JPH0761073A - 証明書発行装置 - Google Patents

証明書発行装置

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JPH0761073A
JPH0761073A JP23095493A JP23095493A JPH0761073A JP H0761073 A JPH0761073 A JP H0761073A JP 23095493 A JP23095493 A JP 23095493A JP 23095493 A JP23095493 A JP 23095493A JP H0761073 A JPH0761073 A JP H0761073A
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cassette
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Application number
JP23095493A
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English (en)
Inventor
Koji Takifuji
浩治 滝藤
Tsugio Okamoto
次男 岡本
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 証明書発行装置において、用紙不足による発
行処理途中の異常停止を防止して、発行処理を円滑に行
う。 【構成】 複数種の印刷用紙を夫々収納する複数の用紙
カセットには、収納された印刷用紙の残量枚数を検出す
る残量検出スイッチが夫々設けられているので、複数の
用紙カセットのうち、タッチパネルにより入力された証
明書の種類に対応する用紙カセットが選択されると(S
31)、残量検出スイッチにより選択された用紙カセッ
トの用紙残量枚数が検出され(S32)、証明書の種類
及び発行枚数とを比較して(S35)、証明書の発行枚
数が用紙残量枚数よりも大きいときには(S35・Ye
s)、CRTディスプレイに発行できないことを表示さ
せる(S40)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の証明書を夫々専
用の用紙に印刷して発行する証明書発行装置に関し、特
に印刷用紙の残量枚数が少なくなったときの発行処理を
改善するようにしたものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、市役所や区役所の業務時間以外に
おいても、住民票や印鑑証明などの各種の証明書を発行
し得るように、多数の住民の夫々に関する各種データを
記憶したホストコンピュータに接続されるとともに、高
速印刷が可能な印字装置を備え、利用者が要望する証明
書に必要な事項のデータをこのホストコンピュータから
読出す一方、所定の用紙に所定のフォームで印字するよ
うにした証明書発行装置が実用化されている。
【0003】この証明書発行装置においては、各種の証
明書の発行に際し、厚さやサイズの異なる専用の印字用
紙を必要とすることから、これら厚さやサイズの異なる
複数種類の印字用紙を夫々収納する複数の用紙カセット
を備えている。そして、証明書の種類に対応する特定の
用紙カセットから専用の印字用紙が給紙されて、所望の
証明書を指定された枚数分だけ印刷して発行するように
なっている。ところで、これら複数の用紙カセットの夫
々には、収納した印刷用紙の残量を検出する為の残量検
出スイッチが夫々設けられており、残量が少なくなった
ときにこの残量検出スイッチが作動して、用紙不足を係
員に知らせるようになっている。そして、係員は用紙不
足の用紙カセットに、それ専用の印刷用紙を補充するよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような証明書発行装置においては、残量検出スイッチ
の作動により、係員に用紙不足を知らせるようになって
いるが、発行装置としては発行処理を続行できるように
制御されているので、印刷用紙の種類によっては、係員
が到着するまでに、証明書の発行途中で印刷用紙がなく
なって、証明書の発行ができなくなり、証明書発行処理
が異常停止すること、また利用者に迷惑をかけるという
問題がある。
【0005】本発明は、前記問題点を解決する為になさ
れたものであり、用紙不足による発行処理途中の異常停
止を防止して、発行処理を円滑に行なえるような証明書
