JPH0761619A - 一方向クラッチ - Google Patents

一方向クラッチ

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JPH0761619A
JPH0761619A JP5212654A JP21265493A JPH0761619A JP H0761619 A JPH0761619 A JP H0761619A JP 5212654 A JP5212654 A JP 5212654A JP 21265493 A JP21265493 A JP 21265493A JP H0761619 A JPH0761619 A JP H0761619A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で低価格な一方向クラッチを提供
する。 【構成】 動力入力部1の大径端部5に突部6を形成す
る。そして、動力伝達部2及び動力出力部3を動力入力
部1の円柱部材4に挿入する。動力伝達部2の大径端部
5側には、回転方向(矢印Rの方向)の巾が突出部6よ
りも広く両端の深さが異なる切欠き7が設けられてい
る。また、反対側にはラチェット爪8が設けられてい
る。動力出力部3の動力伝達部2側にはラチェット凹部
9が設けられている。動力入力部1が矢印Rの方向に回
転されると、突部6が動力伝達部2を回転させながら図
中左側に移動させる。そして、ラチェット爪8がラチェ
ット凹部9に噛み合い、回転を動力出力部3に伝える。
動力入力部1が矢印Rと逆方向に回転した場合、突部6
は動力伝達部2を同方向に回転させる。すると、ラチェ
ット爪8の斜面がラチェット凹部9の斜面に押されて動
力伝達部2が図中右方向に移動する。そして、ラチェッ
ト爪8の先端がラチェット凹部9から外れると動力出力
部3への回転力の伝達が解除され、空転状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば給紙装置の給紙
ローラに装着され一方向にのみ動力を伝達する一方向ク
ラッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば給紙装置の給紙ローラ(呼び出し
ローラ)とその回転軸の間に装着され、回転軸が一方向
に回転するときのみ、その回転を給紙ローラに伝える一
方向クラッチは周知である。従来の一方向クラッチとし
ては、スプリング方式、ベアリング方式およびラチェッ
ト方式等の一方向クラッチが知られている。
【0003】スプリング方式の一方向クラッチは、回転
軸にコイルスプリングを巻きつけてその巻き締め力を利
用したものである。また、ベアリング方式の一方向クラ
ッチは、ボール、ローラなどのスプラグを駆動側と被駆
動側の間に一方向だけに食い込むようにしたものであ
る。また、ラチェット方式の一方向クラッチは、駆動側
と被駆動側とにラチェットを設け、一方の部材をスプリ
ング等で他方の部材に押圧してラチェットを噛み合わせ
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スプリング方式の一方
向クラッチにおいては、空転時にスプリングの摩擦によ
りトルクが発生するため空転時の負荷が大きく、また、
回転軸の径とスプリングの径との関係が、伝達トルク及
び空転トルクの大きさと直接関係してくるので、部材の
寸法に精度が要求される。そのため、製造が難しく、コ
ストが上昇するという問題があった。
【0005】また、ベアリング方式の一方向クラッチ
は、機構が複雑であり、ベアリングをはめ込むための金
属ローラ(ハウジング)が不可欠なことから高価格であ
るという問題があった。
【0006】さらに、ラチェット方式の一方向クラッチ
は機構が簡単で低コストであるが、空転時にラチェット
部でカチカチという音が発生するという問題があった。
【0007】本発明は、従来の各方式の一方向クラッチ
における上述の問題を解決し、安価で同等の性能を有す
る一方向クラッチを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、一方向にのみ回転力を伝達する一方向クラッチに
おいて、入力部材と出力部材との間に回転方向と垂直な
方向に移動可能な伝達部材を設け、前記入力部材または
前記伝達部材のどちらか一方の部材に回転方向と垂直な
方向に突出部を設け、他方の部材には前記突出部が嵌合
する切欠きであって、その回転方向の巾が前記突出部の
回転方向の巾よりも広く且つその両端部の切欠きの深さ
が互いに異なる切欠きを設け、前記伝達部材と前記出力
部材との接合面にラチェットを設け、前記入力部材の一
方向の回転により前記伝達部材が回転すると共に前記出
力部材に近づく方向に移動して前記ラチェットが噛み合
い状態となり、前記入力部材の回転を前記伝達部材を介
して前記出力部材に伝達し、前記入力部材の逆方向の回
転時には、前記伝達部材が前記出力部材から遠ざかる方
向に移動して前記ラチェットの噛み合いが解除され、前
記出力部材への回転力の伝達が解除されることにより解
決される。
【0009】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、前記入力部材、伝達部材、出力部材の何れか一つ
の部材に他の二つの部材が嵌挿される回転軸を一体的に
形成することを提案する。
【0010】
【作用】伝達部材の切欠きは、その両端部の切欠きの深
さが互いに異なるので、奥側端部は回転方向に対して斜
めとなる。そして、入力部材が一方向に回転すると、切
欠きに嵌合する突出部の先端が回転方向に対して斜めと
なった奥側端部を押圧して伝達部材を出力部材に近づく
方向に移動させる。すると、伝達部材と出力部材のラチ
ェットが噛み合い、入力部材の回転を伝達部材を介して
出力部材に伝える。また、入力部材が逆方向に回転する
と、ラチェットの斜面が滑ることにより伝達部材が出力
部材から遠ざかる方向に移動してラチェットの噛み合い
が解除され、出力部材への回転力の伝達が解除されて空
転状態となる。
【0011】その他の作用については、以下の実施例の
説明で明らかとなるであろう。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は、本発明の一実施例を示す斜視図で
ある。この図に示すように、本実施例の一方向クラッチ
は、動力入力部1、動力伝達部2、動力出力部3の三つ
の部材で構成されている。
【0014】動力入力部1は、円柱部材4の一方の端部
5の直径が一回り大きくなった二段円柱形状をしてお
り、図示しない駆動手段により矢印Rの方向に回転駆動
される。そして、大径端部5から円柱部材4に沿って突
部6が形成されている。動力伝達部2及び動力出力部3
は円筒形状をしており、動力入力部1の円柱部材4に嵌
挿さている。動力伝達部2の、大径端部5と対面する側
には切欠き7が設けられている。切欠き7の円周方向の
巾は、動力入力部1に形成された突部6の円周方向の巾
よりも適度に広くされている。また、切欠き7の円周方
向の両端部7aと7bとは、切欠きの深さすなわち円筒
の軸方向の長さが互いに異なり、動力入力部1の回転方
向Rに対して上流側の端部7aの長さが下流側の端部7
bよりも長くなるように形成されている。従って、両端
部7aと7bとを結ぶ切欠きの奥側端部7cは、円周方
向に対して斜めとなった斜面を形成している。一方、動
力伝達部2の反対側端部にはラチェット爪8が形成され
ている。そして、動力出力部3の、動力伝達部2側の端
部には、前述のラチェット爪8に嵌合する形状のラチェ
ット凹部9が形成されている。
【0015】図2は、本実施例の一方向クラッチの動力
伝達時の様子を示す側面図である。前述したように、動
力伝達部2及び動力出力部3は、動力入力部1の円柱部
材4に嵌挿され、動力伝達部2の切欠き7が動力入力部
1の突部6に嵌合されている。動力入力部1が図示しな
い駆動手段により矢印Rの方向に回転すると、突部6の
先端部が切欠き7の斜面7cに当接しながら回転し、動
力伝達部2を図中左に、すなわち動力出力部3の方へ移
動させる。そして、突部6の側面が切欠き7の端部7b
に当接すると、動力伝達部2は動力入力部1に従動して
回転する。ところで、動力伝達部2が回転しながら図中
左に移動すると、ラチェット爪8がラチェット凹部9と
噛み合う。その結果、動力出力部3も動力伝達部2と共
に矢印Rの方向に回転し、駆動力は動力入力部1から動
力出力部3へ伝達される。
【0016】動力入力部1が矢印Rとは逆方向に回転し
た場合、突部6は切欠き7の端部7aに当接し、動力伝
達部2が矢印Rとは逆方向に回転される。すると、ラチ
ェット凹部9の斜面によりラチェット爪8の斜面が押さ
れ、動力伝達部2は図中右方向に移動する。このとき、
突部6は切欠き7の深い方の端部7aに接しているので
動力伝達部2の移動が可能である。そして、突部6の先
端が切欠き7の深い部分の斜面に当接したときラチェッ
ト爪8が完全にラチェット凹部9から外れるようになっ
ている。ラチェットの噛み合いが外れると動力入力部1
の回転は動力出力部3へ伝達されず、空転状態となる。
【0017】ところで、動力入力部1の回転が停止して
いるときに動力出力部3が外力により矢印Rの方向に回
転される場合、もしくは、動力入力部1が矢印Rの方向
に回転しているときにそれより速い速度で動力出力部3
が外力により矢印Rの方向に回転される場合も、動力入
力部1が矢印Rとは逆方向に回転した場合と同様にこの
一方向クラッチは空転状態となる。
【0018】図3は、本実施例の一方向クラッチの動力
出力部3が外力により矢印Rの方向に回転され空転状態
となった様子を示す側面図である。この一方向クラッチ
を例えば給紙装置の呼び出しローラに装着する場合、呼
び出しローラは動力出力部3に装着され、駆動力は動力
入力部1に与えられる。呼び出しローラで用紙を呼び出
した後、用紙が他の搬送ローラにより搬送されると呼び
出しローラへの駆動力は解除され、動力入力部1の回転
は停止する。しかし、呼び出しローラは搬送される用紙
により回転されるので、動力出力部3は回転を継続す
る。図3において、動力出力部3のみが矢印Rの方向に
回転されるとき(あるいは、動力出力部3の回転速度が
動力入力部1の回転速度よりも速いとき)、ラチェット
爪8の斜面とラチェット凹部9の斜面とが滑り、動力伝
達部2が図中右方向に移動する。そして、切欠き7の斜
面の深い部分が突部6の先端に当接したとき、ラチェッ
ト爪8の先端がラチェット凹部9から出て両者の噛み合
いが解除される(図は、この状態を示している)。その
結果、動力出力部3が回転してもその回転は動力伝達部
2及び動力入力部1には伝達されず、動力出力部3のみ
が回転する(あるいは、動力伝達部2及び動力入力部1
の回転とは無関係に動力出力部3が回転する)。
【0019】ところで、動力入力部1の大径端部5と動
力出力部3との軸方向(図において左右方向)の距離
は、動力伝達時と空転時とで変わることがなく一定であ
る。それは、動力伝達時に突部6が切欠き7の斜面7c
に沿って動力伝達部2を図中左側に押しやる距離と、空
転時にラチェット凹部9の斜面とラチェット爪8の斜面
とが滑って動力伝達部2を図中右側に押しやる距離とが
同じになるように設定されているからである。従って、
動力伝達時と空転時とで動力伝達部2のみが回転方向と
垂直な方向(図の左右方向)に移動する。
【0020】なお、本実施例においては、動力入力部1
に突部6を、動力伝達部2に切欠き7を設け、動力伝達
部2にラチェット爪8を、動力出力部3にラチェット凹
部9を設けているが、突部6を動力伝達部2に設け、切
欠き7を動力入力部1に設けても良い。その場合、切欠
き7の斜面の向きは反対に、すなわち回転方向上流側の
切欠きを浅くし下流側の切欠きを深くする必要がある。
また、ラチェット爪8を動力出力部3に設け、ラチェッ
ト凹部9を動力伝達部2に設けても良い。その場合も、
ラチェットの斜面の向きは反対に、すなわち、回転方向
の下流側から上流側に向かってラチェット爪8が高くな
るようにする必要がある。
【0021】また、本実施例においては、動力伝達部2
及び動力出力部3は、動力入力部1の円柱部材4に嵌挿
されているが、動力入力部1を大径端部5だけの円筒形
状とし、三つの円筒状部材を通常の金属性回転軸(芯
金)に嵌挿して一方向クラッチを構成することも可能で
ある。しかし、その場合には、各部材と芯金とのガタつ
きや、偏心の問題等が発生する。本実施例のような構成
は、芯金と比べて各部材の製造精度が管理しやすく、偏
心等を防止することができる。また、芯金そのものを用
いない構成とすることもできる。
【0022】さらに、本発明の一方向クラッチは三つの
部材で構成され、その構造が簡単であるばかりでなく、
三つの部材の組み付けが非常に容易である。また、空転
時にラチェット爪8の先端がラチェット凹部9から外れ
ているので、従来のラチェット式クラッチのようにカチ
カチ音を出すことがない。
【0023】図4は、本発明の他の実施例が給紙装置の
給紙ローラ(呼び出しローラ)17に装着された様子を
示す斜視図である。この例においては、動力伝達部12
のラチェット爪18は二つ設けられており、ラチェット
凹部19は動力出力部13の端面全周に渡って設けられ
ている。また、駆動力は、動力入力部11に一体的に設
けられた歯車16に矢印Rの方向に与えられる。それ以
外の構成は、図1〜図3により説明した前記実施例と同
様である。
【0024】呼び出しローラは、給紙装置の給紙台上に
積載された用紙に所定の圧力で接している。そして、回
転して用紙を呼び出し、次にある搬送ローラ又はレジス
トローラに用紙を受け渡す。通常、用紙を受け渡した後
は駆動が停止されるが、呼び出しローラは搬送ローラに
よって送られる用紙と接しているので、送られる用紙に
乗って従動している。そして、用紙の後端が呼び出しロ
ーラの下を通り過ぎると再び駆動されて回転を始め、次
の用紙を呼び出す。呼び出しローラは次工程のローラに
用紙を受け渡した後も用紙と接しているので、その用紙
に負担が掛からぬようにするために一方向クラッチが組
み込まれている。従って、呼び出しローラだけがその駆
動機構から切り離されて軽く回転し、次工程の搬送ロー
ラやレジストローラは用紙を軽く送り出すことができ
る。
【0025】図4においては、動力入力部11が矢印R
の方向に回転駆動されると、その回転が動力出力部13
に伝達され、動力出力部13の外周に装着された給紙ロ
ーラ17を同方向に回転させ、用紙(図示せず)の呼び
出しを行なう。そして次工程の搬送ローラ(図示せず)
に用紙を受け渡すと駆動が停止され、動力入力部11は
回転を停止する。このとき、給紙ローラ17及び動力出
力部13は回転を継続するので、動力伝達部12が大径
端部15側へ摺動しラチェット爪18とラチェット凹部
19との噛み合いが外れ、給紙ローラ17は空転が可能
となる。
【0026】図5は、本発明のさらに他の実施例を示す
斜視図である。この図に示すように、動力入力部21は
円筒状に形成されている。そして、動力出力部23に円
柱部材24が形成され、動力入力部21と動力伝達部2
2とが円柱部材24に嵌挿される。それ以外の構成は、
図1〜図3により説明した前記実施例と同様である。
【0027】図6は、本発明のさらに他の実施例を示す
斜視図である。この図に示すように、動力入力部31と
動力出力部33とが円筒状に形成され、動力伝達部32
の両側に円柱部材34a、bが形成されている。そし
て、動力入力部31が円柱部材34aに嵌挿され、動力
出力部33が円柱部材34bに嵌挿される。それ以外の
構成は、図1〜図3により説明した前記実施例と同様で
ある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の一方向ク
ラッチによれば、簡単な構成で安価に、従来と変わらぬ
性能の一方向クラッチを提供することができる。また、
組立て作業が非常に容易となる。さらに、空転時にカチ
カチ音を出すことがない。
【0029】請求項2の構成により、組立て後のガタつ
き等を減少させ、偏心を防止することができる。また、
金属製回転軸を用いない構成とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図2は、その動力伝達時の状態を示す側面図で
ある。
【図3】図3は、その空転時の状態を示す側面図であ
る。
【図4】図4は、本発明の他の実施例が給紙装置の給紙
ローラに装着された様子を示す斜視図である。
【図5】図5は、本発明のさらに他の実施例を示す斜視
図である。
【図6】図6は、本発明のさらに他の実施例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1、11、21、31 動力入力部 2、12、22、32 動力伝達部 3、13、23、33 動力出力部 4、14、24、34 円柱部材 5、15 大径端部 6 突部 7 切欠き 8、18 ラチェット爪 9、19 ラチェット凹部 17 給紙ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向にのみ回転力を伝達する一方向ク
    ラッチにおいて、 入力部材と出力部材との間に回転方向と垂直な方向に移
    動可能な伝達部材を設け、 前記入力部材または前記伝達部材のどちらか一方の部材
    に回転方向と垂直な方向に突出部を設け、他方の部材に
    は前記突出部が嵌合する切欠きであって、その回転方向
    の巾が前記突出部の回転方向の巾よりも広く且つその両
    端部の切欠きの深さが互いに異なる切欠きを設け、 前記伝達部材と前記出力部材との接合面にラチェットを
    設け、 前記入力部材の一方向の回転により前記伝達部材が回転
    すると共に前記出力部材に近づく方向に移動して前記ラ
    チェットが噛み合い状態となり、前記入力部材の回転を
    前記伝達部材を介して前記出力部材に伝達し、 前記入力部材の逆方向の回転時には、前記伝達部材が前
    記出力部材から遠ざかる方向に移動して前記ラチェット
    の噛み合いが解除され、前記出力部材への回転力の伝達
    が解除される、ことを特徴とする一方向クラッチ。
  2. 【請求項2】 前記入力部材、伝達部材、出力部材の何
    れか一つの部材に他の二つの部材が嵌挿される回転軸を
    一体的に形成することを特徴とする、請求項1に記載の
    一方向クラッチ。
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