JPH05252596A - 低音増強回路 - Google Patents

低音増強回路

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JPH05252596A
JPH05252596A JP4049302A JP4930292A JPH05252596A JP H05252596 A JPH05252596 A JP H05252596A JP 4049302 A JP4049302 A JP 4049302A JP 4930292 A JP4930292 A JP 4930292A JP H05252596 A JPH05252596 A JP H05252596A
Authority
JP
Japan
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channel
circuit
signal
function
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP4049302A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Naoi
信明 直井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】加算器3によって得たL+R信号よりローパス
フィルター9によってFc=120HZ以下を抽出し、
1/2音程変換回路10に入力して周波数を1/2倍化
した信号を発生させてアッティネーター回路へ出力す
る。アッティネーター回路は、VOLコントロール電圧
によってその信号をアッティネートし、そのアッティネ
ートされた信号はLチャンネルミキシング回路1,Rチ
ャンネルミキシング回路2にそれぞれ入力され、音声信
号L、および音声信号Rに60HZ以下の超低周波信号
が加算される。 【効果】TVセットにてボリウムを上げた場合に、音程
変換回路で得た超低域音声信号がボリウム電圧によって
アッティネートされているため過大な超低域音声信号に
よる増幅器での歪み、およびスピーカでの歪みが抑えら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機に
用いられ、AVソース再生時の音声出力信号の低音特性
を増強させる低音増強回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、特開昭63−43
500記載の実施例がある。特開昭63−43500の
実施例「図1」では、Lチャンネル,Rチャンネル信号
である1L,1Rを演算回路10によって同位相、同レ
ベルのボーカル成分を減衰させて人声成分が音程変換さ
れて歪みが発生しないようにした上で、カットオフ周波
数150HZのローパスフィルターLPF4へ入力して
低域成分を取り出し、音程変換回路5によって周波数を
1オクターブ下げて周波数が1/2に変換された成分を
作り、加算器11にてローパスフィルターLPF4の力
と合成して増幅し、スピーカ7を鳴らしている。従っ
て、スピーカ7からはLPF4のカットオフ周波数であ
る150HZ以下の成分が出力されるので、このスピー
カ7に低音専用のスピーカを用いることが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例においてTVシステムの中に用いられることを想定
すれば、小口径,廉価なスピーカの使用を強いられ、そ
の上で低音特性を良くしようとすると、スピーカの能率
の悪さを補うために音程変換した信号を大振幅でスピー
カに出力することになり、このような状況下で過大な入
力があった場合は、増幅器での歪み発生、及びスピーカ
での歪みを招くことになる。
【0004】本発明の目的は、上記問題点をなくし、T
Vシステム等の小口径低廉なスピーカを持つ場合におい
ても、充分な効果を発揮し、しかも歪みの発生を抑えた
低音増強回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、音程変換回路で得た周波数が1/2に変換された
信号成分を、Lチャンネル,Rチャンネルの音声信号と
ミキシングする以前にあらかじめボリウムコントロール
電圧に逆比例してゲインコントロールし、ミキシング後
の信号を更にボリウムコントロールすることにより、ス
ピーカ出力信号中におけるボリウム最大域での音程変換
信号成分をボリウム中、低域に対して除じょに減少させ
るようにしている。
【0006】
【作用】すなわち、加算回路によって得られたL+R信
号はローパスフィルターによって低域を抽出された後、
1/2音程変換回路によって周波数を1/2倍にされて
アッティネーター回路に入力され、ここにおいて、ボリ
ウムが下がった状態ではLチャンネルミキシング回路及
びRチャンネルミキシング回路へは1/2音程変換回路
の出力信号がアッティネートされずに出力され、ボリウ
ムが上がるにつれてボリウム電圧に比例してアッティネ
ート量が増えるように作用する。
【0007】従って、Lチャンネルミキシング回路、及
びRチャンネルミキシング回路に含まれる信号成分は、
もとのL,R信号が一定であるのに対して1/2音程変
換回路の出力信号成分がボリウムコントロール電圧に反
比例して増減する。
【0008】Lチャンネルミキシング回路、及びRチャ
ンネルミキシング回路の出力はボリウムコントロール回
路でボリウムコントロールされLチャンネル増幅器、及
びRチャンネル増幅器に入力されて、その出力がLチャ
ンネルスピーカ、及びRチャンネルスピーカを鳴らす
が、ボリウムの最大域においては低域信号のさらに1/
2倍周波数変換された信号である1/2音程変換回路出
力の超低域信号の量が減るため、大振幅超低周波がスピ
ーカ出力されるのを防ぐように作用する。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を「図1」に示す。「図1」
において、音声信号L,音声信号Rは、コンデンサ1
2,13を介してOPアンプによるミキシング回路であ
るLチャンネルミキシング回路1とRチャンネルミキシ
ング回路2に入力されると同時に加算回路3に入力され
る。
【0010】加算回路3は音声信号L、音声信号Rの加
算信号であるL+R信号をローパスフィルター9へ出力
し、カットオフ周波数Fcが120HZに設定されたロ
ーパスフィルター9は周波数120HZ以上の成分をカ
ットして1/2音程変換回路へ信号を出力する。1/2
音程変換回路10では、入力された信号波形に対して振
幅情報はそのままで、周波数が1/2倍された出力信号
を発生させてアッティネーター回路11へ出力する。ア
ッティネーター回路11は、ボリウムコントロール電圧
VOLによって入力信号をアッティネートするが、VO
Lとアッティネータ回路11の出力電圧V1の関係は、
「図2」中のV1のようにボリウムが上がった状態から
アッティネートし始める特性を持つ。
【0011】アッティネータ回路11の出力信号はコン
デンサ14を介して抵抗19,18によってLチャンネ
ルミキシング回路1へ入力されて音声信号Lとミキシン
グされ、コンデンサ14を介した後、抵抗20,21に
よってRチャンネルミキシング回路2へ入力されて音声
信号Rとミキシングされる。
【0012】Lチャンネルミキシング回路1とRチャン
ネルミキシング回路2の出力はコンデンサ15,16に
よってボリウムコントロール回路4に入力されて、それ
ぞれLチャンネル増幅器5,Rチャンネル増幅器6へ出
力され、各増幅器出力はそれぞれLチャンネルスピーカ
7,Rチャンネルスピーカ8を鳴らす。このときのスピ
ーカに出力される1/2音程変換回路10の出力成分は
「図2」中のV2で示す特性となり、VOLが最大に近
い部分では頭打ちの特性となっている。
【0013】
【発明の効果】以上記載のとおり本発明によれば、ロー
パスフィルタ及び1/2音程変換回路によって得られた
超低域音声信号が、ボリウムコントロール電圧によって
アッティネートされるため、スピーカにおいて、過大な
超低域音声信号を振幅制限する効果があり、増幅回路で
の歪み発生を防ぐことが出来、スピーカにも負担をかけ
ることが無い。
【0014】それにもかかわらず、小ボリウム時におい
ては超低域音声信号を最大に発生させて効果的に重低音
再生を行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】1/2音程変換回路の出力信号とボリウムコン
トロール電圧の特性図である。
【符合の説明】
1…Lチャンネルミキシング回路、2…Rチャンネルミ
キシング回路、3…加算回路、4…ボリウムコントロー
ル回路、5…Lチャンネル増幅器、6…Rチャンネル増
幅器、7…Lチャンネルスピーカ、8…Rチャンネルス
ピーカ、9…ローパスフィルタ、10…1/2音程変換
回路、11…アッティネーター回路、12,13,1
4,15,16…コンデンサ、17,18,19,2
0,21,22…抵抗、L…Lチャンネル音声信号、R
…Rチャンネル音声信号、Vbias…バイアス電圧、
VOL…ボリウムコントロール電圧、V1…ボリウムコ
ントロール回路出力電圧レベル、V2…スピーカ出力電
圧レベル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】L,R2チャンネルの音声信号を入力と
    し、2チャンネル信号間の加算を行なう機能を有する加
    算回路と、この加算回路の出力信号を入力として低周波
    成分のみを抽出する機能を有するローパスフィルター
    と、このローパスフィルターの出力信号を入力として、
    その入力信号の周波数を1/2倍にする機能を有する1
    /2音程変換回路と、この1/2音程変換回路の出力信
    号をDCコントロール電圧によってアッティネートする
    機能を有するアッティネーター回路と、前記Lチャンネ
    ルの音声信号とアッティネーター回路の出力信号をミキ
    シングする機能を有するLチャンネルミキシング回路
    と、前記Rチャンネルの音声信号とアッティネーター回
    路の出力信号をミキシングする機能を有するRチャンネ
    ルミキシング回路と、これらLチャンネル及びRチャン
    ネルミキシング回路の出力信号と、前記のDCコントロ
    ール電圧を入力してLチャンネル、Rチャンネルミキシ
    ング回路の出力信号をボリウムコントロールする機能を
    有するボリウムコントロール回路と、このボリウムコン
    トロール回路のLチャンネル出力信号を入力して電力増
    幅する機能を有するLチャンネル増幅器と、ボリウムコ
    ントロール回路のRチャンネル出力信号を入力して電力
    増幅する機能を有するRチャンネル増幅器と、Lチャン
    ネル増幅器の出力につながれたLチャンネルスピーカ
    と、Rチャンネル増幅器の出力につながれたRチャンネ
    ルスピーカとよりなることを特徴とする低音増強回路。
JP4049302A 1992-03-06 1992-03-06 低音増強回路 Pending JPH05252596A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4049302A JPH05252596A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 低音増強回路

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JP4049302A JPH05252596A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 低音増強回路

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JPH05252596A true JPH05252596A (ja) 1993-09-28

Family

ID=12827146

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4049302A Pending JPH05252596A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 低音増強回路

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JP (1) JPH05252596A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016007527A (ja) * 2015-03-03 2016-01-18 株式会社カプコン 効果音加工プログラム及びゲーム装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016007527A (ja) * 2015-03-03 2016-01-18 株式会社カプコン 効果音加工プログラム及びゲーム装置

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