JPH0753669Y2 - 運転シミュレータのステアリング装置 - Google Patents

運転シミュレータのステアリング装置

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JPH0753669Y2
JPH0753669Y2 JP1989101186U JP10118689U JPH0753669Y2 JP H0753669 Y2 JPH0753669 Y2 JP H0753669Y2 JP 1989101186 U JP1989101186 U JP 1989101186U JP 10118689 U JP10118689 U JP 10118689U JP H0753669 Y2 JPH0753669 Y2 JP H0753669Y2
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JP
Japan
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stopper member
fixed
steering device
stop
rotation
Prior art date
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JP1989101186U
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JPH0341492U (ja
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達夫 川渕
文雄 龍見
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Namco Ltd
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Namco Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車シミュレーション遊戯機械等に適用さ
れる運転シミュレータのステアリング装置に関する。
従来技術 従来、運転シミュレータのステアリング装置において
は、ハンドル輪の無制限に回転させていたが、実際の乗
物ではハンドル輪の回転角度が規制されており、現実に
そぐわないものであった。
このため、ハンドル輪が固定され、装置本体に回転自在
に装着された回転軸を有し、ハンドル輪の回転角度が規
制されている運転シミュレータのステアリング装置が既
に提案されている。
この種のステアリング装置の一例として、回転軸にスト
ッパー、装置本体にストッパーと係合する係合部をそれ
ぞれ設けてハンドル輪の回転角度を規制するものが知ら
れているが、この場合ハンドル輪の回転角度は左右両回
転においてストッパーと係合部が係合する360°未満で
あって、実際の態様から大きく離れてしまう。
この問題を解決するため、第5図に示すようにハンドル
輪51を固定した回転軸52と同軸上にスクリュウ53を設
け、このスクリュウ53にはガイドロッド54によって回転
が阻止されたナット部材55を螺合し、ナット部材55が軸
方向の前後に配設されたストッパー56に当たる位置間、
ハンドル軸51を回転できるステアリング装置が提案され
ている。
かく構成のステアリング装置は、ハンドル輪の回転角度
を任意に設定できるため、実際の運転に近い操作感覚を
操作者に与えられる。
しかしながら、回転軸52の回転をナット部材55の直線運
転に変える際に減速しているため、このナット部材55の
移動力が強力になり、ハンドル輪の操作を乱雑に行うと
装置が破損することがあった。また、部品点数も多く、
コスト高である問題もあった。
考案が解決しようとする課題 本考案は、上述した従来の問題を解消し、実際の運転に
近いハンドルの操作感覚が得られ、しかも故障が少なく
安価な運転シミュレータのステアリング装置を提供する
ことを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成する本考案の課題は次の如くである。
ハンドル輪が固定され、装置本体に回転自在に装着され
た回転軸を有し、ハンドル輪の回転角度が規制されてい
る運転シミュレータのステアリング装置において、前記
回転軸に固定された可動ストッパー部材と、前記装置本
体に固定された固定ストッパー部材と、前記回転軸のま
わりに回転軸と独立して回動自在に前記可動ストッパー
と固定ストッパーとの間に設けられた中間ストッパー部
材とを有し、該中間ストッパー部材は回転軸の左右両回
転方向のそれぞれについて別々に前記可動ストッパー部
材に係合するとともに、中間ストッパー部材自身の左右
両回転方向のそれぞれについて別々に前記固定ストッパ
ー部材に係合して停止することを特徴とする運転シミュ
レータのステアリング装置。
作用 上記構成によれば、ハンドル輪を回転することにより、
回転軸と一緒に可動ストッパー部材が回転し、この回転
は中間ストッパー部材を介して固定ストッパー部材と係
合する位置まで左右両方にそれぞれ回転される。従っ
て、各ストッパー部材に負荷がかからず、ハンドル輪の
回転角度を任意に設定できる。
実施例 以下、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は、本考案が適用される自動車シミュレーション
遊戯機械の斜視図である。
第1図において、遊戯機械本体1には操作する操作映像
(図示せず)等が表示される表示部2及びステアリング
装置3、更にはアクセルペダル4、ブレーキペダル5、
クラッチペダル6、変速レバー7及びハンドブレーキ8
を備え、遊戯者はあたかも実際の車を運転する感覚で座
席9に座って遊戯することができるように構成されてい
る。
上記ステアリング装置3は、第2図及び第3図に示すよ
うに、一端にハンドル輪10が固定された回転軸11を有
し、回転軸11は軸受12,13を介して機枠14に回転自在に
装着されている。この回転軸11には、可動ストッパー部
材15が固定され、本実施例の可動ストッパー部材15は回
転軸11と同芯上に固定された円板16と、該円板16の後述
する中間ストッパー部材対向面に固定されたストップ突
起17とから構成されている。
回転軸11には、可動ストッパー部材15と隣接して中間ス
トッパー部材18が回転軸11のまわりを独立して回動可能
に嵌合されている。この中間ストッパー部材18は、本例
