JPH0747408B2 - 板状体の水平搬送装置 - Google Patents

板状体の水平搬送装置

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JPH0747408B2
JPH0747408B2 JP23023889A JP23023889A JPH0747408B2 JP H0747408 B2 JPH0747408 B2 JP H0747408B2 JP 23023889 A JP23023889 A JP 23023889A JP 23023889 A JP23023889 A JP 23023889A JP H0747408 B2 JPH0747408 B2 JP H0747408B2
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transport
roll
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transport roll
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培秀 梶井
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は板ガラスの如き板状体を水平状態で搬送する装
置に関する。
(従来の技術) 加熱炉内等に配置した多数の搬送ロールを等速で回転せ
しめて板ガラスを搬送する装置として特開昭56−104730
号に開始されるものが知られている。
この搬送装置はフレームに設けたレールに沿って無端ベ
ルトを走行させ、この無端ベルト上に搬送ロールを載
せ、無端ベルトとのフリクションによって搬送ロールを
回転せしめるようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題) ところで多数の搬送ロールのうち1本でもその表面に傷
があるとその傷が加熱されて軟くなっている板ガラスに
転写されてしまう。このため当該傷のある搬送ロールを
発見して交換しなれければならないが、従来の搬送装置
にあっては1本ずつ搬送ロールを炉外に取出して傷の有
無を調べなければならず、時間と手間がかかっている。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本発明の搬送装置は、搬送ロール
を軸方向に移動可能とするとともにベアリング或いは無
端ベルト等によって回転自在に支承される搬送ロールの
両端部を大径部と小径部からなる段状とし、搬送ロール
を軸方向に移動することで前記ベアリング又は無端ベル
トが大径部及び小径部のいずれか一方を選択的に支承す
るようにした。
(作用) 傷付きロールを発見するには、両端の大径部がベアリン
グで支承されている搬送ロールのうちの1本を軸方向に
移動して小径部がベアリング等で支承されるようにす
る。すると当該搬送ロールのみが搬送面よりも低くな
り、板ガラスと接触しなくなるので、特定の搬送ロール
を下げたときに加熱された板ガラスに傷が転写されなく
なればそのとき下げている搬送ロール表面に傷があるこ
ととなる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る水平搬送装置の第1実施例の全体
斜視図、第2図は第1実施例の搬送ロールの中間部を省
略した正面図、第3図は第2図のA−A方向矢視図、第
4図は第2実施例の斜視図、第5図は第2実施例の搬送
ロールの中間部を省略した平面図、第6図は第5図のB
方向矢視図、第7図は第3実施例の斜視図である。
実施例は板ガラスの加熱炉に適用した例を示しており、
加熱炉1の外側の左右に支持プレート2,2を設け、これ
ら支持プレート2になすローラベアリング3,4……を対
をなすように取付け、これらローラベアリング3,4にて
搬送ロール5……の両端部を回転自在に支承している。
搬送ロール5……加熱炉1の長手方向と直交する方向即
ち板ガラスGの搬送方向と直交する方向を軸とし、加熱
炉1の一側に配したギヤボックス6から突出する駆動軸
7に自在継手8を介して一端を連結することで回転せし
められる。この自在継手8は搬送ロール5の連結軸9と
スプライン嵌合しており、この嵌合部において搬送ロー
ル5の軸方向の移動を吸収する。
また、前記ローラベアリング3,4のうち一方のローラベ
アリング4については第3図に示すように偏心カム等に
よって位置調節可能となっており、ローラベアリング4
の位置を変化させることで微小高さhだけ搬送ロール5
の上下位置が調整できる。このようにすることで複数の
搬送ロール5……の上端部にて形成される搬送ラインが
面一となり、板ガラスGを安定して送ることがきる。
また、ローラベアリング3,4によって支承される搬送ロ
ール5の両端部大径部10と小径部11を軸方向に連設して
構成され、前記自在継手8と連結する側と反対側の端部
からは外側に向ってロツド12が突出し、このロッド12の
先端にローラ13を取付けている。
一方、ローラ13を取付けた側の加熱炉1の外側にはフレ
ーム14を設け、このフレーム14に操作ロッド15を貫通せ
しめ、この操作ロッド15の内側端に前記ローラ13が係合
する溝部16を形成し、外側端にノブ17を設け、このノブ
17を握って操作ロッド15を外側に引くことで、第2図の
想像線で示すように搬送ロール5が軸方向に移動し、小
径部11をもってローラベアリング3,4に支承され、ノブ1
7を握って操作ロッド15を押し込むことで、大径部10も
ってローラベアリング3,4に支承される。そして、搬送
ロール5の大径部10を支承することで、当該搬送ロール
5は搬送ラインの一部を構成し、小径部11を支承するこ
とで当該搬送ロール5は搬送ラインより外れて下方に位
置する。
ここで、操作ロッド15には軸方向に離間して2本の溝部
18,19を形成し、操作ロッド15の軸受部20には溝部18,19
に係合するスチールボール21をスプリングにて付勢して
保持し、操作ロッド15を引き出し位置か押し込み位置の
いずれかで正確に停止せしめるようにしている。
以上の如き搬送装置において、いずれかの搬送ロール5
に傷が発生すると、その傷が加熱されて傷つきやすくな
っている板ガラスGに転写される。そこで当該傷つきロ
ーラを発見するには、板ガラスGの搬送はそのまま継続
して行い、複数の搬送ロール5……を順次操作ロッド15
を引くことで1本ずつ搬送ラインよりも下方に下げる。
そして所定の搬送ロール5を下げた時に板ガラスGに傷
がつかなくなれば当該下方に下げた搬送ロールに傷があ
ることとなるので、直ちにその搬送ロール5を交換する
か、或いは必要量だけ板ガラスGを加熱する間、傷があ
る搬送ロール5を下げておき板ガラスGに接触しないよ
うにする。尚、搬送ロールを下げておく場合は、回転を
継続しておく。このようにすることで搬送ロールが高温
によって撓むのを防止できる。
第4図乃至第6図は第2実施例を示す。第1実施例と同
一の部材については同一の番号を付して説明を省略す
る。
第2実施例は加熱炉1の外側に搬送ロール5の大径部10
又は小径部11と接触し、フリクションによって搬送ロー
ル5を回転せしめるスチールベルト等の無端ベルト31を
配置し、更に支持プレート2には上方に開口する切欠き
32を設け、この切欠32にスライドブロック33を軸方向及
び上下台可能に嵌め込み、一方のスライドブロック33か
らの外方へロッド34を突出し、このロッド34にノブ35を
取付け、このノブ35を握って搬送ロール5を軸方向に移
動せしめることで無端ベルト31に大径部10又は小径部11
のいずれかを選択的に載せることで搬送ロール5の上下
位置を切換えるようにしている。
また第7図に示す第3実施例に第1実施例の自在継手8
の代りにフレキシブルチューブ34によって搬送ロール5
を回転せしめ、他の構成については第1実施例と同一と
している。
(発明の効果) 以上に説明した如く、多数本の搬送ロールから成る水平
搬送装置の各搬送ロールを簡単な操作で独立して搬送ラ
インから下げることができるようにしたので、搬送ロー
ルに傷が発生した場合には、短時間のうちに当該傷付き
ロールを特定でき、また、装置を止めることなく、通常
の作業を行いつつ搬送ロールの交換が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る水平搬送装置の第1実施例の全体
斜視図、第2図は第1実施例の搬送ロールの中間部を省
略した正面図、第3図は第2図のA−A方向矢視図、第
4図は第2実施例の斜視図、第5図は第2実施例の搬送
ロールの中間部を省略した平面図、第6図は第5図のB
方向矢視図、第7図は第3実施例の斜視図である。 尚、図面中1は加熱炉、5は搬送ロール、3,4はローラ
ベアリング、8は自在継手、10は大径部、11は小径部、
31は無端ベルト、Gは板ガラスである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の搬送ロールをその軸が板状体の搬送
    方向と直交するとともに各搬送ロールの上端にて水平な
    搬送面を形成するように配置した搬送装置において、前
    記搬送ロールは軸方向に移動可能とされ、その両端部に
    は大径部と小径部とを軸方向に連設し、これら大径部と
    小径部のいずれか一方を搬送ロールの軸方向移動によっ
    て選択的に支持するようにしたことを特徴とする板状体
    の水平搬送装置。
JP23023889A 1989-09-05 1989-09-05 板状体の水平搬送装置 Expired - Fee Related JPH0747408B2 (ja)

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JP4202707B2 (ja) * 2002-09-30 2008-12-24 富士フイルム株式会社 周期欠陥発生箇所の特定方法および検査システム
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