JPH0755784B2 - エレベータかご室照明装置 - Google Patents
エレベータかご室照明装置Info
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- JPH0755784B2 JPH0755784B2 JP8754989A JP8754989A JPH0755784B2 JP H0755784 B2 JPH0755784 B2 JP H0755784B2 JP 8754989 A JP8754989 A JP 8754989A JP 8754989 A JP8754989 A JP 8754989A JP H0755784 B2 JPH0755784 B2 JP H0755784B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- canopy
- frame
- lighting device
- cross
- inspection port
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエレベータのかご室照明装置に関するもので、
特に、照明器具が二重天井の間に設置されるエレベータ
かご室照明装置に関するものである。
特に、照明器具が二重天井の間に設置されるエレベータ
かご室照明装置に関するものである。
[従来の技術] エレベータにはかごの天井の下に箱状の吊天を取付け、
その内部に照明器具を備えて二重天井構造とし、照明光
を和らげて、高級感を醸しだす形態にしたものが多く使
われている。
その内部に照明器具を備えて二重天井構造とし、照明光
を和らげて、高級感を醸しだす形態にしたものが多く使
われている。
また、エレベータの天井には、法規により救出口の設置
が義務づけられている。
が義務づけられている。
従来のエレベータでは、照明器具の点検、取替えのため
に、吊天に蓋を備えた点検口を設け、ここから作業して
いた。しかし、離れた位置にある照明器具については非
常に作業がし難かった。そこで、例えば、次のように対
応していた。
に、吊天に蓋を備えた点検口を設け、ここから作業して
いた。しかし、離れた位置にある照明器具については非
常に作業がし難かった。そこで、例えば、次のように対
応していた。
まず、従来の技術を第5図及び第6図に基づいて説明す
る。
る。
第5図は従来のエレベータかご室照明装置を示す縦断面
図、第6図は第5図の切断線II−IIによる断面図であ
る。
図、第6図は第5図の切断線II−IIによる断面図であ
る。
図において、(1)はかご室上部の天蓋、(1a)は天蓋
(1)の奥側隅部にあって、上側に開閉する救出扉(1
b)を有する救出口、(1d)は点検作業の改善のため
に、前記天蓋(1)の出入口側に設けられ、上に開く点
検扉(図示しない)を有する点検口、(2)は前記天蓋
(1)の下部に吊設された箱状の吊天で、天蓋(1)と
ともに二重天井を構成し、底面(2a)を照明光を和らげ
るために半透明のプラスチック板などにより形成され、
下面に意匠上の観点から円筒状の吊天ブロック(2b)が
一体に付設されている。(2c)は前記吊天(2)の底面
(2a)の、かご室の出入口からみて、奥側隅部にあっ
て、下側に開閉する吊天点検扉(2d)を有する吊天点検
口、(3)はかご室の壁、(4)は床、(5)はかご室
の扉、(6)は前記天蓋(1)の下面に配設された照明
器具である。
(1)の奥側隅部にあって、上側に開閉する救出扉(1
b)を有する救出口、(1d)は点検作業の改善のため
に、前記天蓋(1)の出入口側に設けられ、上に開く点
検扉(図示しない)を有する点検口、(2)は前記天蓋
(1)の下部に吊設された箱状の吊天で、天蓋(1)と
ともに二重天井を構成し、底面(2a)を照明光を和らげ
るために半透明のプラスチック板などにより形成され、
下面に意匠上の観点から円筒状の吊天ブロック(2b)が
一体に付設されている。(2c)は前記吊天(2)の底面
(2a)の、かご室の出入口からみて、奥側隅部にあっ
て、下側に開閉する吊天点検扉(2d)を有する吊天点検
口、(3)はかご室の壁、(4)は床、(5)はかご室
の扉、(6)は前記天蓋(1)の下面に配設された照明
器具である。
また、(16)はかごの上部に設けられたかご枠上梁、
(17)はロープシャックル、(18)はドアマシン、(1
9)はブレース、(20)は戸閉桁である。
(17)はロープシャックル、(18)はドアマシン、(1
9)はブレース、(20)は戸閉桁である。
上記のように構成された従来のエレベータかご室照明装
