JPH0756768B2 - 押釦スイツチのケ−ス成形方法 - Google Patents

押釦スイツチのケ−ス成形方法

Info

Publication number
JPH0756768B2
JPH0756768B2 JP61293867A JP29386786A JPH0756768B2 JP H0756768 B2 JPH0756768 B2 JP H0756768B2 JP 61293867 A JP61293867 A JP 61293867A JP 29386786 A JP29386786 A JP 29386786A JP H0756768 B2 JPH0756768 B2 JP H0756768B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
case
mold
fixed contact
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61293867A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63146312A (ja
Inventor
雅人 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP61293867A priority Critical patent/JPH0756768B2/ja
Priority to KR1019870002688A priority patent/KR900004333B1/ko
Priority to US07/101,129 priority patent/US4803030A/en
Publication of JPS63146312A publication Critical patent/JPS63146312A/ja
Publication of JPH0756768B2 publication Critical patent/JPH0756768B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H11/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、TV・VTR・カセットデッキ等の各種入力装置
に使用される押釦スイッチに関し、特に、押釦スイッチ
のケースの成形方法の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の押釦スイッチのケース成形方法を第3図〜第6図
を基にして説明する。
まず、第3図はこの種の押釦スイッチを示すもので、1
は合成樹脂から成るケースで、このケース1内底面には
インサート成形により中央固定接点2及び両側固定接点
3が形成され、固定接点2、3から延出された端子4が
ケース両側部からケース下方に向けて突出されている。
そして、両側固定接点3上には湾曲状に形成された可動
接点5が、また、可動接点5上には可動接点押圧用の突
起6aを有するステム6がそれぞれ配置され、ケース1の
上方に取付けられたリング状の押え板7によりステム6
の上方移動が抑制される構成である。
このような押釦スイッチのケース1を成形する場合には
第4図に示すように、中央固定接点2と両側固定接点3
を有するフープ状の接点板8を上部固定金型11と下部可
動金型12間に配置して、この上下の金型11、12を型締め
した後、成形機13内で溶融されたポリエチレンテレフタ
レート(PET)又はポリブチレンテレフタレート(PBT)
等の樹脂をスプルー14、ランナー15を経て、下部可動金
型12の横位置に形成されているサブマリンゲート16か
ら、上下金型11、12間のキャビテイ17内に射出すること
により成形されるものである。
しかし、上記成形方法の場合には固定接点2、3は下部
可動金型12の突出ブロック12a上の支持部12b、12cに載
置されているのみなので、固定接点2、3と支持部12
b、12c間に間隙が生じやすく、この固定接点2、3と支
持部12b、12c間に樹脂が侵入してしまった場合には、固
定接点2、3上に樹脂が被覆され、スイッチとして使用
した際に接触不良を起こしてしまうという問題点があっ
た。
そこで第5図に示すように、上部可動金型11側から中央
固定接点2上には先端が湾曲状を成した位置決めピン19
を、また、両側固定接点3上には先端が平面である位置
決めピン20をそれぞれ当接させ、固定接点2、3を下部
可動金型12上に押し付け、固定接点2、3上に樹脂が被
覆しないようにケース1を形成するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の成形方法は、固定接点2、3
と下部可動金型12間の間隙が生じないようにするために
上部固定金型11側から固定接点位置決め用のピン19、20
を突出させ、このピン19、20により固定接点2、3を位
置決めしているが、このピン19、20は円筒状に形成され
ているので、接点板8にケース1を成形した後、第6図
に示すようにケース1底面と固定接点2、3間にピン抜
き用の孔1a、1bが形成されていた。
これにより、押釦スイッチとしてプリント基板21に端子
4を半田付する場合に、半田を手半田により付けた場合
には殆ど問題はないが、オートディップした際には、噴
出状態で下面より吹付けられた半田付用のフラックスが
プリント基板21の端子21aを介して両側固定接点3支持
用の位置決めピン20によりあけられたケース1の孔1a
内、時には中央固定接点2支持用の位置決めピン19によ
りあけられたケース1の孔1b内にも侵入してしまい、こ
れにより、フラックスがケース1と固定接点2、3間の
僅かの間隙を介して上昇し、固定接点2、3上に付着す
ることとなり、固定接点2、3と可動接点5との導電性
が悪くなり、接触不良を起こしてしまうという問題点が
あった。
よって、本発明は上記の技術的課題を解決し、接点の接
触不良を防止することのできるケースの成形方法を得る
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 上記の技術的課題を解決するために本発明は、中央固定
接点及び両側固定接点を有する接点板を上部金型と下部
金型間に配置し、この上下金型間のキャビテイ内に溶融
樹脂を射出することによりケースを成形する押釦スイッ
チのケース成形方法において、上記両側固定接点を当接
させる一方の金型の両側固定接点支持部の形状を両側固
定接点の外形形状と略同等となるように形成し、中央固
定接点を当接させる中央固定接点支持部上には他方の金
型側から突出され先端部が先細り形状を成した位置決め
