JPH11245100A - プレス機械のスライドロック装置 - Google Patents

プレス機械のスライドロック装置

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JPH11245100A
JPH11245100A JP7349898A JP7349898A JPH11245100A JP H11245100 A JPH11245100 A JP H11245100A JP 7349898 A JP7349898 A JP 7349898A JP 7349898 A JP7349898 A JP 7349898A JP H11245100 A JPH11245100 A JP H11245100A
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screw shaft
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lock device
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/28Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof
    • B30B15/287Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof preventing unintended ram movement, e.g. using blocking devices

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレス機械のスライドをロックする装置にお
いて、ロック作動する際の過剰締結による解除不能を防
止する油圧機構に、油圧検出スイッチや電磁開閉弁を設
けると、構成が複雑化し高価になる。 【解決手段】 プレス機械のスライドロック装置6は、
本体フレーム20、スクリューシャフト10、このシャ
フトに螺合されたナット部材30、ナット部材30を支
持する筒状部材60、ナット部材30を回転駆動する駆
動モータ51を含む回転駆動機構50、環状油圧シリン
ダ70、油タンク73、油圧シリンダ70の油室71を
油タンク73に連通させる絞り油路74等を備え、スラ
イドロック装置6のロック作動時に油圧シリンダ70の
油圧を介して筒状部材60及びナット部材30を支持
し、その後絞り油路74からの油圧のリークを介して油
圧シリンダ70による支持力を開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、プレス機械や金
型を補修する際にスライドが下降移動しないようにロッ
クする為のプレス機械のスライドロック装置に関し、特
にロック時に過度の締結が生じないように改良したもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、プレスを修理したり、プレスの
金型を補修したり、金型を交換する際に、プレス本体に
対しスライドの下降移動を規制する種々のスライドロッ
ク装置が実用化されている。例えば、本願出願人が特願
平8−178423号で提案したように、機械式のスラ
イドロック装置は、プレス本体側に固定される本体フレ
ームと、この本体フレーム挿通状に配設され鉛直に延び
且つ下端部にスライドを係止可能な係止部を有するスク
リューシャフトと、本体フレームに回転自在に支持され
且つスクリューシャフトに螺合されたナット部材と、ス
クリューシャフトの回転を規制する回転規制機構と、ナ
ット部材を回転駆動する為の駆動モータを含む回転駆動
手段とを備えている。
【0003】スライドをロックする際には、電動式の駆
動モータを含む回転駆動手段でスクリューナットを回転
駆動してスクリューシャフトを上昇させ、スクリューシ
ャフトの下端部の係止部でスライドを係止する。この係
止状態では、スライドロック装置により、スライドが下
降移動しないようにロックされる。ここで、スライドロ
ック装置でスライドをロックする際のスライドの高さ位
置は一定位置でないので、スクリューシャフトの停止高
さ位置を一律に設定することはできず、係止部でスライ
ドをロックした状態から、スクリューシャフトの停止位
置を判別し、駆動モータを停止させるようになってい
