JP2000142934A - 長尺物体搬送用ローラコンベヤ - Google Patents

長尺物体搬送用ローラコンベヤ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送効率が高く、しかも製作コストを安くで
きる長尺物体搬送用ローラコンベヤを提供する。 【解決手段】 長尺物体のローラ当接部に当接して前記
長尺物体を長手方向に摩擦駆動する駆動ローラ3Iと、
前記駆動ローラを回転自在に支持し、ローラ当接部に対
して駆動ローラの外周面が接近離間自在となるように固
定側部材に取り付けられた浮動支持枠3Cと、駆動ロー
ラ外周面がローラ当接部に押し付けられて長尺物体を搬
送可能な摩擦力が得られるように浮動支持枠を付勢する
付勢手段3Hとを有する駆動ローラユニット3が、長尺
物体のローラ当接部の長さより短い間隔で長尺物体の搬
送方向に複数配列されて構成されており、搬送する長尺
物体に撓みや歪みが生じていても、駆動ローラを確実に
ローラ当接部に押し付けて長尺物体を摩擦駆動すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の塗装ライ
ン等において使用されるスキッド等の長尺物体を搬送す
るためのローラコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のボディを塗装するライン
では、ボディを搬送する際に前後のボディどうしの衝突
を避けるため、ボディより長い全長を有するスキッド上
に載せ、これを、図7に示すようなスキッド搬送用のロ
ーラコンベヤA1によって搬送している。
【0003】前記ローラコンベヤA1は、床面に設置さ
れたコンベヤフレームA2の幅方向の一方の端部に、鍔
付フリーローラA3が搬送方向に沿って多数配列されて
おり、他方の端部には、それぞれの鍔付フリーローラA
3と対向する位置に駆動ローラA4が配列されている。
【0004】それぞれの鍔付フリーローラA3は、水平
軸回りに自由に回転できるようになっていて、その外周
面両側に形成されている鍔部Fで、ワークWを搭載した
スキッドA5の一方のスキッド脚部A6の底部に設けら
れているローラ当接部tの両側面を案内してスキッドA
5の搬送中の蛇行を防止するとともに、外周面で前記ロ
ーラ当接部tの下面を受けている。
【0005】また、それぞれの駆動ローラA4は、スキ
ッドA5の他方のスキッド脚部A6のローラ当接部t下
面を外周面で受けており、内蔵されているモータによっ
て駆動ローラA4が回転し、スキッドA5が搬送される
ようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したようなローラ
コンベヤで搬送されるスキッドは、搬送効率や、塗装後
の自動車のボディを載せて乾燥炉内を搬送する際の熱効
率を考慮して可及的に軽量に製作されており、しかも、
通常5〜6mの長尺で、幅は約800mm程度の細長い
形状に形成されているため、荷重によって撓みが生じや
すく、また、製作時に歪みが生じやすい構造になってい
る。
【0007】そのため、前述したようなローラコンベヤ
でスキッドを搬送する際に、スキッドに生じている撓み
や歪みによって、スキッド脚部と対向している駆動ロー
ラの一部がローラ当接部下面から離れてしまい、駆動ロ
ーラからスキッドに十分な駆動力が伝達されず、搬送効
率が低下する問題があった。
【0008】特に、前後の駆動ローラ間にスキッドを案
内支持するフリーローラが直列に配置されていると、ロ
ーラ当接部がフリーローラのみと当接し、駆動ローラ部
分でスキッドのローラ当接部が浮き上がる状態となった
場合には、スキッドの搬送ができなくなる恐れがあっ
た。
【0009】そのため、少なくともスキッドの一方の脚
部と対向する側を全て駆動ローラとする必要があり、駆
動ローラの数が多くなるとローラコンベヤの構造が複雑
になり、製作コストが高くなる問題があった。