置の照明器具(6)の点検、取替え作業は、出入口側の
照明器具(6)については点検口(1d)より、奥側の照
明器具(6)については吊天点検口(2c)または救出口
(1a)より行われる。
置の照明器具(6)の点検、取替え作業は、出入口側の
照明器具(6)については点検口(1d)より、奥側の照
明器具(6)については吊天点検口(2c)または救出口
(1a)より行われる。
次に、他の従来の技術を第7図及び第8図に基づいて説
明する。
明する。
第7図は他の従来のエレベータかご室照明装置を示す縦
断面図、第8図は第7図の切断線III−IIIによる断面図
である。
断面図、第8図は第7図の切断線III−IIIによる断面図
である。
図において、第5図及び第6図と同一符号は同一または
相当部分を示すものであるから、ここでは、重複する説
明を省略する。
相当部分を示すものであるから、ここでは、重複する説
明を省略する。
この従来が先の従来例の技術と異なる点は、照明器具
(6)の点検、取替え作業性の向上のために設けた点検
口(1d)に代えて、前記吊天(2)の出入口側に下に開
く点検扉(2f)を有する吊天点検口(2e)を設けた点に
ある。
(6)の点検、取替え作業性の向上のために設けた点検
口(1d)に代えて、前記吊天(2)の出入口側に下に開
く点検扉(2f)を有する吊天点検口(2e)を設けた点に
ある。
この従来の技術については吊天点検口(2c)に加えて、
出入口側にも吊天点検口(2e)が設けられたことによ
り、吊天点検口(2c)から離れた出入口側の照明器具
(6)の点検、取替えも容易に行なわれる。
出入口側にも吊天点検口(2e)が設けられたことによ
り、吊天点検口(2c)から離れた出入口側の照明器具
(6)の点検、取替えも容易に行なわれる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前者の従来のエレベータかご室照明装置は、
天蓋(1)の点検口(1d)が、かごの出入口側に配置さ
れるので、小形のエレベータでは、かご枠上梁(16)、
ロープシャックル(17)、ドアマシン(18)、ブレース
(19)、換気扇(図示しない)等であって、スペース的
に点検不可能な場合もある。大形のエレベータでも天蓋
(1)の上に登って作業しなければならず、時間がかか
り、また、照明器具(6)が見えない場合があったりし
て危険な作業となる。
天蓋(1)の点検口(1d)が、かごの出入口側に配置さ
れるので、小形のエレベータでは、かご枠上梁(16)、
ロープシャックル(17)、ドアマシン(18)、ブレース
(19)、換気扇(図示しない)等であって、スペース的
に点検不可能な場合もある。大形のエレベータでも天蓋
(1)の上に登って作業しなければならず、時間がかか
り、また、照明器具(6)が見えない場合があったりし
て危険な作業となる。
後者の従来のエレベータかご室照明装置は、吊天点検口
(1e)が出入口側にあって、意匠上好ましくないので、
客先承認されない場合が多い。
(1e)が出入口側にあって、意匠上好ましくないので、
客先承認されない場合が多い。
そこで、本発明は、意匠を損なうことなく、一人作業
で、簡単にかつ安全に照明器具の点検、取替えができる
エレベータかご室照明装置の提供を課題とするものであ
る。
で、簡単にかつ安全に照明器具の点検、取替えができる
エレベータかご室照明装置の提供を課題とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかるエレベータかご室照明装置は、天蓋の中
央部に設置された回転軸を介して天蓋の下部に水平に回
動可能に取付けられたフレームと、このフレームの下部
に配設された照明器具と、フレームを所定位置に係止す
る解錠可能な係止手段とから構成したものである。
央部に設置された回転軸を介して天蓋の下部に水平に回
動可能に取付けられたフレームと、このフレームの下部
に配設された照明器具と、フレームを所定位置に係止す
る解錠可能な係止手段とから構成したものである。
[作用] 本発明によれば、天蓋の中央部に設置される回転軸を中
心に下部に照明器具を配設されたフレームが回動するこ
とにより、離れた位置にある照明器具は吊天点検口に引
き寄られるので、吊天点検口より一人作業で、簡単にか
つ安全に点検、取替えが可能になり、また、他に点検口
を設ける必要がないので、意匠的に拘束されない。
心に下部に照明器具を配設されたフレームが回動するこ
とにより、離れた位置にある照明器具は吊天点検口に引
き寄られるので、吊天点検口より一人作業で、簡単にか