る。
【0004】そのスクリューシャフトの停止位置を判別
する為に、ナット部材と筒状部材とを所定小距離昇降可
能に本体フレームに支持し、それらを上方へ弾性付勢す
る複数のバネ部材を設けてある。スライドをロックする
際には、ナット部材を回転駆動してスクリューシャフト
を上昇させ係止部をスライドの下面に当接させてロック
するが、このスクリューシャフト上昇の際には、ナット
部材と筒状部材とが所定小距離だけ浮上した状態で作動
し、係止部がスライドに当接後はナット部材と筒状部材
とが複数のバネ部材の弾性力に抗して下方駆動されて浮
上状態が解消する。この浮上状態の解消を検出スイッチ
等で検出し、スライドをロックしたロック状態を検知
し、駆動モータを停止させるようになっている。
【0005】ところで、スライドをロックする際にナッ
ト部材とスクリューシャフト間に作用する摩擦力は比較
的小さな動摩擦力であるが、ロック解除する際にナット
部材とスクリューシャフト間に大きな静摩擦力が作用す
るため、スライドのロックを解除不能になるという問題
がある。そこで、従来、筒状部材と本体フレームとで環
状油圧シリンダを形成し、本体フレームに油タンクを設
け、環状油圧シリンダの油室と油タンクとを接続する油
路に電磁開閉弁を設けるとともに油室の油圧を検出する
圧力スイッチを設け、スライドをロックする際には電磁
開閉弁を閉弁しておくことで環状油圧シリンダの油室の
油圧を上昇させ、そのロック後油室の油圧が高い場合に
は電磁開閉弁を開弁して油室の油圧を油タンクへドレン
させることで、ロック解除不能になるのを防止する技術
も実用化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 前記環状油圧シリン
ダ、電磁開閉弁、圧力スイッチ等を適用したスライドロ
ック装置では、環状油圧シリンダ以外に、電磁開閉弁、
圧力スイッチ、これらを制御する制御器等が必要とな
り、構造が複雑化し、大型化し、製作費も高価になる、
という問題がある。本発明の目的は、ロック解除不能と
なるのを防止する為の油圧システムの構成を簡単化し、
小型化することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 請求項1のプレス機械
のスライドロック装置は、プレス機械のプレス本体に対
しスライドをロック解除可能にロックしてスライドの下
降移動を規制する為のスライドロック装置において、前
記プレス本体側に固定される本体フレームと、この本体
フレームに挿通状に配設されて鉛直に延び且つ下端部に
スライドを下方より係止可能な係止部を有するスクリュ
ーシャフトと、本体フレームに回転自在に支持され且つ
スクリューシャフトに螺合されたナット部材と、スクリ
ューシャフトの回転を規制する回転規制機構と、ナット
部材を回転駆動する為の駆動モータを含む回転駆動手段
とを備え、前記ナット部材に相対回転自在に外嵌されナ
ット部材の段部に下側から当接する受止段部を介してナ
ット部材を所定小距離昇降可能に支持する筒状部材と、
前記筒状部材を本体フレームに対して上方へ弾性付勢す
る複数の付勢部材と、前記筒状部材と本体フレームとに
形成された環状ピストン部と環状シリンダ孔とを含む環
状油圧シリンダと、前記本体フレームに形成された油タ
ンクと、前記環状油圧シリンダの油室を油タンクに接続
する絞り作用のある絞り油路とを設けたことを特徴とす
るものである。
【0008】プレス機械の補修や金型の補修に際してス
ライドロック装置によりスライドをロックする際には、
回転駆動手段によりナット部材を回転駆動し、スクリュ
ーシャフトを上昇駆動する。このとき、筒状部材とナッ
ト部材とは複数の付勢部材により上方へ付勢されている
ため、本体フレームに対して所定小距離だけ浮上した状
態のままスクリューシャフトを上昇駆動する。スクリュ
ーシャフトが上昇していき、その下端の係止部がスライ
ドの下面に当接すると、スクリューシャフトは上昇せず
にナット部材が回転するため、本体フレームに対して筒
状部材とナット部材とが下方へ引きつけられて浮上状態
が緩和され、環状油圧シリンダの油室の油圧が上昇し、
その上昇した油圧による油圧力を介して本体フレームに
対して筒状部材とナット部材とが支持される。このと
き、油室の油圧の一部は絞り油路を通って油タンクへ逃
されるが、油室内の油圧は高い圧力に維持された状態に