【0010】そこで、本発明は、前述したような従来技
術の問題点を解消し、搬送効率が高く、しかも製作コス
トを安くできる長尺物体搬送用ローラコンベヤを提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的のため、本発明
の長尺物体搬送用ローラコンベヤは、長尺物体のローラ
当接部に当接して前記長尺物体を長手方向に摩擦駆動す
る駆動ローラと、前記駆動ローラを回転自在に支持し、
ローラ当接部に対して駆動ローラの外周面が接近離間自
在となるように固定側部材に取り付けられた浮動支持枠
と、駆動ローラ外周面をローラ当接部に押し付けるよう
に浮動支持枠を付勢する付勢手段とを有する駆動ローラ
ユニットを複数備えており、これらの駆動ローラユニッ
トは、長尺物体のローラ当接部の長さより短い間隔で長
尺物体の搬送方向に複数配列されている。
【0012】前記長尺物体搬送用ローラコンベヤにおい
ては、搬送方向に隣り合う駆動ローラユニット間に、長
尺物体の荷重を定位置で分担支持する一つ以上の自由回
転自在なフリーローラが配置されていることが望まし
い。
【0013】また、複数の駆動ローラユニットの列と並
行して長尺物体の荷重を定位置で分担支持する自由回転
自在なフリーローラが複数配列されているとともに、こ
れらのフリーローラ外周面に長尺物体下面のローラ当接
部を案内して長尺物体の搬送中の蛇行を防止する案内部
が形成されていることも望ましい。
【0014】
【作用】スキッド等の長尺物体は、複数の駆動ローラユ
ニットの駆動ローラが前記長尺物体のローラ当接部に接
触して回転することにより搬送される。
【0015】この際、長尺物体の撓みや歪みによって搬
送中にローラ当接部の通過位置が変動しても、駆動ロー
ラを支持している浮動支持枠が付勢手段の付勢力によっ
て追従変位し、駆動ローラはローラ当接部に常に押し付
けられた状態が維持されるので、駆動ローラの摩擦駆動
力は長尺物体に確実に伝達される。
【0016】この際、搬送方向に隣り合う駆動ローラユ
ニット間に、長尺物体の荷重を定位置で分担支持する一
つ以上の自由回転自在なフリーローラが配置されている
場合には、長尺物体の荷重はフリーローラに分担して支
持され、駆動ローラやこれを支持している駆動ローラユ
ニットに作用する負荷が軽減される。
【0017】また、複数の駆動ローラユニットの列と並
行して長尺物体の荷重を定位置で分担支持する自由回転
自在なフリーローラが複数配列されているとともに、少
なくとも一部のフリーローラ外周面に、長尺物体のロー
ラ当接部を案内して長尺物体の搬送中の蛇行を防止する
案内部が形成されている場合には、数が少なく、サイズ
も小さい駆動ローラでスキッド等の一定の幅のある長尺
物体を蛇行を生じることなく安定して搬送することがで
きる。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の長尺物体搬送用ローラコンベヤ
(以下、単にローラコンベヤという。)の側面図、図2
はその平面図、図3は図2のA−A線位置における矢印
方向に見た断面図であって、この実施例においては、長
尺物体として、自動車のボディ等のワークを載せて運ぶ
ためのスキッドを搬送する例を示している。
【0019】ローラコンベヤ1は、床面G上に固定して
設置されたコンベヤフレーム2に搬送方向に所定間隔で
配列された複数の駆動ローラユニット3を有している。
【0020】前記駆動ローラユニット3は、コンベヤフ
レーム2の左右一対の縦材2A間を連結している横材2
Bの一方の端寄りに設けられていて、図4〜図6に示す
ように、横材2B上面に固定されている取付ブラケット
3Aに揺動軸3Bで上下揺動自在に支持された浮動支持
枠3Cを備えている。
【0021】前記浮動支持枠3Cは、揺動軸3Bの前後
両側にそれぞれ設けられているストッパボルト3D,3
Eによって揺動範囲を調整自在に規制されており、浮動
