JPH04165172A - 弁駆動制御装置 - Google Patents

弁駆動制御装置

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JPH04165172A
JPH04165172A JP28707090A JP28707090A JPH04165172A JP H04165172 A JPH04165172 A JP H04165172A JP 28707090 A JP28707090 A JP 28707090A JP 28707090 A JP28707090 A JP 28707090A JP H04165172 A JPH04165172 A JP H04165172A
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stem
casing
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幸夫 渡部
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成瀬 克彦
Shinzo Ogawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、弁駆動制御装置に係り、特に弁ステムに作
用する負荷を制御するリミットトルク機構を備えた弁駆
動制御装置に関する。
(従来の技術) 通常、弁の開閉動作は、空気を利用したエアシリンダ駆
動方式と、モータを利用した電動駆動方式とがある。第
6図は電動駆動方式を採用した弁駆動制御装置の従来例
である。
図中符号1は弁ステムであり、この弁ステム1は、ドラ
イブスリーブ2に固定されたステムナツト3の内周に螺
合される。弁ステム1は、モータ4の駆動トルクがウオ
ームシャフト5、ウォ〜ムロ、ウオームギア7およびド
ライブスリーブ2の順に伝達され、ドライブスリーブ2
の回転に対応しステムナツト3を介して上下方向に移動
し、これにより弁が開閉動作する。弁がシート面に当た
った場合には、シート圧力を一定にして密閉を保つ。ま
た、弁が異物を噛み込んだ場合には、弁ステム1に過負
荷か掛らないようリミットトルク機構が設けられている
このリミットトルク機構を次に述べる。
ウオーム6は、ウオームシャフト5のスプラインに嵌合
し、軸受カートリッジ8を軸方向に摺動する構造となっ
ている。シート面圧の増加や異物の噛込みによって弁ス
テム1の負荷が増加すると、ウオーム6および軸受カー
トリッジ8は皿ばね9を押して軸方向へ移動する。この
移動が予め設定された負荷に対応するまで皿ばね9を縮
めたとき、軸受カートリッジ8に連結されたリミットス
イッチ10がその接点を開いて、モータ4か停止する。
このようにしてリミットトルク機構が働く。なお、符号
11はケーシングを示す。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述の弁駆動制御装置では、弁ステム1
に作用する負荷が、ウオームギア7およびウオーム6を
介して皿ばね9を押す力として検出されるため、これら
各部の摩擦等の影響により、この負荷を正確に検出でき
ないおそれかある。
このような場合には、過負荷によって弁ステム1が損傷
したり、負荷不足によりシート面圧が低下して漏洩が生
ずるおそれがある。
この発明は、上記事情を考慮してされたものであり、弁
ステムに作用する負荷を正確に検出して、弁駆動を適切
に制御することができる弁駆動制御装置を提供すること
を目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 請求項1項記載の発明は、内部に弁ステムを螺合すると
ともに、軸受に支持されて自転可能に設けられた弁ステ
ム昇降部と、この弁ステム昇降部に連結されてこの弁ス
テム昇降部を自転させる回転駆動源と、ケーシングに設
置されて上記軸受に作用する荷重を検出する過負荷検出