おいてロック作動が完了し、別途設ける検出スイッチか
らの検出信号に基づいて駆動モータが停止される。
【0009】その後、スライドをロックしたまま時間経
過すると、油室内の油圧が絞り通路から油タンクへ漏出
するため油室の油圧が低下して、スライドをロックする
ロック締結力が低下するので、スライドのロックを解除
する際に、ナット部材を逆転させる脱出トルクが過大に
ならず、円滑にロック解除可能になる。つまり、駆動モ
ータを大型にする必要がなく、比較的小型の駆動モータ
であっても、ロック解除可能になる。環状油圧シリンダ
及び油タンク以外に、絞り通路を設けるだけでよいの
で、ロック解除不能となるのを防止する為の構造を簡単
化し、小型化することができる。
【0010】請求項2のプレス機械のスライドロック装
置は、請求項1の発明において、前記環状油圧シリンダ
の環状シリンダ孔が本体フレームに形成されるとともに
環状ピストン部が筒状部材に形成されたことを特徴とす
るものである。本体フレームを複数部材で構成する場合
に、その本体フレームに環状シリンダ孔を簡単に形成で
きるし、筒状部材の外周部に環状ピストン部を簡単に形
成することができる。その他請求項1と同様の作用を奏
する。
【0011】請求項3のプレス機械のスライドロック装
置は、請求項1又は2の発明において、前記スクリュー
シャフトの下端部の係止部をスクリューシャフト本体に
連結する連結部に、所定荷重以上で破断する破断促進部
を設けたことを特徴とするものである。スライドをロッ
クする際に、駆動モータの停止時期が遅れてしまうと、
ナット部材が過剰に回転駆動され、スクリューシャフト
に過大な荷重が作用する恐れがあるが、この場合、所定
荷重以上になると破断促進部が破断するため、ナット部
材やスクリューシャフトや回転駆動手段が破損するのを
確実に防止することができる。しかも、破断促進部が破
断した場合には、破断促進部のみを新規の部品に交換す
ればよい。その他請求項1又は2と同様の作用を奏す
る。
【0012】請求項4のプレス機械のスライドロック装
置は、請求項1又は2の発明において、前記筒状部材の
下降動作からスライドをロックしたことを検出する検出
手段を設けたことを特徴とするものである。スライドを
ロックする際に、筒状部材とナット部材とが下降するの
で、検出手段はその下降動作からスライドのロックを検
出する。その検出信号に基づいて駆動モータを停止させ
るものとする。その他請求項1又は2と同様の作用を奏
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1に示すように、プレス
機械1のプレス本体2は、上部フレーム2A及び下部フ
レーム2Bと、4本の脚フレーム3とを有し、これら脚
フレーム3に昇降自在に案内されるスライド4であって
上部フレーム2A内の油圧シリンダで昇降駆動されるス
ライド4が設けられ、スライド4の下端面に金型5の上
部金型5aが固定解除可能に固定され、下部フレーム2
の上面には金型5の下部金型5bが固定解除可能に固定
されている。
【0014】プレス機械1や金型5を補修したりする際
に、スライド4をロック解除可能にロックしてスライド
4の下降移動を規制する為の左右1対のスライドロック
装置6がプレス本体1に付設されている。スライドロッ
ク装置6に対応するようにスライド4には、ロック用張
出部7が設けられ、このロック用張出部7には側方へ開
放状のU形切欠き8が形成され、スライドロック装置6
のスクリューシャフト10がU形切欠き8に導入され、
スクリューシャフト10の下端の係止部11によりロッ
ク用張出部7の下端面を係止可能になっている。
【0015】但し、プレス機械1の通常の使用状態で
は、係止部11がU形切欠き8を通過可能な方向にスク
リューシャフト10が向けられ、スライド4をロックす
るためにスクリューシャフト10を上昇させる上昇初期
にスクリューシャフト10が90度回動駆動されて係止
部11がU形切欠き8を通過不能な方向に向けられ、そ
の後上昇した係止部11でロック用張出部7の下端面を
係止する。
【0016】次に、このスライドロック装置6について
説明する。但し、左右のスライドロック装置6は、同じ
構造のものであるので、例えば左側のスライドロック装
置6について説明する。図2、図3に示すように、スラ
イドロック装置6は、プレス本体1側に固定される本体
フレーム20、スクリューシャフト10、ナット部材3
0、回転規制機構40、電動式の駆動モータ51を含み
ナット部材30を回転駆動する回転駆動機構50、筒状
部材60、複数のスプリング16(付勢部材)、環状油
圧シリンダ70、油タンク73、絞り作用のある絞り油
路74等を有する。
【0017】前記本体フレーム20は、頂部フレーム2
1、上部フレーム22、中段フレーム23、下部フレー
ム24、下端フレーム25等からなり、これらフレーム
は固定状態に組立てられ、プレス本体2に固定されてい
る。前記スクリューシャフト10は、本体フレーム20
に挿通状に配設されて鉛直に延び、このスクリューシャ
フト10の下端部にはロック用張出し部7を下方より係
止可能な係止部11が連結されている。その係止部11
をスクリューシャフト本体に連結する連結部に、所定荷
重以上で破断する弱部12aを有する破断ボルト12
(破断促進部)が設けられている。この破断ボルト12
は穴付きボルトである。
【0018】前記ナット部材30は、本体フレーム20
に回転自在に支持されるとともにスクリューシャフト1
0に螺合されており、ナット部材30の上端部はラジア
ル軸受け14を介して筒状部材60で支承され、ナット
部材30の下端部はニードル軸受け15を介して下部フ
レーム24に支承されている。前記筒状部材60は、ナ
ット部材30に相対回転自在に外嵌され、この筒状部材
60は、ナット部材30の段部30aに下側から当接す
る受止段部60aを介してナット部材30を所定小距離
昇降可能に支持している。即ち、筒状部材60の外周部
には短い縦溝26bがあり、中段フレーム23に固定し
た規制ピン26aの先端部が縦溝26bに導入され、縦
溝26bと規制ピン26aとで、筒状部材60とナット
部材30の昇降範囲が規制されている。
【0019】前記筒状部材60を下部フレーム24に対
して上方へ弾性付勢する為に、筒状部材60の下端側に
は複数のバネ収容凹部61が形成され、これらバネ収容
凹部61には圧縮コイルバネ16が夫々装着され、それ
らコイルバネ16の下端は下部フレーム24で受け止め
られ、筒状部材60とナット部材30とが下部フレーム
24に対して上方へ弾性付勢され、非ロック状態では筒
状部材60の下端と下部フレーム24間には約5mm位
の隙間62が空いている。
【0020】前記回転規制機構40は、スクリューシャ
フト10の回転を規制する為のものであり、この回転規
制機構40はスクリューシャフト10の外面部に形成さ
れたカム溝41と、頂部フレーム21に固定されてカム
溝41に係合した遊転ローラ42とで構成され、遊転ロ
ーラ42は枢支ピン42aに枢支されている。カム溝4
1の頂部付近部以外は鉛直のストレート溝部41bに形
成され、カム溝41の頂部付近部は90度の範囲(つま
り、1/4円の円弧)に亙る螺旋溝部41aに形成さ
れ、スクリューシャフト10は螺旋溝部41を介して9
0度だけ回転可能である。即ち、プレス機械1を通常の
状態で使用する際には、スクリューシャフト10が下降
位置に保持され、係止部11がU形切欠き部8を通過で
きるようにスクリューシャフト10の回動位相が設定さ
れている(この回動位相を通過用回動位相とする)。
【0021】スライド4をロックする為にスクリューシ
ャフト10を上昇させる上昇初期に、螺旋溝部41aと
遊転ローラ42との係合を介してスクリューシャフト1
0が90度軸心回りに回動した位相であって係止部11
がU形切欠き部8を通過できない回動位相になる(この
回動位相をロック用回動位相とする)。
【0022】前記回転駆動機構50(回転駆動手段)
は、ナット部材30を回転駆動する為のもので、この回
転駆動機構50は電動式の駆動モータ51と減速ギヤ列
53とからなる。減速ギヤ列53はモータ出力軸52に
固定の駆動ギヤ53a、ナット部材30の上端部に固定
された従動ギヤ53c、駆動ギヤ53aの回転を従動ギ
ヤ53cに伝達する中間ギヤ53bとからなる。なお、
ナット部材30の上端部にはロックナット31が螺着さ
れている。
【0023】前記環状油圧シリンダ70は、筒状部材6
0と本体フレーム20とに形成されるとともに、環状ピ
ストン部70aと環状シリンダ孔70bとで構成され、
この環状油圧シリンダ70の油室71には油が入ってい
る。環状シリンダ孔70bが本体フレーム20の中段フ
レーム23と下部フレーム24とで形成され、環状ピス
トン部70aが筒状部材60の下端部外周部分で形成さ
れている。尚、油室71の油を封止する為のシール部材
72a,72b,72cも設けられている。本体フレー
ム20の中段フレーム23の外側部には油タンク73が
付設され、油タンク73には開閉蓋73aと、覗き窓7
3bとが設けられ、油タンク73には油が収容されてい
る。環状油圧シリンダ70の油室71を油タンク73に
接続する絞り作用のある絞り油路74が本体フレーム2
0の中段フレーム23に形成されている。
【0024】前記油タンク73の上側において中段フレ
ーム23に検出スイッチ80(検出手段)が付設され、
筒状部材60に固定された検出作動片80aが検出スイ
ッチ80の検出部に臨んでおり、スクリューシャフト1
0と係止部11とでスライド4をロックして筒状部材6
0が例えば約2mm位下降したとき検出作動片80aが
検出スイッチ80をオンさせる。検出スイッチ80の検
出信号は駆動モータ51を制御する制御器(図示略)へ
供給されている。スクリューシャフト10の回動位相を
検出する為の2つの検出スイッチ81a,81bが下端
フレーム25に90度位相を異ならせて装着されてい
る。
【0025】スクリューシャフト10が通過用回動位相
にあるときには、検出スイッチ81aはオン、81bは
オフである。スクリューシャフト10の上昇初期に螺旋
溝41aの作用により90度だけ回転してロック用回動
位相になり、遊転ローラ42がストレート溝部41bに
係合すると、検出スイッチ81aはオフ、81bはオン
になる。このように、検出スイッチ81a,81bの検
出信号の組合せから、スクリューシャフト10の回動位
相を検出することができる。
【0026】次に、以上説明したスライドロック装置6
の作用について説明する。図3、図4は、プレス機械1
が稼働中の状態を示し、スクリューシャフト10は通過
用回動位相となっており、スライド4が係止部11で係
止されずに昇降可能である。このとき、筒状部材60は
下部フレーム24に対して約5mm位浮上した状態であ
る。プレス機械1や金型5の補修に際してスライドロッ
ク装置6によりスライド4をロックする際には、回転駆
動機構50によりナット部材30を回転駆動し、スクリ
ューシャフト10を上昇させる。
【0027】このとき、筒状部材60とナット部材30
とは複数のコイルバネ16により上方へ付勢されている
ため、下部フレーム24に対して浮上した状態のままス
クリューシャフト10を上昇駆動する。その上昇の初期
には、螺旋溝部41aとローラ42との案内作用により
スクリューシャフト10がロック用回動位相になり、係
止部11がロック用張出部7のU片切欠き8を通過でき
ない回動位相になる(図5参照)。スクリューシャフト
10がさらに上昇していき、図6に示すように、その下
端の係止部11がスライド4のロック用張出部7の下面
に当接すると、スクリューシャフト10は上昇せずにナ
ット部材30が回転するため、本体フレーム20に対し
て筒状部材60とナット部材30とが下方へ引き付けら
れて浮上状態が緩和され、環状油圧シリンダ70の油室
71の油圧が上昇し、その上昇した油圧による油圧力を
介して本体フレーム20に対して筒状部材60とナット
部材30とが支持される。
【0028】このとき、油室71の油圧の一部は絞り油
路74を通って油タンク73へ逃されるが、油室71内
の油圧が高い状態においてロック作動が完了し、前記検
出スイッチ80からの検出信号に基づいて駆動モータ5
1が停止される。その後、スライド4をロックしたまま
時間経過すると、油室71内の油圧が絞り通路74から
油タンク73へリークするため油室71の油圧が低下し
て、スライド4をロックするロック締結力が低下するの
で、スライド4のロックを解除する際に、ナット部材3
0を逆転させる脱出トルクが過大にならず、円滑にロッ
ク解除可能になる。
【0029】図7は、実験的に求めたタイムチャートで
あり、スクリューシャフト10を上昇させてスライド4
をロックするロック作動の前後における筒状部材60の
高さ位置と、油圧シリンダ70の油室71内の油圧と、
検出スイッチ80の検出信号とを示す。このタイムチャ
ートから分かるように、係止部11がロック用張出部7
に当接した時刻t0の時点において、ナット部材30と
筒状部材60とが本体フレーム20に対して相対的に約
1.8 mm下降し、検出スイッチ80の検出信号がオフか
らオンに切り換わり、油室71の油圧が約24Kg/cm2
で上昇する。このとき、この約24Kg/cm2の油圧力に相
当する力でナット部材30がスクリューシャフト10で
下方へ押圧されていることになる。
【0030】その後、ナット部材30と筒状部材60と
がさらに下降するため、油室71内の油圧が約71Kg/c
m2まで上昇するが、その直後には油室71内の油圧が絞
り油路74を通って油タンク73へ逃されるため、油室
71内の油圧がほぼ零まで低下する。それ故、スクリュ
ーシャフト10がナット部材30を下方へ押圧する力が
殆ど作用しない状態となる。その後この状態が保持され
るため、スライド4に対するロックを解除するときに
は、スクリューシャフト10とナット部材30間にさほ
ど大きな静止摩擦力が作用しないため、ナット部材30
を逆転開始させるときの脱出トルクがあまり大きくなる
ことがない。
【0031】つまり、駆動モータ51を大型にする必要
がなく、比較的小型の駆動モータであっても、ロック解
除可能になる。環状油圧シリンダ70及び油タンク73
以外に、絞り通路74を設けるだけでよいので、ロック
解除不能となるのを防止する為の構造を簡単化し、小型
化することができる。このスライドロック装置6では、
環状油圧シリンダ70の環状シリンダ孔70bが本体フ
レーム20に形成されるとともに環状ピストン部70a
が筒状部材60に形成されているため、本体フレーム2
0を複数部材で構成する場合に、その本体フレーム20
に環状シリンダ孔70bを簡単に形成できるし、筒状部
材30の外周部に環状ピストン部70aを簡単に形成す
ることができる。
【0032】また、前記スライドロック装置6は、スク
リューシャフト10の下端部の係止部11をスクリュー
シャフト本体10に連結する連結部に、所定荷重以上で
破断する破断ボルト12を設けたため、スライド4をロ
ックする際に、駆動モータ51の停止時期が遅れてしま
い、ナット部材30が過剰に回転駆動され、スクリュー
シャフト10に過大な荷重が作用した場合に、所定荷重
以上になると破断ボルト12が破断するため、ナット部
材30やスクリューシャフト10や回転駆動機構50が
破損するのを確実に防止することができる。しかも、破
断ボルト12が破断した場合には、破断ボルト12を新
規破断ボルトと交換すればよい。
【0033】プレス機械1のスライドロック装置6は、
筒状部材60の下降動作からスライド4をロックしたこ
とを検出する検出スイッチ80を設けたので、その検出
信号に基づいて駆動モータ51を停止させることができ
る。尚、前記環状油圧シリンダ70の変更形態として、
筒状部材60又は筒状部材60と本体フレーム20に環
状のシリンダ孔を形成し、本体フレーム20に環状ピス
トン部を形成してもよい。また、前記規制ピン26aと
縦溝26bは必須のもではないので省略してもよい。
【0034】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、ロック解除
不能となるのを防止する為に、前述のように、環状油圧
シリンダと絞り油路と、油タンク等を設けたことによ
り、油室内の油圧を高い圧力に維持した状態でロック作
動を完了させ、その後、油室内の油圧を絞り通路から油
タンクへリークさせて油室の油圧を低下させることで、
スライドをロックするロック締結力を低下させることが
できる。それ故、スライドのロックを解除する際に、ナ
ット部材を逆転させる脱出トルクが過大にならず、円滑
にロック解除可能になる。つまり、駆動モータを大型に
する必要がなく、比較的小型の駆動モータであっても、
ロック解除可能になる。環状油圧シリンダ及び油タンク
以外に、絞り通路を設けるだけでよいので、ロック解除
不能となるのを防止する為の構造を簡単化し、小型化
し、製作費を低減することができる。
【0035】請求項2の発明によれば、環状油圧シリン
ダの環状シリンダ孔を本体フレームに形成するとともに
環状ピストン部を筒状部材に形成するため、その本体フ
レームに環状シリンダ孔を簡単に形成できるし、筒状部
材の外周部に環状ピストン部材を簡単に形成することが
できる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
【0036】請求項3の発明によれば、スクリューシャ
フトの下端部の係止部をスクリューシャフト本体に連結
する連結部に、所定荷重以上で破断する破断促進部を設
けたので、スライドをロックする際にスクリューシャフ
トに所定荷重以上の荷重が作用したときには、破断促進
部が破断するため、ナット部材やスクリューシャフトや
回転駆動手段が破損するのを確実に防止することができ
る。しかも、破断促進部が破断した場合には、新規の破
断促進部と交換すればよい。その他請求項1又は2と同
様の効果を奏する。
【0037】請求項4の発明によれば、筒状部材の下降
動作からスライドをロックしたことを検出する検出手段
を設けたため、スライドをロックする際に、筒状部材と
ナット部材とが下降した状態を検出し、その下降動作か
らスライドをロックを検出することができ、検出手段の
検出信号に基づいて駆動モータを停止させることができ
る。その他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るスライドロック装置を
装着したプレスの左側面図である。
【図2】スライドロック装置の背面図である。
【図3】スライドロック装置の拡大縦断面図である。
【図4】スライドロック装置(不使用状態)の説明図で
ある。
【図5】スライドロック装置(作動開始状態)の説明図
である。
【図6】スライドロック装置(ロック状態)の説明図で
ある。
【図7】スライドロック装置の作動前後の筒状部材の高
さ位置と環状油圧シリンダの油室の油圧と検出スイッチ
の検出信号のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 プレス機械 2 プレス本体 4 スライド 6 スライドロック装置 10 スクリューシャフト 11 係止部 12 破断ボルト 16 スプリング 20 本体フレーム 30 ナット部材 40 回転規制機構 50 回転駆動機構 60 筒状部材 70 環状油圧シリンダ 70a 環状ピストン部 70b 緩衝シリンダ孔 73 油タンク 74 絞り油路 80 検出スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機械のプレス本体に対しスライド
    をロック解除可能にロックしてスライドの下降移動を規
    制する為のスライドロック装置において、 前記プレス本体側に固定される本体フレームと、この本
    体フレームに挿通状に配設されて鉛直に延び且つ下端部
    にスライドを下方より係止可能な係止部を有するスクリ
    ューシャフトと、本体フレームに回転自在に支持され且
    つスクリューシャフトに螺合されたナット部材と、スク
    リューシャフトの回転を規制する回転規制機構と、ナッ
    ト部材を回転駆動する為の駆動モータを含む回転駆動手
    段とを備え、 前記ナット部材に相対回転自在に外嵌されナット部材の
    段部に下側から当接する受止段部を介してナット部材を
    所定小距離昇降可能に支持する筒状部材と、 前記筒状部材を本体フレームに対して上方へ弾性付勢す
    る複数の付勢部材と、 前記筒状部材と本体フレームとに形成された環状ピスト
    ン部と環状シリンダ孔とを含む環状油圧シリンダと、 前記本体フレームに形成された油タンクと、 前記環状油圧シリンダの油室を油タンクに接続する絞り
    作用のある絞り油路とを設けたことを特徴とするプレス
    機械のスライドロック装置。
  2. 【請求項2】 前記環状油圧シリンダの環状シリンダ孔
    が本体フレームに形成されるとともに環状ピストン部が
    筒状部材に形成されたことを特徴とする請求項1に記載
    のプレス機械のスライドロック装置。
  3. 【請求項3】 前記スクリューシャフトの下端部の係止
    部をスクリューシャフト本体に連結する連結部に、所定
    荷重以上で破断する破断促進部を設けたことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のプレス機械のスライドロック
    装置。
  4. 【請求項4】 前記筒状部材の下降動作からスライドを
    ロックしたことを検出する検出手段を設けたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のプレス機械のスライドロ
    ック装置。
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