JP2516943B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2516943B2
JP2516943B2 JP61270246A JP27024686A JP2516943B2 JP 2516943 B2 JP2516943 B2 JP 2516943B2 JP 61270246 A JP61270246 A JP 61270246A JP 27024686 A JP27024686 A JP 27024686A JP 2516943 B2 JP2516943 B2 JP 2516943B2
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JP
Japan
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recording
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variable gain
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JPS63123207A (ja
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清志 加納
道治 植松
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、音声信号を周波数変調し、回転ヘッドを用
いて磁気記録再生を行う自動録音レベル設定(以下、AL
Cと称す)機能を有するビデオテープレコーダーのごと
き磁気記録再生装置に関するものである。
従来の技術 近年、周波数変調音声記録方式の記録再生回路を搭載
したビデオテープレコーダ(以下、VTRと称す)が増え
つつある。また、VTRでコンパクトディスク(以下、CD
と称す)等のダイナミックレンジ(以下、Dレンジと称
す)の大きなソースを記録する機会が増えつつある。
第3図は従来の磁気記録再生装置の構成を、第4図は
VTRのノイズリダクション(以下、NRと称す)部の構成
を、第5図はNRの各回路特性と固定エンファシス特性
を、第6図は記録時の動的音声周波数特性と静的音声周
波数特性を示すものである。
第3図において、1は音声入力信号端子、2は可変利
得増幅器、3は検波回路、4は平滑回路、5はノイズリ
ダクション回路、6は固定エンファシス回路、7は周波
数変調音声記録回路、8は回転磁気ヘッド、11はマニュ
アルレベル設定部、12はモードスイッチ、13はマニュア
ル信号端子、14はALC信号端子、15は共通端子、16はモ
ード端子、第4図において、17は音声入力端子、18は増
幅器、19はNRエンファシス回路、20は電圧制御増幅器、
21はウェイティング回路、22は検波回路、23はNRモード
スイッチ、24は記録モード端子、25は再生モード端子、
26はモード共通端子、27は記録出力端子、28は再生出力
端子、29はNRモード端子である。以下、従来例の動作を
説明する。
第3図において、記録時、16のモード端子へALC/マニ
ュアル切換電圧が印加されることによってALC記録また
はマニュアルレベル設定記録が選択されると共に信号レ
ベルが設定されて5のノイズリダクション回路で高域強
調及び帯域圧縮し、さらにノイズリダクション回路の出
力信号を6の固定エンファシス回路で高域強調した後、
7の周波数変調音声記録回路で周波数変調し、その出力
信号を8の回転磁気ヘッドによって磁気テープ上に記録
する。
以下、記録時の音声信号周波数特性と過変調によるク
リップ音の発生について説明する。
まず、5のノイズリダクション回路について示す第4
図のブロック図と第5図の特性図を説明する。VHS方式
のNRシステムは、2:1の対数圧伸でピーク検波方式を採
用している。第4図に構成を示す。記録時においては、
復調時の周波数特性に依存する三角ノイズ低域の為、19
のNRエンファシス回路によって240μs−56μsの時定
数で示される特性の高域強調をしている。また、過渡的
な高域成分入力によるNRのブリージング現象を低減する
為、21のウェイティング回路によって240μs−24μs
の時定数で示される特性の高域減衰した後、22の検波回
路に入力する。これによって過渡的な高域成分入力時NR
は動作しなくなり、ブリージングは減少する。尚、20の
電圧制御増幅器のアタックタイムは3〜10msecに設定さ
れる。また、テープ記録上のDレンジを確保する為に20
の電圧制御増幅器においてNR動作時1/2に帯域圧縮され
て記録される。
第5図に動的NRエンファシス特性(1/2圧縮されない
場合)、静的NRエンファシス特性(1/2圧縮時)、ウェ
イティング特性と第3図6の固定エンファシス回路の特
性を示す。第5図より、記録時の音声信号周波数特性を
第6図に示す。これより、過渡時には、高域で20dB程度
のエンファシスが働く為、特定の音声ソースでは、最大
変調である±150KHzを越えて過変調になる。このような
信号を記録再生すると、±150KHzを越えた部分が再生時
のBPFを通過することによりキャリアがなくなり、クリ
ップ音として再生される。また、±150KHz変調を大幅に
越える高域過大入力時は、エンファシス後の記録系の回
路でグリップする場合もある。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、次のような問
題点を有していた。ALCモード記録時においては、エン
ファシス回路の高域強調による高域信号成分の過変調
(VHSでは、±150KHz変調を超えること)によるクリッ
プ音の発生を避ける為、周波数に関係なくALCの動作レ
ベルを定めている。その為、CDのようなDレンジの大き
なソースのDレンジを生かした記録をすることができな
い。
マニュアルレベルモード記録時においては、音声信号
レベルをレベルメーター等で観測しながら記録を行なっ
たとしても、高域成分の含まれるソースによっては、過
変調によるクリップ音が発生する場合がある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の磁気記録再生装