支持枠3Cの搬送方向後端部に設けられているばね係止
ピン3Fとコンベヤフレーム2の横材2B側に取り付け
られているばね保持ボルト3Gとの間に張設されている
付勢手段としての引張コイルばね3Hによって、浮動支
持枠3Cに負荷がかかっていない状態では、常にストッ
パボルト3Eの先端が横材2B上面に当接する状態に付
勢されている。
【0022】また、浮動支持枠3Cの揺動軸3Bより前
方位置には駆動ローラ3Iが取り付けられている。前記
駆動ローラ3Iにはモータと減速機構が内蔵されてい
て、両端が浮動支持枠3Cに固定されている図示しない
固定軸回りに前記モータで回転駆動されるようになって
いる。
【0023】なお、駆動ローラ3Iに内蔵されているモ
ータへの給電は、前記固定軸内を通過して外部へ引き出
されている図示しない給電線を介して行われるようにな
っている。また、駆動ローラ3Iの外周面の一部は、摩
擦の大きいゴム等の弾性体3Jが被覆されている。
【0024】また、それぞれの横材2Bの駆動ローラユ
ニット3側と反対側の端部には、外周面両側に案内部と
しての一対の鍔4Aが形成されているフリーローラ4が
設けられている。
【0025】これらのフリーローラ4は、図3に示すよ
うに、横材2B上に立設されている一対のローラ支持ブ
ラケット5間で固定支持されている固定軸6に図示して
いないベアリングを介して自由回転自在に保持されてい
る。
【0026】また、コンベヤフレーム2の搬送方向に沿
って横材2Bと交互に縦材2A上に設けられている横材
2C上の両端部には、それぞれ前後の駆動ローラユニッ
ト3に設けられている駆動ローラ3Iの弾性体3Jと同
一ライン上に位置するフリーローラ7と、前後のフリー
ローラ4と同一ライン上に位置するフリーローラ8が設
けられている。
【0027】詳細に図示していないが、これらフリーロ
ーラ7,8はフリーローラ4と同様な一対のローラ支持
ブラケット間に固定支持されている固定軸にベアリング
を介して自由回転自在に支持されており、一方のフリー
ローラ7は平滑な円筒状外周面を有し、他方のフリーロ
ーラ8は外周面両側に一対の鍔部を有するフリーローラ
4と同一構造になっている。
【0028】また、前記ローラコンベヤ1によって搬送
される長尺物体であるスキッド9は、搬送方向に細長い
左右一対のスキッド脚部10,11を有しており、これ
らのスキッド脚部10,11どうしは前後方向の複数箇
所で連結部材12によって連結されている。
【0029】また、これらの連結部材12の一部に取り
付けられているワーク受枠13(図1にのみ図示)上に
ワークWが搭載されるようになっている。
【0030】スキッド脚部10,11の下面にはそれぞ
れ長手方向に沿ってローラ当接部10A,11Aが設け
られており、スキッド9がローラコンベヤ1によって搬
送される際に、これらのローラ当接部10A,11Aの
下面がフリーローラ4,7,8の外周面で支持されると
ともに、これらの両側面がフリーローラ4の一対の鍔4
Aと、フリーローラ8の一対の鍔8Aによってそれぞれ
案内されるようになっている。
【0031】また、駆動ローラ3Iに装着されている弾
性体3Jの外周面は、無負荷の状態ではローラ当接部1
0A,11A下面と当接するそれぞれのフリーローラ
4,7,8の外周面のレベルより5mm程度上方に突出
した位置にある。
【0032】そして、これらのフリーローラ4,7,8
にスキッド9が支持されたときには、駆動ローラ3Iに
設けられている弾性体3J外周面が引張コイルばね3H
の付勢力によってローラ当接部10A下面に押し付けら
れた状態になる。
【0033】この状態で、駆動ローラ3Iを回転駆動す
ることにより、弾性体3J外周面とローラ当接部10A
間に摩擦力が作用し、スキッド9を搬送方向前方へ推進
させることができる。
【0034】この際、スキッド9をローラコンベヤ1の
搬送方向に沿って連続的に搬送するためには、搬送方向
に隣り合う駆動ローラユニット3どうしの間隔を、ロー
ラ当接部10Aの長さより短く設定し、前方の駆動ロー
ラ3へローラ当接部10Aが次々に乗り継ぎ可能にして
おく必要がある。
【0035】なお、それぞれの駆動ローラ3Iは、スキ
ッド9の搬送中は全て連続的に回転駆動しておいてもよ
いし、また、スキッド9が駆動ローラ3Iの上方に存在
しているか否かを光電センサ等のセンサで検出し、前記
センサがスキッド9を検出している間だけ、駆動ローラ
3Iが駆動されているようにしてもよい。
【0036】また、前述した実施例においては、浮動支
持枠3Cの付勢手段として、引張コイルばね3Hを用い
ているが、これに限定するものではなく、例えば、浮動
支持枠に取り付けて揺動軸回りのモーメントを発生させ
る錘や、定圧エアが供給されるエアシリンダ装置等を付
勢手段として用いてもよい。
【0037】また、本実施例の浮動支持枠3Cは、揺動
軸3Bを支点として揺動する構造であるが、駆動ローラ
がスキッド等の長尺物体のローラ当接部に対して直線的
に接近離間移動できるように、リニアガイド機構等を介
して固定部材側に支持させ、圧縮ばね等の付勢手段で駆
動ローラをローラ当接部に押し付けるようにしてもよ
い。
【0038】また、本実施例においては、駆動ローラ3
Iにモータと減速機構が内蔵されているため、駆動ロー
ラユニット3を構造が簡単でコンパクトに構成できる長
所を有しているが、駆動ローラを駆動するためのモータ
や減速機を浮動支持枠等に取り付けて駆動ローラを外部
から駆動するようにしてもよい。
【0039】また、前述した実施例においては、搬送方
向に隣り合う駆動ローラユニット3間に一つずつフリー
ローラ7を配置してあるが、このようなフリーローラは
2つ以上配置してもよい。ただし、駆動ローラユニット
3どうしの間隔は、ローラ当接部の長さより短い必要が
ある。
【0040】また、駆動ローラユニット間には、フリー
ローラは配置せず、駆動ローラのみが搬送方向に配列さ
れていてもよく、また、駆動ローラユニット3は、搬送
方向に2列以上配置してあってもよい。
【0041】また、本実施例では、スキッド脚部10,
11とローラ当接部10A,11Aを独立させている
が、スキッド脚部のそれぞれの下部両側面と下面でロー
ラ当接部を構成してもよく、この場合には、各フリーロ
ーラにこれらのスキッド脚部の幅に適合した長さのもの
を用いればよい。
【0042】また、前述した実施例は、長尺物体がスキ
ッドである場合について説明しているが、長尺物体はス
キッドに限定するものでなく、駆動ローラやフリーロー
ラとのローラ当接部が設けられている物体であれば、ス
キッドと同様に搬送可能である。
【0043】また、搬送する長尺物体が矩形の横断面形
状を有する場合等においては、長尺物体の下面に形成さ
れたローラ当接部をフリーローラで支持した状態で、駆
動ローラを長尺物体の側面に形成されたローラ当接部に
押し当てて摩擦駆動するようにしてもよい。
【0044】さらに、前述した実施例においては、スキ
ッドの搬送中の蛇行を防止するために、外周面両側に案
内部としての一対の鍔4A,8Aが形成されているフリ
ーローラ4,8を用いているが、案内部は実施例のもの
に限定するものではなく、例えば、フリーローラ外周面
中央に算盤玉形状の突条を案内部として形成し、フリー
ローラで支持されるスキッド等の長尺物体のローラ当接
部の下面に横断面V字形の案内溝を長手方向形成して、
前記突条と案内溝を係合させて長尺物体を案内するよう
にしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
発明によれば、長尺物体の搬送方向に配列された複数の
駆動ローラユニットのそれぞれの駆動ローラが、付勢手
段で付勢されている浮動支持枠に支持されて個別に長尺
物体のローラ当接部に押し付けられた状態で駆動される
ため、長尺物体の撓みや歪みで、駆動ローラが長尺物体
の搬送中にローラ当接部から離れてしまうことがなく、
個々の駆動ローラの駆動力を確実に長尺物体に伝達する
ことができる。
【0046】その結果、搬送効率が向上し、駆動ローラ
の数も少なくて済むため、ローラコンベヤの製作コスト
を低減させることができる。
【0047】また、請求項2記載の発明によれば、長尺
物体の荷重をフリーローラが分担して支持するため、駆
動ローラは長尺物体の摩擦駆動のためだけに用いること
ができ、駆動ローラや駆動ローラユニットに作用する負
荷を軽減することができ、その結果、駆動ローラユニッ
トの数を減らすことができるとともに、駆動ローラに出
力の小さなものを使用することができ、消費動力を少な
くすることができる。
【0048】さらに、請求項3記載の発明によれば、ス
キッド等の一定の幅のある長尺物体を数が少なくサイズ
の小さい駆動ローラで蛇行を生じることなく安定して搬
送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の長尺物体搬送用ローラコンベヤの1
実施例を示す側面図である。
【図2】 本発明の長尺物体搬送用ローラコンベヤの1
実施例を示す平面図である。
【図3】 図2のA−A線位置における矢印方向に見た
断面図である。
【図4】 駆動ローラユニットの側面図である。
【図5】 駆動ローラユニットの平面図である。
【図6】 駆動ローラユニットを搬送方向後方から見た
図である。
【図7】 従来のスキッド搬送に用いるローラコンベヤ
の一例を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 ローラコンベヤ 2 コンベヤフレーム 2A 縦材 2B 横材 3 駆動ローラユニット 3A 取付ブラケット 3B 揺動軸 3C 浮動支持枠 3D,3E ストッパボルト 3F ばね係止ピン 3G ばね保持ボルト 3H 引張コイルばね 3I 駆動ローラ 3J 弾性体(付勢手段) 4,7,8 フリーローラ 4A 鍔部 5 ローラ支持ブラケット 6 固定軸 9 スキッド 10,11 スキッド脚部 10A,11A ローラ当接部 12 連結部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺物体のローラ当接部に当接して前記
    長尺物体を長手方向に摩擦駆動する駆動ローラと、前記
    駆動ローラを回転自在に支持し、ローラ当接部に対して
    駆動ローラの外周面が接近離間自在となるように固定側
    部材に取り付けられた浮動支持枠と、駆動ローラ外周面
    をローラ当接部に押し付けるように浮動支持枠を付勢す
    る付勢手段とを有する駆動ローラユニットが、長尺物体
    のローラ当接部の長さより短い間隔で長尺物体の搬送方
    向に複数配列されていることを特徴とする長尺物体搬送
    用ローラコンベヤ。
  2. 【請求項2】 搬送方向に隣り合う駆動ローラユニット
    間に、長尺物体の荷重を定位置で分担支持する一つ以上
    の自由回転自在なフリーローラが配置されていることを
    特徴とする請求項1記載の長尺物搬送用ローラコンベ
    ヤ。
  3. 【請求項3】 複数の駆動ローラユニットの列と並行し
    て長尺物体の荷重を定位置で分担支持する自由回転自在
    なフリーローラが複数配列されているとともに、少なく
    とも一部のフリーローラ外周面には、長尺物体のローラ
    当接部を案内して長尺物体の搬送中の蛇行を防止する案
    内部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2
    記載の長尺物体搬送用ローラコンベヤ。
JP10325548A 1998-11-16 1998-11-16 長尺物体搬送用ローラコンベヤ Pending JP2000142934A (ja)

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