発行装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の証明書発行装置は、図1の機能ブロック
図に示すように、証明書の種類や発行枚数などの種々の
データを入力する為の入力手段と、複数種の印字用紙を
夫々収納する複数の用紙カセットと、選択された用紙カ
セットから給紙された印字用紙に印字する印字手段と、
証明書の発行に関する情報をディスプレイに表示する表
示手段とを備えた証明書発行装置であって、複数の用紙
カセットに収納された印字用紙の夫々の残量枚数を検出
する残量検出手段と、複数の用紙カセットのうち、入力
手段で入力された証明書の種類に対応する用紙カセット
を選択するカセット選択手段と、カセット選択手段で選
択された用紙カセットに対する残量検出手段にて検出し
た残量枚数と、入力手段から入力された証明書の種類及
び発行枚数とに基いて、証明書の発行枚数が残量枚数よ
りも大きいときには、表示手段に発行できない旨を表示
させる表示指令手段とを備えたものである。
【0007】また、請求項2の証明書発行装置は、図1
の機能ブロック図に示すように、証明書の種類や発行枚
数などの種々のデータを入力する為の入力手段と、複数
種の印字用紙を夫々収納する複数の用紙カセットと、選
択された用紙カセットから給紙された印字用紙に印字す
る印字手段と、証明書の発行に関する情報をディスプレ
イに表示する表示手段とを備えた証明書発行装置であっ
て、複数の用紙カセットに収納された印字用紙の夫々の
残量枚数を検出する残量検出手段と、複数の用紙カセッ
トのうち、入力手段で入力された証明書の種類に対応す
る用紙カセットを選択するカセット選択手段と、カセッ
ト選択手段で選択された用紙カセットに対する残量検出
手段で検出した残量枚数と、入力手段から入力された証
明書の種類及び発行枚数とに基いて、証明書の発行枚数
が残量枚数よりも大きいときには、表示手段に残量に対
応する枚数だけ発行可能である旨を表示させる表示指令
手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】上記構成を有する請求項1の証明書発行装置に
おいては、複数種の印字用紙を夫々収納する複数の用紙
カセットの収納印字用紙の夫々の残量枚数を検出する残
量検出手段が設けられているので、複数の用紙カセット
のうち、入力手段で入力された証明書の種類に対応する
用紙カセットが選択手段で選択されると、表示指令手段
は、カセット選択手段で選択された用紙カセットに対す
る残量検出手段により検出した残量枚数と、入力手段か
ら入力された証明書の種類及び発行枚数とに基いて、証
明書の発行枚数が残量枚数よりも大きいときには、表示
手段に発行できない旨を表示させる。
【0009】このように、入力された証明書の発行枚数
が、入力された証明書の種類に対応する用紙カセットに
収納された印字用紙の残量枚数よりも大きいときには、
発行できない旨がディスプレイに表示され且つ発行され
ないので、用紙不足による発行処理途中の異常停止を防
止することが可能になり、利用者に迷惑をかけることな
く発行処理を円滑に行なえる。
【0010】また、上記構成を有する請求項2の証明書
発行装置においては、前記請求項1と略同様に作用する
が、次の点で異なる。即ち、表示指令手段は、カセット
選択手段で選択された用紙カセットに対する残量検出手
段により検出した残量枚数と、入力手段から入力された
証明書の種類及び発行枚数とに基いて、証明書の発行枚
数が残量枚数よりも大きいときには、表示手段に残量に
対応する枚数だけ発行可能である旨を表示させる。
【0011】このように、入力された証明書の発行枚数
が、入力された証明書の種類に対応する用紙カセットに
収納された印字用紙の残量枚数よりも大きいときには、
残量に対応する枚数だけ発行可能である旨がディスプレ
イに表示され、この残量枚数の証明書が発行されるの
で、用紙カセットに収納された印字用紙の全てを有効的
に使用することが可能になる上、発行処理途中に異常停
止しないことから、利用者に迷惑をかけることなく発行
処理を円滑に行なえる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、住民票や戸籍謄本などの各種の
証明書を印刷して発行する証明書発行装置に本発明を適
用した場合のものである。図2に示すように、証明書発
行装置1の本体フレーム1aの前面パネルには、発行さ
れる証明書や提供される情報の内容を表示するCRTデ
ィスプレイ2と、凹部に収納されたテンキー3と、各利
用者が所有するIDカード(図示略)をカードリーダ4
