JP2893856B2 - 重低音再生装置 - Google Patents

重低音再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特にビデオテープレコーダ(VTR)やステ
レオ音響再生装置等のオーデオ・ビデオ機器の低音再生
能を向上させる重低音再生装置に関する。
従来の技術 近年、デジタルソースの普及、モニタ画面の大型化に
伴い、重低音の再生が注目されている。以下、従来の重
低音再生装置について図面を参照しながらその構成と動
作を説明する。
第4図において、入力端子1に加えられたVTRまたは
テープデッキ等の再生装置の出力信号S1は、2分岐する
手段8により2分岐され、分岐された第1の信号S3はロ
ーパスフィルタ(以下LPFと略称する)LPF2、増幅器3
で処理され、加算器5で入力信号S1を2分岐した第2の
信号S2と加算され増幅器6により電力増幅されてスピー
カ7から出力されるようになっている。
第5図は、第4図に示す従来例のLPF2と増幅器3の入
力信号S1に対する出力レベルの入出力特性である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような従来の構成では、LPFの低
音成分には雑音も含まれており、それを単に増幅するだ
けでは、雑音成分も増幅することになり、特に、微少信
号レベルでは雑音増大により、音楽信号の高音質をそこ
なうという問題点がクローズアップされていた。
本発明は、上記課題を解決するため、あらゆるソース
に対して雑音の少ない、臨場感ある重低音再生装置を提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明は、入力信号を2分
岐したその第1の信号を入力とし、かつ第1の信号の低
域成分だけを通過させる低域通過フィルタと、低域通過
フィルタの出力と入力とし、第1のしきい値と第1のし
きい値よりも高レベルの第2のしきい値とを境に非直線
変化する検波回路と、低域通過フィルタの出力を入力と
し、検波回路の動作状態によって増幅率が変化する増幅
回路とよりなる可変増幅手段と、2分岐されたその第2
の信号と可変増幅手段の出力信号とを加算して出力する
加算器とを備え、検波回路は、低域通過フィルタからの
信号が第1のしきい値よりも低い場合における第1の増
幅率を、第1のしきい値から第2のしきい値の間におけ
る第2の増幅率よりも低くした構成となっている。
作用 上記構成において、LPFと増幅回路を用いた重低音再
生装置の低域出力レベルを入力に対して非線的に任意に
可変し、微少信号レベルでの雑音増加を抑圧し、臨場感
ある重低音を再生することとなる。
実施例 以下本発明の一実施例について図を用いてその構成と
動作を説明する。
第1図aに本発明の一実施例の重低音再生装置のブロ
ック図を示す。図において、入力端子1に入力された信
号S1は、分岐手段8により2分岐され、その第2の出力
S2は、そのまま加算器5の第1の入力端子に入力され
る。一方、その第1の出力S3は、低音域を通過させるフ
ィルタであるLPF2により低音成分のみの出力信号S4に変
換される。そして信号S4は、分岐手段9により2分岐さ
れ、その第1の出力S5は、そのまま増幅器3の入力端子
に入力される。一方、その第2の出力S6は検波器4の入
力端子に入力される。この検波回路4は、その入力信号
S6があらかじめ定めた第1のしきい値と、あらかじめ定
めた第2のしきい値とを境にその特性が変化し、この検
波器4の出力S7は、増幅器3の増幅器3の増幅度の制限
に関与する端子に入力される。この可変増幅手段である
増幅器3と検波器4の一実施例を第1図bに示す。図に
おいて分岐手段9で分岐された一方の信号S6はバッファ
アンプA1で増幅され、ダイオードD1,D2で整流された抵
抗R4とR5で分圧されてトランジスタQ1のベースに加えら
れる。
ここで、分岐段9で分岐された信号S5のレベルが第2
図におけるV0〜V1の間はトランジスタQ1はカットになる
ようにR4,R5の値を設定すると、増幅器3の増幅率AV1
であり、増幅率は低く、この範囲での低域の出力は抑え
られている。
信号S5のレベルがV1〜V2の間、トランジスタQ1にはIC
が流れ始め、等価的に可変抵抗器RBEが付加されたこと
になり、このときの増幅器3の増幅率AV2となり、信号レベルV1〜V2間の増幅率は高くなりさらに
信号S5のレベルがV2を超えるとトランジスタQ1は完全に
ON状態となり、その時の増幅器3の増幅率AV3となる。この関係を第2図に示す。図は、増幅器3の入
力レベルと出力レベルの関係を示したものである。入力
レベルがV0からV1までの間、増幅器の出力レベルはV00
からV01まで変化し増幅率A1は A1=V01−V00/V1−V0 ただし|V01|>|V00|,|V1|>|V0|である。
また、入力レベルがV1からV2までの間、増幅器3の出
力レベルはV01からV02まで変化し増幅率A2は A2=V02−V01/V2−V1 ただし|V2|>|V1|,|V02|>|V01|である。
ここで|A2|>|A1|となるように検波器4は動作
し、入力レベルがV2を超えると増幅器3の出力レベルは
A1と同じあるいは少なくともA2よりも小さくなるよう検
波器4は動作する。したがって増幅器3の出力信号S
8は、LPF2の出力信号S4のレベルが小さくなる程小さく
なり、その関係を第3図に示す。
第3図は、本発明が従来の重低音再生装置での低音成
分において微少信号レベルでの問題点を解決しようとす
る特徴を表わしている。
なお以上の図では入力V1とV2の点で折線的に表現した
が、トランジスタの特性から、たとえばV1付近では対数
的に増幅率が高くなっていく。
このようにして得られた増幅器3の出力信号S8は加算
器5の第2の入力端子に入力され、加算器5により加算
された信号S9となり、増幅器6により電力増幅されたス
ピーカ7から再生される。
なお、実施例におけるローパスフィルタの定義には低
域のある部分を選択的に通過させるバンドパスフィルタ
(BPF)を用いることも含むものである。
また、加算器5で第1の信号S2と第2信号S3を処理し
たS8を加算したが、これは加算せせずに信号S8専用の増
幅器とスピーカを用いて再生してもよいものである。
また検波器4と増幅器3による可変増幅手段も例示の
ものに限定されず、同様の特性を得られるものを用いれ
ばよいものである。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明は上
記の構成によって、低音量レベル時には低音域の増幅率
を下げ、低域の雑音を抑え、一定以上の定量になると低
音域の増幅率を急激に上げて低域を増強し、大音量時に
は低域の増幅率を下げて増幅器やスピーカの歪を防ぐと
いう効果を有し、また必要により低域増強された信号は
別のスピーカから再生して、スピーカによる混変調を防
ぐなど、あらゆるソースについて臨場感ある重低音再生
装置を実現できるというすぐれた効果を得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、本発明の一実施例の重低音再生装置のブロ
ック図、第1図bは同じく可変増幅手段の要部回路図、
第2図は同じくその効果を示す可変増幅手段の入出力特
性図、第3図は入力端子の入力に対するLPF2と増幅器3
の出力特性図、第4図は従来例のブロック図、第5図は
従来例における入力端子の入力に対するLPFと増幅器の
出力特性図である。 1……入力端子、2……LPF、3,6……増幅器、4……検
波器、5……加算器、7……スピーカ、8……分岐手
段、S3……第1の信号、S2……第2の信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を2分岐したその第1の信号を入
    力とし、かつ前記第1の信号の低域成分だけを通過させ
    る低域通過フィルタと、 前記低域通過フィルタの出力と入力とし、第1のしきい
    値と前記第1のしきい値よりも高レベルの第2のしきい
    値とを境に非直線変化する検波回路と、前記低域通過フ
    ィルタの出力を入力とし、前記検波回路の動作状態によ
    って増幅率が変化する増幅回路とよりなる可変増幅手段
    と、 前記2分岐されたその第2の信号と前記可変増幅手段の
    出力信号とを加算して出力する加算器とを備え、 前記検波回路は、前記低域通過フィルタからの信号が前
    記第1のしきい値よりも低い場合における第1の増幅率
    を、前記第1のしきい値から前記第2のしきい値の間に
    おける第2の増幅率よりも低くしたことを特徴とする重
    低音再生装置。
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