JPH0755234Y2 - 床下収納庫 - Google Patents

床下収納庫

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JPH0755234Y2
JPH0755234Y2 JP10027589U JP10027589U JPH0755234Y2 JP H0755234 Y2 JPH0755234 Y2 JP H0755234Y2 JP 10027589 U JP10027589 U JP 10027589U JP 10027589 U JP10027589 U JP 10027589U JP H0755234 Y2 JPH0755234 Y2 JP H0755234Y2
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JP
Japan
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movable frame
fixed rail
floor
opening
storage
Prior art date
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JP10027589U
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English (en)
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JPH0341052U (ja
Inventor
重治 福島
勉 小田口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、床下収納庫に関し、詳しくは複数個の収納体
の任意のものを床面の開口から位置ずれなく突出させよ
うとする技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、床下に設置された固定レール1に可動枠2が略水
平方向に駆動移動自在に支持され、可動枠2に複数個の
収納体3が昇降自在に保持され、可動枠2の移動に伴っ
て特定位置に移行された収納体3を持ち上げて床面に形
成した開口4の蓋8をあけて開口4から収納体3を突出
させる床下収納庫は、第12図及び第13図に示す実開昭55
-32873号公報に示すように、可動枠2を駆動移動させて
特定位置に移行された収納体3をパンタグラフ9の上昇
にて持ち上げ、床面の開口4の蓋8を押し上げ、収納体
3を床面から突出させるのである。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このように固定レール1に対して可動枠2を
駆動移動させるのに、可動枠2が左右に振れ、可動枠2
に保持された収納体3と床面の開口4との位置がずれた
り、又、可動枠2の移行にて特定の収納体3を特定位置
に移行させ、その後、可動枠2に保持された収納体3を
パンタグラフ9にて上昇させるのに、可動枠2が不測に
固定レール1から浮上することがあるという問題があっ
た。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、固定レールに対して可動枠が
左右に振れるのを抑制し、可動枠に保持されている収納
体と床面の開口との位置ずれをなくし、複数個のうち特
定の収納体の取り出しを円滑に行え、しかも収納体の持
ち上げに際して可動枠が固定レールから浮上することが
ない床下収納庫を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の床下収納庫は、床下に設置された固定レール1
に可動枠2が略水平方向に駆動移動自在に支持され、可
動枠2に複数個の収納体3が昇降自在に保持され、可動
枠2の移動に伴って特定位置に移行された収納体3を持
ち上げて床面に形成した開口4の蓋8をあけて開口4か
ら収納体3を突出させる床下収納庫であって、固定レー
ル1と可動枠2間において、固定レール1に対して可動
枠2が左右に振れるのを抑制する振れ防止手段Bと固定
レール1に対して可動枠2が浮上するのを抑制する浮上
防止手段Cとを設けて成ることを特徴とするものであ
る。
[作用] このように、固定レール1と可動枠2間において、固定
レール1に対して可動枠2が左右に振れるのを抑制する
振れ防止手段Bと固定レール1に対して可動枠2が浮上
するのを抑制する浮上防止手段Cとを設けることによっ
て、固定レール1に対して可動枠2は左右に振れるのを
浮上防止手段Cにて防止し、収納体3と床面の開口4と
の左右方向の位置ずれをなくし、収納体3の円滑な取り
出しを行えるようにし、しかも収納体3を持ち上げるの
に、浮上防止手段Cにて可動枠2が固定レール1から不
測に持ち上げられることがなく、収納体3の取り出しを
円滑に行えるようにしたものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
上方が開口された長尺の外殻ケース12の内面が桐のよう
な木質化粧板にて内装され、この外殻ケース12の周部の
フランジ13…が床板10を支持する大引11…上に載置さ
れ、外殻ケース12の底面と床下の地面との間にモルタル
のようなスペーサ14が介装され、外殻ケース12が水平度
を出して支持され、外殻ケース12内に取付けられる後述
の諸機器の水平度を出しやすくて、施工性を高めてい
る。
外殻ケース12の内方底部には外殻ケース12の内周に沿う
