における安全装置。
JP62105272A 1987-04-28 1987-04-28 車両用扉開閉装置における安全装置 Expired - Fee Related JPH07103743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62105272A JPH07103743B2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28 車両用扉開閉装置における安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62105272A JPH07103743B2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28 車両用扉開閉装置における安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63268890A JPS63268890A (ja) 1988-11-07
JPH07103743B2 true JPH07103743B2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=14403030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62105272A Expired - Fee Related JPH07103743B2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28 車両用扉開閉装置における安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07103743B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6733441B2 (ja) * 2016-09-08 2020-07-29 アイシン精機株式会社 スイングドア制御装置
JP7092515B2 (ja) * 2018-02-13 2022-06-28 東洋電機製造株式会社 車両用自動開閉扉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63268890A (ja) 1988-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090283147A1 (en) Automate fluid flow control system
JP2009085434A (ja) カバー用作動装置
WO2001009467A1 (en) Power assist for moving a door between a closed position and an ajar position
JP3840317B2 (ja) 手動機構付エアオペレイト弁
JPH07103743B2 (ja) 車両用扉開閉装置における安全装置
JPH0762626B2 (ja) 流量検出器
JP2018040185A (ja) スイングドア制御装置
JPH01418A (ja) 流量検出器
JPH11245100A (ja) プレス機械のスライドロック装置
US6948765B2 (en) Lock mechanism for a rotary door operator
JPH0312234B2 (ja)
JPS59196941A (ja) 内燃機関駆動ポンプの自動運転装置
JP2974457B2 (ja) パイロット作動式電動弁
JPH0730922Y2 (ja) ポンプ装置におけるエンジンの回転制御装置
JPH0774563B2 (ja) 車両用扉開閉装置
JPH02197630A (ja) 水洗便器の洗浄水用弁装置
JPH028812Y2 (ja)
JPS5926677A (ja) 液圧アクチユエ−タの切換え弁装置
JPH075185Y2 (ja) 自動車ドアの開閉駆動装置
JPS62194383A (ja) 扉開閉装置
JPH0426520Y2 (ja)
JPH05248632A (ja) ガス供給停止遠隔制御装置
JP3504199B2 (ja) 車両用扉の戸閉め装置
JPS5938549Y2 (ja) 建設機械における作業機の位置制御装置
JPH0675834U (ja) 車両用回転扉の自動開閉制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees