JPH0754165Y2 - 棒状体搬送装置 - Google Patents
棒状体搬送装置Info
- Publication number
- JPH0754165Y2 JPH0754165Y2 JP1991035920U JP3592091U JPH0754165Y2 JP H0754165 Y2 JPH0754165 Y2 JP H0754165Y2 JP 1991035920 U JP1991035920 U JP 1991035920U JP 3592091 U JP3592091 U JP 3592091U JP H0754165 Y2 JPH0754165 Y2 JP H0754165Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- driven roller
- shaped body
- driving
- driving shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、丸棒、パイプ等の如き
棒状体をその長手方向に移送するための装置に関する。
棒状体をその長手方向に移送するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、つづみ形のローラを多数
平行に並べ、該ローラのくびれ部分に棒状体を載置して
ローラを駆動するのが一般である(例えば実開昭57−
58508、同60−47717)。しかし、前記の従
来技術においては、ローラが特殊形状のつづみ形である
ため高価であり、また各ローラにつき2個ずつの軸受を
用いるため、軸受部も高価になる不都合がある。
平行に並べ、該ローラのくびれ部分に棒状体を載置して
ローラを駆動するのが一般である(例えば実開昭57−
58508、同60−47717)。しかし、前記の従
来技術においては、ローラが特殊形状のつづみ形である
ため高価であり、また各ローラにつき2個ずつの軸受を
用いるため、軸受部も高価になる不都合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、前記の不都
合のない棒状体搬送装置を得ることを課題とする。
合のない棒状体搬送装置を得ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案における前記課題
の解決手段は、棒状体の搬送方向に直線状にのびる原動
軸に間隔をあけて固定した複数個の原動ローラと、平面
視該原動軸と平行で搬送方向前下りに設けた複数個の支
軸のそれぞれに支承した従動ローラとを備え、該原動ロ
ーラと従動ローラに亘って棒状体を載置して原動軸を回
転し、棒状体と従動ローラの接触点を上向きに移動させ
るべくしたことを特徴とする。
の解決手段は、棒状体の搬送方向に直線状にのびる原動
軸に間隔をあけて固定した複数個の原動ローラと、平面
視該原動軸と平行で搬送方向前下りに設けた複数個の支
軸のそれぞれに支承した従動ローラとを備え、該原動ロ
ーラと従動ローラに亘って棒状体を載置して原動軸を回
転し、棒状体と従動ローラの接触点を上向きに移動させ
るべくしたことを特徴とする。
【0005】
【作用】前記の装置において、原動軸の回転は、原動ロ
ーラから棒状体を介して従動ローラに伝わり、原動軸を
従動ローラにおける棒状体との接触点が上向きに移動す
る方向に回転させると、従動ローラの接触点の運動の前
向きの成分で、棒状体に長手方向の推力が生じ、同方向
に棒状体を連続移動させる。
ーラから棒状体を介して従動ローラに伝わり、原動軸を
従動ローラにおける棒状体との接触点が上向きに移動す
る方向に回転させると、従動ローラの接触点の運動の前
向きの成分で、棒状体に長手方向の推力が生じ、同方向
に棒状体を連続移動させる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図1において1は本考案の搬送装置で、棒状体と
してのパイプWは矢印A方向に搬送される。2は該搬送
装置のベッド、3は原動軸でベッド2上に取付けた軸受
4に支持され、継手5によって所要の長さに接続され
る。そして、該原動軸3には一定間隔で原動ローラ6が
取付けられている。
する。図1において1は本考案の搬送装置で、棒状体と
してのパイプWは矢印A方向に搬送される。2は該搬送
装置のベッド、3は原動軸でベッド2上に取付けた軸受
4に支持され、継手5によって所要の長さに接続され
る。そして、該原動軸3には一定間隔で原動ローラ6が
取付けられている。
【0007】またベッド2上で原動ローラ6に対向近接
する位置に従動ローラ7が設けられ、該従動ローラ7の
支軸8は、平面視原動軸2と平行で図2で明らかなよう
に傾斜角θの前下りの姿勢でベッド2上に固定したブラ
ケット9に支持される。
する位置に従動ローラ7が設けられ、該従動ローラ7の
支軸8は、平面視原動軸2と平行で図2で明らかなよう
に傾斜角θの前下りの姿勢でベッド2上に固定したブラ
ケット9に支持される。
【0008】以上の構成であるから、両ローラ6、7に
亘ってパイプWを載置し、図1、図3に示すように原動
軸3を矢印B方向に回転すると、原動ローラ6との摩擦
力でパイプWはC方向に回転し、従動ローラ7をD方向
に回転させる。このとき、従動ローラ7におけるパイプ
Wとの接触点は、図4で10で示され、該接触点10は
矢印11方向に運動し、該矢印11は、水平方向の成分
12をもつ。そしてパイプW側の接触点も摩擦力により
該接触点10と略同方向の運動をするから、水平成分1
2と同方向の推力が生じ、前記矢印A方向に移送され
る。
亘ってパイプWを載置し、図1、図3に示すように原動
軸3を矢印B方向に回転すると、原動ローラ6との摩擦
力でパイプWはC方向に回転し、従動ローラ7をD方向
に回転させる。このとき、従動ローラ7におけるパイプ
Wとの接触点は、図4で10で示され、該接触点10は
矢印11方向に運動し、該矢印11は、水平方向の成分
12をもつ。そしてパイプW側の接触点も摩擦力により
該接触点10と略同方向の運動をするから、水平成分1
2と同方向の推力が生じ、前記矢印A方向に移送され
る。
【0009】
【考案の効果】以上において、原動ローラ、従動ロー
ラ、原動軸及び各軸受は、それぞれ一般に用いられる構
造のものであるから安価に調達でき、原動軸用の軸受の
使用数は、原動ローラ数の数分の1でよく、従動ローラ
7の支持部分は1個の軸受で充分であるから、全体の軸
受数が少くてすみ、全体構造も簡単になる。したがって
長尺の搬送装置であっても安価に製作できる利点を有す
る。
ラ、原動軸及び各軸受は、それぞれ一般に用いられる構
造のものであるから安価に調達でき、原動軸用の軸受の
使用数は、原動ローラ数の数分の1でよく、従動ローラ
7の支持部分は1個の軸受で充分であるから、全体の軸
受数が少くてすみ、全体構造も簡単になる。したがって
長尺の搬送装置であっても安価に製作できる利点を有す
る。
【図1】 実施例の平面図
【図2】 図1のII-II矢視図
【図3】 正面図
【図4】 作用説明図
3 原動軸 6 原動ローラ 7 従動ローラ 8 支軸 W パイプ(棒状体)
Claims (1)
- 【請求項1】 棒状体の搬送方向に直線状にのびる原動
軸に間隔をあけて固定した複数個の原動ローラと、平面
視該原動軸と平行で搬送方向前下りに設けた複数個の支
軸のそれぞれに支承した従動ローラとを備え、該原動ロ
ーラと従動ローラに亘って棒状体を載置して原動軸を回
転し、棒状体と従動ローラの接触点を上向きに移動させ
るべくしたことを特徴とする棒状体搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991035920U JPH0754165Y2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 棒状体搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991035920U JPH0754165Y2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 棒状体搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130214U JPH04130214U (ja) | 1992-11-30 |
JPH0754165Y2 true JPH0754165Y2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=31917974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991035920U Expired - Lifetime JPH0754165Y2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 棒状体搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754165Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5517744A (en) * | 1978-07-21 | 1980-02-07 | Kubota Ltd | Angleefree bent pipe |
JPH0238204A (ja) * | 1988-07-23 | 1990-02-07 | Takei Denki Kogyo Kk | パイプまたは棒状物の搬送装置 |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP1991035920U patent/JPH0754165Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04130214U (ja) | 1992-11-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960528 |