JPS6145050Y2 - - Google Patents

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JPS6145050Y2
JPS6145050Y2 JP1981034898U JP3489881U JPS6145050Y2 JP S6145050 Y2 JPS6145050 Y2 JP S6145050Y2 JP 1981034898 U JP1981034898 U JP 1981034898U JP 3489881 U JP3489881 U JP 3489881U JP S6145050 Y2 JPS6145050 Y2 JP S6145050Y2
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chain
support
plate
supports
conveyance
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JP1981034898U
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、無端状チエンを用いて成る搬送装置
に関し、特にチエンを背面から支持する案内部材
の改良に関するものである。
無端状チエンを用いて搬送物を上下等任意の方
向に搬送することを目的とした従来の搬送装置を
図により説明する。第1図、第2図において、1
0は2階に設けた搬送物供給コンベア11の先端
部に設置した機枠、12は1階に設けた搬送物排
出コンベア13の後端部に設置した機枠で、両機
枠10,12間には、第5図に示すように、それ
ぞれ上方部材14aと下方部材14bとを有する
二本の案内部材14を平行となるように配設し、
各案内部材14の供給コンベア11側末端部に
は、第4図に示すように、それぞれドライブスプ
ロケツト15を回転自在に軸支し、また、排出コ
ンベア13側末端部には、第5図に示すように、
ドリブンスプロケツト16をそれぞれ回転自在に
軸支し、さらに、各ドライブスプロケツト15と
ドリブンスプロケツト16との間にはそれぞれ無
端状チエン17を掛け渡している。このチエン1
7は、自在継手により互いに連結されて成るもの
であり、従つて上記スプロケツト15,16に巻
き付けることができるのみならず、2階と1階と
に設けた機枠10,12間にS字状に湾曲させて
配設せる上記上下部材14a,14b内をこれに
沿つて移動させることができる。そして、各チエ
ン17の外面には第3〜5図に示すように所定間
隔毎に搬送物支持具18を固定し、両チエン17
の支持具18により搬送物19を挾持できるよう
にしている。
さらに、上下部材14a,14b間には、第3
図に示すように、両支持具18間に搬送物19を
挾持した状態時に、チエン17、すなわち支持具
18がその搬送物19からの反力によつて後退し
ないように、各チエン17をその背面から支持す
るための背面支持部材14cを設けている。そし
て、案内部材14はこれら各部材14a,14
b,14cにより一体的に構成されている。
然して、上記各案内部材14を構成する上方部
材14aは、第1図、第3図に示すように、機枠
12の上端水平部12aに刻設した長溝12b内
に挿通せるボルト20で、この機枠12に固定
し、また下方部材14bはその下方に延びる支承
部材を、機枠12の中間位置に水平方向に配設し
た水平杆12cにそれぞれ摺動自在に嵌装すると
ともに、下端部では上記水平杆12cに平行に配
設して機枠12に回転自在に軸支したねじ棒21
の雄ねじ部21a,21bに螺合させている。そ
して、この一対の雄ねじ部21a,21bは互い
に逆ねじの関係となるように螺設し、また、この
ねじ棒21の末端部にはレバー22を取付けてい
る。かかる案内部材14の機枠12における支持
手段は、他方の機枠10についても同様に採用し
ており、したがつて、上記ボルト20を弛めて各
機枠10,12におけるレバー22を同量だけ回
転させれば両案内部材14は互いに平行状態を保
つて接近又は離反し、その結果、搬送物19の大
きさに合わせて、互いに向き合う搬送物支持具1
8の間隔を最適な間隔に設定することができる。
次に、上記ドライブスプロケツト15を駆動し
てチエン17を送るための駆動機構を第1〜2図
および第4図について説明すると、23はドライ
ブスプロケツト15側の機枠10の上端にブラケ
ツト24を介して取付けた原動機、25は上記ブ
ラケツト24の下方に設けたブラケツト26の所
定位置に回転自在に軸承した垂直な一対の入力軸
で、一方の入力軸25の上端に固定したスプロケ
ツト27と上記原動機23の回転軸に固定したス
プロケツト28との間にチエン29を掛け渡すと
ともに、その入力軸25に固定した歯車30と他
方の入力軸に固定した歯車31とを上記ブラケツ
ト26上に回転自在に支持した二つの歯車32,
33を介して連動させ、両入力軸25が互いに逆
方向に同速度で回転できるようにしている。さら
に、各入力軸25と上記ドライブスプロケツト1
5をそれぞれ取付けた回転軸34とは、各一対の
自在継手35とその一対の自在継手を連結するス
プライン軸36とを介して連動させ、各入力軸2
5の回転を各ドライブスプロケツト15にそれぞ
れ伝達できるようにするとともに、各案内部材1
4の間隔が変化して各一対の自在継手35の間隔
が変化した際には、一対の自在継手35のうちの
一方の自在継手とスプライン軸36とのスプライ
ン嵌合により、上記自在継手35間の間隔の変化