の場合3個の円板状のストップ板19,20,21を備え、各ス
トップ板19,20,21にはその両面にそれぞれストップ突起
22,23が固定されている。
中間ストッパー部材18の可動ストッパー部材15と反対側
には、機枠14に固定された固定ストッパー部材24が設け
られ、固定ストッパー部材24はストッパー25とこれを支
持する支持板26とからなり、支持板26が機枠14に固定さ
れている。
なお、可動ストッパー部材15,中間ストッパー部材18及
び固定ストッパー部材24のストップ突起17,22,23及びス
トッパー25は、互いに対向する突起と係合する位置に配
置されている。
また、回転軸11にはハンドル輪10の反対端に歯27が形成
され、この歯27はボリューム29を可変する歯車28と噛み
合っている。
上記構成されたステアリング装置3の作動態様は、下記
の如くである。
遊戯者が、ハンドル輪10を一方に回すと、回転軸11及び
これに固定された可動ストッパー部材15が回るが、中間
ストッパー部材18は回転軸11に対して独立して回動可能
に装着してあるため、回転開始当初は回るこがない。こ
こで、可動ストッパー部材15のストップ突起17がストッ
プ板19のストップ突起22に係合すると、ストップ板19が
可動ストッパー部材に連れ回り回転をする。そして、ス
トップ板19の回転でストップ板20,21がストップ突起22,
23の係合で順次回転され、ストップ板21のストップ突起
23が固定ストッパー部材24のストッパー25に係合する
と、その回転が停止してハンドル輪10をそれ以上回転す
ることができなくなる。
この状態で、ハンドル輪10を上記とは反対方向に回転す
ると、可動ストッパー部材15のストップ突起17がストッ
プ板19のストップ突起22から離れ、約1周して上記係合
位置と反対側で係合する。そして、ストップ板19を連れ
回りさせ、この回転が順次ストップ板20,21に伝わり、
最後にストップ板21のストップ突起23が固定ストッパー
部材24のストッパー25に上記反対側で係合すると、ハン
ドル輪10はそれ以上回転することができなくなる。
かくして、本考案のステアリング装置3はハンドル輪10
の回転が可動ストッパー部材15及び中間ストッパー部材
18を介して固定ストッパー部材24によって規制される。
従って、ハンドル輪10の回転角度を中間ストッパー部材
18のストップ板の数によって任意に設定でき、実際の自
動車等の乗物に近い操作感覚を遊戯者に与えられる。ハ
ンドル輪10の回転角度を設定する場合、第4図に示すよ
うに、1つのストップ板、例えばストップ板20におい
て、ストップ突起24が相手側のストップ突起23に係合す
る変位角度は変位角A,変位角Bの和であり、その変位角
度を簡単に知ることができる。よって、ストップ板の数
及びストップ突起の大きさ等から所望のハンドル輪10の
回転角度を設定できる。
また、本考案のステアリング装置3が減速しないので、
可動ストッパー部材15、中間ストッパー部材18及び固定
ストッパー部材24に大きな負荷がかかることがなく、故
障等が発生しにくい。
以上、本考案の好ましい実施例について説明したが、本
考案は上記実施例のみに限定されず、各種改変できるも
のである。
例えば、ストップ突起は互いに係合するものならば適宜
な形状にすることができ、またその数も1枚のストップ
板に複数個設けることもできる。
なお、本考案に係るステアリング装置は遊戯機械に限ら
ず、各種シュミレータに用いられ、また自動車のステア
リング装置だけでなく、例えばモータボート等の船やそ
の他ハンドル操作を行う種々のシミュレータに適用でき
る。
効果 上記構成によれば、本考案はハンドルの回転角度を任意
に設定でき、しかも大きな負荷が発生しないので、故障
しにくいという利点が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用される自動車シミュレーション遊
戯機械の斜視図、第2図及び第3図はそのステアリング
装置の断面図及び斜視図、第4図は1つのストップ板の
回転角度を説明する説明図、第5図は従来のステアリン
グ装置を示す断面図である。 3…ステアリング装置 10…ハンドル輪 11…回転軸 14…機枠 15…可動ストッパー部材 18…中間ストッパー部材 24…固定ストッパー部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドル輪が固定され、装置本体に回転自
    在に装着された回転軸を有し、ハンドル輪の回転角度が
    規制されている運転シミュレータのステアリング装置に
    おいて、 前記回転軸に固定された可動ストッパー部材と、 前記装置本体に固定された固定ストッパー部材と、 前記回転軸のまわりに回転軸と独立して回動自在に前記
    可動ストッパーと固定ストッパーとの間に設けられた中
    間ストッパー部材とを有し、 該中間ストッパー部材は回転軸の左右両回転方向のそれ
    ぞれについて別々に前記可動ストッパー部材に係合する
    とともに、中間ストッパー部材自身の左右両回転方向の
    それぞれについて別々に前記固定ストッパー部材に係合
    して停止することを特徴とする運転シミュレータのステ
    アリング装置。
JP1989101186U 1989-08-31 1989-08-31 運転シミュレータのステアリング装置 Expired - Lifetime JPH0753669Y2 (ja)

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JPH0341492U JPH0341492U (ja) 1991-04-19
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Cited By (2)

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JP2006235300A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Mitsubishi Precision Co Ltd 模擬運転装置用ハンドルストッパー
JP2012014079A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Honda Motor Co Ltd 模擬ステアリング装置

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