JPH0755233B2 - 熱処理用脱臭袋 - Google Patents
熱処理用脱臭袋Info
- Publication number
- JPH0755233B2 JPH0755233B2 JP4277019A JP27701992A JPH0755233B2 JP H0755233 B2 JPH0755233 B2 JP H0755233B2 JP 4277019 A JP4277019 A JP 4277019A JP 27701992 A JP27701992 A JP 27701992A JP H0755233 B2 JPH0755233 B2 JP H0755233B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- heat treatment
- deodorizing
- deodorant
- inner bag
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、医療や動物実験に用い
た廃棄物のオートクレーブ処理等、悪臭発生物質を含む
廃物の熱処理用として好適な脱臭袋に関する。
た廃棄物のオートクレーブ処理等、悪臭発生物質を含む
廃物の熱処理用として好適な脱臭袋に関する。
【０００２】
【従来技術とその課題】医療廃棄物や動物実験に用いた
廃棄物等は、血液や体液等が付着して様々な病原菌及び
ウィルスによる汚染の恐れがあるため、熱処理によって
殺菌することが義務付けられており、例えばＷＨＯ（世
界保健機構）で規定されるオートクレープ処理では１２
１℃，１．５気圧で１５〜２０分間保持して殺菌するこ
とになっている。しかして、このオートクレープ処理に
おいては、医療廃棄物を収容したポリプロピレンフィル
ム等よりなる袋をオートクレープ中で開き、この袋内に
スチームを導入して殺菌する方法が採られているが、こ
の処理時に猛烈な悪臭を発生し、この臭気が外部へ漏れ
て不快感を与えることが多々あった。
廃棄物等は、血液や体液等が付着して様々な病原菌及び
ウィルスによる汚染の恐れがあるため、熱処理によって
殺菌することが義務付けられており、例えばＷＨＯ（世
界保健機構）で規定されるオートクレープ処理では１２
１℃，１．５気圧で１５〜２０分間保持して殺菌するこ
とになっている。しかして、このオートクレープ処理に
おいては、医療廃棄物を収容したポリプロピレンフィル
ム等よりなる袋をオートクレープ中で開き、この袋内に
スチームを導入して殺菌する方法が採られているが、こ
の処理時に猛烈な悪臭を発生し、この臭気が外部へ漏れ
て不快感を与えることが多々あった。
【０００３】そこで、上記の悪臭を防止する手段とし
て、従来においては上記の袋中に消臭剤を装填する方法
が採用されているが、消臭剤の作用が袋内の全体にうま
く行き渡りにくいため、満足な脱臭効果は得られていな
い。また、上記消臭剤を予め袋中に装填しておくと、経
時的に効力が低下するため、その装填後、特に廃棄物の
収容後から熱処理までに長時間を経た場合、肝心の熱処
理時に本来の消臭作用を発揮できないという問題もあっ
た。
て、従来においては上記の袋中に消臭剤を装填する方法
が採用されているが、消臭剤の作用が袋内の全体にうま
く行き渡りにくいため、満足な脱臭効果は得られていな
い。また、上記消臭剤を予め袋中に装填しておくと、経
時的に効力が低下するため、その装填後、特に廃棄物の
収容後から熱処理までに長時間を経た場合、肝心の熱処
理時に本来の消臭作用を発揮できないという問題もあっ
た。
【０００４】本発明は、かかる情況に鑑み、医療廃棄物
や動物実験に用いた廃棄物のオートクレーブ処理等、悪
臭発生物質を含む廃物の熱処理用として、非常に優れた
脱臭効果を発揮する脱臭袋を提供することを目的として
いる。
や動物実験に用いた廃棄物のオートクレーブ処理等、悪
臭発生物質を含む廃物の熱処理用として、非常に優れた
脱臭効果を発揮する脱臭袋を提供することを目的として
いる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明は、収容した廃棄物を熱処理するの
に使用される脱臭袋を、上記熱処理の加熱温度で溶融す
るポリエチレンフィルムに脱臭剤が混入されてなる内袋
と、上記熱処理の加熱温度で溶融しないポリプロピレン
フィルムからなる外袋とで二重に構成したものである。
に、請求項１の発明は、収容した廃棄物を熱処理するの
に使用される脱臭袋を、上記熱処理の加熱温度で溶融す
るポリエチレンフィルムに脱臭剤が混入されてなる内袋
と、上記熱処理の加熱温度で溶融しないポリプロピレン
フィルムからなる外袋とで二重に構成したものである。
【０００６】また同様目的において、本発明の請求項２
に係る熱処理用脱臭袋は、上記請求項１における脱臭剤
