JPH10218518A - ホームエレベータの乗客救出装置 - Google Patents
ホームエレベータの乗客救出装置Info
- Publication number
- JPH10218518A JPH10218518A JP2801897A JP2801897A JPH10218518A JP H10218518 A JPH10218518 A JP H10218518A JP 2801897 A JP2801897 A JP 2801897A JP 2801897 A JP2801897 A JP 2801897A JP H10218518 A JPH10218518 A JP H10218518A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- passenger
- door
- home elevator
- house
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Elevator Door Apparatuses (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 個人住宅の一部を壊すことなくスピーディに
救出活動を行うことができるとともに、監視センターか
らの依頼で出向いた保守員であることを正確に確認で
き、安心して個人住宅内に出入口のドアに立っている人
を出入りさせることのできるホームエレベータの乗客救
出装置を提供することにある。 【解決手段】 上記目的は、複数の階床を有する個人住
宅1に、昇降路とこの昇降路内を上下動する乗かご2と
を備えたホームエレベータにおいて、この個人住宅1の
玄関等出入口4に、その出入口4のドア用施錠を解錠す
る施錠解錠装置6と、乗かご2内の乗客との通話を行う
第1通話装置7とを設け、しかも、乗かご2内に、前記
施錠解錠装置7を作動させる操作装置10と、出入口4
に立つ保守員を目で確認できる画面表示装置11と、保
守会社の監視センター12との通話を行う第2通話装置
14とを設けることが達成できる。
救出活動を行うことができるとともに、監視センターか
らの依頼で出向いた保守員であることを正確に確認で
き、安心して個人住宅内に出入口のドアに立っている人
を出入りさせることのできるホームエレベータの乗客救
出装置を提供することにある。 【解決手段】 上記目的は、複数の階床を有する個人住
宅1に、昇降路とこの昇降路内を上下動する乗かご2と
を備えたホームエレベータにおいて、この個人住宅1の
玄関等出入口4に、その出入口4のドア用施錠を解錠す
る施錠解錠装置6と、乗かご2内の乗客との通話を行う
第1通話装置7とを設け、しかも、乗かご2内に、前記
施錠解錠装置7を作動させる操作装置10と、出入口4
に立つ保守員を目で確認できる画面表示装置11と、保
守会社の監視センター12との通話を行う第2通話装置
14とを設けることが達成できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人の住宅に設置
されるホームエレベータに係り、特に、乗かご内に乗客
が閉じ込められた場合に救出するホームエレベータの乗
客救出装置に関するものである。
されるホームエレベータに係り、特に、乗かご内に乗客
が閉じ込められた場合に救出するホームエレベータの乗
客救出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、身体障害者や高齢者の対策、ある
いは住宅土地対策として個人住宅にもエレベータが設置
されるようになってきた。このエレベータをホームエレ
ベータと称している。
いは住宅土地対策として個人住宅にもエレベータが設置
されるようになってきた。このエレベータをホームエレ
ベータと称している。
【0003】このホームエレベータでは、故障あるいは
操作ミス等により、乗かご内に乗客が閉じ込められてし
まう事故、いわゆる缶詰事故が発生することが考えられ
る。
操作ミス等により、乗かご内に乗客が閉じ込められてし
まう事故、いわゆる缶詰事故が発生することが考えられ
る。
【0004】この場合、乗かご外に家人がいて、救出で
きる場合は問題がない。しかしながら、家人全員が乗か
ごに乗っているときにホームエレベータが故障して、缶
詰事故が発生した場合、あるいは個人住宅に1人で在宅
していてその1人が乗かご内に閉じ込められた場合に
は、乗かご内から保守会社監視センターに電話器等の通
話装置で、乗客が閉じ込められた旨の連絡をとること
で、監視センターから連絡を受けた保守員が、個人住宅
に出向いて救出活動を行うことにしている。
きる場合は問題がない。しかしながら、家人全員が乗か
ごに乗っているときにホームエレベータが故障して、缶
詰事故が発生した場合、あるいは個人住宅に1人で在宅
していてその1人が乗かご内に閉じ込められた場合に
は、乗かご内から保守会社監視センターに電話器等の通
話装置で、乗客が閉じ込められた旨の連絡をとること
で、監視センターから連絡を受けた保守員が、個人住宅
に出向いて救出活動を行うことにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保守員
が個人住宅に出向いても、個人住宅の出入口のドアが施
錠してあると、個人住宅の中に入ることができないの
で、個人住宅の一部を壊す必要があり、救出に手間取っ
てしまうという問題点を有していた。
が個人住宅に出向いても、個人住宅の出入口のドアが施
錠してあると、個人住宅の中に入ることができないの
で、個人住宅の一部を壊す必要があり、救出に手間取っ
てしまうという問題点を有していた。
【0006】さらに、個人住宅の出入口にいる人が、監
視センターからの依頼で出向いた保守員であるか否か
を、乗かご内の乗客が確認することができないという問
題点があった。
視センターからの依頼で出向いた保守員であるか否か
を、乗かご内の乗客が確認することができないという問
題点があった。
【0007】本発明の目的とするところは、上記問題点
に鑑み、個人住宅の一部を壊すことなく、スピーディに
救出活動を行うことができるとともに、監視センターか
らの依頼で出向いた保守員であることを正確に確認で
き、安心して個人住宅内に出入口のドアに立っている人
を出入りさせることのできるホームエレベータの乗客救
出装置を提供することにある。
に鑑み、個人住宅の一部を壊すことなく、スピーディに
救出活動を行うことができるとともに、監視センターか
らの依頼で出向いた保守員であることを正確に確認で
き、安心して個人住宅内に出入口のドアに立っている人
を出入りさせることのできるホームエレベータの乗客救
出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の階床
を有する個人住宅に、昇降路とこの昇降路を上下動する
乗かごとを備えたホームエレベータにおいて、この個人
住宅の玄関等出入口に、その出入口のドア用施錠を解錠
する施錠解錠装置と、乗かご内の乗客との通話を行う第
1通話装置とを設け、しかも乗かご内に、前記施錠解錠
装置を作動させる操作装置と、出入口に立つ保守員を目
で確認できる画面表示装置と、保守会社の監視センター
との通話を行う第2通話装置とを設けることで達成され
る。
を有する個人住宅に、昇降路とこの昇降路を上下動する
乗かごとを備えたホームエレベータにおいて、この個人
住宅の玄関等出入口に、その出入口のドア用施錠を解錠
する施錠解錠装置と、乗かご内の乗客との通話を行う第
1通話装置とを設け、しかも乗かご内に、前記施錠解錠
装置を作動させる操作装置と、出入口に立つ保守員を目
で確認できる画面表示装置と、保守会社の監視センター
との通話を行う第2通話装置とを設けることで達成され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0010】図1において、複数の階床を有する個人住
宅1の室内には、昇降路(図示せず)と、この昇降路内
を上下動する乗かご2と、この乗かご2の動きを制御す
る機械類を収納したエレベータ機械室3とを備えたホー
ムエレベータが設置されている。
宅1の室内には、昇降路(図示せず)と、この昇降路内
を上下動する乗かご2と、この乗かご2の動きを制御す
る機械類を収納したエレベータ機械室3とを備えたホー
ムエレベータが設置されている。
【0011】個人住宅1の玄関等の出入口4には、ドア
5が設けられている。ドア5には、電気錠の施錠解錠装
置6が設けられている。出入口4の近傍には、乗かご2
の乗客との通話を行うインターホン等の第1通話装置7
が設けられている。出入口4の近傍には、外出から帰っ
てきた家族がドア5用電気錠を開くために、施錠解錠装
置6を作動させるための出入口用操作装置8が設けられ
ている。
5が設けられている。ドア5には、電気錠の施錠解錠装
置6が設けられている。出入口4の近傍には、乗かご2
の乗客との通話を行うインターホン等の第1通話装置7
が設けられている。出入口4の近傍には、外出から帰っ
てきた家族がドア5用電気錠を開くために、施錠解錠装
置6を作動させるための出入口用操作装置8が設けられ
ている。
【0012】乗かご内2には、施錠解錠装置6を電気錠
制御装置9によって作動させるための、乗かご用操作装
置10と、出入口4の前に立つ保守員等の人間を目で確
認するためのブラウン管などからなる画面表示装置11
と、保守会社の監視センター12との通話を、通信回線
13によって行う第2通話装置14が設けられている。
個人住宅1の室内には、乗かご2の画面表示装置11と
は別に、室内用画面表示装置15を設けるとともに、乗
かご用操作装置10とは別に、施錠解錠装置6を作動さ
せるための室内用操作装置16を設けている。
制御装置9によって作動させるための、乗かご用操作装
置10と、出入口4の前に立つ保守員等の人間を目で確
認するためのブラウン管などからなる画面表示装置11
と、保守会社の監視センター12との通話を、通信回線
13によって行う第2通話装置14が設けられている。
個人住宅1の室内には、乗かご2の画面表示装置11と
は別に、室内用画面表示装置15を設けるとともに、乗
かご用操作装置10とは別に、施錠解錠装置6を作動さ
せるための室内用操作装置16を設けている。
【0013】以上の構成において、個人住宅1の乗かご
2で缶詰事故が発生すると、乗かご2内の乗客は、第2
通話装置14を操作することで、エレベータ機械室3の
通話制御装置17と通信回線13を介して、監視センタ
ー12に缶詰事故発生中の通報を行う。
2で缶詰事故が発生すると、乗かご2内の乗客は、第2
通話装置14を操作することで、エレベータ機械室3の
通話制御装置17と通信回線13を介して、監視センタ
ー12に缶詰事故発生中の通報を行う。
【0014】監視センター12では、缶詰事故発生の通
報があると、保守員に連絡して、その保守員を個人住宅
1に向かわせる。個人住宅1の出入口4に保守員が到着
すると、保守員は第1通話装置7を操作して乗かご2内
の乗客に到着した旨の通話をする。第1通話装置7が作
動すると、画面表示装置11に出入口4に立つ保守員の
顔等が自動的に表示される。したがって、乗かご2内の
乗客は、出入口4にいる人がまちがいなく保守員である
ことを確認できるので、心配することなく、乗かご用操
作装置10を操作して施錠解錠装置6を作動させること
ができる。その結果、保守員は個人住宅1の一部を壊す
ことなく、ドア5を開けて個人住宅1の室内に入り、ス
ムーズに乗かご2内の乗客を救出することができる。
報があると、保守員に連絡して、その保守員を個人住宅
1に向かわせる。個人住宅1の出入口4に保守員が到着
すると、保守員は第1通話装置7を操作して乗かご2内
の乗客に到着した旨の通話をする。第1通話装置7が作
動すると、画面表示装置11に出入口4に立つ保守員の
顔等が自動的に表示される。したがって、乗かご2内の
乗客は、出入口4にいる人がまちがいなく保守員である
ことを確認できるので、心配することなく、乗かご用操
作装置10を操作して施錠解錠装置6を作動させること
ができる。その結果、保守員は個人住宅1の一部を壊す
ことなく、ドア5を開けて個人住宅1の室内に入り、ス
ムーズに乗かご2内の乗客を救出することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、乗かご
内の乗客は安心して出入口のドアを開放可能な状態とす
ることができるとともに、保守員による乗客の救出活動
をスムーズに行うことができるホームエレベータの乗客
救出装置が得られた。
内の乗客は安心して出入口のドアを開放可能な状態とす
ることができるとともに、保守員による乗客の救出活動
をスムーズに行うことができるホームエレベータの乗客
救出装置が得られた。
【図1】本発明の一実施形態を示す全体構成図である。
1 個人住宅 2 乗かご 4 出入口 6 施錠解錠装置 7 第1通話装置 10 操作装置 11 画面表示装置 12 監視センター 14 第2通話装置
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の階床を有する個人住宅に、昇降路
とこの昇降路を上下動する乗かごとを備えたホームエレ
ベータにおいて、この個人住宅の玄関等出入口に、その
出入口のドア用施錠を解錠する施錠解錠装置と、乗かご
内の乗客との通話を行う第1通話装置とを設け、しかも
乗かご内に、前記施錠解錠装置を作動させる操作装置
と、出入口に立つ保守員を目で確認できる画面表示装置
と、保守会社の監視センターとの通話を行う第2通話装
置とを設けたことを特徴とするホームエレベータの乗客
救出装置。 - 【請求項2】 前記第1通話装置と前記第2通話装置が
作動すると、前記画面表示装置が自動的に作動すること
を特徴とする請求項1記載のホームエレベータの乗客救
出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2801897A JPH10218518A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | ホームエレベータの乗客救出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2801897A JPH10218518A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | ホームエレベータの乗客救出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10218518A true JPH10218518A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12237027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2801897A Pending JPH10218518A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | ホームエレベータの乗客救出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10218518A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1321415A1 (de) * | 2001-12-20 | 2003-06-25 | Inventio Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Fernentriegeln einer Zugangstüre eines Gebäudes von der Aufzugkabine aus |
US6847292B2 (en) | 2001-12-20 | 2005-01-25 | Inventio Ag | Method and device for remote unlocking of an access door of a building with an elevator |
WO2020124545A1 (zh) * | 2018-12-21 | 2020-06-25 | 深圳技术大学(筹) | 电梯困人故障的监测方法与装置 |
-
1997
- 1997-02-12 JP JP2801897A patent/JPH10218518A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1321415A1 (de) * | 2001-12-20 | 2003-06-25 | Inventio Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Fernentriegeln einer Zugangstüre eines Gebäudes von der Aufzugkabine aus |
US6847292B2 (en) | 2001-12-20 | 2005-01-25 | Inventio Ag | Method and device for remote unlocking of an access door of a building with an elevator |
WO2020124545A1 (zh) * | 2018-12-21 | 2020-06-25 | 深圳技术大学(筹) | 电梯困人故障的监测方法与装置 |
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