器と、この過負荷検出器からの信号を受信して上記回転
駆動源の作動を停止可能とする制御部と、を有すること
を特徴とするものである。
請求項2項記載の発明は、内部に弁ステムを螺合し、ケ
ーシングに対し自転可能に設置されるとともに、上記ケ
ーシングに対し上記弁ステムの軸方向にスライド可能に
取り付けられた弁ステム昇降部と、この弁ステム昇降部
に連結されて、この弁ステム昇降部を自転させる回転駆
動源と、上記ケーシングに設置されて、上記弁ステム昇
降部の弁ステム軸方向スライド量およびスライド方向を
検出する過負荷検出器と、この過負荷検出器からの信号
を受信して上記回転駆動源の作動を停止可能とする制御
部と、を有することを特徴とするものである。
請求項3項記載の発明は、弁ステム基部エレメントおよ
び弁ステム端部エレメント間に可撓部材が介装されて構
成された弁ステムと、ケーシングに自転可能に設置され
、内部に上記弁ステム基部エレメントを螺合する弁ステ
ム昇降部と、この弁ステム昇降部に連結されてこの弁ス
テム昇降部を自転させる回転駆動源と、上記弁ステムの
可撓部材に設置されて、この可撓部材の変形量を検出す
る過負荷検出器と、この過負荷検出器からの信号を受信
して上記回転駆動源の作動を停止可能とする制御部と、
を有することを特徴とするものであ(作用) 回転駆動源の作用で弁ステム昇降部か自転することによ
り弁ステムか昇降し、弁体か開閉作動する。この作動中
に弁ステムに過負荷が作用すると、請求項1項記載の発
明では、軸受にもこの過負荷か作用するので過負荷検出
器がこの過負荷を検出する。また、弁ステムに上記過負
荷が作用すると、弁ステム昇降部が全体として、その過
負荷の方向と大きさに応じた方向と距離たけ移動(スラ
・fド)するので、この弁ステム昇降部のスライド量お
よびスライド方向を過負荷検出器が検出する。また、請
求項3項記載の発明では、弁の開閉作動中に生じた過負
荷によって弁ステムの可撓部が撓み変形するので、この
変形量を過負荷検出器か検出する。請求項1項、2項あ
るいは3項の過負荷検出器の検出信号に基づいて、制御
部が回転駆動源を停止させる。
上述のように、請求項1項記載の発明では、弁ステムに
作用する過負荷を弁ステム昇降部を支持する軸受に作用
する過負荷として検出し、また請求項2項の発明では、
弁ステムに作用する過負荷を弁ステム昇降部のスライド
方向およびスライド量として検出し、また請求項3項記
載の発明では、弁ステムに作用する過負荷を直接検出す
るので、過負荷の検出を正確に実施できる。この結果、
弁駆動を適切に制御できる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明に係る弁駆動制御装置の第1実施例
を示す断面図である。
図示しない弁体は、弁ステム21の先端に一体に設けら
れる。この弁ステム21の作動が弁駆動制御装置20に
より制御される。この弁駆動制御装置20は、弁ステム
昇降部としてのドライブスリーブ22およびステムナツ
ト23を備える。ドライブスリーブ22は、その外周に
設置された上部テーパローラベアリング24および下部
テーパローラベアリング25により、自転可能に支持さ
れる。これらの上部および下部テーパローラベアリング
24および25は、それぞれ上部負荷検出器26および
下部負荷検出器27によってケーシング28に支持され
る。
また、ステムナツト23は、ドライブスリーブ22内に
回転一体に固定され、ロックナツト29により位置決め
される。ステムナツト23の内周には雌ねじ30が刻設
される。一方、弁ステム21の基部には餠[ねし31が
刻設され、この雄ねじ31がステムナツト23の雌ねじ
30に螺合される。したかって、ドライブスリーブ22
およびステムナツト23か自転すると、ねじ30および
31の作用により弁ステム21−が昇降する。
さらに、ドライブスリーブ22の外周にはドリブンギア
32が嵌合され、ドライブギア33と噛み合う。このド
ライブギア33は、回転駆動源とじ2てのモータ34に
連結されて、ドリブンギア32を介しドライブスリーブ
22を自転させる。また、前記上部負荷検出器26また
は下部負荷検出器27は、弁ステム21.に作用する荷
重を、ドライブスリーブ22およびステムナツト23を
介し、それぞれ上部テーパローラベアリング24または
下部テーパローラベアリング25に作用する荷重として
検出する。
上部負荷検出器26および下部負荷検出器27は判定回
路35に電気的に接続され、上部負荷検出器26および
下部負荷検出器27からの検出信号がこの判定回路35
へ入力される。判定回路35は、上部または下部負荷検
出器26または27にて検出された荷重が過大になり、
弁ステム21に過負荷か作用したと判定したときに、弁
操作盤36ヘモータ34の停止信号を出力し、この弁操
作盤36がモータ34を停止させる。これら判定回路3
5および弁操作盤36が制御部37として機能する。
次に、作用を説明する。
モータ34の駆動力は、ドライブギア33およびドリブ
ンギア32を介してドライブスリーブ22に伝達され、
このドライブスリーブ22が回転(自転)する。このド
ライブスリーブ22の回転によりステムナツト23か回
転(自転)シ、このステムナツト23の回転方向に対応
して弁ステム21が昇降し、弁体か開閉動作をする。
しかし2て、開弁動作時に弁ステム21に過負荷が作用
すると、この過負荷荷重は、弁ステム21を支持するス
テムナツト23、ドライブスリーブ22および下部テー
パローラベアリング25を介[−で下部負荷検出器27
に伝達される。また、閉弁動作時に弁ステム21に過負
荷か作用すると、この過負荷荷重はステムナラl−23
、ドライブスリーブ22および」二部テーパローラベア
リング24を介して−L部負荷検出器26に伝達される
。これらの下部負荷検出器27および上部負荷検出器2
6が、伝達された過負荷荷重を検出し、この検出信号が
判定回路35へ出力される。判定回路35は過負荷荷重
の検出信号を受りると異常の判定を行ない、弁操作盤3
6ヘモータの停止を指示し、弁操作盤36がこれを実行
する。
このような第1実施例によれば、弁ステト21に作用す
る過負荷を、この弁ステム21を直接指= 11− 示する上部または下部テーパローラベアリング24また
は25に作用する過負荷として検出するので、摩擦の影
響等が少なく、過負荷の検出を正確に実施できる。この
結果、弁駆動を適切に制御でき、弁ステj・21の健全
性やシート面圧の適正化を達成できる。
第2図はこの発明に係る弁駆動制御装置の第2実施例を
示す断面図である。この第2実施例において、前記第1
.実施例と同様な部分は、同一の符号を付すことにより
説明を省略する。
この第2実施例の弁駆動制御装置40ては、ドライブス
リーブ22を自転可能に支持する−に部テーパローラベ
アリング24および下部テーパローラベアリング25が
、スリーブ4]によって連結される。このスリーブ41
は、弁ステム21の軸方向にスライド可能にケーシング
28に嵌合される。また、このスリーブ41−により一
体化されたドライブスリーブ22並ひに上部および下部
テーパローラベアリング24および25は、弾性体とし
てのコイルスプリング42によりケーシング28に支持
されて、弁ステム21の軸方向におけるスライドが許容
される。
また、ケーシング28には、過負荷検出器としてのリミ
ットスイッチ43が設置される。ドライブスリーブ22
、上部テーパローラベアリング24、下部テーパローラ
ベアリング25およびスリーブ41−は、弁ステム21
に負荷が作用すると、この負荷の方向と大きさに応じた
方向と距離たけ、コイルスプリング42の付勢力に抗し
てスライドする。上記リミットスイッチ43は、このス
リーブ111等のスライド方向およびスライド量が、所
定値に至ったときに接点を開閉動作し、制御部37へそ
の信号を出力する。
制御部37は、弁ステム21に過負荷が作用して、ドラ
イブスリーブ22、上部テーパローラベアリンク24、
下部テーパローラベアリング25およびスリーブ41の
スライド量が大きくなったときに、リミ・ソトスイッチ
43からの検出信号に基づきモー934を停止さu−る
(−またかって、この、ような第2実施例によれば、弁
ステム21に作用する過負荷をドライブスリーブ22、
上部テーパローラヘアリング24、下部テーパローラベ
アリング25およびスリーブ41のスライド方向および
スライド量として検出するので、摩擦の影響等が少なく
、弁ステム21−に作用する過負荷の検出を正確に実施
できる。この結果、弁駆動を適切に制御でき、弁ステム
21の健全性やシート面圧の適正化を達成できる。
なお、この第2実施例では、ドライブスリーブ22、上
部テーパローラベアリング24および下部テーパローラ
ベアリング25およびスリーブ41を支持する弾性体と
して、コイルスプリング42か用いられるものにつき説
明したか、このコイルスプリング42の代りに、第3図
に示すような皿はね44を使用してもよい。この変形例
の場合には、コイルスプリング42を用いたものに比べ
、大きな負荷における弁制御を実施できる。
第4図は、この発明に係る弁駆動制御装置の第3実施例
を示す断面図である。この第3実施例において、前記第
1実施例と同様な部分は、同一の符号を付すことにより
説明を省略する。
この第3実施例の弁駆動制御装置50では、弁ステム5
]が、雄ねじ52を有する弁ステム基部エレメント53
と、図示しない弁体に結合された弁ステム端部エレメン
ト54と、弁ステム基部エレメント53および弁ステム
端部エレメント54間に介装された可撓部材とし、ての
皿ばね弾性体55と、を有して構成される。上記弁ステ
ム基部エレメント53の雄ねじ52は、ステムナツト5
3の雌ねじ30に螺合する。弁の開閉動作時にこの弁ス
テム51に過負荷か作用すると、皿はね構成体55を構
成する円盤形状の上方面ばね56および上方面ばね57
が変形する。
また、ドライブスリーブ22を支持する上部テーパロー
ラベアリング24および下部テーパローラベアリング2
5は、直接ケーシング28に固定される。さらに、皿ば
ね構成体55の上方面はね56および上方面はね57に
、過負荷検出器としての発光器58および受光器59が
それぞれ設置される。
発光器58からの光は、上方面ばね56および上方面ば
ね57の撓み変形量に応して、受光器59の7つの領域
のいずれかて受光される。受光器5つの各領域は、この
受光器59の中央位置に弁部動力正常領域60が、この
弁部動力正常領域60の図における左側に閉弁時弁駆動
力大領域61−1閉弁時弁駆動力過大領域62および閉
弁時過負荷領域63が順次配置される。さらに、受光器
59には、弁部動力正常領域60の図における右側に開
弁時弁駆動力大領域64、開弁時弁駆動力過大領域65
および開弁時過負荷領域66が順次設置される。
これらのうち、閉弁時過負荷領域63および開弁時過負
荷領域66は、制御部37に電気的に接続される。これ
らの領域63および65か発光器58からの光を受光し
たときに、制御部37は弁ステム51−に過負荷か作用
したと判断してモータ34を停止させる。
一方、ケーシング28には、検査員が目視できる位置に
表示部67が設置される。この表示部67は、例えば発
光ダイオードにて構成される。この表示部67も7つの
領域70. 71,72. 73.74,75.76に
分かれ、これらの各領域70〜76が、受光器59の各
領域60〜66にそれぞれ電気的に接続される。弁部動
力正常領域60が受光すると、表示部67の領域70が
例えば緑色に発光し、また閉弁時弁駆動力大領域61お
よび開弁時弁駆動力大領域64が受光すると、表示部6
7の領域71および74がそれぞれ例えは黄色に発光し
、また閉弁時弁駆動力過大領域62および開弁時弁駆動
力過大領域65が受光すると、表示部67の領域72お
よび75がそれぞれ例えば赤色に発光する。これらの表
示部67の発光は、少なくとも検査員のパトロール間隔
