JPH076254Y2 - 分割式横架材を用いた構造体の組付構造および屋根の取付構造 - Google Patents

分割式横架材を用いた構造体の組付構造および屋根の取付構造

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JPH076254Y2
JPH076254Y2 JP1988044223U JP4422388U JPH076254Y2 JP H076254 Y2 JPH076254 Y2 JP H076254Y2 JP 1988044223 U JP1988044223 U JP 1988044223U JP 4422388 U JP4422388 U JP 4422388U JP H076254 Y2 JPH076254 Y2 JP H076254Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、二つの部材に分割された横架材を組立物置
や簡易車庫等の桁材や梁材、母屋材等に利用して構成さ
れる構造体の組付構造および屋根の取付構造に関する。
[従来の技術] この種の構造に用いられる横架材として、従来、第10図
に示すように、断面形状がC形の横架材1や第11図に示
すように、断面形状が矩形の横架材1が知られていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、第10図の横架材1は柱や屋根受けフレーム(タ
イトフレーム)等の他の部材を固定しようとするときに
ボルト・ナットを簡単に締め付けることができる反面
で、それに加わる荷重の大きさによっては長手方向の中
間部がねじれて仮想線で示すように開拡状に変形しやす
く、大きな荷重が加えられる強度部材として用いること
に問題があった。
第11図の横架材1はそのようなねじれに伴う変形を生じ
にくいけれども、ボルト・ナットで柱やタイトフレーム
などの他の部材を固定しようとするときにボルト・ナッ
トを簡単に締め付けることができない。また、他の部材
を取り付けるためのねじ孔を外壁部分に穿設することも
考えられるが、外壁部分の肉厚が薄いとねじ孔を穿設す
ることができない。この点は第12図のように外壁部分2
に開設した透孔3を利用してかしめナット4を固着し、
このかしめナット4のねじ孔5に取付ボルト(不図示)
をねじ込む構成にすることにより解消される。しかしな
がら、かしめナット4は同図に仮想線で示す首部4aを上
記透孔3に差し込んだ後、その首部4aを実線のように鍔
形にかしめて本体部分4bとの間で上記外壁部分2を挾圧
させることにより固着するものであるため、透孔3が外
壁部分2に垂直に開設されていない場合やかしめ力が不
十分であった場合には外壁部分2に対する挾圧力が不足
してかしめナット4が空回りしやすいばかりでなく、取
付ボルト(不図示)を何回も締めつけたり緩めたりする
と外壁部分2に対する挾圧力が緩んで空回りしやすく、
鍔形にかしめられた首部4aが外壁部分2から突き出るた
めに外壁部分2に接触させて他の部材を固定しにくく、
しかもかしめナット4がコスト的に高くつくという難点
がある。
この考案は以上のような実情に鑑みてなされたもので、
ボルト・ナットによる横架材と柱および横架材と屋根と
の組立作業を確実かつ容易に行なうことができるもので
ありながら、組立後は大きな強度を確保することができ
る分割式横架材を用いた構造体の組付構造および屋根の
取付構造を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、第1の考案に係る分割式横
架材を用いた構造体の組付構造は、主壁の一端部と他端
部にそれぞれ同一方向へ突出する一方壁と他方壁とが一
体に設けられてなる一対の鋼板製の部材よりなる横架材
であり、一方の部材の一方壁の先端部に形成しているU
字状の嵌合片と他方の部材の一方壁の先端部に形成して
いる突出片同士、並びに一方の部材の他方壁の先端部に
形成している突出片と他方の部材の他方壁の先端部に形
成している逆U字状の嵌合片同士がそれぞれ嵌め合い構
造で結合される構成であり、この横架材の長手方向の端
部に柱を結合してなる構造体の組付構造であって、前記
横架材を構成する前記両方の部材の端部における一方壁
の先端部と他方壁および該他方壁の先端部をそれぞれ切
