JPH0753819B2 - ホルムアルデヒド結合剤およびその製造方法 - Google Patents

ホルムアルデヒド結合剤およびその製造方法

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JPH0753819B2
JPH0753819B2 JP1556286A JP1556286A JPH0753819B2 JP H0753819 B2 JPH0753819 B2 JP H0753819B2 JP 1556286 A JP1556286 A JP 1556286A JP 1556286 A JP1556286 A JP 1556286A JP H0753819 B2 JPH0753819 B2 JP H0753819B2
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Description

【発明の詳細な説明】 ボード類〔厚板(boards)〕、例えばパーテイクルボー
ド、チツプボード、合板、ブロツクボード類は、接着剤
を使用して、リグノセルロース物質から造られている。
好ましい接着剤〔または、グルー(glue)〕は、ホルム
アルデヒド、例えば尿素−ホルムアルデヒド、メラミン
−ホルムアルデヒド、フエノール−ホルムアルデヒド、
およびレゾルシノール−ホルムアルデヒド、またはそれ
らの混合物、である。これらの接着剤を使用して造られ
たボード類は、有害かつ不愉快なホルムアルデヒド臭を
有している。このホルムアルデヒドは、前記ボード類の
製造中、貯蔵中、および最終的に使用中に放出される。
ホルムアルデヒドの放出を避けるために種々な方法が提
案されたが、それらの多くは、非効果的であり、または
ボード類の性質を低下させたり、または複雑な適用操作
を必要とした。これらの操作のいくつかの方法は、10年
以上も既に知られており、その中には加圧の結果得られ
る暖いボード類を、種々の溶液、例えば尿素の溶液およ
び/またはアンモニアの溶液またはアンモニウム塩の溶
液、を用いて噴霧被覆または塗布被覆することが包含さ
れている。一般に、これらのタイプの方法は、工業的な
適用方法としては望ましくない。何故ならこれらの方法
は、追加的な工程を必要とし、かつ長い操業において効
率を制限するように働くからである。
他の方法は、多数成分の極めて複雑な混合物、そのいく
つかは天然グルー、を使用する方法である。しかし、こ
れらの製品は極めて非効率的である。この方法の1つの
欠点は、天然物の性質が一定でないという事実である。
遊離のホルムアルデヒド量を減少させる他の方法は、特
別なワツクスで被覆した尿素プリル(prill)の水性分
散液を使用することである。また、この方法は、分離し
た供給系統を必要とする。何故なら、前記分散液は接着
剤配合物自体に添加することができないからである。
ボード類中および製造建物中における遊離のホルムアル
デヒドを減少させる効率的なホルムアルデヒド結合剤
は、英国特許公報第2,136,008A号に記載されている。こ
の文献には、ホルムアルデヒドをベースとした接着剤を
使用してリグノセルロース物質から造られるボード類に
使用するためのホルムアルデヒド結合剤が記載されてい
る。このホルムアルデヒド結合剤には、 (a) C1−C4脂肪族一価アルコール以外の少なくとも
1種の有機ヒドロキシ化合物、 (b) 少なくとも1種のアミド、の水溶液にして、か
つ、このホルムアルデヒド結合剤には、追加的に、 (c) 成分(a)および(b)のための溶剤として作
用し、かつまたホルムアルデヒドと反応する有機化合
物、および/または (d) 水溶性の無機化合物、 を含有させることができる溶液が包含されている。
有機化合物(c)は、好ましくは、C1−C4脂肪族一価ア
ルコールであり、また無機化合物(d)は、好ましく
は、水溶性の塩化物塩である。
前記ホルムアルデヒド結合剤は、ボードの諸性質を引下
げることなしに、結合剤組成物の反応性を変えることな
しに、かつパーテイクルボード、合板またはブロツクボ
ードの製造中における追加工程を必要とすることなし
に、また同時に製造建物中の遊離ホルムアルデヒドを減
少させながら、ボード類中の遊離ホルムアルデヒドを効
果的に減少させる。
前記ホルムアルデヒド結合剤は、ホルムアルデヒドの高
含量を有するグルー類と共に使用するときは、他の成
分、例えば尿素、メラミン、フエノール、またはレゾル
シノールと比較して、非常に効果的であり、これは乾燥
ボードの100gにつき遊離ホルムアルデヒドの50mg以上を
与える。この場合の減少は、遊離ホルムアルデヒドの60
〜85%までである。遊離ホルムアルデヒドの放出が、乾
燥ボードの100gにつき遊離ホルムアルデヒドの20mgと50
mgの間にある場合の低ホルムアルデヒドを有する樹脂の
場合には、最大の減少は通常50%〜60%である。しか
し、数字的には、低ホルムアルデヒド含量を有し、かつ
乾燥ボードの100gにつき遊離ホルムアルデヒドの20mg以
下を与える樹脂は報告されていない。
昨年以前の数年間、遊離ホルムアルデヒドの低放出を与
える樹脂の分野においては、有意義な発展があつた。
英国特許公報第2,136,008A号のホルムアルデヒド結合剤
を有する前述の全ての諸利益は別として、遊離ホルムア
ルデヒドの極めて低放出の場合において極めて効率的で
あるホルムアルデヒド結合剤を提供することが本発明の
目的である。
この新規に開発されたホルムアルデヒド結合剤は、乾燥
ボードの100gにつき遊離ホルムアルデヒドの20mg以下を
与える樹脂と使用するとき、この樹脂によつて放出され
た遊離ホルムアルデヒドを完全に除去する。(しかし、
ボード類は、まだ若干の遊離ホルムアルデヒドを放出す
るが、しかしこれは木材自体によつて放出されたもので
ある) 乾燥ボードの100gにつき遊離ホルムアルデヒドの20mg以
上を与える樹脂の場合には、本発明のホルムアルデヒド
樹脂は、遊離ホルムアルデヒドの60〜85%までを除去す
る。
本発明のホルムアルデヒド結合剤は、英国特許公報第2,
136,008A号のホルムアルデヒド結合剤の成分(a)およ
び(b)を含有し、かつまた前記英国特許公報の任意成
分(c)および(d)を含有させることができる。本発
明のホルムアルデヒド結合剤は、更に、追加的に、 −アンモニアおよび/または弱酸のアンモニウム塩また
はそれ等の混合物、および −強酸および/または強酸を放出する剤またはそれ等の
混合物、 を含有している。
アンモニアおよび/または弱酸のアンモニウム塩または
それ等の混合物の量は、全ホルムアルデヒド結合剤を基
準として0.01〜5.00重量%、好ましくは0.03〜3.00重量
%であり、強酸および/または強酸を放出する剤または
それ等の混合物の量は、同様に、全ホルムアルデヒド結
合剤を基準として0.01〜5.00重量%、好ましくは0.03〜
3.00重量%である。
好ましくは、有機ヒドロキシ化合物〔成分(a)〕は、
水溶性であり、または低脂肪族一価アルコールに可溶性
である。そのような好ましいヒドロキシ化合物の例は、
20個までの炭素原子を有する二価、三価および五価のア
ルコール、6個までの炭素原子を有するモノサツカライ
ド、および12個までの炭素原子を有するジサツカライ
ド、25℃にて200mPasまでのオストワルド粘度を有しか
つ37%屈折に相当する濃度を有するポリサツカライド、
およびコーンシロツプ等である。前記生成物は、単独で
使用し、またはそれ等の混合物で使用する。好ましいヒ
ドロキシ化合物の他の例は、芳香族アルコールおよびフ
エノール類であり、これ等は、好ましくは、単独で使用
し、または、前記の二価、三価および/または五価のア
ルコール、および/または、モノサツカライド、ジサツ
カライド、および/またはポリサツカライド、の1種ま
たはそれ以上と混合して使用する。フエノール類および
芳香族アルコールは、一価または多価のフエノール類で
あり、1個のベンゼン環を有する一価または多価の芳香
族アルコールである。
適当な有機ヒドロキシ化合物の特定例には、モノエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレング
リコール、グリセリン、ペンタエリトリトール、フラク
トース、マンノース、ソルビトール、デキストロース、
サツカロース、マルトース、ラクトース、デキストリ
ン、フエノール、レゾルシノール、ヒドロキノン等があ
る。
好ましくは、本発明のホルムアルデヒド結合剤に使用さ
れるアミド〔成分(b)〕は、同様に、水溶性であり、
または低脂肪族一価アルコールに可溶性である。特に好
ましいものは、6個までの炭素原子を有する脂肪族アミ
ド、および1個のベンゼン環を有する芳香族アミドであ
る。
アミドの適当な例には、尿素、チオ尿素、ホルムアミ
ド、アセトアミド、ベンヅアミド、オキサミド、コハク
酸アミド、マロン酸アミド、グアニジン、ビユーレツ
ト、ジシアンジアミド等がある。
所望により、溶解性を高めるために、本発明のホルムア
ルデヒド結合剤に、追加的に、低脂肪族一価アルコー
ル、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール
等、である添加剤〔成分(c)〕を含有させることがで
きる。
より安価なかつより効率的なホルムアルデヒド結合剤
は、無機化合物〔成分(d)〕、好ましくは塩化物塩、
更に好ましくはアルカリ金属またはアルカリ土類金属の
塩化物、例えば塩化ナトリウム、塩化カリウム、または
塩化カルシウム、を添加することにより得られる。
本発明のホルムアルデヒド結合剤中に存在させることが
できる弱酸のアンモニウム塩の例には、炭酸アンモニウ
ム、重炭酸アンモニウム、スルフアミド酸アンモニウ
ム、酢酸アンモニウム、カルバミド酸アンモニウム等が
ある。
本発明のホルムアルデヒド結合剤中に存在させることが
できる強酸および/または強酸を放出する剤の例には、
塩酸または塩化アンモニウム、硫酸または硫酸アンモニ
ウム、蟻酸または蟻酸アンモニウム等がある。
有機ヒドロキシ化合物〔成分(a)、およびもし存在す
るならば成分(c)〕および無機化合物〔もし存在する
ならば成分(d)〕:アミド〔成分(b)〕の比は、好
ましくは、10:100〜400:100(重量)、特に好ましく
は、10:100〜200:100(重量)である。本発明のホルム
アルデヒド結合剤は、通常のグルー配合物に、樹脂固体
の65重量%を含有する液体樹脂の重量を基準として、ホ
ルムアルデヒド結合剤固体の1%〜10%、好ましくは3
%〜7%の量において加えることができる。
本発明のホルムアルデヒド結合剤は、活性成分〔成分
(a)および(b)、およびもし存在するならば成分
(c)および/または(d)、アモニアおよび/または
弱酸のアンモニウム塩、および強酸および/または強酸
を放出する剤〕の20〜85重量%、好ましくは50〜75重量
%を含有する。ホルムアルデヒド結合剤の水含量は、活
性成分の溶解度およびグルー配合物中に許容され得る水
の量による。個々の成分が水中に溶解しなくても、その
混合物を水中で70℃に加熱することによつて水に溶解さ
せることができる。
本発明のホルムアルデヒド結合剤は、活性成分および水
を混合機中に入れ、活性成分が溶解するまで混合するこ
とによつて製造することができる。これは、室温または
70℃までの高温において行うことができる。
本発明のホルムアルデヒド結合剤の活性成分をお互い組
合せて使用するときは、遊離ホルムアルデヒドの減少
は、別々の成分の効果の合計よりも驚異的に極めて高
い。しかも、これ等の成分は、グルー配合物の反応性お
よびボード類の性質に関して逆効果を与えない。
アンモニアがホルムアルデヒドと反応し、結果として得
られるボード類の遊離ホルムアルデヒドを有意に減少さ
せることは当業界で知られている。しかし、また、アモ
ニアをグルー混合物に、遊離ホルムアルデヒドを有意に
減少させる量において加えることが可能でないことも当
業界に知られている。何故なら、長い加圧時間を要する
間、得られるボード類の諸性質を同時に弱化させるから
である。これは、一方において、反応性が有意に遅くな
るから、また、利用できる遊離ホルムアルデヒドが化学
的に結合し、同様な条件下で達しうる樹脂硬化の量を更
に減少させるから、生起するのである。これが、多年の
間、アンモニアを、ボード類が加圧から除かれた後(こ
れは、時間を消費するプロセス、および製造建物中の遊
離ホルムアルデヒドを減少しない有意の欠点を有する費
用のかかりかつ複雑な設備を要する)で添加する理由で
ある。
アンモニアおよび/または弱酸のアンモニウム塩または
それ等の混合物を、本発明のホルムアルデヒド結合剤
〔すなわち、強酸および/または強酸を放出する剤また
はそれ等の混合物、および成分(a)および(b)、任
意的に成分(c)および/または(d)の組合せ〕の形
式で、グルー混合物自体に添加することによつて、ホル
ムアルデヒドの低含量を有し、乾燥ボードの100gにつき
遊離ホルムアルデヒドの20mg以下を放出するボード類を
与えるグルーを使用したときでさえ、遊離ホルムアルデ
ヒドの減少した放出を有するボード類を製造し、かつボ
ード類の諸性質を弱化させないのでグルー配合物の反応
性を変化させないで、しかもボード類の製造に追加工程
を必要としないで、同時に、製造建物中の遊離ホルムア
ルデヒドを、英国特許公報第2,136,008A号のホルムアル
デヒド結合剤を用いたときよりも、広範囲において減少
させる、ということを見出したことは極めて驚異的なこ
とであつた。この最後に述べた利点は、ボード類を製造
する工場に働く作業者の健康にとつて非常に重要なこと
である。
本発明によるホルムアルデヒド結合剤は、それの全ての
他の従来の成分に加えてグルー配合物に添加しないで、
グルーとして役立つ樹脂の一部に置き代える。これによ
り、本発明のホルムアルデヒド結合剤は非常に経済的で
ある。本発明のホルムアルデヒド結合剤は、ホルムアル
デヒドをベースとする全てのタイプのグルーと使用する
ことができ、かつ特別なE1タイプの樹脂(この樹脂は、
乾燥ボードの100gにつき遊離ホルムアルデヒドの約10mg
である)と使用することさえできる。なお、前記のうち
後者の場合においては、遊離ホルムアルデヒドを乾燥ボ
ードの100gにつき約5mgに更に減少させている場合があ
る(しかし、これは、木材自体によつて放出されたホル
ムアルデヒドの量である)。
次の実施例は本発明を具体的に説明するが、勿論、本発
明は、これら実施例に記載された内容に限定されるもの
ではない。なお、部および%は重量によつて示す。
実施例1 この実施例においては、ボードを実験室において製造し
た。
4系列のボードを造つた。第1の系列は、ホルムアルデ
ヒドを含まないグルー配合物を用いて造り、これを対照
とした。第2の系列は、強酸および/または強酸を放出
する剤と組合せたアンモニアおよび/または弱酸のアン
モニウム塩を添加することなしに、英国特許公報第2,13
6,008A号のホルムアルデヒド結合剤を用いて造つた(配
合物1)。第3と第4の系列は、本発明のホルムアルデ
ヒド結合剤を用いて造つた(配合物2および3)。遊離
ホルムアルデヒドの減少は、配合物1を用いたものより
も配合物2と3を用いたものの方が極めて大きいことが
理解されよう。
ホルムアルデヒド結合剤の配合物は次の如くである(10
0%固体として計算された全ての成分を重量部で示
す)。
使用されたグルー配合物は次の如くである(重量部で示
す) 実験室において、上記の各配合物を木材チツプの25kg上
に噴霧して単一層のボードをそれぞれ造つた。これらの
ボードを、10、9および8秒/mmにおいて加圧した。各
ボードの厚さは17.3mmであり、加圧温度は200℃であ
り、加圧は35kg/cm2であつた。造られた各ボードの寸法
は40×56cmである。
得られた結果を次表に示す。夫々の性質は平均値で示し
た。
この結果は、使用された尿素ホルムアルデヒド樹脂が、
低遊離ホルムアルデヒド値、すなわち、乾燥ボードの10
0gにつき20mg以下の値(実在値は乾燥ボードの100gにつ
き14.4mgである)、を有するボードであつてさえ、本発
明のホルムアルデヒド結合剤を用いて得られたホルムア
ルデヒドの減少は、従来技術(英国特許公報第2,136,00
8A号)のホルムアルデヒド結合剤を用いて得られた減少
(44.4%)よりも遥かに高い値(72.2%まで)を示して
いる。
実施例2 この実施例においては、バイソン モノ−エテイジ型
(Bison mono−etge type)の装置において工業的にボ
ードを造つた。3層タイプのボードを造つた。この理由
は、2種の異つたグルー配合物を、芯および表面用の配
合物として各ボードに用いて造つたからである。
2系列のボードを造つた。第1の系列は、ホルムアルデ
ヒド結合剤を含有しないグルー配合剤を用いて造つた
(対照)。第2の系列は、本発明のホルムアルデヒド結
合剤を用いて造つた(試料1)。
使用したホルムアルデヒド結合剤の配合は次の如くであ
る。
エチレングリコール 200 尿素 260 メタノール 50 塩化ナトリウム 50 重炭酸アンモニウム 7.6 塩化アンモニウム 6 水 426.4 上記の全化学薬剤は、100%固体として計算し、その配
合量は重量部によつて示す。
使用されたグルー配合物は次の如くである。
芯用の配合物を木材チツプの275kg上に、そして表面用
の配合物を木材微粉の200kg上に、噴霧して3層のボー
ドを工業的に造つた。これらのボードを7.5秒/mmにおい
て加圧した。各ボードの厚さは17mmであり、加圧温度は
200℃であり、加圧は35kg/cm2であつた。
得られた結果を次表に示す。各ボードはサンダー仕上
(sanding)後に試験した。
対 照 試料1 密度(kg/m3) 675 688 曲げ強度(N/mm2) 16.1 15.8 内部接着強度(N/mm2) 0.76 0.78 2時間の厚さの膨潤(%) 7.0 7.7 遊離ホルムアルデヒド 6.6 3.0 (乾燥ボードのmg/100g) ホルムアルデヒド減少(%) − 54.5 試料1においては、樹脂自体が最早やホルムアルデヒド
を放出しないような範囲にまで遊離ホルムアルデヒドを
減少した。ホルムアルデヒド放出は、乾燥ボードの100g
につき3.0mg程度まで低い。このような量は木材自体に
よつて放出される量である。
実施例3 この実施例においては、ボードを実験室において製造し
た。
2系列のボードを造つた。第1の系列は、ホルムアルデ
ヒド結合剤を含有しないグルー配合剤を用いて造つた
(対照)。第2の系列は、本発明の次のホルムアルデヒ
ド結合剤を用いて造つた(試料1)。
重量部 ポリエチレングリコール(ヘキスト社) 200 尿素 250 塩化ナトリウム 100 アンモニア 1.65 塩化アンモニウム 5 水 443.35 上記配合物の全成分は、100%固体として計算した。
使用されたグルー配合物は次の如くである。
実験室において、上記の各配合物を木材チツプの25kg上
に噴霧して単一層のボードをそれぞれ造つた。これらの
ボードを10秒/mmにおいて加圧した。各ボードの厚さは1
7.3mmであり、加圧温度は200℃であり、加圧は35kg/cm2
であつた。造られた各ボードの寸法は40×56cmである。
得られた結果を次表に示す。
対 照 試料1 密度(kg/m3) 710 700 曲げ強度(N/mm2) 19.6 19.0 内部結合強度(N/mm2) 0.76 0.75 2時間の厚さの膨潤(%) 6.2 7.8 24時間の厚さの膨潤(%) 15.4 17.5 遊離ホルムアルデヒド 53.1 28.3 (乾燥ボードのmg/100g) ホルムアルデヒド減少(%) − 46.7 この実施例は、全ての他の諸性質を同水準に保ちなが
ら、遊離ホルムアルデヒドの富んでいる樹脂の遊離ホル
ムアルデヒドを実質的に減少させることが可能であるこ
とを証している。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 炭素原子20個までを有する二価、
    三価、および五価のアルコール、炭素原子6個までを有
    するモノサツカライド、炭素原子12個までを有するジサ
    ツカライド、およびこれらの混合物、から選ばれた少な
    くとも1種の有機ヒドロキシ化合物、 (b) 少なくとも1種のアミド、 (x) アンモニアまたは弱酸のアンモニウム塩または
    これらの混合物、および (y) 強酸または強酸を放出する剤またはこれらの混
    合物 の水溶液から成る、ホルムアルデヒドをベースとした接
    着剤を使用するリグノセルロース物質から造るボード用
    のホルムアルデヒド結合剤。
  2. 【請求項2】成分(a)を、モノエチレングリコール、
    ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリ
    セリン、ペンタエリトリトール、フラクトース、マンノ
    ース、デキストロース、サツカロース、マルトース、お
    よびラクトース、から選ぶことができる、上記第1項記
    載のホルムアルデヒド結合剤。
  3. 【請求項3】成分(b)を、6個の炭素原子までを有す
    る脂肪族アミド、および1個のベンゼン環を有する芳香
    族アミド、から選ぶことができる、上記第1項または第
    2項記載のホルムアルデヒド結合剤。
  4. 【請求項4】成分(b)を、尿素、チオ尿素、ホルムア
    ミド、アセトアミド、ベンヅアミド、オキサミド、コハ
    ク酸アミド、マロン酸アミド、グアニジン、ビユーレツ
    ト、ジシアンジアミド、およびそれらの混合物、から選
    ぶことができる、上記第3項記載のホルムアルデヒド結
    合剤。
  5. 【請求項5】成分(x)が、炭酸アンモニウム、重炭酸
    アンモニウム、アルフアミド酸アンモニウム、酢酸アン
    モニウム、またはカルバミド酸アンモニウム、である上
    記第1項〜第4項のいずれか1項に記載のホルムアルデ
    ヒド結合剤。
  6. 【請求項6】成分(y)が、塩酸、塩化アンモニウム、
    硫酸、硫酸アンモニウム、蟻酸、または蟻酸アンモニウ
    ム、である、上記第1項〜第5項のいずれか1項に記載
    のホルムアルデヒド結合剤。
  7. 【請求項7】成分(a)および(b)のための溶剤とし
    て作用し、かつまたホルムアルデヒドと反応する(c)
    有機化合物を、任意的に含有する、上記第1項〜第6項
    のいずれか1項に記載のホルムアルデヒド結合剤。
  8. 【請求項8】成分(c)が、C1-4脂肪族一価アルコール
    である、上記第7項に記載のホルムアルデヒド結合剤。
  9. 【請求項9】任意的に、(d)水溶性無機化合物を追加
    して含有する、上記第1項〜第8項のいずれか1項に記
    載のホルムアルデヒド結合剤。
  10. 【請求項10】成分(d)が、水溶性塩化物塩である、
    上記第9項に記載のホルムアルデヒド結合剤。
  11. 【請求項11】成分(d)が、アルカリ金属またはアル
    カリ土類金属の水溶性塩化物である、上記第10項に記載
    のホルムアルデヒド結合剤。
  12. 【請求項12】成分(d)が、塩化ナトリウム、塩化カ
    リウム、または塩化カルシウム、である、上記第11項に
    記載のホルムアルデヒド結合剤。
  13. 【請求項13】成分(a)、プラスもし存在するなら成
    分(c)および(d)、:成分(b)の重量比が、20:1
    00〜400:100である、上記第1項〜第12項のいずれか1
    項に記載のホルムアルデヒド結合剤。
  14. 【請求項14】活性成分を20〜80重量%含有する、上記
    第1項〜第13項のいずれか1項に記載のホルムアルデヒ
    ド結合剤。
  15. 【請求項15】水、および (a) 炭素原子20個までを有する二価、三価、および
    五価のアルコール、炭素原子6個までを有するモノサツ
    カライド、炭素原子12個までを有するジサツカライド、