以上の時間だけ、発光状態を維持するよう構成される。
この第3実施例では、閉弁動作時に弁ステム51−に過
負荷が作用すると、上方面ばね56および上方面ばね5
7か第4図の二点鎖線位置まで圧縮変形される。このと
き、発光器58からの光が受光器59の閉弁時過負荷領
域63にて受光されると、制御部37がモータ34を停
止させる。また、開弁動作時に弁ステム51に過負荷が
作用して、上方面はね56および開閉器はね57が引張
変形され、発光器58からの光が受光器59の開弁時過
負荷領域66にて受光されたときにも、制御部37がモ
ータ34を停止させる。
このように、弁ステム51−に作用する過負荷を、皿ば
ね構成体55の上方面ばね56および上方面ばね57の
変形として発光器58および受光器59が直接検出する
ので、弁ステム51に作用する過負荷の検出を正確に実
施できる。この結果、弁駆動を適切に制御でき、弁ステ
ムの健全性やシート面圧の適正化を達成できる。
また、弁体に固着されたグランドパツキンの劣化や、弁
体とカイト部との摩擦力の増加等が起因して、開弁・閉
弁動作時に発光器58からの光を受光器59の閉弁時弁
駆動力大領域61、閉弁時弁駆動力過大領域62、開弁
時弁駆動力大領域64あるいは開弁時弁駆動力過大領域
65が受信すると、表示部67のそれぞれの領域71,
72゜7、・4または75が発光する。このため、検査
員は、この表示部67の表示を目視することによって上
記グランドパツキンの劣化の程度等を認識でき、弁の定
期点検を迅速かつ合理的に実施できる。
なお、上記第3実施例では、弁ステム51の可撓部材が
皿ばね構成体55であるものにつき説明したが、この可
撓部材が第5図に示す板ばね構成体77であってもよい
。この板ばね構成体77は、平面形状が十字形状の上方
板ばね78および下方板はね79を組み合せて構成され
る。そして、下方板ばね79に発光器58を上向きに設
置し、ケーシング28に受光器59および表示部67を
設置する。
この板ばね構成体77の場合には、上方板ばね78およ
び下方板はね79が十字形状なので、皿ばね構成体55
の上方器ばね56に形成された透光孔を必要としない。
また、発光器58からの光かケーシング28に設置され
た受光器59にて受光されるので、受光器59および表
示部67を繋ぐ長い伝送回路が不要となる。
−19= また、この第3実施例では、皿はね構成体55あるいは
板はね構成体77に発光器58および受光器59を過負
荷検出器として設置したが、この代りに、リミットスイ
ッチを設置してもよい。このリミットスイッチは、皿ば
ね構成体55あるいは板はね構成体77の変形量を検出
し、この検出信号により制御部37を介してモータ34
を停止させるものである。
〔発明の効果〕
請求項1項記載の発明は、弁ステム昇降部の内部に弁ス
テムを螺合するとともに、この弁ステム昇降部が軸受に
支持されて自転可能に設けられ、この弁ステム昇降部に
連結された回転駆動部かこの弁ステム昇降部を自転させ
、ケーシングに設置された過負荷検出器が上記軸受に作
用する荷重を検出し、この過負荷検出器からの信号を制
御部が受信して上記回転駆動源の作動を停止可能とする
ように構成されたものである。
また、請求項2項記載の発明は、弁ステム昇降部の内部
に弁ステムを螺合し、この弁ステム昇降−20= 部がケーシングに対し自転可能に設置されるとともに、
上記ケーシングに対し上記弁ステムの軸方向にスライド
可能に取り付けられ、この弁ステム昇降部に連結された
回転駆動源がこの弁ステム昇降部を自転させ、上記ケー
シングに設置された過負荷検出器か上記弁ステム昇降部
の、弁ステム軸方向のスライド量およびスライド方向を
検出し、この過負荷検出器からの信号を制御部が受信し
て上記回転駆動源の作動を停止可能とするよう構成され
たものである。
請求項3項記載の発明は、弁ステムが弁ステム基部エレ
メントおよび弁ステム端部エレメント間に可撓部材を介
装して構成され、ケーシングに自転可能に設定された弁