としてトリポリリン酸二水素アルミニウムを主成分とし
たものを用いる構成を採用したものである。
に係る熱処理用脱臭袋は、上記請求項１における脱臭剤
としてトリポリリン酸二水素アルミニウムを主成分とし
たものを用いる構成を採用したものである。
【０００７】
【発明の細部構成と作用】本発明の脱臭袋は、既述した
ＷＨＯの規定によるオートクレープ処理等の熱処理に供
した場合、溶融温度の低いポリエチレンフィルムからな
る内袋が熱で溶け、これに伴って内袋のフィルム中に混
入されていた脱臭剤が収容廃棄物より発生した悪臭成分
と化学的あるいは物理的に作用して消臭効果を発揮する
一方、ポリプロピレンフィルムからなる外袋は溶融せず
原形を保つため、廃棄用袋としての機能を保持する。こ
のとき、脱臭剤は内袋中に均等に混在していることか
ら、その作用が袋内の空間全体に均一に消臭作用が行き
渡ると共に、脱臭剤の大部分はポリエチレンに被覆され
た状態にあって経時的な効力低下を殆ど生じず、その効
力が熱処理による内袋の溶融と共に一挙に発現するた
め、非常に高い消臭効果が得られる。
ＷＨＯの規定によるオートクレープ処理等の熱処理に供
した場合、溶融温度の低いポリエチレンフィルムからな
る内袋が熱で溶け、これに伴って内袋のフィルム中に混
入されていた脱臭剤が収容廃棄物より発生した悪臭成分
と化学的あるいは物理的に作用して消臭効果を発揮する
一方、ポリプロピレンフィルムからなる外袋は溶融せず
原形を保つため、廃棄用袋としての機能を保持する。こ
のとき、脱臭剤は内袋中に均等に混在していることか
ら、その作用が袋内の空間全体に均一に消臭作用が行き
渡ると共に、脱臭剤の大部分はポリエチレンに被覆され
た状態にあって経時的な効力低下を殆ど生じず、その効
力が熱処理による内袋の溶融と共に一挙に発現するた
め、非常に高い消臭効果が得られる。
【０００８】内袋に混入する脱臭剤は、悪臭成分に対す
る化学的又は物理的な吸着作用、分解作用等により消臭
効果を示すものであり、内袋とするポリエチレン中に分
解等を生じず脱臭機能を維持した状態で混入できるもの
であれば特に制限はなく、植物からの抽出物、化学的合
成物質、多孔性物質等、既存の種々の脱臭性材料を使用
できる。しかして、これら脱臭剤の中でもトリポリリン
酸二水素アルミニウム（ＡｌＨ2 Ｐ3 Ｏ10２Ｈ2 Ｏ）
は、粉末形態で得られる酸性度の大きい固体酸であり、
魚臭等の悪臭成分であるアンモニアやトリメチルアミン
の如き塩基性ガスに対する強い吸着性を有するため、特
に優れた脱臭効果を発揮するものとして推奨される。な
お、内袋の内面には一部の脱臭剤が露呈することになる
ため、熱処理に供する前の保管中でもある程度の消臭作
用が進行する。
る化学的又は物理的な吸着作用、分解作用等により消臭
効果を示すものであり、内袋とするポリエチレン中に分
解等を生じず脱臭機能を維持した状態で混入できるもの
であれば特に制限はなく、植物からの抽出物、化学的合
成物質、多孔性物質等、既存の種々の脱臭性材料を使用
できる。しかして、これら脱臭剤の中でもトリポリリン
酸二水素アルミニウム（ＡｌＨ2 Ｐ3 Ｏ10２Ｈ2 Ｏ）
は、粉末形態で得られる酸性度の大きい固体酸であり、
魚臭等の悪臭成分であるアンモニアやトリメチルアミン
の如き塩基性ガスに対する強い吸着性を有するため、特
に優れた脱臭効果を発揮するものとして推奨される。な
お、内袋の内面には一部の脱臭剤が露呈することになる
ため、熱処理に供する前の保管中でもある程度の消臭作
用が進行する。
【０００９】内袋のポリエチレンに対する脱臭剤の配合
量は、脱臭剤の種類によって異なるが、一般にポリエチ
レン１００重量部に対して０．１〜１０重量部程度とす
るのがよく、少な過ぎては充分な消臭効果が得られず、
逆に多過ぎては不経済である。しかして、脱臭剤を内袋
の全体に均一に分散させるには、内袋の製造時に脱臭剤
を着色剤や分散剤等の所要の添加剤と共にマスターバッ
チ化してポリエチレンに練り込めばよい。なお、前記の
トリポリリン酸二水素アルミニウムの粉末は、乾燥処理
した形態で用いることが望ましい。
量は、脱臭剤の種類によって異なるが、一般にポリエチ
レン１００重量部に対して０．１〜１０重量部程度とす
るのがよく、少な過ぎては充分な消臭効果が得られず、
逆に多過ぎては不経済である。しかして、脱臭剤を内袋
の全体に均一に分散させるには、内袋の製造時に脱臭剤
を着色剤や分散剤等の所要の添加剤と共にマスターバッ
チ化してポリエチレンに練り込めばよい。なお、前記の
トリポリリン酸二水素アルミニウムの粉末は、乾燥処理
した形態で用いることが望ましい。
【００１０】内袋を形成するポリエチレンとしては、高
圧法による低密度ポリエチレン、中圧及び低圧法による
高密度ポリエチレンのいずれをも使用できるが、熱処理
時の溶融性の面より前者の低密度ポリエチレンが好適で
あり、特に既述したオートクレーブ処理の加熱温度１２
１℃より低い融点を有するものが望ましい。また外袋を
形成するポリプロピレンとしては、特に制約はなく低分
子量から高分子量まで広く使用可能であるが、適用する
熱処理温度で溶融しない耐熱性を有するもの、特に既述
のオートクレーブ処理の加熱温度１２１℃より高い融点
を有するものが望ましい。なお、特に外袋は、収容物が
外から見えないように、着色剤等をを混入して不透明化
するのがよい。
圧法による低密度ポリエチレン、中圧及び低圧法による
高密度ポリエチレンのいずれをも使用できるが、熱処理
時の溶融性の面より前者の低密度ポリエチレンが好適で
あり、特に既述したオートクレーブ処理の加熱温度１２
１℃より低い融点を有するものが望ましい。また外袋を
形成するポリプロピレンとしては、特に制約はなく低分
子量から高分子量まで広く使用可能であるが、適用する
熱処理温度で溶融しない耐熱性を有するもの、特に既述
のオートクレーブ処理の加熱温度１２１℃より高い融点
を有するものが望ましい。なお、特に外袋は、収容物が
外から見えないように、着色剤等をを混入して不透明化
するのがよい。
【００１１】本発明の脱臭袋とするには、上述した脱臭
剤を混入したポリエチレンフィルムからなる内袋に、ポ
リプロピレンフィルムからなる外袋を単に被せて二重袋
形態とすればよい。この内袋及び外袋の厚みは、袋の大
きさと要求されるフィルム強度によって適宜設定する
が、通常２０〜３００μｍ程度である。
剤を混入したポリエチレンフィルムからなる内袋に、ポ
リプロピレンフィルムからなる外袋を単に被せて二重袋
形態とすればよい。この内袋及び外袋の厚みは、袋の大
きさと要求されるフィルム強度によって適宜設定する
が、通常２０〜３００μｍ程度である。
【００１２】
【実施例】高圧法・低密度ポリエチレン９０重量部に、
トリポリリン酸二水素アルミニウム粉末（帝国化工社製
のＫフレッシュ１００ＰＤ・・・１６０℃，４時間乾燥
処理品）２重量部を練込み、マスターバッチを調製し
た。そして、このマスターバッチ１０重量部を高圧法・
低密度ポリエチレン９０重量部に添加して溶融混合し、
インフレーション成形により厚さ５０μｍ，縦７００ｍ
ｍ，横５００ｍｍの内袋を作成した。この内袋に厚さ８
０μｍ，縦７００ｍｍ，横５００ｍｍのポリプロピレン
・インフレーションフィルムからなる外袋（緑色不透
明）を被せて二重袋とし、脱臭袋を作成した。
トリポリリン酸二水素アルミニウム粉末（帝国化工社製
のＫフレッシュ１００ＰＤ・・・１６０℃，４時間乾燥
処理品）２重量部を練込み、マスターバッチを調製し
た。そして、このマスターバッチ１０重量部を高圧法・
低密度ポリエチレン９０重量部に添加して溶融混合し、
インフレーション成形により厚さ５０μｍ，縦７００ｍ
ｍ，横５００ｍｍの内袋を作成した。この内袋に厚さ８
０μｍ，縦７００ｍｍ，横５００ｍｍのポリプロピレン
・インフレーションフィルムからなる外袋（緑色不透
明）を被せて二重袋とし、脱臭袋を作成した。
【００１３】この実施例の脱臭袋内に血液や体液が付着
したガーゼ等を含む医療廃棄物を収容し、これをオート
クレーブ中に入れて袋口を開き、内部にスチームを導入
することにより１２１℃，１．５気圧で２０分間の熱処
理を施したところ、内袋が溶融したが、外袋は溶融せず
に原形を保った。そして、この熱処理中に悪臭の発生は
認められなかった。
したガーゼ等を含む医療廃棄物を収容し、これをオート
クレーブ中に入れて袋口を開き、内部にスチームを導入
することにより１２１℃，１．５気圧で２０分間の熱処
理を施したところ、内袋が溶融したが、外袋は溶融せず
に原形を保った。そして、この熱処理中に悪臭の発生は
認められなかった。
【００１４】なお、脱臭性能を調べるために、上記実施
例に用いた内袋のフィルムを利用して容量３リットルの
袋を作成し、この袋内に８５ｐｐｍのアンモニアを含む
試験用ガスを収容し、室温下で放置して所定時間後のア
ンモニア濃度を測定した。その結果、アンモニア濃度
は、３０分後で４４ｐｐｍ、１時間後で２７ｐｐｍ，２
時間後で９ｐｐｍ、３時間後で３ｐｐｍとなり、常温下
でもフィルム表面に露呈した脱臭剤により非常に良好な
脱臭効果が発揮されることが判明した。
例に用いた内袋のフィルムを利用して容量３リットルの
袋を作成し、この袋内に８５ｐｐｍのアンモニアを含む
試験用ガスを収容し、室温下で放置して所定時間後のア
ンモニア濃度を測定した。その結果、アンモニア濃度
は、３０分後で４４ｐｐｍ、１時間後で２７ｐｐｍ，２
時間後で９ｐｐｍ、３時間後で３ｐｐｍとなり、常温下
でもフィルム表面に露呈した脱臭剤により非常に良好な
脱臭効果が発揮されることが判明した。
【００１５】