    およびこれらの混合物、から選ばれた少なくとも1種の
    有機ヒドロキシ化合物、 (b) 少なくとも1種のアミド、 (x) アンモニアまたは弱酸のアンモニウム塩または
    これらの混合物、および (y) 強酸または強酸を放出する剤またはこれらの混
    合物、 を、室温〜70℃の温度において、混合することから成
    る、ホルムアルデヒド結合剤の製造方法。
  16. 【請求項16】成分(a)を、モノエチレングリコー
    ル、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
    グリセリン、ペンタエリトール、フラクトース、マンノ
    ース、デキストロース、サツカロース、マルトース、お
    よびラクトース、から選ぶことができる、上記第15項記
    載のホルムアルデヒド結合剤の製造方法。
  17. 【請求項17】成分(b)を、6個の炭素原子までを有
    する脂肪酸アミド、および1個のベンゼン環を有する芳
    香族アミド、から選ぶことができる、上記第15項または
    第16項記載のホルムアルデヒド結合剤の製造方法。
  18. 【請求項18】成分(b)を、尿素、チオ尿素、ホルム
    アミド、アセトアミド、ベンヅアミド、オキサミド、コ
    ハク酸アミド、マロン酸アミド、グアニジン、ビユーレ
    ツト、ジシアンジアミド、およびそれらの混合物、から
    選ぶことができる、上記第17項記載のホルムアルデヒド
    結合剤の製造方法。
  19. 【請求項19】成分(x)が、炭酸アンモニウム、重炭
    酸アンモニウム、スルフアミド酸アンモニウム、酢酸ア
    ンモニウム、またはカルバミド酸アンモニウム、である
    上記第15項〜第18項のいずれか1項に記載のホルムアル
    デヒド結合剤の製造方法。
  20. 【請求項20】成分(y)が、塩酸、塩化アンモニウ
    ム、硫酸、硫酸アンモニウム、蟻酸、または蟻酸アンモ
    ニウム、である、上記第15項〜第19項のいずれか1項に
    記載のホルムアルデヒド結合剤の製造方法。
  21. 【請求項21】成分(a)および(b)のための溶剤と
    して作用し、かつまたホルムアルデヒドと反応する
    (c)有機化合物を、任意的に含有する、上記第15項〜
    第20項のいずれか1項に記載のホルムアルデヒド結合剤
    の製造方法。
  22. 【請求項22】成分(c)が、C1-4脂肪族一価アルコー
    ルである、上記第21項に記載のホルムアルデヒド結合剤
    の製造方法。
  23. 【請求項23】任意的に、(d)水溶性無機化合物を追
    加して含有する、上記第15項〜第22項のいずれか1項に
    記載のホルムアルデヒド結合剤の製造方法。
  24. 【請求項24】成分(d)が、水溶性塩化物塩である、
    上記第9項に記載のホルムアルデヒド結合剤の製造方
    法。
  25. 【請求項25】成分(d)が、アルカリ金属またはアル
    カリ土類金属の水溶性塩化物である、上記第24項に記載
    のホルムアルデヒド結合剤の製造方法。
  26. 【請求項26】成分(d)が、塩化ナトリウム、塩化カ
    リウム、または塩化カルシウム、である、上記第25項に
    記載のホルムアルデヒド結合剤の製造方法。
  27. 【請求項27】成分(a)、プラスもし存在するなら成
    分(c)および(d)、:成分(b)の重量比が、20:1
    00〜400:100である、上記第15項〜第26項のいずれか1
    項に記載のホルムアルデヒド結合剤の製造方法。
  28. 【請求項28】活性成分を20〜80重量%含有する、上記
    第15項〜第27項のいずれか1項に記載のホルムアルデヒ
    ド結合剤の製造方法。
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