JPH0756292Y2 - エレベータの乗客救出装置 - Google Patents
エレベータの乗客救出装置Info
- Publication number
- JPH0756292Y2 JPH0756292Y2 JP2955590U JP2955590U JPH0756292Y2 JP H0756292 Y2 JPH0756292 Y2 JP H0756292Y2 JP 2955590 U JP2955590 U JP 2955590U JP 2955590 U JP2955590 U JP 2955590U JP H0756292 Y2 JPH0756292 Y2 JP H0756292Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- elevator
- building
- rescue
- electric lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエレベータの乗客救出装置の改良に関する。
従来、第2図に示すようにエレベータの乗かご乗場以外
の位置に停止し、乗客が乗かごから出られないいわゆる
缶詰になつた場合、これを救出するものとしては、特公
昭59−17017号公報に記載されているように、乗かご内
と管理所間を結ぶインターホン等の専用の通話装置と、
電話回線を通じて接続される電話局加入の特定電話機と
を備え、乗かご内からの呼び出しに対して上記管理所の
通話装置が応答しないことを条件に、自動ダイヤル手段
により上記特定電話機を呼び出し、かご内通話装置から
電話改選を介して上記特定電話機と通話し、救出員が現
場へ急行するようにしたものがある 〔考案が解決しようとする課題〕 最近のビル等においては建物の出入口に離れた場所から
解錠できる電気錠やIDカード、テンキー操作により解錠
する電気錠を設置する場合が増加している。
の位置に停止し、乗客が乗かごから出られないいわゆる
缶詰になつた場合、これを救出するものとしては、特公
昭59−17017号公報に記載されているように、乗かご内
と管理所間を結ぶインターホン等の専用の通話装置と、
電話回線を通じて接続される電話局加入の特定電話機と
を備え、乗かご内からの呼び出しに対して上記管理所の
通話装置が応答しないことを条件に、自動ダイヤル手段
により上記特定電話機を呼び出し、かご内通話装置から
電話改選を介して上記特定電話機と通話し、救出員が現
場へ急行するようにしたものがある 〔考案が解決しようとする課題〕 最近のビル等においては建物の出入口に離れた場所から
解錠できる電気錠やIDカード、テンキー操作により解錠
する電気錠を設置する場合が増加している。
このような建物に設置されたエレベータにおいて、缶詰
事故が発生した場合、救出までの手順をフローチヤート
で示すと第2図のようになる。即ち救出員が現場に急行
するが、救出員は、その建物の鍵、あるいはIDカードを
持つていないので、館内にエレベータ缶詰者以外誰も居
ない場合には、その建物内に入館することができず、救
出作業を行なうことができない。したがつて、このよう
な事態にはその建物の鍵を持つている人を探すしか方法
がなく、救出が遅れるという問題があつた。
事故が発生した場合、救出までの手順をフローチヤート
で示すと第2図のようになる。即ち救出員が現場に急行
するが、救出員は、その建物の鍵、あるいはIDカードを
持つていないので、館内にエレベータ缶詰者以外誰も居
ない場合には、その建物内に入館することができず、救
出作業を行なうことができない。したがつて、このよう
な事態にはその建物の鍵を持つている人を探すしか方法
がなく、救出が遅れるという問題があつた。
本考案の目的は、出入口に電気錠を設置した建物内のエ
レベータにあつても乗かご内の乗客を速やかに救出する
ことができるエレベータの乗客救出装置を提供すること
にある。
レベータにあつても乗かご内の乗客を速やかに救出する
ことができるエレベータの乗客救出装置を提供すること
にある。
上記目的を達成するために本考案は遠隔操作により施解
錠可能な電気錠付ドアを有する建物に備えられ複数階床
間を走行する乗かごと、この乗かご内に設置され乗かご
外との通話を行なう乗かご内通話装置と、監視センタに
設置され上記乗かご内と電話回線を通じて通話を行なう
電話局加入の特定電話機を備えたエレベータの乗客救出
装置において、上記乗かご内通話装置の起動スイツチの
操作に応じて上記電気錠を一定時間の間一時的に解錠す
る構成としたものである。
錠可能な電気錠付ドアを有する建物に備えられ複数階床
間を走行する乗かごと、この乗かご内に設置され乗かご
外との通話を行なう乗かご内通話装置と、監視センタに
設置され上記乗かご内と電話回線を通じて通話を行なう
電話局加入の特定電話機を備えたエレベータの乗客救出
装置において、上記乗かご内通話装置の起動スイツチの
操作に応じて上記電気錠を一定時間の間一時的に解錠す
る構成としたものである。
上記構成であるから、かご内の乗客が通話装置の起動ス
イツチを操作すると建物出入口の電気錠が一定時間の間
一時的に解錠するため、これによりかご内に閉じ込めら
れた旨の通報があつた後、救出員が急行すれば、出入口
に電気錠を設置した建物であつても即入館可であり、救
出作業を速やかに開始することができる。
イツチを操作すると建物出入口の電気錠が一定時間の間
一時的に解錠するため、これによりかご内に閉じ込めら
れた旨の通報があつた後、救出員が急行すれば、出入口
に電気錠を設置した建物であつても即入館可であり、救
出作業を速やかに開始することができる。
〔実施例〕 本考案のエレベータの乗客救出装置の一実施例を図に基
づき説明する。
づき説明する。
第1図は本考案のエレベータの乗客救出装置の一実施例
を示すフローチヤートである。
を示すフローチヤートである。
乗客Aがエレベータの乗かごに乗り他階に移動中に、停
電等が起こり、乗かごが乗場以外の位置で停止し、乗か
ごから出られない即ち缶詰事故が発生した場合、乗かご
内の通話装置の起動スイツチを操作することにより建物
出入口の電気錠を一定時間の間一時的に解錠する。これ
と同時に建物内の管理所を呼び出す。管理人が不在で一
定時間応答がない場合は、自動的に公衆電話回線により
監視センタとつながり、監視センタに缶詰事故になつて
いる旨を通報する。これにより監視センタは、救出員B
を現場へ向かわせる。救出員Bは建物内に入館し、乗客
Aを救出することができる。
電等が起こり、乗かごが乗場以外の位置で停止し、乗か
ごから出られない即ち缶詰事故が発生した場合、乗かご
内の通話装置の起動スイツチを操作することにより建物
出入口の電気錠を一定時間の間一時的に解錠する。これ
と同時に建物内の管理所を呼び出す。管理人が不在で一
定時間応答がない場合は、自動的に公衆電話回線により
監視センタとつながり、監視センタに缶詰事故になつて
いる旨を通報する。これにより監視センタは、救出員B
を現場へ向かわせる。救出員Bは建物内に入館し、乗客
Aを救出することができる。
以上のように、本実施例では、建物出入口ドア3が電気
錠を使用している建物にあつて、缶詰者以外の人が建物
内に誰も居ない場合でも救出員が建物に即入館すること
ができ、乗客を速やかに救出することができる。
錠を使用している建物にあつて、缶詰者以外の人が建物
内に誰も居ない場合でも救出員が建物に即入館すること
ができ、乗客を速やかに救出することができる。
本考案によれば、乗かご内の乗客がかご内通話装置の起
動スイツチを操作することにより、建物出入口の電気錠
が一定時間の間一時的に解錠し、救出員の入館が可能と
なるので、乗かご内の乗客から閉じ込められた旨の通報
があつた後、救出員がその現場に急行すれば、即入館可
能であり、救出作業が速やかに開始することができる。
動スイツチを操作することにより、建物出入口の電気錠
が一定時間の間一時的に解錠し、救出員の入館が可能と
なるので、乗かご内の乗客から閉じ込められた旨の通報
があつた後、救出員がその現場に急行すれば、即入館可
能であり、救出作業が速やかに開始することができる。
第1図は本考案のエレベータの乗客救出装置の一実施例
を示し乗客救出手順のフローチヤート、第2図は従来の
エレベータの乗客手順のフローチヤートである。
を示し乗客救出手順のフローチヤート、第2図は従来の
エレベータの乗客手順のフローチヤートである。
Claims (1)
- 【請求項1】遠隔操作により施解錠可能な電気錠付ドア
を有する建物に備えられ複数階床間を走行する乗かご
と、この乗かご内に設置され乗かご外との通話を行なう
乗かご内通話装置と、監視センタに設置され上記乗かご
内と電話回線を通じて通話を行なう電話局加入の特定電
話機を備えたエレベータの乗客救出装置において、上記
乗かご内通話装置の起動スイツチの操作に応じて上記電
気錠を一定時間の間一時的に解錠することを特徴とする
エレベータの乗客救出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2955590U JPH0756292Y2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | エレベータの乗客救出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2955590U JPH0756292Y2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | エレベータの乗客救出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03122062U JPH03122062U (ja) | 1991-12-12 |
JPH0756292Y2 true JPH0756292Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=31532310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2955590U Expired - Fee Related JPH0756292Y2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | エレベータの乗客救出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0756292Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-26 JP JP2955590U patent/JPH0756292Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03122062U (ja) | 1991-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR930011620B1 (ko) | 엘리베이터의 방범장치 | |
JP2005206309A (ja) | エレベータモニタリングシステム | |
US6847292B2 (en) | Method and device for remote unlocking of an access door of a building with an elevator | |
JPH0756292Y2 (ja) | エレベータの乗客救出装置 | |
JP2598545B2 (ja) | エレベータの乗客救出装置 | |
JPH07215617A (ja) | エレベータ防犯監視装置 | |
JP2532102Y2 (ja) | エレベーター自動誘導制御システム | |
JPH0859112A (ja) | エレベータの通話装置 | |
JP2001302123A (ja) | エレベーターの防犯装置 | |
JP2507403B2 (ja) | エレベ−タ−システム | |
JP3038126B2 (ja) | エレベーター制御システム | |
JPH10218518A (ja) | ホームエレベータの乗客救出装置 | |
JP2005154063A (ja) | トランク付エレベータの管制運転システム | |
JPH05338939A (ja) | エレベータの運転制御装置 | |
JPH02138079A (ja) | エレベータの運転装置 | |
JP2559466B2 (ja) | エレベ−タの制御システム | |
JPH09132360A (ja) | ホームエレベータを備えた住宅設備 | |
JPS5921177Y2 (ja) | エレベ−タ非常連絡装置 | |
JPS5943340Y2 (ja) | 非常通報装置を備えてなるエレベ−タ装置 | |
JP2001257786A (ja) | 集合住宅用監視通話システム | |
JPS6131019Y2 (ja) | ||
JPH04354777A (ja) | エレベータの非常通話装置 | |
JPH04159991A (ja) | エレベータ用安全装置 | |
JPS6392587A (ja) | 多階床住宅用エレベ−タ | |
JPH04179688A (ja) | エレベータの非常通話装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |