JPH076235B2 - ユニット建物の補強構造 - Google Patents

ユニット建物の補強構造

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JPH076235B2
JPH076235B2 JP21245287A JP21245287A JPH076235B2 JP H076235 B2 JPH076235 B2 JP H076235B2 JP 21245287 A JP21245287 A JP 21245287A JP 21245287 A JP21245287 A JP 21245287A JP H076235 B2 JPH076235 B2 JP H076235B2
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JP
Japan
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building
ceiling
unit
girder
girders
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貞二 佐藤
直樹 島田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はユニット建物の補強構造に関する。
[従来の技術] ユニット建物は、1戸の建物を運搬可能な複数の建物ユ
ニットに分割して各建物ユニットを工場で生産し、さら
にそれらの各建物ユニットを建築現場に輸送し据付ける
ことにて形成される。ここで、各建物ユニットは、床大
梁と天井大梁と柱とを略直方体状に組付けられ、その4
隅に上記柱を配置して構成される。
ところで、上記各建物ユニットは工場の製造設備上、輸
送の制約上、その寸法の大型化に限界がある。そこで、
ユニット建物内に可及的に広い部屋空間を形成しようと
する場合には、可及的に大型に形成された建物ユニット
を隣接配置し、隣接する建物ユニットの境界領域に壁を
設けないことにて連続する広い部屋空間を形成すること
になる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来の可及的に大型に形成された建物ユニットを隣
接配置して、広い部屋空間を形成するユニット建物には
以下の問題点がある。
すなわち、上記建物ユニットは可及的に大型となってい
るため、特にその長辺部を構成する天井大梁の鉛直たわ
みを防止する必要があり、該天井大梁の中間部とこれに
対応する床大梁の中間部との間に中柱を設けて天井大梁
を補強することとなる。しかしながら、隣接する建物ユ
ニットの境界領域に位置する天井大梁を上記中柱にて補
強する場合には、隣接する建物ユニット間に渡る部屋空
間の略中央に中柱が存在することになり、中央に柱のな
い広い部屋空間を形成することが不可能となる。
本発明は、可及的に大型に形成された建物ユニットを隣
接配置して広い部屋空間を形成する際に、それら建物ユ
ニットの境界領域に中柱を設けることなく、それら建物
ユニットの天井大梁を補強することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、床大梁と天井大梁と柱とを略直方体に組付け
た建物ユニットが集積されてなるユニット建物の補強構
造において、隣接する複数の天井ユニット間に架け渡さ
れる門型補強フレームを用い、該補強フレームは、隣接
する複数の建物ユニットの隣接する天井大梁に交差して
該天井大梁を支える梁部と、該梁部の両端部に接合され
て対応する建物ユニットの床大梁に立設せしめられる中
柱部とからなるようにしたものである。
[作用] 本発明によれば、隣接する建物ユニットの境界領域に壁
を設けないことにより、それら建物ユニット間に渡る広
い部屋空間を形成できる。この時、本発明にあっては、
隣接する建物ユニットの境界領域に位置する比較的長い
天井大梁の補強のために、門型補強フレームを用いるこ
とになる。ここで、門型補強フレームはその梁部の両端
部にのみ中柱部を備えるものであり、隣接する建物ユニ
ットの境界領域に位置する天井大梁は該補強フレームの
梁部の中間部にて支えられて、天井大梁の直下に中柱を
存在させることがない。すなわち、本発明によれば、可
及的に大型に形成された建物ユニットを隣接配置して広
い部屋空間を形成する際に、それら建物ユニットの境界
領域に中柱を設けることなく、それら建物ユニットの天
井大梁を補強することができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図(A)
は門型補強フレームを示す正面図、第2図(B)は第2
図(A)の側面図、第3図(A),(B)は第1図のII
I部を示す模式図、第4図(A),(B)は第1図のIV
部を示す模式図、第5図(A),(B)は第1図のV部
を示す模式図である。
ユニット建物10は、少なくとも一部を第1図に示す2つ
建物ユニット11の集積にて形成される。各建物ユニット
11は工場で生産された後、建築現場に輸送された据付け
られ、ユニット建物10を構成することになる。
各建物ユニット11は、4本の形鋼からなる床大梁12と、
4本の形鋼からなる天井大梁13と、4本の角鋼管からな
る柱14を略直方体状に組付けられてなり、その4隅に上
記柱14を配置している。なお、各建物ユニット11は、4
本の床大梁12にて形成される床枠組に床根太、床面材を
取着して床を形成し、4本の天井大梁13にて形成される
天井枠組に天井根太を取着して天井を形成する。
ここで、ユニット建物10は、隣接配置される上記の両建
物ユニット11にて連続する可及的に広い部屋空間を形成
するため、各建物ユニット11を可及的に大型化し、両建
物ユニット11の境界領域に位置する床大梁12、天井大梁
13およびこれらの大梁12、13に相対する床大梁12、天井
大梁13を可及的に長辺状に設定している。
しかして、ユニット建物10は、上記各建物ユニット11の
長辺部を構成する天井大梁13を補強するため、第2図
(A),(B)に示す門型補強フレーム15を用いてい
る。補強フレーム15は、各建物ユニット11の長辺部の天
井大梁13に交差して該天井大梁13を支える梁部16と、該
梁部16の両端部に接合されてその両端部のそれぞれに対
応する床大梁12と天井大梁13の間に立設せしめられる中
柱部17とからなる。
なお、補強フレーム15の中柱部17と建物ユニット11の床
大梁12とは、第3図(A)、(B)に示す如く、中柱部
17の下端部に設けた取着板18をボルト19にて床大梁12に
結合することにて接続される。なお、中柱部17に対応す
る床大梁12の下部には独立基礎20が設けられて、中柱部
17が支える鉛直荷重を独立基礎20に伝えるようになって
いる。
また、補強フレーム15の中柱部17と建物ユニット11の天
井大梁13とは、第4図(A)、(B)に示す如く、中柱
部17の上端部に設けた取着板21をボルト22にて天井大梁
13に結合することにて接続される。
また、補強フレーム15における梁部16の中間部と、これ
に対応する建物ユニット11の天井大梁13とは、第5図
(A)、(B)に示す如く、ボルト23にて接続される。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、隣接する建物ユニット11の境界領
域に壁を設けないことにより、それら建物ユニット11の
間に渡る広い部屋空間を形成できる。
この時、上記実施例にあっては、隣接する建物ユニット
11の境界領域に位置する比較的長い天井大梁13の補強の
ために、門型補強フレーム15を用いることになる。ここ
で、門型補強フレーム15はその梁部16の両端部にのみ中
柱部17を備えるものであり、隣接する建物ユニット11の
境界領域に位置する天井大梁13は該補強フレーム15の梁
部16の中間部にて支えられ、天井大梁13の直下に中柱を
存在させることがない。すなわち、上記実施例によれ
ば、可及的に大型に形成された建物ユニット11を隣接配
置して広い部屋空間を形成する際に、それら建物ユニッ
ト11の境界領域に中柱を設けることなく、それら建物ユ
ニット11の天井大梁13を補強することができる。
また、上記実施例によれば、各建物ユニット11の天井大
梁13の断面を大型化することなく、各建物ユニット11の
上部にそれら建物ユニット11より床面積の小なる上階建
物ユニットを積載して安定的に支持することもできる。
なお、本発明は、3つ以上の隣接する建物ユニット間に
渡る広い部屋空間を形成する時にも適用できる。この
時、門型補強フレームの中柱部は、両型に位置する建物
ユニットの外側の天井大梁と床大梁の間に立設されるこ
とになる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、可及的に大型に形成さ
れた建物ユニットを隣接配置して広い部屋空間を形成す
る際に、それら建物ユニットの境界領域に中柱を設ける
ことなく、それら建物ユニットの天井大梁を補強するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図(A)
は門型補強フレームを示す正面図、第2図(B)は第2
図(A)の側面図、第3図(A)、(B)は第1図のII
I部を示す模式図、第4図(A)、(B)は第1図のIV
部を示す模式図、第5図(A)、(B)は第1図のV部
を示す模式図である。 10……ユニット建物、11……建物ユニット、12……床大
梁、13……天井大梁、14……柱、15……門型補強フレー
ム、16……梁部、17……中柱部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床大梁と天井大梁と柱とを略直方体に組付
    けた建物ユニットが集積されてなるユニット建物の補強
    構造において、 隣接する複数の建物ユニット間に架け渡される門型補強
    フレームを用い、 該補強フレームは、隣接する複数の建物ユニットの隣接
    する天井大梁に交差して該天井大梁を支える梁部と、該
    梁部の両端部に接合されて対応する建物ユニットの床大
    梁に立設せしめられる中柱部とからなることを特徴とす
    るユニット建物の補強構造。
JP21245287A 1987-08-26 1987-08-26 ユニット建物の補強構造 Expired - Fee Related JPH076235B2 (ja)

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JPS6458728A JPS6458728A (en) 1989-03-06
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JPH0816350B2 (ja) * 1990-09-25 1996-02-21 ミサワホーム株式会社 ユニット住宅の施工方法

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