を許容できるようにしている。
以上の構成を有するため、上述したようにレバ
ー22によりねじ棒21を回転させて両案内部材
14の間隔、すなわち両支持具18の間隔を搬送
物19の大きさに合わせて設定し、両案内部材1
4をボルト20により機枠10,12に固定した
後、原動機23を駆動すればその回転はそれぞれ
ドライブスプロケツト15に伝達され、両スプロ
ケツト15により各チエン17が同速度で送られ
る。この状態で、上記チエン17に同期する図示
しないタイミングスクリユー及び搬送物供給コン
ベア11により所定間隔ごとに位置制御した搬送
物19を給送すると、この搬送物19は各チエン
17に取付けた支持具18により両側から挾持さ
れ、かつ挾持された状態で上記案内部材14に沿
つて2階から1階へと搬送される。
この際、上述したように、両支持具18が搬送
物19からの反力によつて後退して両支持具18
間の間隔が拡がることがないように、各支持具1
8はその背後から背面支持部材14cによつて支
持されているが、この背面支持部材14cは支持
具18の背面に摺接しているために、搬送物を保
持した状態では摩擦抵抗が増大し、モーターの負
荷が増大するとともに、摺接面に発熱が生じる。
又円滑な搬送状態を維持できないという欠点を有
していた。
本考案は、上述の欠点に鑑みなされたものであ
つて、チエンと背面支持部材との摺接摩擦を可及
的に減少させてモータ負荷を減じ得るとともに、
搬送物支持具により被搬送物を弾力的かつ安定し
て掴持し得るようにした搬送装置を提供すること
を目的とするものである。
そして、上記目的を達成すべく、本考案に係る
搬送装置は、自在継手を介し互に接続されて成る
並列した無端状チエンと、これら並列した両チエ
ンに所要間隔毎に取付けられ互に対向してその間
に搬送物を挾持すべき搬送物支持具と、これら各
チエンを案内するとともに各チエンを背面から支
持して上記互に対向する支持具の間隔を所定間隔
に保持する背面支持部材を有する案内部材とを備
えた搬送装置において、上記背面支持部材は、案
内部材の長手方向中央部に配設されて上記チエン
に回転自在に設けられたチエンローラ部を転動案
内する支持レールと、この支持レールに案内され
るチエンを上下から挾んで上記案内部材に延出形
成されたチエン支持板とにより構成されるととも
に、上記搬送物支持具は上記チエンに板状固定部
材を介して定着された角筒状弾性体から成り、上
記板状固定部材を、外表面に給油溝が穿設された
上記チエン支持板に対して摺動可能に接触保持さ
せたことを特徴とするものである。
本考案搬送装置においては、上記構成としたた
め、チエンはそのローラ部を案内部材の中央支持
レールに転動接触させるとともに、このチエンに
設けた板状固定部材を、給油溝が穿たれた上下の
チエン支持板に対して接触面積が減じられ且つ給
油潤滑されて摺動接触させることにより、全体と
して案内部材に対するチエンの摩擦抵抗を著しく
減じられた軽快な案内作業を行わせることがで
き、かつこの板状固定部材に定着された角筒状弾
性体が有する柔軟かつ変形深さの大な弾性復元力
によつて被搬送物を傷つけることなくこれを確実
に、しかも安定して掴持移送することができる。
以下、本考案を図示実施例に基づいて説明す
る。第6図,第7図において、41は案内部材で
あり、上方部材42、下方部材43及びチエン4
4を背後から支持する背面支持部材45より構成
され、この案内部材41の一対が平行に配設さ
れ、それぞれの案内部材41内に無端状チエン4
4が掛け回されてこれらの各案内部材41に沿つ
て移動できるようになつている。
上記チエン44は、2枚のリンク板46間にピ
ン47を介してローラ48を回転自在に嵌合する
とともに、このピン47は隣接する他のリンク板
46と連結し、これを順次連続して無端状に形成
されている。49は搬送物を両側から挾持して移
送する搬送物支持具であり、この支持具49は、
上記リンク板46のチエン44外面側端部に上下
に設けられたフランジ50に板状固定部材51を
介して固定されている。上記搬送物支持具49
は、特殊ゴム等の弾性体より成り、縦方向に長円
形の空洞52を有する角筒状に形成され、搬送物
に当接する面には、縦方向3列に複数個の突起5
3が設けられている。この搬送物支持具49は、
上記空洞52内においてボルト54により板状固
定部材51に固定されている。
一方、背面支持部材45は、チエン支持板55
と支持レール56とから構成されている。チエン
支持板55は、案内部材41の略全長に亘つて、
上方部材42及び下方部材43の搬送物を移送す
る側の端部に、それぞれの部材42,43から内
方へ向かつて配設されている。このチエン支持板
55の先端は、上下から若干の間隔をおいてチエ
ン44に対向しており、又、その外面57は、チ
エン44に取付けられた板状固定部材51の背面
に摺接している。更にこの上下の支持板55の外
表面には、長手方向に浅溝58が刻設され潤滑油
が供給されるようになつている。又、上記支持板
55の内方には、上下両部材42,43間に所定
間隔毎に角柱59が垂直に固定され、この角柱5
9の中央位置に、チエン44のローラ部48に背
後から当接し支持する支持レール56が配設され
ている。
従つて、上記チエン44が図示しない駆動機構
により駆動され、対向する搬送物支持具49,4
9間に搬送物を挾持し移送する場合、その搬送物
からの反力は、板状固定部材51を介してチエン
支持板55の表面で受けるばかりでなく、チエン
ローラ48を介して支持レール56によつても受
けることとなり、チエン支持板55と板状固定部
材51背面との間の面圧を減少させることがで
き、又、支持板55の表面に設けた浅溝58に潤
滑油を供給することにより摩擦抵抗の一層の減少
を図ることができ、更にチエンローラ48は回転
自在であるから、チエン44と背面支持部材45
との間の抵抗を全体として減少させることにな
り、よつてモータの負荷を減少させ、又、チエン
に過度な伸びを生じさせることがないため揚程の
高いものでも円滑な搬送が可能となる。
以上述べた如く、本考案によれば、チエンは案
内部材の支持レールに対するローラ部の転動接触
と、チエンに取付けられた板状固定部材と給油溝
を有する上下チエン支持板との接触面積の小な油
潤滑接触により、著しく摩擦抵抗を減じられてモ
ータ負荷を減少させることができ、高低差の大き
な移送経路においてもこれに沿わせてチエンの軽
快かつ円滑な案内移送を行わせることができると
ともに、チエンの板状固定部材に定着された角筒
状弾性体の柔軟な弾性復元力により被搬送物を安
定して確実に掴持搬送し得る効果があり、特に上
下チエン支持板に対向接触される板状固定部材は
チエンの横ぶれのない接触移動と角筒状弾性体の
安定した緊締支承とを行わせ得る卓効を奏し得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は従来の搬送装置を示し、第
1図は概略平面図、第2図は第1図の側面図、第
3図,第4図及び第5図はそれぞれ第1図の−
線、−線及び−線に沿う断面図、第6
図は本考案の一実施例を示す部分断面図、第7図
は第6図の−線に沿う断面図である。 41:案内部材、44:チエン、45:背面支
持部材、48:チエンローラ、49:搬送物支持
具、56:支持レール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自在継手を介し互に接続されて成る並列した無
    端状チエンと、これら並列した両チエンに所要間
    隔毎に取付けられ互に対向してその間に搬送物を
    挾持すべき搬送物支持具と、これら各チエンを案
    内するとともに各チエンを背面から支持して上記
    互に対向する支持具の間隔を所定間隔に保持する
    背面支持部材を有する案内部材とを備えた搬送装
    置において、上記背面支持部材は、案内部材の長
    手方向中央部に配設されて上記チエンに回転自在
    に設けられたチエンローラ部を転動案内する支持
    レールと、この支持レールに案内されるチエンを
    上下から挾んで上記案内部材に延出形成されたチ
    エン支持板とにより構成されるとともに、上記搬
    送物支持具は上記チエンに板状固定部材を介して
    定着された角筒状弾性体から成り、上記板状固定
    部材を、外表面に給油溝が穿設された上記チエン
    支持板に対して摺動可能に接触保持させたことを
    特徴とする搬送装置。
JP1981034898U 1981-03-13 1981-03-13 Expired JPS6145050Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981034898U JPS6145050Y2 (ja) 1981-03-13 1981-03-13

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JP1981034898U JPS6145050Y2 (ja) 1981-03-13 1981-03-13

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Publication Number Publication Date
JPS57147810U JPS57147810U (ja) 1982-09-17
JPS6145050Y2 true JPS6145050Y2 (ja) 1986-12-18

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ID=29832187

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JP1981034898U Expired JPS6145050Y2 (ja) 1981-03-13 1981-03-13

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5968708U (ja) * 1982-10-26 1984-05-10 株式会社サ−クル鉄工 苗送りベルト
IT201900008835A1 (it) * 2019-06-13 2020-12-13 Regina Catene Calibrate Spa Tampone gommato, in particolare per catene per linee di movimentazione/sollevamento di prodotti.

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JPS52882B2 (ja) * 1974-11-21 1977-01-11
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JPS57147810U (ja) 1982-09-17

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