つ安全に点検、取替えが可能になり、また、他に点検口
を設ける必要がないので、意匠的に拘束されない。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図乃至第4図に基づいて説
明する。
明する。
第1図は本発明の実施例のエレベータかご室照明装置を
示す縦断面図、第2図は第1図の切断線I−Iによる断
面図、第3図は第1図のA部の要部詳細図、第4図は第
3図の矢視Bからみた要部正面図である。
示す縦断面図、第2図は第1図の切断線I−Iによる断
面図、第3図は第1図のA部の要部詳細図、第4図は第
3図の矢視Bからみた要部正面図である。
図において、(1)はかご室上部の天蓋、(1a)は天蓋
(1)のかご室の出入口からみて奥側隅部にあって、上
側に開閉する救出扉(1b)を有する救出口、(2)は前
記天蓋(1)の下部に吊設された箱状の吊天で、天蓋
(1)とともに二重天井を構成し、底面(2a)を照明光
を和らげるために半透明のプラスチック板などで形成さ
れ、意匠的な観点から円筒状の吊天ブロック(2b)が一
体に付設されている。(2c)は前記吊天(2)の底面
(2a)の奥側隅部にあって、下側に開閉する吊天点検扉
(2d)を有する吊天点検口、(3)はかご室の壁、
(4)は床、(5)はかご室の扉、(6)は前記天蓋
(1)の下面に配設される照明器具である。
(1)のかご室の出入口からみて奥側隅部にあって、上
側に開閉する救出扉(1b)を有する救出口、(2)は前
記天蓋(1)の下部に吊設された箱状の吊天で、天蓋
(1)とともに二重天井を構成し、底面(2a)を照明光
を和らげるために半透明のプラスチック板などで形成さ
れ、意匠的な観点から円筒状の吊天ブロック(2b)が一
体に付設されている。(2c)は前記吊天(2)の底面
(2a)の奥側隅部にあって、下側に開閉する吊天点検扉
(2d)を有する吊天点検口、(3)はかご室の壁、
(4)は床、(5)はかご室の扉、(6)は前記天蓋
(1)の下面に配設される照明器具である。
また、(7)は前記天蓋(1)に取付けられる回転軸、
(8)は天蓋(1)の下側に設けられ、回転軸に固定さ
れる十字形フレームで、断面略長方形の鋼材で十字形に
溶接され、長さがほぼ同大の3本のフレーム部分(8a)
と多少長い1本のフレーム部分(8b)から構成される。
前記十字形フレーム(8)の下面には前記照明器具
(6)がほぼ等間隔に複数個(図においては5個を示
す)配設されている。(9)は前記十字形フレーム
(8)のフレーム部分(8b)の先端部下面に溶接された
断面コの字形の鋼板製の掛止部材で、片側端面のエッジ
は丸く切削され、フレーム部分(8b)との接触面には丸
穴(9a)が穿設されている。(10)は金属製の丸棒をL
字状に曲げ、片方の先端を面取りしたロックピンで、面
取り側の丸棒部分(10a)は前記天蓋(1)の奥側に穿
設された穴(1a)と、前記フレーム部分(8b)の先端部
に穿設された穴(8c)及び前記掛止部材(9)の穴(9
a)に挿通される。前記フレーム部分(8b)の先端部の
内部には、ロックピン(10)に嵌められた圧縮バネ(1
1)及び平座金(12)が配設され、その上部にはロック
ピン(10)に小さい丸棒からなる係止用のピン(13)が
挿入固着されている。(14)は天蓋(1)の下面に前記
フレーム部分(8b)の先端部のみが当接する位置に固着
されている鋼製のL板状のストッパーで、その一面は天
蓋(1)の下面に接合され、他面はフレーム部分(8b)
の下面から垂直とし、その垂直な部分の一面には、ゴム
或いはプラスチックよりなる緩衝板(15)が貼着されて
いる。
(8)は天蓋(1)の下側に設けられ、回転軸に固定さ
れる十字形フレームで、断面略長方形の鋼材で十字形に
溶接され、長さがほぼ同大の3本のフレーム部分(8a)
と多少長い1本のフレーム部分(8b)から構成される。
前記十字形フレーム(8)の下面には前記照明器具
(6)がほぼ等間隔に複数個(図においては5個を示
す)配設されている。(9)は前記十字形フレーム
(8)のフレーム部分(8b)の先端部下面に溶接された
断面コの字形の鋼板製の掛止部材で、片側端面のエッジ
は丸く切削され、フレーム部分(8b)との接触面には丸
穴(9a)が穿設されている。(10)は金属製の丸棒をL
字状に曲げ、片方の先端を面取りしたロックピンで、面
取り側の丸棒部分(10a)は前記天蓋(1)の奥側に穿
設された穴(1a)と、前記フレーム部分(8b)の先端部
に穿設された穴(8c)及び前記掛止部材(9)の穴(9
a)に挿通される。前記フレーム部分(8b)の先端部の
内部には、ロックピン(10)に嵌められた圧縮バネ(1
1)及び平座金(12)が配設され、その上部にはロック
ピン(10)に小さい丸棒からなる係止用のピン(13)が
挿入固着されている。(14)は天蓋(1)の下面に前記
フレーム部分(8b)の先端部のみが当接する位置に固着
されている鋼製のL板状のストッパーで、その一面は天
蓋(1)の下面に接合され、他面はフレーム部分(8b)
の下面から垂直とし、その垂直な部分の一面には、ゴム
或いはプラスチックよりなる緩衝板(15)が貼着されて
いる。
次に、上記のように構成された本実施例のエレベータか
ご室照明装置の動作について説明する。
ご室照明装置の動作について説明する。
まず、ロックピン(10)の取手部分(10b)を掴んで圧
縮バネ(11)の弾性力に抗して押し下げ、ロックピン
(10)の取手部分(10b)を90度回動させる。すると、
ロックピン(10)は掛止部材(9)の下縁に掛止され、
ロックピン(10)の先端は天蓋(1)の穴(1c)から外
れた状態となり、ロックが解除される。
縮バネ(11)の弾性力に抗して押し下げ、ロックピン
(10)の取手部分(10b)を90度回動させる。すると、
ロックピン(10)は掛止部材(9)の下縁に掛止され、
ロックピン(10)の先端は天蓋(1)の穴(1c)から外
れた状態となり、ロックが解除される。
このとき、十字形フレーム(8)は、回転軸(7)に回
動自在に固着されているので、救出口(1a)または吊天
点検口(2c)から回動操作することによって、水平に回
動する。それに伴い、前記十字形フレーム(8)に配設
されている照明器具(6)も順次回動してその位置を移
動する。即ち、吊天点検口(2c)から離れた照明器具
(6)は十字形フレーム(8)の回動によって、吊天点
検口(6)の近くに順次移動する。十字形フレーム
(8)が回動し、多少長くしたフレーム部分(8b)がス
トッパー(14)まで来ると、フレーム部分(8b)の側面
がストッパー(14)の緩衝板(15)に当接して停止す
る。
動自在に固着されているので、救出口(1a)または吊天
点検口(2c)から回動操作することによって、水平に回
動する。それに伴い、前記十字形フレーム(8)に配設
されている照明器具(6)も順次回動してその位置を移
動する。即ち、吊天点検口(2c)から離れた照明器具
(6)は十字形フレーム(8)の回動によって、吊天点
検口(6)の近くに順次移動する。十字形フレーム
(8)が回動し、多少長くしたフレーム部分(8b)がス
トッパー(14)まで来ると、フレーム部分(8b)の側面
がストッパー(14)の緩衝板(15)に当接して停止す
る。
そして、作業を終了した時点で十字形フレーム(8)を
逆回動し、十字形フレーム(8)をロックする。
逆回動し、十字形フレーム(8)をロックする。
この十字形フレーム(8)のロックは、フレーム部分
(8b)が緩衝板(15)に当接した状態で、ストッパー
(14)をガイドにして、平座金(12)及びピン(13)を
介して圧縮バネ(11)の弾性力を受けているロックピン
(10)の先端部を、天蓋(1)の穴(1c)に挿入する。
このとき、十字形フレーム(8)を第2図において時計
方向に回転させ、フレーム部分(8b)をストッパー(1
4)に当てた状態ではロックすることができない。
(8b)が緩衝板(15)に当接した状態で、ストッパー
(14)をガイドにして、平座金(12)及びピン(13)を
介して圧縮バネ(11)の弾性力を受けているロックピン
(10)の先端部を、天蓋(1)の穴(1c)に挿入する。
このとき、十字形フレーム(8)を第2図において時計
方向に回転させ、フレーム部分(8b)をストッパー(1
4)に当てた状態ではロックすることができない。
このように、本実施例のエレベータかご室照明装置は、
かご室の天蓋(1)の下部に取付けられた吊天点検口
(2c)を有する吊天(2)と、天蓋(1)の中央部に設
置される回転軸(7)を介して天蓋(1)の下部に水平
に回動可能に取付けられるフレームとしての十字形フレ
ーム(8)と、その下面に配設される照明器具(6)
と、十字形フレーム(8)を所定位置に解錠可能に係止
する係止部材(9)、ロックピン(10)、圧縮バネ(1
1)、平座金(12)、ピン(13)、ストッパー(14)及
び緩衝板(15)からなる係止手段とを具備するものであ
る。
かご室の天蓋(1)の下部に取付けられた吊天点検口
(2c)を有する吊天(2)と、天蓋(1)の中央部に設
置される回転軸(7)を介して天蓋(1)の下部に水平
に回動可能に取付けられるフレームとしての十字形フレ
ーム(8)と、その下面に配設される照明器具(6)
と、十字形フレーム(8)を所定位置に解錠可能に係止
する係止部材(9)、ロックピン(10)、圧縮バネ(1
1)、平座金(12)、ピン(13)、ストッパー(14)及
び緩衝板(15)からなる係止手段とを具備するものであ
る。
したがって、上記実施例によれば、回転軸(71)を中心
にして、下面に照明器具(6)を配設される十字形フレ
ーム(8)を回動させることにより、離れた位置にある
照明器具(6)を吊天点検口(2c)に引き寄せることが
できるので、吊天点検口(2c)より一人作業で、簡単に
かつ安全に点検、取替えができる。したがって、他に点
検口を設ける必要がないので、意匠を損なうことがな
い。
にして、下面に照明器具(6)を配設される十字形フレ
ーム(8)を回動させることにより、離れた位置にある
照明器具(6)を吊天点検口(2c)に引き寄せることが
できるので、吊天点検口(2c)より一人作業で、簡単に
かつ安全に点検、取替えができる。したがって、他に点
検口を設ける必要がないので、意匠を損なうことがな
い。
ところで、上記実施例ではフレームを十字形フレーム
(8)にしているが、本発明を実施する場合には、これ
に限定されるものではなく、照明器具(6)が取付けら
れ、軸を中心に回動できる機能するものであればよい。
例えば、略田の字状のフレームにしてもよく、この場合
には、隅部にも照明器具(6)を取付けられるので、照
明を更に均一化できる。
(8)にしているが、本発明を実施する場合には、これ
に限定されるものではなく、照明器具(6)が取付けら
れ、軸を中心に回動できる機能するものであればよい。
例えば、略田の字状のフレームにしてもよく、この場合
には、隅部にも照明器具(6)を取付けられるので、照
明を更に均一化できる。
また、上記実施例のフレーム(8)を所定位置に解錠可
能に係止する係止手段は、係止部材(9)、ロックピン
(10)、圧縮バネ(11)、平座金(12)、ピン(13)、
ストッパー(14)及び緩衝板(15)からなる係止手段に
よって、フレーム(8)の停止位置の設定とフレーム
(8)の拘束を行なうものであるから、本発明を実施す
る場合には、フレーム(8)の停止位置の設定及びフレ
ーム(8)の拘束を行なう手段であればよい。
能に係止する係止手段は、係止部材(9)、ロックピン
(10)、圧縮バネ(11)、平座金(12)、ピン(13)、
ストッパー(14)及び緩衝板(15)からなる係止手段に
よって、フレーム(8)の停止位置の設定とフレーム
(8)の拘束を行なうものであるから、本発明を実施す
る場合には、フレーム(8)の停止位置の設定及びフレ
ーム(8)の拘束を行なう手段であればよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明のエレベータかご室照明装置は、
かご室の天蓋の下部に取付けられ、点検口を有する吊天
と、天蓋の中央部に配設され、回転軸を介して天蓋の下
部に水平に回動可能に取付けられたフレームと、このフ
レームの下部に配設された照明器具と、フレームを所定
位置に解錠可能に係止する係止手段とから構成したもの
であるから、回転軸を中心に下部に照明器具を配設され
るフレームを回動させることにより、離れた位置にある
照明器具を吊天点検口に引き寄せることができ、1個の
吊天点検口でフレームに取付けた全照明器具の取付け点
検等の作業が可能となる。
かご室の天蓋の下部に取付けられ、点検口を有する吊天
と、天蓋の中央部に配設され、回転軸を介して天蓋の下
部に水平に回動可能に取付けられたフレームと、このフ
レームの下部に配設された照明器具と、フレームを所定
位置に解錠可能に係止する係止手段とから構成したもの
であるから、回転軸を中心に下部に照明器具を配設され
るフレームを回動させることにより、離れた位置にある
照明器具を吊天点検口に引き寄せることができ、1個の
吊天点検口でフレームに取付けた全照明器具の取付け点
検等の作業が可能となる。
また、吊天点検口を複数設ける必要がなくなるので、設
計自由度が高くなり、その外観形態が自由に選択でき
る。
計自由度が高くなり、その外観形態が自由に選択でき
る。
第1図は本発明の実施例のエレベータかご室照明装置を
示す縦断面図、第2図は第1図の切断線I−Iによる断
面図、第3図は第1図のA部を示す要部詳細図、第4図
は第3図の矢視Bからみた要部正面図、第5図は従来の
エレベータかご室照明装置を示す縦断面図、第6図は第
5図の切断線II−IIによる断面図、第7図は他の従来の
エレベータかご室照明装置を示す縦断面図、第8図は第
7図の切断線III−IIIによる断面図である。 図において、 1:天蓋、2:吊天 2c:吊天点検口、6:照明器具 7:回転軸、8:十字形フレーム 9:掛止部材、10:ロックピン 11:圧縮バネ、12:平座金 13:ピン、14:ストッパー 15:緩衝板 である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。
示す縦断面図、第2図は第1図の切断線I−Iによる断
面図、第3図は第1図のA部を示す要部詳細図、第4図
は第3図の矢視Bからみた要部正面図、第5図は従来の
エレベータかご室照明装置を示す縦断面図、第6図は第
5図の切断線II−IIによる断面図、第7図は他の従来の
エレベータかご室照明装置を示す縦断面図、第8図は第
7図の切断線III−IIIによる断面図である。 図において、 1:天蓋、2:吊天 2c:吊天点検口、6:照明器具 7:回転軸、8:十字形フレーム 9:掛止部材、10:ロックピン 11:圧縮バネ、12:平座金 13:ピン、14:ストッパー 15:緩衝板 である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。
Claims (1)
- 【請求項1】かご室の天蓋の下部に取付けられ、点検口
を有する吊天と、 前記天蓋の中央部に配設された回転軸を介して、天蓋と
吊天の間に水平に回動可能に取付けられたフレームと、 前記フレームの下部に配設された照明器具と、 前記フレームを所定位置に解錠可能に係止する係止手段
と を具備することを特徴とするエレベータかご室照明装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8754989A JPH0755784B2 (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | エレベータかご室照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8754989A JPH0755784B2 (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | エレベータかご室照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02265888A JPH02265888A (ja) | 1990-10-30 |
JPH0755784B2 true JPH0755784B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=13918069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8754989A Expired - Lifetime JPH0755784B2 (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | エレベータかご室照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755784B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5003031B2 (ja) * | 2006-06-27 | 2012-08-15 | 三菱電機株式会社 | エレベーターかご室天井 |
JP5201553B2 (ja) * | 2008-09-12 | 2013-06-05 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータのかご内照明装置 |
JP2016166076A (ja) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータかご内の天井照明装置 |
EP4361080A1 (en) * | 2022-10-27 | 2024-05-01 | Wittur Holding GmbH | Elevator car sling with an upper beam system |
-
1989
- 1989-04-06 JP JP8754989A patent/JPH0755784B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02265888A (ja) | 1990-10-30 |
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