【発明の効果】本発明の請求項１に係る脱臭袋は、例え
ば医療廃棄物や動物実験に用いた廃棄物等を収容させ、
これを殺菌のためにＷＨＯの規定によるオートクレープ
処理等の熱処理に供した際、内袋が熱で溶けてその中に
混入されていた脱臭剤が廃棄物より発生した悪臭成分と
作用して高い消臭効果を発揮すると共に、外袋は原形を
保ち袋としての機能を喪失しないことから、特に悪臭成
分の発生を伴う熱処理を必要とする廃棄物用の袋として
極めて有用である。
ば医療廃棄物や動物実験に用いた廃棄物等を収容させ、
これを殺菌のためにＷＨＯの規定によるオートクレープ
処理等の熱処理に供した際、内袋が熱で溶けてその中に
混入されていた脱臭剤が廃棄物より発生した悪臭成分と
作用して高い消臭効果を発揮すると共に、外袋は原形を
保ち袋としての機能を喪失しないことから、特に悪臭成
分の発生を伴う熱処理を必要とする廃棄物用の袋として
極めて有用である。
【００１６】本発明の請求項２によれば、上記脱臭袋と
して特に脱臭効果の高いものを提供できるという利点が
ある。
して特に脱臭効果の高いものを提供できるという利点が
ある。
Claims (2)
- 【請求項１】 収容した廃棄物を熱処理するのに使用さ
れる脱臭袋であって、上記熱処理の加熱温度で溶融する
ポリエチレンフィルムに脱臭剤が混入されてなる内袋
と、上記熱処理の加熱温度で溶融しないポリプロピレン
フィルムからなる外袋とで二重に構成された熱処理用脱
臭袋。 - 【請求項２】 脱臭剤がトリポリリン酸二水素アルミニ
ウムを主成分とするものである請求項１記載の熱処理用
脱臭袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4277019A JPH0755233B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 熱処理用脱臭袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4277019A JPH0755233B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 熱処理用脱臭袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06125971A JPH06125971A (ja) | 1994-05-10 |
| JPH0755233B2 true JPH0755233B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=17577646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4277019A Expired - Fee Related JPH0755233B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 熱処理用脱臭袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755233B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63289269A (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-25 | Jidosha Kiki Co Ltd | グロ−プラグの通電制御装置 |
| JP4495884B2 (ja) * | 2001-08-02 | 2010-07-07 | 三菱化学メディエンス株式会社 | 高圧蒸気滅菌処理用の脱臭剤、脱臭方法、及び脱臭剤バッグ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60104239A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-08 | Toshiba Corp | 充填密度測定装置 |
| JPH0631151B2 (ja) * | 1984-11-21 | 1994-04-27 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP4277019A patent/JPH0755233B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06125971A (ja) | 1994-05-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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