除して、各切除個所にそれぞれ主壁と一方壁とによる逆
L字形の係合部を構成させ、これら両方の部材の係合部
の一方壁を前記柱の上端に、該係合部の主壁を柱の両側
面からそれぞれ係合させると共に、一方の部材および他
方の部材の先端部同士を嵌め合わせて結合し、かつ、両
係合部の主壁と柱とをボルト・ナットにより固着してい
るものである。
また、第2の考案に係る分割式横架材を用いた屋根の取
付構造は、主壁の一端部と他端部にそれぞれ同一方向へ
突出する一方壁と他方壁とが一体に設けられてなる一対
の鋼板製の部材よりなる横架材であり、一方の部材の一
方壁の先端部に形成しているU字状の嵌合片と他方の部
材の一方壁の先端部に形成している突出片同士、並びに
一方の部材の他方壁の先端部に形成している突出片と他
方の部材の他方壁の先端部に形成している逆U字状の嵌
合片同士がそれぞれ嵌め合い構造で結合される構成であ
り、かつ、少なくとも一方の部材の一方壁の出幅寸法を
他方の部材の一方壁の出幅寸法よりも短くしてあり、こ
の横架材の一方の部材の出幅寸法の長い一方壁にボルト
・ナットによりタイトフレームが取り付けられ、このタ
イトフレーム上に屋根板を取り付けているものである。
[作用] 第1の考案によれば、分割され互いに嵌め合い構造で結
合される二つの部材からなり、それら両分割部材におけ
る一方壁と他方壁との間にそれぞれ開口部が具備された
構成の横架材を、構造体の梁材として使用するものであ
るから、その梁用横架材の長手方向の端部に柱を結合し
て所定の構造体を組付る際には、横架材の両分割部材を
非結合として各別に取り扱うことにより、矩形断面に一
体形成されている横架材を使用する場合に比して、軽量
小型の部材として楽に扱うことが可能となり、所定の組
付け作業を容易に行なえる。その上、施工完了後は両分
割部材の嵌め合い結合によって、断面矩形の横架材とす
ることが可能であるために、大きな荷重が加わったとし
ても、ねじれによる変形などを生じることがなく、構造
体としての強度を十分に確保することができる。
また、第2の考案によれば、上記と同様な横架材を、屋
根の母屋材として使用するものであるから、その母屋用
横架材にタイトフレームを取付けて所定の屋根下地を取
付ける際には、横架材の両分割部材を非結合として各別
に取り扱うことにより、矩形断面に一体形成されている
横架材を使用する場合に比して、軽量小型の部材として
楽に扱うことが可能となり、所定の取付け作業を非常に
容易に行なうことができる。また、一方の部材の一方壁
の出幅寸法が長いために、タイトフレームを安定よく載
置することができ、さらに両分割部材が具備する開口部
を利用してボルト・ナットを容易に締付けることが可能
であるために、タイトフレームを一方壁に確実に取付け
ることができる。その上、施工完了後は両分割部材の嵌
め合い結合によって、断面矩形の横架材とすることが可
能であるために、大きな荷重が加わったとしても、ねじ
れによる変形などを生じることがなく、屋根構造体とし
ての強度を十分に確保することができる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例で、主として構造体の組付
構造に適用される分割式横架材1を例示したもので、10
は表裏両面がカラー塗装された鋼板を曲げ加工すること
により構成された一方の部材、20は同様のカラー鋼板を
曲げ加工することにより構成された他方の部材である。
一方の部材10は主壁11の一端部に直角に一方壁12が曲成
されていると共に、主壁11の他端部に直角に他方壁13が
曲成されている。一方壁12と他方壁13は同一方向に突出
しており、一方壁12の先端部には下向きに突出片14が曲
成されているのに対し、他方壁13の先端部には逆U字形
の嵌合片15が曲成されている。そして、主壁11から上記
突出片14までの長さと主壁11から上記嵌合片15の凹所16
までの長さは同一に設定され、しかも上記凹所16の深さ
寸法は上記突出片14の出幅寸法よりも大きい寸法に設定
されている。他方の部材20は一方の部材10に対して点対
称の形状になっており、一方の部材10を180度反転させ
て流用することが可能である。21は主壁、22は一方壁、
23は他方壁、24は突出片、25は嵌合片、26は嵌合片25の
