JP2001257786A - 集合住宅用監視通話システム - Google Patents
集合住宅用監視通話システムInfo
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Abstract
て、エレベータ内の映像監視ができるようにする。 【解決手段】各住戸に設置されたモニタテレビ付インタ
ーホン1と、共同玄関に設置されたロビーインターホン
2と、エレベータ内に設置された監視カメラ8とを備え
る。ロビーインターホン2は、住戸人を照合したときに
は、その住戸のモニタテレビ付インターホン1を呼び出
す一方、各住戸のモニタテレビ付インターホン1は、ロ
ビーインターホン2から呼び出されたときには、エレベ
ータに設置された監視カメラ8が撮影する映像を、モニ
タテレビMに映し出す。
Description
視カメラを設置している集合住宅の監視通話システムに
関する。
ータ内での安全を確保するために、監視カメラを設置す
る場合がある。図11は、従来の集合住宅用監視通話シ
ステムの構成の例を示す図である。
きのインターホン101を設置し、共同玄関には、ロビ
ーインターホン102を設置している。また、管理人室
や警備センタには、警報監視盤103を設置している。
各住戸のインターホン101とロビーインターホン10
2の間、各住戸のインターホン101と警報監視盤10
3の間、警報監視盤103とロビーインターホン102
の間の各々では、通話ができるようになっている。
を指定して呼出があると、警報監視盤103は、その住
戸のインターホン101を呼び出して、映像制御盤10
4を介し、ロビーインターホン102に内蔵されている
カメラが撮影した映像を、インターホン101のモニタ
テレビMに映し出す。
レビMの映像を見て、呼び出した人が住戸人や知人であ
ることを確認し、集合住宅内に招き入れるときには、そ
の後のロビーインターホン102との通話中に解錠ボタ
ンを操作する。そうすると、警報監視盤103から解錠
信号が送出され、呼出元のロビーインターホン102側
にある共同玄関の電気錠が解錠される。
置されたエレベータ内を、監視カメラ108を用いて監
視している。図では、2台のエレベータが設置されてい
る場合を示しており、2台の監視カメラ108の映像路
がスイッチャ109によって切替制御されるようになっ
ている。監視カメラ108で撮影された映像は、タイム
ラプスビデオ106によってモニタテレビ105に映し
出される。なお、図中、107は、エレベータの作動
(昇降)と停止、ドアの開閉などを制御するエレベータ
制御盤である。
集合住宅用監視通話システムでは、エレベータ内の監視
カメラが撮影する映像は、管理人室等のみに映し出され
るため、夜間などに管理人が不在であり、管理人が常駐
していないような集合住宅では、エレベータ内の監視が
できない時間帯などがあった。また、エレベータが移動
や停止している階が、管理人室等がある階から離れてい
るときには、迅速な対応がとれないという問題があっ
た。
たものであり、各住戸のインターホンのモニタテレビに
おいて、エレベータ内の映像監視ができるようにした集
合住宅用監視通話システムを提供することを目的とす
る。
に、本発明の集合住宅用監視通話システムは、エレベー
タが設置されている集合住宅において、各住戸に設置さ
れたモニタテレビ付インターホンと、共同玄関に設置さ
れたロビーインターホンと、エレベータ内に設置された
監視カメラとを備えている。
戸人を照合したときには、その住戸のモニタテレビ付イ
ンターホンを呼び出す一方、各住戸のモニタテレビ付イ
ンターホンは、ロビーインターホンから呼び出されたと
きには、エレベータに設置された監視カメラが撮影する
映像を、モニタテレビに映し出す。
住戸人を照合する場合には、住戸番号の後に入力される
暗証番号が予め登録された暗証番号と一致した場合や、
非接触キーを操作した場合などがある。
ンターホンは、ロビーインターホンから呼び出され、そ
の住戸の住戸人を照合したときには、エレベータに設置
された監視カメラが撮影する映像を、モニタテレビに映
し出す。
住戸人を照合する場合には、ロビーインターホン側の映
像を見て、解錠ボタンを操作した場合や、ロビーインタ
ーホンで入力された暗証番号が送出されてきて、その番
号が予め登録された暗証番号と一致した場合などがあ
る。これによって、エレベータ内の映像監視を行う対象
には、来訪者等を含めることができる。
テレビ付インターホンに、非常ボタンを備えており、請
求項3では、請求項1又は請求項2において、非常ボタ
ンが操作されたときには、エレベータを最寄階で停止さ
せるとともに、そのエレベータのドアを開放させる。請
求項4では、請求項1〜請求項3のいずれかにおいて、
非常ボタンが操作されたときには、エレベータ内に警報
を出力する。請求項5では、請求項1〜請求項4のいず
れかにおいて、非常ボタンが操作されたときには、エレ
ベータとの通話を可能にする。
れかにおいて、エレベータが複数台設置されているとき
には、動作しているエレベータに設置された監視カメラ
のみを駆動させる。
れかにおいて、時計機能を備えており、各住戸のモニタ
テレビ付インターホンは、予め設定された時間帯にの
み、エレベータに設置された監視カメラが撮影する映像
を、モニタテレビに映し出す。請求項8では、請求項1
〜請求項7のいずれかにおいて、各住戸のモニタテレビ
付インターホンは、エレベータ内の積載量が所定の範囲
内である場合にのみ、エレベータに設置された監視カメ
ラが撮影する映像を、モニタテレビに映し出す。
れかにおいて、各住戸のモニタテレビ付インターホン
は、エレベータが玄関階に停止してから住戸階に停止す
るまでの間のみ、エレベータに設置された監視カメラが
撮影する映像を、モニタテレビに映し出す。
いて、図面とともに説明する。図1は、集合住宅用監視
通話システムの構成の一例を示した図である。この集合
住宅には、エレベータが設置されており、少なくとも、
各住戸に設置されたモニタテレビ付インターホン1と、
共同玄関に設置されたロビーインターホン2と、エレベ
ータ内に設置された監視カメラ8とを備える。また、こ
こでは、管理人室などに設置された警報監視盤3と、映
像制御盤4と、ロビーインターホン2において住戸人を
照合するIDコントローラ5と、インタフェース盤6と
を備え、エレベータを制御するエレベータ制御盤7は、
スイッチャ9を介してインタフェース盤6に接続されて
いる。
間、警報監視盤3とロビーインターホン2の間の各々で
は、通話線や多重伝送線等を用いてインターホン通話が
できるようになっており、各住戸のインターホン1とロ
ビーインターホン2間は、警報監視盤3を介して通話が
できるようになっている。また、映像制御盤4によっ
て、ロビーインターホン2のカメラで撮影された映像
や、エレベータ内の監視カメラ8で撮影された映像が、
映像線を通じて、住戸のインターホン1のモニタテレビ
Mに映し出せるようになっている。
り、スイッチャ9において監視カメラ8の映像路が切替
制御できるようになっている。また、エレベータ内の通
話装置の通話路も切替制御できるようになっている。
戸人を照合したときには、その住戸のモニタテレビ付イ
ンターホン1を呼び出す。一方、各住戸のインターホン
1は、ロビーインターホン2から呼び出されたときに
は、エレベータに設置された監視カメラ8が撮影する映
像を、モニタテレビMに映し出す。
場合には、住戸番号の後に入力される暗証番号が予め登
録された暗証番号と一致した場合や、非接触キーを操作
した場合などがある。
の集合住宅用監視通話システムでは、エレベータ内の監
視カメラ8が撮影する映像が、住戸内において映し出さ
れるため、夜間などの管理人が不在であるときでも、エ
レベータ内を監視することができる。また、エレベータ
は住戸階に向かって移動しているので、事故などがあっ
た場合でも、住戸内に居た人がエレベータホールに出向
き、迅速に対応することができる。
その住戸人が住む住戸に設置されたインターホン1のみ
が、エレベータ内の映像監視を行うので、他の住戸のイ
ンターホン1が呼び出されて映像監視を行うことがな
く、他の住戸に対して迷惑がかからず、プライバシーを
侵害することもない。
示している。ロビーインターホン2において、例えば、
非接触キーの操作がされると、IDコントローラ5に住
戸人情報が送出され(100)、IDコントローラ5で
は、予め登録されている住戸人情報との照合を行って
(101)、一致するものがあれば、一致した住戸の住
戸番号がインタフェース盤6を介して警報監視盤3に送
出される(102,103)。すると、警報監視盤3か
らロビーインターホン2側に解錠通知がなされ(10
4)、共同玄関の電気錠が解錠される(105)。これ
によって、住戸人は共同玄関から集合住宅内に入ること
ができる。
に、インタフェース盤6に映像接続通知を行い(10
6)、エレベータ内の監視カメラ8の映像路を形成する
(107)。また、警報監視盤3は、該当住戸のインタ
ーホン1を呼び出し(108)、呼出音を出力させると
ともに、モニタテレビMを起動させて(109)、監視
カメラ8が映し出す映像を、住戸内のモニタテレビMに
映し出す(110)。なお、住戸におけるモニタテレビ
Mの起動(109)は、自動的に行うことには限定され
ず、呼出に対し、スイッチ操作などで手動で行うように
してもよい。
ば、警報監視盤3によって監視開始から所定時間が経過
したときに、インターホン1に監視終了信号(モニタテ
レビMのオフ要求)を送出するとともに、インタフェー
ス盤6に映像開放通知を行うことによって行うようにす
ればよい。そうすれば、住戸のインターホン1では、モ
ニタテレビMが電源オフ状態になり、監視カメラ8の映
像路は開放される。
ムの別の動作を説明する。各住戸のモニタテレビ付イン
ターホン1は、ロビーインターホン2から呼び出され、
その住戸の住戸人を照合したときには、エレベータに設
置された監視カメラ8が撮影する映像を、モニタテレビ
Mに映し出す。
場合には、ロビーインターホン2側の映像を見て、共同
玄関の電気錠を解錠するための解錠ボタンを操作した場
合や、ロビーインターホン2で入力された暗証番号が送
出されてきて、その番号が予め登録された暗証番号と一
致した場合などがある。
8が撮影する映像が、住戸内において映し出されるた
め、夜間などの管理人が不在である場合でも、エレベー
タ内を監視することができる。また、エレベータは住戸
階に向かって移動しているので、事故などがあった場合
でも、住戸内に居た人がエレベータホールに出向いて迅
速に対応することができる。
その住戸人が住む住戸に設置されたインターホン1のみ
が、エレベータ内の映像監視を行うので、他の住戸のイ
ンターホン1が呼び出されることがなく、他の住戸に対
して迷惑がかからない。
示している。ロビーインターホン2において、例えば、
住戸番号が入力され住戸の呼び出されると(200)、
警報監視盤3がそのロビーインターホン2に映像接続通
知を行うとともに(201)、指定された住戸のインタ
ーホン1を呼び出し(202)、モニタテレビMを起動
させて(203)、ロビーインターホン2側の映像をモ
ニタテレビMに映し出す(204)。
て、住戸人などであることを確認すれば、ハンドセット
の取り上げ等で応答し(205)、警報監視盤3によっ
てロビーインターホン2と住戸のインターホン1との通
話を可能にする(206)。そして、この通話中に、イ
ンターホン1の解錠ボタンを操作すると、警報監視盤3
に解錠通知がされるので(207)、警報監視盤3から
ロビーインターホン2側に解錠通知がなされ(20
8)、映像路の開放通知がされ、共同玄関の電気錠が解
錠される(209)。これによって、住戸人などは共同
玄関から集合住宅内に入ることができる。
に、インタフェース盤6に映像接続通知を行い(21
0)、エレベータ内の監視カメラ8の映像路を形成する
(211)。すると、住戸内のモニタテレビMは起動し
ているので、監視カメラ8が映し出す映像を、モニタテ
レビMに映し出すことができる(212)。
て、ロビーインターホン2との通話中に、電気錠の解錠
操作を行うと、映像がロビーインターホン2側からエレ
ベータ内に切り替わるようになっているが、これには限
定されず、ロビーインターホン2との通話が終了した時
点で切り替えるようにしてもよい。
ば、警報監視盤3によって監視開始から所定時間が経過
したときに、インターホン1に監視終了信号を送出する
とともに、インタフェース盤6に映像開放通知を行うこ
とによって行うようにすればよい。そうすれば、住戸の
インターホン1では、モニタテレビMが電源オフ状態に
なり、監視カメラ8の映像路は開放される。
戸人の照合が、モニタテレビMに映し出される映像を基
にして、人の判断によって行われるため、図1に示した
構成におけるIDコントローラ5を設けなくてもよい。
部構成を図4にブロック図で示す。図示するインターホ
ン1は、住宅情報盤として機能するものであり、火災セ
ンサなどの各種セキュリティセンサを接続し、センサが
作動すると、異常の発生を警報監視盤3に通知するよう
になっている。
部を制御するCPU回路、12は警報監視盤3との間
で、多重伝送線や通話線を介して、信号の伝送を制御す
る伝送入出力回路、13はハンドセットHによるインタ
ーホン通話を制御する通話制御回路、14はスピーカS
P1からの警報出力を制御する警報出力回路、15は各
種センサなどの異常検知機器を接続する警報入力回路、
16は操作入力回路である。
の電気錠を解錠するための解錠ボタンb1と、映像監視
中のエレベータ内で異常が発生したときに操作する非常
ボタンb2の操作入力を検出するようになっている。C
PU回路11は、伝送入出力回路12を介して呼出信号
を受信すると、モニタテレビMを起動して、映像制御盤
4を介して送出されてくる映像を映し出す。
示すブロック図である。図において、31は監視盤3内
の各部を制御するCPU回路、32は各住戸のインター
ホン1、ロビーインターホン2、インタフェース盤6と
の間で信号の伝送を制御する伝送入出力回路、33は住
戸ごとに設けられた表示窓や液晶ディスプレイなどで構
成される表示回路、34はスピーカSP3から警報音な
どを発生させる音発生回路、35は各種キー入力を検出
するキースキャン入力回路、36はインターホン通話を
制御するインターホン制御回路、37は外部機器に移報
接点出力を行う移報接点出力回路である。
介して信号を送出することによって、各住戸の呼び出し
制御、通話制御、映像路の切り替え制御、共同玄関の電
気錠の解錠制御などを行う。
トローラ5の内部構成の一例を示すブロック図である。
インタフェース盤6には、各部を制御するCPU回路6
1と、警報監視盤3との間で、多重伝送線などを介し、
信号の伝送を制御する伝送入出力回路62と、IDコン
トローラ5などとの間で、RS232Cのケーブルなど
を介し、信号の伝送を制御する伝送入出力回路63と、
エレベータ内の監視カメラ8から受信した映像信号(ベ
ースバンド)を変調して、映像制御盤4側に送出する映
像受信変調回路64と、接続部65とを備える。
は警報監視盤3から、映像接続通知を受けた場合には、
接続部65に接続信号を出力して、エレベータ内の監視
カメラ8からの映像を受信し、映像制御盤4(住戸のイ
ンターホン1)側に送出している。
御するCPU回路51と、ロビーインターホン2との間
で信号の伝送を制御する伝送入出力回路52と、インタ
フェース盤6との間で信号の伝送を制御する伝送入出力
回路53と、予めIDデータを登録したメモリ54とを
備える。CPU回路51は、ロビーインターホン2か
ら、非接触キーのデータなどの住戸人情報を受信したと
きには、メモリ54に登録にIDデータと照合し、一致
するものがあれば、インタフェース盤5に対して映像接
続通知を行う。
説明する。図2に示した動作をするシステムと、図3に
示した動作をするシステムのいずれにおいても、各住戸
のモニタテレビ付インターホン1は、非常ボタンb2が
操作されたときには、エレベータを最寄階で停止させる
とともに、そのエレベータのドアを開放させる。
ベータ内の映像を見て非常事態が発生したと判断したと
きには、非常ボタンb2を操作する。すると、警報監視
盤3が、インタフェース盤6を介してエレベータ制御盤
7に制御信号を送出して、エレベータを停止させ、ドア
を開放させる。これによって、エレベータ内に居る人の
救助が容易にできる。
ン1は、非常ボタンb2が操作されたときには、エレベ
ータ内に警報を出力したり、エレベータとの通話を可能
にすることができる。エレベータ内への警報出力は、警
報監視盤3から制御信号を送出し、エレベータ制御盤7
によってエレベータ内の警報ブザーなどを鳴動させて行
う。住戸のインターホン1とエレベータ内の通話装置と
の通話は、警報監視盤3が制御信号を送出して、警報監
視盤3、インタフェース盤6、エレベータ制御盤7を介
して行われる。なお、エレベータ内の通話装置は、エレ
ベータ制御盤7を介さずに、警報監視盤3に直接接続さ
れる構成であってもよい。
たり、住戸内から話し掛けることができれば、強盗や痴
漢などに対して威嚇することができるので、犯罪を未然
に防ぐことができ安全性が高まる。
00〜310)で示している。ここでは、非接触キーの
照合によってエレベータ内の映像監視を行う場合を示し
ている。ロビーインターホン2において非接触キーの照
合があると(300)、インタフェース盤6においてエ
レベータ内の映像を接続制御し(301)、該当住戸を
呼び出して、モニタテレビMを起動する(302)。監
視中に非常事態が発生しなければ、エレベータの停止な
どによって監視を終了するが(304)、モニタテレビ
Mで非常事態の発生を確認すると(303,305)、
インターホン1の非常ボタンb2を操作する(30
6)。
急停止させ、ドアを開放させたり(307)、エレベー
タ内の警報ブザーを鳴動させたり(308)、エレベー
タ内の通話装置から音声で威嚇したりする(309)。
これによって、非常ボタンb2を操作した住戸人は、エ
レベータに居た住戸人などの救助に向かうことができる
(310)。
作は、エレベータの緊急停止及びドアの開放、警報ブザ
ーの出力、通話装置による通話のうち、2以上を組み合
わせたものであってもよく、管理人が不在になる時間帯
や曜日などによって、各動作や組み合わせを切り替える
ようにしてもよい。また、エレベータを緊急停止させる
ときには、最寄階ではなく、住戸階まで移動してから停
止させるようにしてもよい。
警報監視盤3や住戸のインターホン1から、警備システ
ムや電話回線などを通じて、警備会社などを自動的に呼
び出すようにしてもよい。
いて説明する。上記した動作において、集合住宅内にエ
レベータが複数台設置されているときには、動作してい
るエレベータに設置された監視カメラ8のみを駆動させ
ることができる。これによって、監視が必要なエレベー
タ内の映像のみが住戸のモニタテレビMに映し出される
ことになる。
をフローチャート(400〜405)で示している。イ
ンタフェース盤6から映像接続通知があった後(40
0)、エレベータ制御盤7からエレベータ作動信号を検
知したときには(401)、映像開放通知があるまで、
そのエレベータ内に設置された監視カメラ8のみを接続
する。また、作動しているエレベータが複数台あるとき
には、これらのエレベータに設置された監視カメラ8を
時分割で切り替え接続する(402〜405)。
いて説明する。集合住宅には、上記した構成において、
時計機能を更に備え、各住戸のモニタテレビ付インター
ホン1は、予め設定された時間帯にのみ、エレベータに
設置された監視カメラ8が撮影する映像を、モニタテレ
ビMに映し出す。これによって、監視が必要となる夜間
等のみに、監視をすることができる。また、映像路の占
有率も下がるので、エレベータ映像専用の配線をしない
で済む。
2、警報監視盤3、住戸のインターホン1、監視カメラ
8など、いずれに設けていてもよい。図9(a)には、
夜間のみに監視を行う場合の例をフローチャート(50
0〜503)で示している。
ン1は、エレベータ内の積載量が所定の範囲内(例えば
100kg〜250kg)である場合にのみ、エレベー
タに設置された監視カメラ8が撮影する映像を、モニタ
テレビMに映し出す。これによって、エレベータに乗っ
ている人が1人だけである場合や、多くの人が乗ってい
る場合には、監視をしないようにできる。また、映像路
の占有率も下がるので、エレベータ映像専用の配線をし
ないで済む。
エレベータ内に2〜3人が乗っていることを検知したと
きにのみ、監視を行う場合の例をフローチャート(51
0〜513)で示している。
レベータ内に1人だけが乗っている状態になったことを
検知したときには、監視を終了するようにしてもよい。
逆に、1人だけが乗っていた状態から、途中階で人が乗
り込んできた場合には、監視を開始したり、再開するこ
とが望ましい。
7からの制御信号により、警報監視盤3に対して、該当
住戸のモニタテレビMのオン要求又はオフ要求をしても
よいし、エレベータ制御盤7側と映像線のみで接続され
ている場合には、エレベータ制御盤7(監視カメラ8)
からの映像信号の有無によって、モニタテレビMのオン
要求又はオフ要求を行ってもよい。この動作は、他の場
合においても同様である。
いて説明する。上記した構成において、各住戸のモニタ
テレビ付インターホン1は、エレベータが玄関階に停止
してから住戸階に停止するまでの間のみ、エレベータに
設置された監視カメラ8が撮影する映像を、モニタテレ
ビMに映し出す。これによって、エレベータに乗り込む
までの間や、エレベータを降りてから等の監視が不要な
時間に、住戸のモニタテレビMに映像が映し出されるこ
とがない。また、映像路の占有率も下がるので、エレベ
ータ映像専用の配線をしないで済む。
ート(600〜607)で示している。ここでは、エレ
ベータが玄関階に停止してから(601)、住戸階に停
止した後、ドアが開いて人が降り、ドアが閉まるまで
(605)を監視している。なお、監視する期間をエレ
ベータの動作中等としたり、監視の開始を、エレベータ
が玄関階に停止してドアが開く直前から等としてもよ
い。
作が、図2に示したように動作するシステムにおいて動
作する場合を中心に説明したが、これには限定されず、
図3に示したように住戸のインターホン1側で住戸人を
照合するシステムであっても同様に動作する。
発明の請求項1〜請求項9の各々に記載の集合住宅用監
視通話システムでは、ロビーインターホンから住戸のモ
ニタテレビ付インターホンを呼び出して、エレベータに
設置された監視カメラが撮影する映像を、住戸のモニタ
テレビに映し出すことができるので、夜間などの管理人
が不在であるときにも、エレベータ内を監視することが
できる。また、エレベータは住戸階に向かって移動して
いるので、事故などがあった場合でも、住戸内に居た人
がエレベータホールに出向いて迅速に対応することがで
きる。
その住戸人が住む住戸に設置されたインターホンのみ
が、エレベータ内の映像監視を行うので、他の住戸のイ
ンターホンが呼び出されて映像監視を行うことがなく、
他の住戸に対して迷惑がかからない。
側で住戸人を照合すれば、その住戸人の住戸を呼び出し
て、住戸内のモニタテレビでエレベータ内の映像監視が
実行できる。また、請求項2では、住戸のインターホン
側で、ロビーインターホンからの呼出に対して住戸人を
照合すれば、エレベータ内の映像監視が実行できる。
ターホンにおいて、エレベータの映像監視中に非常ボタ
ンを操作すれば、エレベータを最寄階で停止させ、その
エレベータのドアを開放させるので、エレベータ内に居
る人の救助が容易にできる。
ターホンにおいて、エレベータの映像監視中に非常ボタ
ンを操作すれば、エレベータ内に警報を出力するので、
強盗や痴漢などに対して威嚇することができ、安全性が
高まる。また、請求項5では、住戸のモニタテレビ付イ
ンターホンにおいて、エレベータの映像監視中に非常ボ
タンを操作すれば、エレベータとの通話が可能になるの
で、住戸内から話し掛ければ、強盗や痴漢などに対して
威嚇することができ、安全性が高まる。
れているときには、動作しているエレベータに設置され
た監視カメラのみを駆動させるので、監視が必要なエレ
ベータ内の映像のみが住戸のモニタテレビに映し出され
る。
ターホンは、予め設定された時間帯にのみ、エレベータ
内の映像監視を行い、請求項8では、住戸のモニタテレ
ビ付インターホンは、エレベータ内の積載量が所定の範
囲内である場合にのみ、エレベータ内の映像監視を行う
ので、監視する必要がある場合にのみ、モニタテレビを
作動させることができる。
ターホンは、エレベータが玄関階に停止してから住戸階
に停止するまでの間のみ、エレベータ内の映像監視を行
うので、エレベータに乗り込むまでの間や、エレベータ
を降りてからなどの監視が不要な時間に、モニタテレビ
に映像が映し出されることがない。
一例を示す図である。
一例を示す図である。
他の例を示す図である。
すブロック図である。
る。
の一例を示すブロック図である。
例を示すフローチャートである。
ある。
例を示すフローチャートである。
の例を示すフローチャートである。
示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】エレベータが設置されている集合住宅にお
いて、各住戸に設置されたモニタテレビ付インターホン
と、共同玄関に設置されたロビーインターホンと、エレ
ベータ内に設置された監視カメラとを備えた集合住宅用
監視通話システムであって、 上記ロビーインターホンは、住戸人を照合したときに
は、その住戸のモニタテレビ付インターホンを呼び出す
一方、 上記各住戸のモニタテレビ付インターホンは、上記ロビ
ーインターホンから呼び出されたときには、上記エレベ
ータに設置された監視カメラが撮影する映像を、モニタ
テレビに映し出すことを特徴とする集合住宅用監視通話
システム。 - 【請求項2】エレベータが設置されている集合住宅にお
いて、各住戸に設置されたモニタテレビ付インターホン
と、共同玄関に設置されたロビーインターホンと、エレ
ベータ内に設置された監視カメラとを備えた集合住宅用
監視通話システムであって、 上記各住戸のモニタテレビ付インターホンは、上記ロビ
ーインターホンから呼び出され、その住戸の住戸人を照
合したときには、上記エレベータに設置された監視カメ
ラが撮影する映像を、モニタテレビに映し出すことを特
徴とする集合住宅用監視通話システム。 - 【請求項3】上記各住戸のモニタテレビ付インターホン
は、非常ボタンを備えており、その非常ボタンが操作さ
れたときには、エレベータを最寄階で停止させるととも
に、そのエレベータのドアを開放させることを特徴とす
る請求項1又は請求項2に記載の集合住宅用監視通話シ
ステム。 - 【請求項4】上記各住戸のモニタテレビ付インターホン
は、非常ボタンを備えており、その非常ボタンが操作さ
れたときには、エレベータ内に警報を出力することを特
徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の集合住
宅用監視通話システム。 - 【請求項5】上記各住戸のモニタテレビ付インターホン
は、非常ボタンを備えており、その非常ボタンが操作さ
れたときには、エレベータとの通話を可能にすることを
特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の集合
住宅用監視通話システム。 - 【請求項6】エレベータが複数台設置されているときに
は、動作しているエレベータに設置された監視カメラの
みを駆動させることを特徴とする請求項1〜請求項5の
いずれかに記載の集合住宅用監視通話システム。 - 【請求項7】時計機能を備えており、上記各住戸のモニ
タテレビ付インターホンは、予め設定された時間帯にの
み、上記エレベータに設置された監視カメラが撮影する
映像を、モニタテレビに映し出すことを特徴とする請求
項1〜請求項6のいずれかに記載の集合住宅用監視通話
システム。 - 【請求項8】上記各住戸のモニタテレビ付インターホン
は、上記エレベータ内の積載量が所定の範囲内である場
合にのみ、上記エレベータに設置された監視カメラが撮
影する映像を、モニタテレビに映し出すことを特徴とす
る請求項1〜請求項7のいずれかに記載の集合住宅用監
視通話システム。 - 【請求項9】上記各住戸のモニタテレビ付インターホン
は、上記エレベータが玄関階に停止してから住戸階に停
止するまでの間のみ、上記エレベータに設置された監視
カメラが撮影する映像を、モニタテレビに映し出すこと
を特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の集
合住宅用監視通話システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000067957A JP2001257786A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 集合住宅用監視通話システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000067957A JP2001257786A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 集合住宅用監視通話システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001257786A true JP2001257786A (ja) | 2001-09-21 |
Family
ID=18587075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000067957A Pending JP2001257786A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 集合住宅用監視通話システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001257786A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009105668A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Mitsui Fudosan Residential Co Ltd | 集合住宅インターホンシステム |
JP2018065694A (ja) * | 2017-09-27 | 2018-04-26 | セフティアシスト株式会社 | エレベーター監視システムおよびエレベーター監視方法 |
JP2018074446A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 集合住宅用インターホンシステム |
-
2000
- 2000-03-13 JP JP2000067957A patent/JP2001257786A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009105668A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Mitsui Fudosan Residential Co Ltd | 集合住宅インターホンシステム |
JP2018074446A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 集合住宅用インターホンシステム |
JP2018065694A (ja) * | 2017-09-27 | 2018-04-26 | セフティアシスト株式会社 | エレベーター監視システムおよびエレベーター監視方法 |
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