ピンを押し付け中央固定接点を位置決めしたものであ
る。
〔作用〕
よって本発明は、両側固定接点と金型の両側固定接点支
持部との外形形状が略同等となるように金型型状を形成
し、中央固定接点上には先端が先細り形状を成した位置
決めピンを押し付けているので、ケースを成形する際に
中央固定接点と両端固定接点が上下どちらかの金型面に
密着された構成となり、中央固定接点と金型間あるいは
両端固定接点と金型間に溶融樹脂が侵入することはな
い。また、このケースを用いた押釦スイッチをプリント
基板にオートディップする際に接点部にフラックスが侵
入することもない。
〔実施例〕
以下、本発明の図面を基にして説明する。
第1図はケースの成形方法を示す要部拡大断面図、第2
図は本発明の方法により成形されたケースを有する押釦
スイッチの断面図である。
本実施例において、従来と同一部分には同一番号を付し
て重複した説明を省略する。
図において、中央固定接点2と両側固定接点3を有する
接点板8が上部固定金型11と下部可動金型12間に配置さ
れる点については従来と同様であるが本発明の特徴とす
るところは以下の構成である。
すなわち、両側固定接点3を載置する下部可動金型12の
両側固定接点支持部12cの金型形状を両側固定接点3の
形状と略同一となるように形成すると共に、中央固定接
点2を中央固定接点支持部12b上に押し付けるための位
置決めピン22の先端部22aを先細り形状にしたものであ
る。
上記構成のもとで成形機内で溶融された樹脂を上部固定
金型11と下部固定金型12間のキャビテイ内に射出する
と、中央固定接点2は上部固定金型11側から突き出され
て先端部22aが先細り形状と成した位置決めピン22によ
り下部可動金型12の固定接点支持部12bにしっかりと押
し付けられ、また、両側固定接点3はこの両側固定接点
3と外形寸法が略同等である両側固定接点支持部12cに
係合されるので固定接点2、3と下部可能金型12間に樹
脂が侵入することはない。そして、上記方法により形成
されたケース1を用いて第2図に示すような押釦スイッ
チを組み立てた後、プリント基板21に端子4を半田付し
た場合には、ケース1の成形時に位置決めピン22の先端
部22aの形状に応じて中央固定接点2下面に孔1cが形成
されるが、この孔1cと中央固定接点2との接触部分は極
めて小径なのでこの孔1cを介して中央固定接点2部分に
フラックスが侵入することはない。
また、押釦スイッチを操作する場合にはステム6を押圧
し、このステム6が下動することにより湾曲状の可動接
点5を湾曲反転させ、これにより中央固定接点2と両側
固定接点3とが可動接点5を介して導通する。この時、
固定接点2、3上に樹脂あるいはフラックスが付着して
いないので押釦スイッチのスイッチング動作は極めて良
好となる。
尚、上記実施例では接点板8を下部可動金型8上に当接
させる構成であるが、これに限らず、上部固定金型側に
当接させる構成でもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、両側固定接点を当接させる金型
の両側固定接点支持部の形状を両側固定接点の外形形状
と略同等となるように形成し、中央固定接点上には先端
が先細り形状を成した位置決めピンを押し付けているの
で、ケースを成形する際に中央固定接点と金型間、ある
いは両側固定接点と金型間に溶融樹脂が侵入することは
なく、また、ケースを用いた押釦スイッチをプリント基
板にオートディップする際に接点部にフラックスが侵入
することもない。よって、押釦スイッチの接触不良を防
止することができ、高信頼性の押釦スイッチを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のケースの成形方法を示す要部断面図、
第2図は本発明の方法により成形されたケースを有する
押釦スイッチをプリント基板に取付けた状態を示す断面
図、第3図は従来の押釦スイッチをプリント基板に取付
けた状態を示す断面図、第4図は従来のケースの成形方
法を示す要部断面図、第5図は従来の固定接点を位置決
めピンにより押し付けた状態を示す断面図、第6図は従
来の押釦スイッチをプリント基板に取付けた状態を示す
断面図、第7図は固定接点とケースとの関係を示す平面
図である。 1…ケース 2…中央固定接点 3…両側固定接点 8…接点板 11…上部固定金型 12…下部可動金型 12b…中央固定接点支持部 12c…両側固定接点支持部 22…位置決めピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央固定接点及び両側固定接点を有する接
    点板を上部金型と下部金型間に配置し、この上下金型間
    のキャビテイ内に溶融樹脂を射出することによりケース
    を成形する押釦スイッチのケース成形方法において、上
    記両側固定接点当接させる一方の金型の両側固定接点支
    持部の形状を両側固定接点の外形形状と略同等となるよ
    うに形成し、中央固定接点を当接させる中央固定接点支
    持部上には他方の金型側から突出され先端部が先細り形
    状を成した位置決めピンを押し付け中央固定接点を位置
    決めしたことを特徴とする押釦スイッチのケース成形方
    法。
JP61293867A 1986-12-09 1986-12-09 押釦スイツチのケ−ス成形方法 Expired - Fee Related JPH0756768B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61293867A JPH0756768B2 (ja) 1986-12-09 1986-12-09 押釦スイツチのケ−ス成形方法
KR1019870002688A KR900004333B1 (ko) 1986-12-09 1987-03-24 누름 스위치의 케이스 성형방법
US07/101,129 US4803030A (en) 1986-12-09 1987-09-24 Method of molding case for push-button switch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61293867A JPH0756768B2 (ja) 1986-12-09 1986-12-09 押釦スイツチのケ−ス成形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63146312A JPS63146312A (ja) 1988-06-18
JPH0756768B2 true JPH0756768B2 (ja) 1995-06-14

Family

ID=17800177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61293867A Expired - Fee Related JPH0756768B2 (ja) 1986-12-09 1986-12-09 押釦スイツチのケ−ス成形方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH0756768B2 (ja)
KR (1) KR900004333B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
KR900004333B1 (ko) 1990-06-22
JPS63146312A (ja) 1988-06-18
KR880008363A (ko) 1988-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4803030A (en) Method of molding case for push-button switch
JPH0756768B2 (ja) 押釦スイツチのケ−ス成形方法
JPH0756769B2 (ja) 押釦スイツチのケ−ス成形方法
JPH0361968B2 (ja)
JPH04160712A (ja) 押釦スイツチ
JPH02216896A (ja) フレキシブル基板を用いた電子部品のケース取付方法
JP2529609Y2 (ja) 電子部品用成形金型
JPH0528451B2 (ja)
JPS6123680B2 (ja)
KR970000110B1 (ko) 푸시버튼 스위치용 절연케이스의 제조방법
JP4032564B2 (ja) 樹脂ケースの製造方法およびこれにより製造された樹脂ケースを用いて構成したプッシュオンスイッチ
JPS62200621A (ja) 押釦スイツチケ−スの成形方法
JPS637474B2 (ja)
JP2579641Y2 (ja) スイツチ
JP2798814B2 (ja) スイッチ用ハウジング及びその製造方法
JP2001014971A (ja) 操作釦取付構造
JPS5951418A (ja) 接点ウエハ−の製造方法
JPS6185728A (ja) 電子部品筐体の成形方法
JPH0628947A (ja) 押釦スイッチおよびその製造方法
JPH054837B2 (ja)
JPS62234814A (ja) 電子機器
JPH04149919A (ja) スイッチ用ウエハ及びその製造方法
JPS63124316A (ja) 押釦スイツチ
JPS63157128U (ja)
JPH09120734A (ja) 押釦スイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees