JPH0753454Y2 - 施肥機の施肥量調節装置 - Google Patents

施肥機の施肥量調節装置

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JPH0753454Y2
JPH0753454Y2 JP109887U JP109887U JPH0753454Y2 JP H0753454 Y2 JPH0753454 Y2 JP H0753454Y2 JP 109887 U JP109887 U JP 109887U JP 109887 U JP109887 U JP 109887U JP H0753454 Y2 JPH0753454 Y2 JP H0753454Y2
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shaft
fertilizer
counter
arm
metering plate
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一明 伊谷
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は施肥機の施肥量調節装置に関するものである。
(従来技術) 従来の施肥機は植付部側の出力軸と施肥側の入力軸との
間に連結ロッドを設けて、連結ロッドの施肥機側駆動ア
ームに対する孔の差し換えによって連結位置の調節を行
い調量している。
(考案が解決しようとする問題点) 以上のものによると、連結ロッドの施肥機側駆動アーム
に対する孔の差し換えによって連結位置の調節を行って
いるので調量に工具が必要であり、しかも段階的な施肥
量しかえられないし、施肥量の調節が正面から行えな
い。
(問題点を解決するための手段) したがって本案の技術的課題は、施肥量の調量がし易い
施肥機をうることを目的とするもので、この技術的課題
を解決する本案の技術的手段は、施肥機の入力軸の回転
角を変化させて、肥料繰り出し量を調節することが可能
な施肥量調節装置であって、植付部側の出力軸と施肥機
側の入力軸との間におけるフレームのステーに調量板の
回転支点となるカウンター軸を設け、施肥機側の入力軸
を駆動するカウンターアームと、植付部側の出力軸によ
って往復駆動される駆動ロッドとを、調量板の両端にそ
れぞれ連繋するとともに、該調量板を前記カウンター軸
に揺動自在に支持するよう構成して、該調量板を、揺動
支点となるカウンター軸に対して調量ダイヤルの調量軸
によって移動するよう構成し、前記入力軸のカウンター
アームと前記駆動ロッドの前記カウンター軸に軸支され
た調量板に対する取付姿勢を変更して、調量板及びカウ
ンターアームの位置調節によって施肥機の入力軸の回転
角を変化させ、肥料繰り出し量を調節するよう構成した
ものである。
(考案の効果) この技術的手段によれば、施肥機の入力軸の回転角を変
化させて、肥料繰り出し量を調節することが可能な施肥
量調節装置であって、植付部側の出力軸と施肥機側の入
力軸との間におけるフレームのステーに調量板の回転支
点となるカウンター軸を設け、施肥機側の入力軸を駆動
するカウンターアームと、植付部側の出力軸によって往
復駆動される駆動ロッドとを、調量板の両端にそれぞれ
連繋するとともに、該調量板を前記カウンター軸に揺動
自在に支持するよう構成して、該調量板を、揺動支点と
なるカウンター軸に対して調量ダイヤルの調量軸によっ
て移動するよう構成し、前記入力軸のカウンターアーム
と前記駆動ロッドの前記カウンター軸に軸支された調量
板に対する取付姿勢を変更して、調量板及びカウンター
アームの位置調節によって施肥機の入力軸の回転角を変
化させ、肥料繰り出し量を調節するよう構成したから、
植付部側の出力軸と施肥機側の入力軸との間におけるフ
レームに支点となるカウンター軸を設け、これに対して
位置調節自在に設けた調量板の一端に取付けられるカウ
ンターアームを調量板の調量ダイヤルにより位置調節す
ることによって、施肥機の入力軸の回転角を変化させて
肥料繰り出し量を調節することが可能であるので、施肥
機の調量調節が自由であり、しかも、調量ダイヤルによ
ってカウンターアームの位置が調節され入力軸の回転角
度が変わるので、調量調節が段階的でなく連続的に変化
でき、単に調節ダイヤルを回動するのみで足りるから調
量がたいへん容易であり、調量ダイヤルの操作だけで簡
単で精密に施肥機の調量調節が実施できるすぐれた特徴
を有する。
また、カウンター軸を各植付伝動ケース毎に設け、かつ
カウンター軸の支点を施肥機全体を支えるフレームから
延設したステーに設けることにより、結果的に植付部の
出力軸、施肥機の入力軸、及びカウンター軸の軸方向と
垂直な方向に調節のための調量板のダイヤル軸を構成す
ることができ、したがってオペレータが植付部の後方へ
回って施肥量の調節をする場合、調量ダイヤルの操作が
大変やり易い。
(実施例) 以下、図面に示す実施例について説明する。
先ず、田植機全体から説明する。
第13図に示す(1)は乗用車体であり、この乗用車体
(1)の後部にリフト機構(2)を介して植付部(3)
が連結される。乗用車体(1)は車体フレーム(4)の
後部にミッションケース(5)が取付けられ、車体フレ
ーム(4)の上にエンジン(6)が搭載されると共に、
その下に前輪(7)がある。
又、ミッションケース(5)の左右両側から後方に向け
て伝動ケース(8)がある。
伝動ケース(8)の後端には後輪(9)がある。(10)
は運転席であり、(11)は足踏台、(12)は走行ハンド
ルである。