凹所である。そして、一方の部材10の突出片14が他方の
部材20の嵌合片25の凹所26に上方から嵌め込まれ、一方
の部材10の嵌合片15の凹所16が他方の部材20の突出片24
に上方から嵌め込まれている。
第2図は他の実施例で、主として屋根の取付構造に適用
される分割式横架材1を例示したもので、第1図のもの
と異なる点は、一方の部材10の一方壁12及び他方壁13の
出幅寸法d1よりも他方の部材20の一方壁22及び他方壁23
の出幅寸法d2が短い点だけであり、その他の点は同様で
ある。従って同一部分には同一符号を付して詳細な説明
を省略する。
以上説明した横架材1は以下に述べるようにして桁材や
梁材として利用される。
第3図は第1図の横架材1を組立物置や簡易車庫等の梁
材として利用して構造体の組付構造を得る場合の分解斜
視図である。第2図の横架材1もこれと同様の状態で梁
材として用い得ることは勿論である。同図において、30
は柱で、薄鋼板を断面形状が矩形になるように曲げ加工
すると共に、その薄鋼板の幅方向の一方の端部に内方へ
突出する突出片31を曲成し、他方の端部にU字状の嵌合
片32を曲成し、両者を一側面で嵌め合わせてはぜ結合し
たものである。横架材1の構成部材である一方の部材10
はその端部において突出片14と他方壁13と嵌合片15を切
除することにより、その切除個所の主壁11と一方壁12と
によって逆L字形の係合部17を構成してある。また、横
架材1の構成部材である他方の部材20もその端部におい
て突出片24と他方壁23と嵌合片25を切除することによ
り、その切除個所の主壁21と一方壁22とによって逆L字
形の係合部27を構成してある。
第4図は一方の部材10の係合部17と他方の部材20の係合
部27を柱30の上端にその両側から係合させると共に、一
方の部材10と他方の部材20とを第1図で説明した構造に
嵌め合わせて結合した状態を示している。この場合の組
付手順の一例を説明すると、他方の部材20の係合部27を
柱30の上端に係合させた後、一方の部材10を一旦他方の
部材20よりもやゝ高い位置まで持ち上げ、次に一方の部
材10の突出片14を他方の部材20の嵌合片25に、また、一
方の部材10の嵌合片15を他方の部材20の突出片24にそれ
ぞれ上方から嵌め込み、同時に一方の部材10の係合部17
を柱30の上端に係合させればよい。このように両方の部
材10,20を別々に持ち上げて組み付けて角パイプを形成
することによりあらかじめ角パイプにした横架材1を構
成したものを持ち上げて柱30に組み付ける場合に比べ
て、両部材10,20がともに軽量小型であることから、持
ち上げる時の労力が軽減されて、所定の組立作業を容易
に行える。こうして組み立てられた横架材1にあっては
大きな荷重が加えられたときにも嵌合片25と突出片14と
の嵌め合い構造及び嵌合片15と突出片24との嵌め合い構
造によりそれらが相互に係合してそれぞれの部材10,20
がねじれて拡開状に変形することが確実に防止されるの
で大きな強度が確保される。また、一方の部材10及び他
方の部材20はいずれもカラー鋼板を曲げ加工することに
より構成されたものであるから、それらを結合した横架
材1は内外両面にカラー塗装が施されたものであり、そ
のカラー塗装によって横架材1の発錆が確実に防止され
る。なお、実際には、第3図に示すように、予め係合部
17,27および柱30にそれぞれ透孔18,28,33を開設してお
き、これら透孔18,28,33を利用して係合部17,27と柱30
とをボルト・ナット(不図示)により固着するのであ
り、このボルト・ナットによる固着作業も非常に容易か
つ確実に行うことが可能である。
第5図は別の横架材1を屋根(不図示)の母屋材として
用いて屋根の取付構造を得る場合の分解斜視図である。
同図の母屋用横架材1の構成部材である一方の部材10は
一方壁12の出幅寸法d3が他方壁13の出幅寸法d4よりも短
くなっている点だけが第1図で説明した横架材1の一方
の部材10と異なっており、その他の点は同一である。ま
た、他方の部材20は一方の部材10を180度反転して流用
したものである。従ってこれらの部材10,20において第
1図のものと対応する部分には同一符号を付して詳細な
説明を省略する。50はタイトフレームで、折版屋根の山
部(不図示)に対応する個所が山形に曲成されており、
その頂部51には図示していない剣先ボルトが突出され
る。また、タイトフレーム50の谷部52は他方の部材20の
一方壁22にボルト55とナット56とを用いて固着される。
即ち、上記谷部52に開設された透孔53と上記一方壁22の
幅方向の中央部に開設された透孔29にボルト55を差し込
み、一方壁22と他方壁23との間に形成されている開口35
からナット56を入れて上記ボルト55にねじ込む。このよ
うにすると、ナット56がボルト55と共回りすることが確
実に防止でき、確実な締め付けを容易に行える。このよ
うにボルト55,ナット56を介して他方の部材20にタイト
フレーム50を一体結合しておくと、その結合状態は極め
て強固になる。また両者を工場にて一体結合して施工現
場まで運搬できる利便もある。他方の部材20の一方壁22
の出幅寸法が他方壁23の出幅寸法よりも長いことによ
り、この他方の部材20を一方の部材10と共に横架材1に
組み立てた場合にタイトフレーム50が横架材1の幅方向
の中央部に位置させることが容易である。
第5図においては第1図の横架材1を上記母屋材として
の横架材1に直角に結合して桁材として用いる場合をも
例示してある。即ち、母屋材としての横架材1の一方の
部材10の主壁11の外面に角筒部61を有する連結金具60の
フランジ62,62をボルト63及びナット(不図示)を用い
て固着し、上記角筒部61に第1図の横架材1の端部を嵌
め込む構成である。この場合において、上記連結金具60
を上記主壁11に固着するときは、ボルト63をフランジ62
の透孔64及び主壁11に開設されている透孔(不図示)に
差し込むと共に、一方壁12と他方壁13との間に形成され
ている開口36からナット(不図示)を入れて上記ボルト
63にねじ込む。
第8図は横架材1の別の例を示している。この横架材1
において、第1図で説明したものと異なる点は、突出片
14,24をU字形に形成した点だけである。従って同一又
は相応する部分に同一符号を付して詳細説明を省略す
る。
第9図は横架材1のさらに別の例を示している。この横
架材1において、一方の部材10の一方壁12と他方壁13に
はそれぞれU字形の嵌合片15,25が折返し状に設けら
れ、他方の部材20の一方壁22と他方壁23にはそれぞれ段
差22a,23aを有して突出片14,24が設けられている。そし
て、上記嵌合片15,25に突出片14,24が嵌め込みまれて角
パイプを構成している。
第6図及び第7図は第5図で説明した母屋材としての横
架材1にタイトフレーム50を介して折版屋根70を取り付
けた屋根構造の例を示している。従って第5図と同一部
分には同一符号を付してある。71は剣先ボルトで、上述
のようにタイトフレーム50の山部の頂部51から上方へ突
出され、この剣先ボルト71が折版屋根70の山部72を貫通
していると共に、この剣先ボルト71に座金73を介してナ
ット74がねじ込まれている。なお、座金73の内部にはパ
ッキンが収容されて水密性を保っている。
このような屋根構造によると、部材20にボルト55,ナッ
ト56を用いて強固に取り付けられたタイトフレーム50に
折版屋根70が剣先ボルト71等で強固に取り付けられてい
るため、屋根全体が強固になる。
〔考案の効果〕
以上のように、第1の考案によれば、分割され互いに嵌
め合い構造で結合される二つの部材からなり、それら両
分割部材における一方壁と他方壁との間にそれぞれ開口
部が具備された構成の横架材を構造体の梁材として使用
するものであるから、その梁用横架材の長手方向の端部
に柱を結合して所定の構造体を組付る際には、横架材の
両分割部材を非結合として各別に取り扱うことにより、
矩形断面に一体形成されている横架材を使用する場合に
比して、軽量小型の部材として楽に扱うことができて、
所定の組付け作業を非常に容易に行うことができる。そ
れでいながら、施工完了後は両分割部材の嵌め合い結合
によって、第11図に示す従来品と同等な強度をもつ断面
矩形の横架材とすることができるために、大きな荷重が
加わったとしても、ねじれによる変形などを生じること
がなく、構造体全体としての強度を十分に確保すること
ができるという効果を奏する。
また、第2の考案によれば、上記と同様な横架材を、屋
根の母屋材として使用するものであるから、その母屋用
横架材にタイトフレームを取付けて所定の屋根下地を取
付ける際には、横架材の両分割部材を非結合として各別
に取り扱うことにより、矩形断面に一体形成されている
横架材を使用する場合に比して、軽量小型の部材として
楽に扱うことが可能となり、所定の取付け作業を非常に
容易に行なうことができる。また、一方の部材の一方壁
の出幅寸法が長いために、タイトフレームを安定よく載
置することができ、さらに両分割部材が具備する開口部
を利用してボルト・ナットを容易に締付けることが可能
であるために、タイトフレームを一方壁に確実に取付け
ることができる。その上、施工完了後は両分割部材の嵌
め合い結合によって、断面矩形の横架材とすることがで
きるために、大きな荷重が加わったとしても、ねじれに
よる変形などを生じることがなく、屋根構造体としての
強度を十分に確保することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例による構造体の組付構造にお
ける梁材として適用される横架材の断面図、第2図は他
の実施例による屋根の取付構造における母屋材として適
用される横架材の断面図、第3図は第1図の横架材を使
用してなる構造体の組付構造の分解斜視図、第4図は第
3図の要部の断面図、第5図は別の横架材を使用してな
る屋根の取付構造の分解斜視図、第6図は第5図の母屋
用横架材に折版屋根を取付けた屋根構造の側面図、第7
図は第6図のA−A線に沿う断面図、第8図および第9
図はそれぞれ横架材の別の実施例の断面図、第10図およ
び第11図はそれぞれ従来の横架材の例を示す断面図第12
図はかしめナットの固着状態を示す部分断面図である。 1…横架材、10…一方の部材、11,21…主壁、12,22…一
方壁、13,23…他方壁、14,24…突出片、15,25…嵌合
片、20…他方の部材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主壁の一端部と他端部にそれぞれ同一方向
    へ突出する一方壁と他方壁とが一体に設けられてなる一
    対の鋼板製の部材よりなる横架材であり、一方の部材の
    一方壁の先端部に形成しているU字状の嵌合片と他方の
    部材の一方壁の先端部に形成している突出片同士、並び
    に一方の部材の他方壁の先端部に形成している突出片と
    他方の部材の他方壁の先端部に形成している逆U字状の
    嵌合片同士がそれぞれ嵌め合い構造で結合される構成で
    あり、この横架材の長手方向の端部に柱を結合してなる
    構造体の組付構造であって、前記横架材を構成する前記
    両方の部材の端部における一方壁の先端部と他方壁およ
    び該他方壁の先端部をそれぞれ切除して、各切除個所に
    それぞれ主壁と一方壁とによる逆L字形の係合部を構成
    させ、これら両方の部材の係合部の一方壁を前記柱の上
    端に、該係合部の主壁を柱の両側面からそれぞれ係合さ
    せると共に、一方の部材および他方の部材の先端部同士
    を嵌め合わせて結合し、かつ、両係合部の主壁と柱とを
    ボルト・ナットにより固着していることを特徴とする分
    割式横架材を用いた構造体の組付構造。
  2. 【請求項2】主壁の一端部と他端部にそれぞれ同一方向
    へ突出する一方壁と他方壁とが一体に設けられてなる一
    対の鋼板製の部材よりなる横架材であり、一方の部材の
    一方壁の先端部に形成しているU字状の嵌合片と他方の
    部材の一方壁の先端部に形成している突出片同士、並び
    に一方の部材の他方壁の先端部に形成している突出片と
    他方の部材の他方壁の先端部に形成している逆U字状の
    嵌合片同士がそれぞれ嵌め合い構造で結合される構成で
    あり、かつ、少なくとも一方の部材の一方壁の出幅寸法
    を他方の部材の一方壁の出幅寸法よりも短くしてあり、
    この横架材の一方の部材の出幅寸法の長い一方壁にボル
    ト・ナットによりタイトフレームが取り付けられ、この
    タイトフレーム上に屋根板を取り付けていることを特徴
    とする分割式横架材を用いた屋根の取付構造。
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