JPH0761191B2 - 重低音再生装置 - Google Patents

重低音再生装置

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JPH0761191B2
JPH0761191B2 JP2085430A JP8543090A JPH0761191B2 JP H0761191 B2 JPH0761191 B2 JP H0761191B2 JP 2085430 A JP2085430 A JP 2085430A JP 8543090 A JP8543090 A JP 8543090A JP H0761191 B2 JPH0761191 B2 JP H0761191B2
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典弘 臼田
幸彦 大田
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばラジオカセットテープレコード、テレ
ビジョン受像機等に用いて好適な重低音再生装置に関す
る。
[従来の技術] 第6図は特開平1−149696号公報に開示されている従来
の重低音再生装置の一例の構成を示すブロック図であ
る。
再生装置1より再生、出力された音声信号は加算器2を
介して増幅器6に入力され、増幅された後、スピーカ7
より放音されるようになっている。
再生装置1より出力された音声信号の一部はローパスフ
ィルタ(LPF)4に入力され、その低域成分が抽出され
る。抽出された低域成分は音程変換回路5に入力され、
さらに低い音程の信号(低い周波数の信号)に変換され
る。ローパスフィルタ4の出力と音程変換回路5の出力
は加算器3に入力され、加算される。加算器3の出力
は、さらに加算器2に入力され、再生装置1からの信号
と加算される。
これにより、例えばテレビジョン放送等における場合の
ように、低域成分(例えば80Hz以下の周波数成分)が比
較的少ない音声信号であっても、重低音を再生すること
ができる。
[発明が解決しようとする課題] 重低音再生の効果を上げるには、ローパスフィルタ4の
カットオフ周波数をある程度高い周波数に設定する必要
がある。しかしながら、このカットオフ周波数を高くし
過ぎると、人の声、特に男性の声が不自然になる。そこ
で、従来の装置は、カットオフ周波数をあまり高く設定
することができず、結局、重低音効果を充分発揮するこ
とができない問題点があった。
また、音程変換回路5において、増幅器6、スピーカ7
等が有する周波数特性を越えた音声信号を出力すると、
スピーカ7に不要な振動が与えられ、歪が発生して、効
果的な重低音再生ができなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、人の
声を不自然にすることなく、効果的に重低音を再生する
ことができるようにするものである。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の重低音再生装置は、入力信号のうち、
略150Hz以下の低域成分を分離する第1のローパスフィ
ルタ(例えば第1図のローパスフィルタ4)と、第1の
ローパスフィルタの出力を、略1/2の周波数の信号に変
換する音程変換回路(例えば第1図の音程変換回路5)
と、第1のローパスフィルタの出力と音程変換回路の出
力とを加算する加算器(例えば第1図の加算器3)と、
入力信号のうち、略80Hz以下の低域成分を分離する第2
のローパスフィルタ(例えば第1図のローパスフィルタ
11)と、第2のローパスフィルタの出力に対応して、音
程変換回路の出力の第1のローパスフィルタの出力に対
する加算割合を制御する制御回路(例えば第1図の電圧
制御増幅器14)とを備えることを特徴とする。
[作用] 請求項1に記載の重低音再生装置においては、音程変換
回路により生成され、加算される信号の割合が、入力信
号の周波数に対応して制御される。例えば、人の声、特
に男性の声より低い低域成分(80Hz以下の成分)が多け
れば、入力を人の声ではなく、楽音であると判定し、低
音を強調する。低域成分が少なければ、人の声と判定
し、低音を強調しないようにする。従って、人の声、特
に男性の声が不自然になることが防止される。
[実施例] 第1図は本発明の重低音再生装置の一実施例の構成を示
すブロック図であり、第6図における場合と対応する部
分には同一の符号を付してあり、繰り返しになるのでそ
の説明は適宜省略する。
この発明の重低音再生装置においては、再生装置1から
出力された信号がローパスフィルタ11に入力され、その
出力が増幅器12により増幅された後、直流変換回路13に
供給されるようになっている。直流変換回路13の出力は
電圧制御増幅器(VCA)14(制御回路)に入力されてい
る。電圧制御増幅器14は、音程変換回路5の出力を、直
流変換回路13の出力に対応するレベルに調整して加算器
3に出力するようになっている。
その他の構成は第6図における場合と同様である。
上記実施例においては、ローパスフィルタ4のカットオ
フ周波数が、例えば150Hzに設定される場合、ローパス
フィルタ11のカットオフ周波数は、例えば80Hzに設定さ
れる。ローパスフィルタ11は急峻なカットオフ特性が必
要になるので、例えば3次以上のチェビシェフ回路を用
いることができる。ローパスフィルタ4も3次以上の構
成のものであることが好ましい。
音程変換回路5は150Hz以下の周波数を例えば1/2の周波
数(75Hz以下)に変換し、電圧制御増幅器14に出力す
る。
ローパスフィルタ11は80Hz以下の周波数の信号を抽出す
る。この低域成分は増幅器12により増幅された後、直流
変換回路13に入力され、直流電圧に変換される。直流変
換回路13の出力は電圧制御増幅器14に制御電圧として供
給される。
再生装置1より出力される音声信号が、主に人の声だけ
のとき、その主なエネルギー成分の周波数は、80Hzより
高いので、ローパスフィルタ11、従って直流変換回路13
の出力は小さくなる。その結果、電圧制御増幅器14は、
音程変換回路5の出力レベルを小さくして加算器3に出
力する。すなわち、このとき、低音はあまり強調されな
いので、人の声が不自然になることが防止される。
一方、再生装置1より出力される音声信号が、楽音信号
であるとき、人の声における場合より、80Hz以下の周波
数成分が多くなるので、ローパスフィルタ11、従って直
流変換回路13の出力は大きくなる。その結果、電圧制御
増幅器14は、音程変換回路5の出力レベルを大きくして
加算器3に出力する。すなわち、このとき、低音が強調
される。
第2図は本発明の重低音再生装置の他の実施例の構成を
表わしている。
この実施例においては、重低音専用の増幅器21とスピー
カ22が設けられており、加算器2が省略され、再生装置
1の出力がそのまま増幅器6を介してスピーカ7に供給
されるとともに、加算器3の出力が増幅器21を介してス
ピーカ22に供給される。
第3図は本発明の重低音再生装置の第3の実施例の構成
を表わしている。
この実施例においては、第6図に示した従来の装置に、
音程変換回路5と増幅器3の間に、ハイパスフィルタ31
を挿入した構成となっている。その他の構成は第6図に
おける場合と同様である。
ハイパスフィルタ31のカットオフ周波数は、増幅器6、
スピーカ7等の周波数特性に対応して設定される。例え
ば、スピーカ7が40Hzまで再生可能である場合、ハイパ
スフィルタ31のカットオフ周波数は、35Hzに設定され
る。これにより、音程変換回路5から出力される低域成
分から、35Hz以下の成分が除去された後、加算器3に供
給される。
従って、スピーカ7に再生不可能な低域成分が不要に供
給され、歪を発生するようなことが防止される。
第4図は本発明の重低音再生装置の第4の実施例の構成
を表わしている。
この実施例においては、ハイパスフィルタ41が音程変換
回路5の前段に挿入されている。その他の構成は第3図
における場合と同様である。
この実施例の場合、音程変換回路5に入力される前の信
号から、不要な低域成分が除去される。従って、増幅器
6とスピーカ7が第3図の実施例の場合と同様の特性の
場合、ハイパスフィルタ41のカットオフ周波数は、70Hz
に設定される。これにより、音程変換回路5が入力信号
の周波数を1/2にして出力するものとすると、音程変換
回路5が出力する信号は、第3図における場合と同様
に、35Hz以下の周波数成分を含まなくなる。
第5図は本発明の重低音再生装置の第5の実施例の構成
を表わしている。
この実施例の場合、第3図の実施例における加算器2を
省略し、重低音専用の増幅器21とスピーカ22を設けてい
る。そして、再生装置1の出力を増幅器6を介してスピ
ーカ7に供給するとともに、加算器3の出力を増幅器21
を介してスピーカ22に供給している。
[発明の効果] 以上のように、請求項1に記載の重低音再生装置によれ
ば、音程変換回路により生成され、加算される信号の割
合を、入力信号の周波数に対応して制御するようにした
ので、人の声、特に、男性の声より低い低域成分(80Hz
以下の成分)が多ければ、これを人の声ではなく、楽音
であると判定し、低音を強調し、低域成分が少なけれ
ば、人の声と判定し、低音を強調しないようにすること
ができる。従って、人の声、特に男性の声が不自然にな
るようなことが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は、本発明の重低音再生装置の一実施
例の構成を示すブロック図、第6図は従来の重低音再生
装置の一例の構成を示すブロック図である。 1……再生装置、2,3……加算器、4,11……ローパスフ
ィルタ(LPF)、5……音程変換回路、13……直流変換
回路、14……電圧制御増幅器(VCA)、31,41……ハイパ
スフィルタ(HPF)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号のうち、略150Hz以下の低域成分
    を分離する第1のローパスフィルタと、 前記第1のローパスフィルタの出力を、略1/2の周波数
    の信号に変換する音程変換回路と、 前記第1のローパスフィルタの出力と前記音程変換回路
    の出力とを加算する加算器と、 入力信号のうち、略80Hz以下の低域成分を分離する第2
    のローパスフィルタと、 前記第2のローパスフィルタの出力に対応して、前記音
    程変換回路の出力の前記第1のローパスフィルタの出力
    に対する加算割合を制御する制御回路とを備えることを
    特徴とする重低音再生装置。
JP2085430A 1989-11-22 1990-03-30 重低音再生装置 Expired - Lifetime JPH0761191B2 (ja)

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