枠状体15が取付けられ、枠状体15で対向する長尺側の枠
部分が固定レール1となっている。このような枠状体15
の取付けは、外殻ケース12に埋設されたナットを利用し
て行なわれ、外殻ケース12の水平度を出しておくと固定
レール1の水平度も出せるようにしてある。可動枠2は
枠状に組まれ、可動枠2の対向する枠体2aの下面にはロ
ーラ16が取付けられ、ローラ16を固定レール1上に転動
自在に載設して、固定レール1に対して可動枠2を移動
自在に載設してある。そして第11図に示すように、対向
するローラ16のうち片側のローラ16側の可動枠2のフレ
ームからL字型のブラケット41が延出され、このブラケ
ット41に縦軸43の廻りにローラ42が回転自在に取付けら
れ、このローラ42がチャンネル状の固定レール1に挿合
され、可動枠2が固定レール1に対して左右に振れるの
を抑制し、そして固定レール1から可動枠2が浮き上が
るのを防止してある。このように、固定レール1に対し
て可動枠2が左右に振れるのを抑制する構成を振れ防止
手段Bと言い、又、可動枠2が固定レール1から浮上す
るのを抑制する構成を浮上防止手段Cと言うが、かかる
振れ止め及び浮上防止構成は種々設計変更可能である。
可動枠2の一側部と枠状体15の一側部間には略水平方向
に油圧シリンダー5aが介装され、油圧シリンダー5aの伸
縮にて可動枠2を駆動移動できるようにしてある。実施
例においては、可動枠2は枠状体15の平面形状で約2/3
の大きさにして、可動枠2の水平移動量は枠状体15の長
さの約1/3程度になされている。
外殻ケース12の底部の中央部には、リフター17を備えた
基板18が所定の受座19においてボルト19aにて取付けら
れ、リフター17が長尺の枠状体15の略中央部において固
定レール1よりも下方の位置から床面に形成された開口
4に至るまでのストロークで昇降可能になされる。具体
的には、リフター17の基板18とリフター17の昇降板20間
に屈伸するパンタグラフ9が介装され、基板18とパンタ
グラフ9の横軸間に油圧シリンダー6aが取付けられ、油
圧シリンダー6aの伸縮にてパンタグラフ9を屈伸させ、
昇降板20を昇降させることができるようにしてある。
そして可動枠2はその長さ方向において二等分する仕切
り枠22が設けられ、各々の仕切り域には角形の収納体3
が昇降自在に載設保持されている。この収納体3は昇降
受台23と容器本体24とから構成され、昇降受台23には四
周のうち一側縁を除いた三片に起立片25が立設され、容
器本体24の下面にはキャスター26を取付けてある。しか
してキャスター26を介して容器本体24が昇降受台23上に
収納され、昇降受台23の三片の起立片25にて容器本体24
の位置決めを行うことができるようにしてある。かかる
場合、マグネットキャッチを使って位置決めを行うよう
にしてもよい。
容器本体24を収納する昇降受台23の下面の四隅が位置決
め部28となされている。そして可動枠2における収納体
3の二つの区画域の各々の対角線位置の二箇所にはテー
パー面Yを有する位置決め凹所27が形成されている。
又、リフター17の昇降板20の四隅には位置決め突起30が
形成され、そして昇降受台23の下面にはテーパー面Tを
有する位置決め凹部31が形成してある。しかして昇降受
台23の下面の四隅の位置決め部28が可動枠2のテーパー
面Yを有する位置決め凹部27に係合して、可動枠2の二
つの区画域に昇降受台23を介して収納体3が載設保持さ
れている。
以上の構成によれば、油圧シリンダー5aを伸張させて可
動枠2を一側方に移行させておき、そしてパンタグラフ
9側の油圧シリンダー6aを伸張させてパンタグラフ9を
伸ばしてその昇降板20を上昇させると、昇降板20の位置
決め突起30が昇降受台23のテーパー面Tを有する位置決
め凹部31に係入し、多少の位置ずれを吸収して昇降受台
23を介して容器本体24を持ち上げるのである。
床面には容器本体24の平面形状に略等しい形状の開口4
が形成されている。この開口4には観音開き状に蓋8が
設けられ、この蓋8は上昇する容器本体24の天板にて押
されて左右に開くようにしてある。蓋8の裏面にはレバ
ー32を介してローラ33が回動自在に保持され、このロー
ラ33が容器本体24の天板に押されて押しあけられ、一定
以上の開き状態になるとローラ33が容器本体24の側板に
当接して、蓋8の開放状態を維持できるようにしてあ
る。ローラ33が当接する側の容器本体24の側板には段部
37が形成され、この段部37に昇降受台23の起立片25が入
り、側板と起立片25とが面一になり、ローラ33が円滑に
転動して蓋8を円滑に開放できるようにしてある。
かかる場合、パンタグラフ9の枢支連結用の横ピン34と
その軸孔間のクリアランスにおいて、又、油圧シリンダ
ー5aのシリンダーボトム側及びシリンダーロッド側の枢
支連結箇所における軸と軸孔間のクリアランス等におい
て、パンタグラフ9は揺れやすく、かかる揺れにて容器
本体24が開口4の縁部に摺接するのを回避するために、
開口4の縁部にガイドローラ35を取付けてある。かかる
ガイドローラ35は開口4の長尺側に設けてある。しかし
てパンタグラフ9の伸張に伴って、パンタグラフ9は揺
れようとしても、容器本体24は揺れの方向において対向
するガイドローラ35にてガイドされ、容器本体24は安定
して上昇及び下降される。
そして容器本体24が最大上昇位置において、パンタグラ
フ9の油圧シリンダー6aの駆動が停止され、かかる停止
状態で、床面のレベルと昇降受台23のレベルとが略一致
するようにしてある。
昇降受台23において起立片25が無い箇所の縁部には小片
状のブリッジ36が回動自在に設けられ、昇降受台23が所
定レベルに上昇された後、ブリッジ36を倒してブリッジ
36を開口4の縁部に渡らせ、昇降受台23と床面の開口4
間の隙間を覆い、かかるブリッジ36の上をキャスター26
を走行させて容器本体24を床面へと持ち出すことができ
るようにしてある。床上に持ち出された容器本体24の扉
40をあける等して物品を収納したり、又、取り出した
り、更にはこの容器本体24を例えばテーブル等として使
用するのである。つまり、容器本体24の天板には補助天
板44が回動自在に取付けられ、又、補助脚45も容器本体
24の側板に回動自在に取付けられ、側板に直角に回動さ
せて持ち出した補助脚45に補助天板44を載置するのであ
る。
蓋8にはリンク38を介して引きばね39にて引かれ、蓋8
は閉じ方向に付勢され、ローラ33が持ち上げられた昇降
受台23の左右の起立片25に常に当接して、その開放状態
を維持できるようにしてある。しかして床面上に持ち出
された容器本体24を再びブリッジ36上をキャスター26が
通過して昇降受台23に収納され、そして油圧シリンダー
6aが収縮作動されてパンタグラフ9が下降し、容器本体
24を床下へとガイドローラ35にて導くのである。そして
引きばね39にて閉じ付勢されている蓋8側のローラ33が
容器本体24の下降に伴って昇降受台23の起立片25から容
器本体24の側板へと転動し、そして最終的には容器本体
24の天板に当接して蓋8は自動的に閉じられるのであ
る。
そしてパンタグラフ9の最大下降位置においては、昇降
受台23の四隅の位置決め部28が可動枠2の位置決め凹所
27にそのテーパー面Yを利用して係合し、そしてパンタ
グラフ9側の昇降板20は更に下降し、昇降受台23の位置
決め凹部31から昇降板20の位置決め突起30が外れるので
ある。かかる収納状態において、油圧シリンダー5aを収
縮して可動枠2を外殻ケース12の一側方に引き寄せ、他
方の容器本体24をパンタグラフ9上に移行させ、必要な
らば上述の作動のようにパンタグラフ9を上昇させて他
方の容器本体24を上昇させて床上に持ち出すのである。
尚、実施例においては可動枠2を二区分し、各区分に収
納体3を備えるようにしたが、可動枠2の区分及び容器
本体24の個数は変更可能である。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、固定レールと可動枠間におい
て、固定レールに対して可動枠が左右に振れるのを抑制
する振れ防止手段と固定レールに対して可動枠が浮上す
るのを抑制する浮上防止手段とを設けてあるから、固定
レールに対して可動枠は左右に振れるのを浮上防止手段
にて防止し、収納体と床面の開口との左右方向の位置ず
れをなくし、収納体の円滑な取り出しを行えるように
し、しかも収納体を持ち上げるのに、浮上防止手段にて
可動枠が固定レールから不測に持ち上げられることがな
く、収納体の取り出しを円滑に行えるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部破断した斜視図、第2
図(a)(b)(c)は同上の外殻ケースと可動枠及び
固定レールの関係を示す平断面図、パンタグラフの上昇
状態の外殻ケースの長さ方向に沿って破断する概略側断
面図、パンタグラフの上昇状態の外殻ケースの短い方向
に沿って破断する側断面図、第3図は同上の外殻ケー
ス、固定レール及び可動枠の関係を示す詳細平面図、第
4図(a)(b)は同上の一部破断した側面図、位置決
め凹所の斜視図、第5図は同上のパンタグラフの上昇状
態の一部破断した側断面図、第6図(a)(b)(c)
は同上の容器本体と昇降受台とを示す側断面図、背面
図、及び側断面図、第7図は同上の蓋と容器本体との関
係を示す側断面図、第8図(a)(b)は同上の蓋の開
き状態を示す正断面図、側断面図、第9図は同上のガイ
ドローラを示す側断面図、第10図(a)(b)(c)は
同上のガイドローラの平面図、正面図及び側面図、第11
図は同上の固定レールと可動枠のローラとの関係を示す
概略断面図、第12図は従来例の一部破断した正面図、第
13図は同上の部分斜視図であり、1は固定レール、2は
可動枠、3は収納体、4は開口、8は蓋、9はパンタグ
ラフ、Bは振れ防止手段、Cは浮上防止手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床下に設置された固定レールに可動枠が略
    水平方向に駆動移動自在に支持され、可動枠に複数個の
    収納体が昇降自在に保持され、可動枠の移動に伴って特
    定位置に移行された収納体を持ち上げて床面に形成した
    開口の蓋をあけて開口から収納体を突出させる床下収納
    庫であって、固定レールと可動枠間において、固定レー
    ルに対して可動枠が左右に振れるのを抑制する振れ防止
    手段と固定レールに対して可動枠が浮上するのを抑制す
    る浮上防止手段とを設けて成る床下収納庫。
JP10027589U 1989-08-28 1989-08-28 床下収納庫 Expired - Lifetime JPH0755234Y2 (ja)

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JPH0341052U JPH0341052U (ja) 1991-04-19
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