置は、音声信号を周波数変調し、回転ヘッドを用いて磁
気記録再生を行う自動録音レベル設定装置を備えた磁気
記録再生装置であって、入力される音声信号を増幅する
可変利得増幅器と、可変利得増幅器の出力信号を本装置
のダイナミックレンジに対応した自動録音動作レベルに
可変するALC動作レベルシフト部と、ALC動作レベルシフ
ト部の出力信号における自動録音動作レベルを音声信号
周波数によって変化させるフィルタ部と、フィルタ部の
出力を検波ならびに平滑する検波・平滑回路と、検波・
平滑回路の出力信号を可変利得増幅器に入力して基準電
圧と比較し、その誤差の大きさに応じて可変利得増幅器
の出力信号レベルを制御するものである。
作用 本発明は上記の構成によって、可変利得増幅器の出力
信号を本装置のダイナミックレンジに対応した自動録音
動作レベルに可変するALC動作レベルシフト部とALC動作
レベルを音声信号周波数によって変化させ、過変調によ
るクリップ音の発生を防止する為のフィルタを介して可
変利得増幅器の出力信号レベルを制御することで、高域
過大入力時の過変調によるクリップ音の発生が防止さ
れ、各周波数信号に応じたDレンジを確保することがで
きる。それによってCDのようなDレンジの大きなソース
にも対応した適当な録音レベルでALC記録できることと
なる。
実 施 例 以下、本発明の実施例のVTRについて、第1図と第2
図を参照しながら説明する。第1図は本発明の一実施例
におけるVTRの音声記録系のブロック図、第2図は第1
図10のフィルタ部の特性例である。第1図において、1
は音声入力信号端子、2は可変利得増幅器、3は検波回
路、4は平滑回路、5はノイズリダクション回路、6は
固定エンファシス回路、7は周波数変調音声記録回路、
8は回転磁気ヘッド、9はALC動作レベルシフト部、10
はフィルタ部である。
次にその動作について説明する。
まず記録すべき音声入力信号は、音声入力信号端子1
に入力され、可変利得増幅器2により増幅され、ノイズ
リダクション回路5と固定エンファシス回路6で高域強
調され、さらに周波数変調音声記録回路7を経由して磁
気ヘッド8に加えられる。
一方、可変利得増幅器2の出力電圧は、ALC動作レベ
ルシフト部9により減衰され、さらにフィルタ部10によ
って第2図に示す周波数特性で減衰されて検波回路3に
入力される。これが検波回路3によって検波され、平滑
回路4によって平滑される。さらに平滑回路4の出力電
圧を可変利得増幅器2の基準電圧と比較し、その誤差の
大きさに応じて可変利得増幅器2の出力信号レベルが制
御される。
従って、ALC動作レベルシフト部9によって本装置の
ダイナミックレンジに対応した自動録音動作レルに可変
し、その際に問題となるノイズリダクション回路5と固
定エンファシス回路6による高域強調による過渡時の過
大な高域成分入力時の過変調によるクリップ音の発生
を、フィルタ部10によってALC動作レベルを音声信号周
波数によって変化させることで防止している。これによ
って、各周波数信号に応じたDレンジを確保することが
できる。
なお、本実施例においては、第2図に示すようにフィ
ルタ部の特性を第6図に示す記録時の動的音声信号周波
数特性と近似したものとしたが、周波数変調後に変調度
を制限する過変調防止用リミッタとの併用によってフィ
ルタ部の減衰特性を変更し、高域の静的な(1/2圧縮時
の)Dレンジを、本装置のDレンジに対応させることも
容易に実施できる。また、本実施例においては、ALC記
録のみのVTRについて説明したが、マニュアルレベル設
定記録との切替使用も容易に実施できる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、CDのようなDレンジの
大きなソースのDレンジに対応し、なお、かつ過渡的な
高域過大入力時の過変調によるクリップ音の発生を防止
した適当な録音レベルの記録ができるといったすぐれた
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るVTRの音声系の要部ブ
ロック図、第2図は第1図におけるフィルタ部の特性
図、第3図は従来例のVTRの音声系のブロック図、第4
図はVTRのNR部のブロック図、第5図はNRの各回路特性
と固定エンファシス特性図、第6図は記録時の動的音声
信号周波数特性と静的音声信号周波数特性を示す特性図
である。 1……音声入力信号端子、2……可変利得増幅器、3…
…検波回路、4……平滑回路、5……ノイズリダクショ
ン回路(雑音低減回路)、6……固定エンファシス回
路、7……周波数変調音声記録回路、8……回転磁気ヘ
ッド、9……ALC動作レベルシフト部、10……フィルタ
部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号を周波数変調し、回転ヘッドを用
    いて磁気記録再生を行う自動録音レベル設定装置を備え
    た磁気記録再生装置であって、入力される音声信号を増
    幅する可変利得増幅器と、前記可変利得増幅器の出力信
    号を本装置のダイナミックレンジに対応した自動録音動
    作レベルに可変するALC動作レベルシフト部と、前記ALC
    動作レベルシフト部の出力信号における自動録音動作レ
    ベルを音声信号周波数によって変化させるフィルタ部
    と、前記フィルタ部の出力を検波ならびに平滑する検波
    ・平滑回路と、前記検波・平滑回路の出力信号を前記可
    変利得増幅器に入力して基準電圧と比較し、その誤差の
    大きさに応じて前記可変利得増幅器の出力信号レベルを
    制御することを特徴とする磁気記録再生装置。
JP61270246A 1986-11-13 1986-11-13 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JP2516943B2 (ja)

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JPS63123207A JPS63123207A (ja) 1988-05-27
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