(図3参照)に送給する為のカード挿入口4aと、故障
や用紙切れの際に係員を呼び出す為の係員呼出しボタン
5とが夫々設けられている。
【0013】前記CRTディスプレイ2の画面には、利
用者が指で押圧するだけで所望の情報を入力できるよう
に、複数の小型のタッチセンサをマトリックス状に配列
した周知のタッチパネル6が貼着されている。また、C
RTディスプレイ2の右側の前面パネルには、発行料金
を支払う為に、硬貨選別装置7(図3参照)に連通する
コイン投入口7a及び紙幣検出装置8(図3参照)に連
通する紙幣挿入口8aが夫々設けられている。更に、前
面パネルには、釣銭及びレシートを取り出す為の取出し
口9と、発行された各種の証明書を取り出す為の取出し
口10とが設けられている。
【0014】次に、証明書発行装置1の制御系は、図3
のブロック図に示すように構成されている。制御装置C
の入出力インターフェース54には、カードリーダ4を
駆動する駆動回路30と、硬貨選別装置7を駆動する駆
動回路31と、紙幣検出装置8を駆動する駆動回路32
と、レーザープリンタ(LP)11を駆動する駆動回路
33と、レシートを印刷するジャーナルプリンタ(J
P)12を駆動する駆動回路34と、レーザープリンタ
11で印刷された証明書が複数枚のときに、この証明書
を綴じるステープラ13を駆動する駆動回路35と、証
明書に割印を押す為の割印機14を駆動する駆動回路3
6と、証明書の発行に関する操作説明を音声で出力する
音声装置15を駆動する駆動回路37と、CRTディス
プレイ(CRT・D)2を駆動するCRTコントローラ
38と、テンキー3と、タッチパネル6と、呼出しボタ
ン5に連動した呼出しスイッチ17と、リモート操作パ
ネル(R・操作パネル)18とが夫々接続されている。
【0015】ところで、この証明書発行装置1において
は、各種の証明書の発行に際し、専用の印字用紙を必要
とすることから、これら厚さやサイズの異なる3種類の
印字用紙を夫々収納する3種類の用紙カセット(図示
略)を備えている。そして、各用紙カセットに収納され
た印字用紙を供給経路(図示略)を経てレーザープリン
タ11に搬送させる為の用紙搬送機構23が設けられ、
用紙搬送機構23を駆動する駆動回路43とが入出力イ
ンターフェース54に接続されている。
【0016】更に、これら用紙カセットの夫々には、印
字用紙の残量枚数を検出する為の残量検出スイッチ20
〜22が夫々設けられ、これら残量検出スイッチ20〜
22は入出力インターフェース54に夫々接続されてい
る。各残量検出スイッチ20〜22は、残量枚数が例え
ば、約25枚になったときに作動するように調節され
て、対応する用紙カセットの後端部に夫々取付けられて
いる。そして、各残量検出スイッチ20〜22は、常に
は「L」レベルの残量信号MSを出力するが、残量枚数
が約25枚よりも少なくなったときには、「H」レベル
の残量信号MSを出力する。
【0017】制御装置Cは、周知のCPU52と、この
CPU52にデータバスなどのバスを介して接続された
入出力インターフェース54と、RAM53と、ハード
ディスクドライブコントローラ51を介して入出力イン
ターフェース54に接続されたハードディスクドライブ
装置(HDD)50とから構成されている。
【0018】このハードディスクドライブ装置50に装
着されたハードディスク(図示略)には、ディスプレイ
2に表示データを表示する為の表示駆動制御プログラ
ム、レーザープリンタ11やジャーナルプリンタ12を
駆動して印字処理する印字駆動制御プログラム、後述の
本願特有の証明書発行制御の制御プログラムなどを含む
各種の制御プログラムを格納したプログラムメモリが設
けられるとともに、キャラクタを印字する為に、漢字や
ひらがなやアルファベットなどの多数のキャラクタの夫
々に関して、キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線デー
タ(アウトラインデータ)が書体毎に分類されコードデ
ータに対応させて格納されたフォントメモリと、多数の
キャラクタの夫々の表示の為のドットパターンデータを
コードデータに対応させて格納したパターンデータメモ
リとが設けられている。
【0019】前記RAM53には、選択された証明書の
種類を記憶する種類メモリと、入力された証明対象者の
人数を記憶する証明対象者数メモリと、各用紙カセット
に関する残量枚数MNを夫々格納する残量枚数メモリ
と、選択されたカセット番号に対応するカセットフラグ
CF1〜CF3のデータと、印刷用紙が多数枚存在して
発行可能なときにセットされる発行可能フラグOFのフ
ラグデータとを記憶するフラグメモリと、証明書の印刷
の為の1頁分のドットパターンデータを格納する印字バ
ッファと、CPU52で演算した演算結果を一時的に格
納する各種メモリなどが設けられている。但し、残量枚
数メモリには、多数枚の印刷用紙が用紙カセットに補充
されたときに、その用紙カセットに対応する残量枚数M
Nとして「20枚」が格納されるものとする。
【0020】更に、ホストコンピュータ(H・C)55
には、IDカードが交付された多数の利用者の夫々につ
いて、暗証番号、住所、印鑑証明用のデータ、住民票発
行用の戸籍及び住所などの多種類のデータからなる固有
情報がデータベースで格納された記憶装置が設けられ、
このホストコンピュータ55は、通信装置56を介して
前記入出力インターフェース54に接続されている。
【0021】次に、このように構成された証明書発行装
置1の制御装置Cで行なわれる証明書発行制御のルーチ
ンについて、図4〜図5に示すフローチャートに基い
て、その概略を説明する。尚、図中符号Si(i=1
0、11、12・・・・)は各ステップである。この証
明書発行装置1に電源が投入されると、この制御が開始
され、先ず利用者が所望の証明書を選択し得るように、
証明書選択画面がCRTディスプレイ2に表示される
(S10)。そして、利用者は所望の証明書の名称のタッ
チセンサを指で押圧して証明書を選択する(S11)。こ
のとき、選択された証明書の種類のデータがRAM53
の種類メモリに格納される。
【0022】次に、IDカード確認処理が実行される
(S12)。即ち、このIDカード確認処理においては、
利用者の所有するIDカードをカード挿入口4aへ挿入
するように促すメッセージをCRTディスプレイ2に表
示する一方、挿入されたIDカードに記載されたユーザ
ー専用の認識コードや暗証番号データなどの確認データ
がカードリーダ4で読込まれ、この認識コードに基いて
このIDカードの良否が判定される。更に、テンキー3
から入力された4桁の暗証番号データと読込んだ暗証番
号データとの照合処理が実行される。
【0023】次に、選択された証明書の種類に応じた全
ての証明対象者の名前がCRTディスプレイ2に表示さ
れるので、利用者はこれら証明対象者のうちから所望の
対象者の名前に対応するタッチセンサを指で押圧して、
証明対象者を選択するとともに、発行枚数の数字が表示
されるので、利用者は所望の発行枚数を数字で選択する
(S13)。このとき、証明対象者の人数がRAM53の
証明対象者数メモリに格納される。
【0024】次に、選択された発行枚数の証明書が発行
可能か否かを判定する残量枚数確認処理制御(図5参
照)が実行される(S14)。この制御が開始されると、
先ずRAM53の種類メモリに格納された証明書の種類
データに基いて、この種類データに対応する用紙カセッ
トが選択され、この用紙カセットのカセットフラグCF
1〜CF3がRAM53のフラグメモリに格納され(S
31)、このカセットフラグCF1〜CF3で選択された
用紙カセットに設けられた残量検出スイッチ20〜22
からの残量信号MSが読込まれる(S32)。
【0025】次に、この読込まれた残量信号MSが
「L」レベルであり、選択された用紙カセットには多数
枚の印刷用紙が収納されているときには(S33:No)、
発行可能フラグOFがセットされ(S39)、この制御を
終了して、証明書発行制御のS15にリターンする。しか
し、選択された用紙カセットに設けられた残量検出スイ
ッチ20〜22からの残量信号MSが「H」レベルのと
き、つまり残量枚数が約25枚になったときには(S3
3:Yes )、残量枚数が少なくなった旨を知らせる警告
信号をリモート操作パネル18に出力される(S34)。
【0026】次に、RAM53の残量枚数メモリの残量
枚数データMNに基いて、残量枚数データMNが「0」
でなく(S35:No)、しかも残量枚数MNが証明対象者
メモリの証明対象者人数データに基づく発行枚数nより
も多いときには(S36:Yes)、残量枚数MNとしてこ
の発行枚数nを差し引いた枚数が記憶され(S37)、発
行可能フラグOFがセットされ(S39)、この制御を終
了して、前記S15にリターンする。
【0027】ところで、発行枚数nが残量枚数MNより
も大きいときには(S35・S36:No)、残量枚数だけ発
行する旨のメッセージがCRTディスプレイ2に表示さ
れ(S38)、前記S39を実行後、この制御を終了して、
前記S15にリターンする。例えば、図6に示すように、
メッセージ「残り枚数5枚だけ発行します。」がCRT
ディスプレイ2に表示される。尚、このとき、証明書発
行装置1から、通信装置56を介してホストコンピュー
タ55に印刷用紙がなくなったこととその印刷用紙の種
類とが報知される。これにより、係員が印刷用紙を補充
する必要があることを知ることができる。
【0028】一方、残量枚数MNが「0」のときには
(S35:Yes )、発行できない旨のメッセージがCRT
ディスプレイ2に表示され(S40)、発行可能フラグO
Fがリセットされ(S41)、この制御を終了して、前記
S15にリターンする。例えば、図7に示すように、メッ
セージ「印刷用紙がなくなりました。発行できませ
ん。」がCRTディスプレイ2に表示される。また、こ
のときも、証明書発行装置1から、通信装置56を介し
てホストコンピュータ55になくなった印刷用紙の種類
が報知され、係員がそれを知って対処することができ
る。
【0029】次に、証明書発行制御において、発行可能
フラグOFがセットされているときには(S15:Yes
)、発行料金徴収処理が実行される(S16)。即ち、
この発行料金徴収処理においては、証明書の種類のデー
タと、発行枚数のデータとから請求金額が求められ、こ
の請求金額を徴収料金としてCRTディスプレイ2に表
示される。その結果、利用者は硬貨をコイン投入口7a
に投入、或いは紙幣を紙幣挿入口8aに挿入するなどし
て、料金の支払いを行なう。このとき、釣り銭は取出し
口9に返却される。
【0030】次に、証明書の種類に対応する用紙カセッ
トから印字用紙が供給され、各頁毎のドットパターンデ
ータがRAM53の印字バッファに順次展開され、選択
された証明書を所定のフォーマットでレーザープリンタ
11により発行枚数だけ印刷する印刷処理制御が実行さ
れる(S17)。次に、1つの発行証明書が複数枚からな
るときには、その証明書毎にステープラ13で夫々綴じ
られるとともに、割印機14で割印が押捺され、これら
発行する全ての証明書が取出し口10に排出されるなど
の証明書発行処理が実行され(S18)、前記S10に戻
る。
【0031】ところで、前記残量枚数確認処理制御を、
図8に示すように、S38を省略して部分的に変更し、発
行枚数nが残量枚数MNよりも大きいときには、発行し
ないように制御するようにしてもよい。即ち、発行枚数
nが残量枚数MNよりも大きいときには(S35・S36:
No)、残量枚数MNが「0」のときと同様に、発行でき
ない旨のメッセージがCRTディスプレイ2に表示され
(S40)、発行可能フラグOFがリセットされ(S4
1)、この制御を終了して、証明書発行制御のS15にリ
ターンする。
【0032】以上説明したように、入力された証明書の
発行枚数nが、入力された証明書の種類に対応する用紙
カセットに収納された印字用紙の残量枚数MNよりも大
きいときには、残量枚数MNだけ発行可能である旨がC
RTディスプレイ2に表示され、この残量枚数MNの証
明書が発行されるので、用紙カセットに収納された印字
用紙の全てを有効的に使用できる上、発行処理途中に異
常停止しないことから、利用者に迷惑をかけることなく
発行処理を円滑に行なえる。更に、入力された証明書の
発行枚数nが、入力された証明書の種類に対応する用紙
カセットに収納された印字用紙の残量枚数MNよりも大
きいときには、発行できない旨がCRTディスプレイ2
に表示され且つ発行されないことから、用紙不足による
発行処理途中の異常停止を防止でき、利用者に迷惑をか
けることなく発行処理を円滑に行なえる。
【0033】ここで、特許請求の範囲に記載した各手段
と、上記実施例中の構成との対応関係について説明する
と、残量検出手段に相当するものは、3つの用紙カセッ
トの夫々に取付けられた残量検出スイッチ20〜22で
あり、カセット選択手段に相当するものは、残量枚数確
認処理制御の特にS31であり、表示指令手段に相当する
ものは、図5の残量枚数確認処理制御の特にS32〜S3
3、S36〜S38と、図8の残量枚数確認処理制御の特に
S32〜S33、S36、S40である。
【0034】尚、残量検出スイッチ20〜22に代え
て、投光器と受光器とを備えた光反射型の検出センサな
どの各種のセンサやスイッチで構成してもよい。また、
本発明の技術的思想の範囲内において、前記実施例の制
御に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に基いて種
々の変更を加えることもあり得る。更に、各種の印字装
置や複数の用紙カセットを備えた種々の証明書発行装置
に本発明を適用し得ることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の証明書
発行装置によれば、残量検出手段と、カセット選択手段
と、表示指令手段とを設け、入力された証明書の発行枚
数が、入力された証明書の種類に対応する用紙カセット
に収納された印字用紙の残量枚数よりも大きいときに
は、発行できない旨がディスプレイに表示され且つ発行
されないことから、用紙不足による発行処理途中の異常
停止を防止でき、利用者に迷惑をかけることなく発行処
理を円滑に行なえる。
【0036】また、請求項2の証明書発行装置によれ
ば、残量検出手段と、カセット選択手段と、表示指令手
段とを設け、入力された証明書の発行枚数が、入力され
た証明書の種類に対応する用紙カセットに収納された印
字用紙の残量枚数よりも大きいときには、残量に対応す
る枚数だけ発行可能である旨がディスプレイに表示さ
れ、この残量枚数の証明書が発行されるので、用紙カセ
ットに収納された印字用紙の全てを有効的に使用できる
上、発行処理途中に異常停止しないことから、利用者に
迷惑をかけることなく発行処理を円滑に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】証明書発行装置の斜視図である。
【図3】証明書発行装置の制御系のブロック図である。
【図4】証明書発行制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図5】残量枚数確認処理制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図6】残量枚数だけ発行する旨のメッセージの表示例
を示す図である。
【図7】発行できない旨のメッセージの表示例を示す図
である。
【図8】変形例に係る図5相当図である。
【符号の説明】
2 CRTディスプレイ 3 テンキー 6 タッチパネル 11 レーザープリンタ 20 残量検出スイッチ 21 残量検出スイッチ 22 残量検出スイッチ 50 ハードディスクドライブ装置 52 CPU 53 RAM C 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 証明書の種類や発行枚数などの種々のデ
    ータを入力する為の入力手段と、複数種の印字用紙を夫
    々収納する複数の用紙カセットと、選択された用紙カセ
    ットから給紙された印字用紙に印字する印字手段と、証
    明書の発行に関する情報をディスプレイに表示する表示
    手段とを備えた証明書発行装置において、 前記複数の用紙カセットに収納された印字用紙の夫々の
    残量枚数を検出する残量検出手段と、 前記複数の用紙カセットのうち、前記入力手段で入力さ
    れた証明書の種類に対応する用紙カセットを選択するカ
    セット選択手段と、 前記カセット選択手段で選択された用紙カセットに対す
    る前記残量検出手段にて検出した残量枚数と、前記入力
    手段から入力された証明書の種類及び発行枚数とに基い
    て、証明書の発行枚数が残量枚数よりも大きいときに
    は、前記表示手段に発行できない旨を表示させる表示指
    令手段と、 を備えたことを特徴とする証明書発行装置。
  2. 【請求項2】 証明書の種類や発行枚数などの種々のデ
    ータを入力する為の入力手段と、複数種の印字用紙を夫
    々収納する複数の用紙カセットと、選択された用紙カセ
    ットから給紙された印字用紙に印字する印字手段と、証
    明書の発行に関する情報をディスプレイに表示する表示
    手段とを備えた証明書発行装置において、 前記複数の用紙カセットに収納された印字用紙の夫々の
    残量枚数を検出する残量検出手段と、 前記複数の用紙カセットのうち、前記入力手段で入力さ
    れた証明書の種類に対応する用紙カセットを選択するカ
    セット選択手段と、 前記カセット選択手段で選択された用紙カセットに対す
    る前記残量検出手段にて検出した残量枚数と、前記入力
    手段から入力された証明書の種類及び発行枚数とに基い
    て、証明書の発行枚数が残量枚数よりも大きいときに
    は、前記表示手段に残量に対応する枚数だけ発行可能で
    ある旨を表示させる表示指令手段と、 を備えたことを特徴とする証明書発行装置。
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