ステム昇降部の内部に上記弁ステム基部エレメントを螺
合し、この弁ステム昇降部に連結された回転駆動源がこ
の弁ステム昇降部を自転させ、上記弁ステムの可撓部材
に設置された過負荷検出器がこの可撓部材の変形量を検
出し、この過負荷検出器からの信号を制御部が受信して
上記回転駆動源の作動を停止可能とするよう構成された
ものである。
したがって、弁ステムに過負荷が作用すると、この弁ス
テムに作用する過負荷を請求項12項記載の発明では、
弁ステム昇降部を支持する軸受に作用する過負荷として
検出し、請求項2項記載の発明では、弁ステム昇降部の
スライド方向およびスライド量として検出し、請求項3
項記載の発明では直接検出するので、それぞれの発明に
おいて過負荷の検出を正確に実施でき、この結果、弁駆
動を適切に制御できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る弁駆動制御装置の第1実施例を
示す断面図、第2図はこの発明の第2実施例を示す断面
図、第3図は第2実施例の変形例を示す断面図、第4図
はこの発明の第3実施例を示す断面図、第5図は第3実
施例の変形例を示す板ばね構成部材等を示す平面図、第
6図は従来の弁駆動制御装置を示す斜視図である。 20・弁駆動制御装置、21・・・弁ステム、22 ・
ドライブスリーブ、23 ステムナツト、24・上部テ
ーパローラベアリング、25・下部テーパローラベアリ
ンク、26・・上部負荷検出器、27・下部負荷検出器
、28・・ケーシング、30・雌ねじ、31・・雄ねじ
、34 モータ、35・・判定回路、36・・・弁操作
盤、37・制御部、40・・・弁駆動制御装置、41・
・・スリーブ、43・・リミットスイッチ、50 ・弁
駆動制御装置、51・・・弁スフ−A、53・・・弁ス
テム基部エレメント、54 ・弁ステム端部エレメント
、55・・板はね構成体、58・・発光器、59・・受
光器、63・・・閉弁時過負荷領域、66 閉弁時過負
荷領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内部に弁ステムを螺合するとともに、軸受に支持さ
    れて自転可能に設けられた弁ステム昇降部と、この弁ス
    テム昇降部に連結されてこの弁ステム昇降部を自転させ
    る回転駆動源と、ケーシングに設置されて上記軸受に作
    用する荷重を検出する過負荷検出器と、この過負荷検出
    器からの信号を受信して上記回転駆動源の作動を停止可
    能とする制御部と、を有することを特徴とする弁駆動制
    御装置。 2、内部に弁ステムを螺合し、ケーシングに対し自転可
    能に設置されるとともに、上記ケーシングに対し上記弁
    ステムの軸方向にスライド可能に取り付けられた弁ステ
    ム昇降部と、この弁ステム昇降部に連結されて、この弁
    ステム昇降部を自転させる回転駆動源と、上記ケーシン
    グに設置されて、上記弁ステム昇降部の弁ステム軸方向
    スライド量およびスライド方向を検出する過負荷検出器
    と、この過負荷検出器からの信号を受信して上記回転駆
    動源の作動を停止可能とする制御部と、を有することを
    特徴とする弁駆動制御装置。 3、弁ステム基部エレメントおよび弁ステム端部エレメ
    ント間に可撓部材が介装されて構成された弁ステムと、
    ケーシングに自転可能に設置され、内部に上記弁ステム
    基部エレメントを螺合する弁ステム昇降部と、この弁ス
    テム昇降部に連結されてこの弁ステム昇降部を自転させ
    る回転駆動源と、上記弁ステムの可撓部材に設置されて
    、この可撓部材の変形量を検出する過負荷検出器と、こ
    の過負荷検出器からの信号を受信して上記回転駆動源の
    作動を停止可能とする制御部と、を有することを特徴と
    する弁駆動制御装置。
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