リフト機構(2)には、トップリンク(14)とロワリン
ク(15)が取付けられており、図示しない油圧シリンダ
ーのロッドの伸縮により各リンク(14)(15)を揺動さ
せて植付部(3)を昇降するようになっている。
図中(16)は油圧シリンダーのリンクに対する取付金具
を示す。
リンクフレームは又、その取付金具で伝動ケース(8)
に取付けられている。
植付部(3)は苗載台(18)、フロート(19)伝動ケー
ス(20)とからなっている。
(21)はマーカー、(22)はフロート昇降レバーであ
る。
以上のような田植機の苗植装置に用いられるロータリー
植付爪を有するものは、次のようになっている。
すなわち、第9図において入力軸(23)は植付伝動ケー
ス(20)に対して回転自在である。入力軸(23)には太
陽歯車(24)が遊嵌されている。ただし、太陽歯車位相
調節部材(25)を介して植付伝動ケース(20)に固定さ
れている。
太陽歯車位相調節部材(25)は太陽歯車(24)の植付伝
動ケース(20)に対する相対位置を変えるものである。
入力軸(23)の端部には中空状の2つ割りロータリーケ
ース(28)が軸架されており、ボルト(29)により入力
軸(23)に固定されている。ロータリーケース(28)に
は太陽歯車(24)と噛合し、かつ太陽歯車(24)と同歯
数の中間歯車(30)(30)が中間軸(31)を介して回転
自在に設けられており、植付軸としてのカム軸(32)上
には前記中間軸(31)上の中間歯車(30)に常時噛合す
る太陽歯車(24)と同歯数の遊星歯車(33)が後述する
支持部材を介して嵌着されている。これら太陽歯車(2
4)、中間歯車(30)、遊星歯車(33)は第11図に示す
如く回転中心から適宜寸法(e)偏心した歯車である。
カム軸は又、位置調節部材(34)を介してロータリーケ
ース(28)に取付けられている。
又、カム軸(32)には支持部材(37)が嵌装され、この
支持部材(37)に植付アーム(38)と前記した遊星歯車
(33)とが固定されている。そして、位置調節部材(3
4)を調整することにより第10図の押出爪(47)の押出
タイミングが変更される。
(39)は植付アーム(38)を支持部材(37)に固定する
ボルトであり、植付アーム(38)のボルト孔に挿通さ
れ、(40)は支持部材(37)とカム軸(32)との間に介
装されたベアリングである。
カム軸(32)にはカム(41)が設けられており、このカ
ムに接触するプッシュアーム(42)からは中間軸(27)
を介してプッシュロッド(36)を駆動するもので、その
交叉部にスプリング(43)があり、これと対照的にクッ
ションゴム(44)がある。
したがって、プッシュアーム(42)はスプリング(43)
で附勢され、クッションゴム(44)で植付アーム(38)
に対して緩衝される。
プッシュアーム(42)は又、軸(45)で枢支され、端部
がカム(41)に接触する。
(46)は植付爪であり、(47)は前述した押出爪であっ
て、プッシュアーム(42)によって駆動されるプッシュ
ロッド(36)で押出される。
さて、回転体としてのロータリーケース(28)がその回
転軸である入力軸(23)により第11図の如く矢印A方向
に自転すると、植付伝動ケース(20)に対して、回転不
能の太陽歯車(24)に噛合する中間歯車(30)はロータ
リーケース(28)の自転に伴ってその自転の回転角度と
同じ回転角度だけ矢印Bの方向に自転する。
この中間歯車(30)に遊星歯車(33)を介して連動する
植付アーム支持部材(37)は、中間歯車(30)の自転に
より矢印C方向、つまりロータリーケース(28)の自転
方向と逆方向に自転するから、植付アーム(38)は苗載
台の方向を向いた姿勢状態で駆動軸(23)を中心に旋回
運動することになり、この旋回運動中において苗載台
(18)に面する側を上から下に下降するとき、その植付
爪(46)の先端部にて苗載台(18)上の苗マットから苗
を一株だけ分割したのち、その下降下限において圃場面
に植付し、その後において圃場面より上昇するもので植
付時に押出爪(47)が苗を押出すので苗は植付爪(46)
から離れる。
ところで、第11図に示す如く太陽歯車(24)中間歯車
(30)、遊星歯車(33)の何れもがe量偏心した偏心歯
車に構成されているのでロータリーケース(28)の矢印
A方向への自転に伴って支持部材(37)は公転し、それ
に伴う支持部材(37)自体のC方向への自転は、その一
回転中において偏心歯車(24)(30)、(30) (33)それぞれの噛み合いにおける回転軸心に対する噛
み合いピッチ半径の違いによりロータリーケース(28)
の自転速度に対して早くなったり遅くなったりするよう
に構成されている。
よって、ロータリーケース(28)の自転に対して植付ア
ーム(38)のC方向への自転が遅くなる時期が、苗取位
置から植付アーム(38)の圃場面に近づくように下降す
る時期に、又一方、植付アーム(38)の上昇上限に近づ
くように植付位置から上昇する時期に各々該当するよう
に設定することにより、各植付アーム(38)は圃場面に
近づくように下降するときにロータリーケース(28)の
自転よりもC方向に遅れ勝手にゆっくり自転しながら公
転により姿勢を下向きに変え、植付後に上昇上限に近づ
くように上昇するときロータリーケース(28)の自転よ
りも余分にC方向に少しはやく進み勝手に自転して姿勢
を変えるから、第12図に示す如く爪先端の運動軌跡の閉
ループは一方によりカーブし、他方はより直線に近いと
ころの偏形の楕円状の閉ループ曲線となっている。
又、以上のようなロータリー植付爪を有する田植機にお
いて、植付アーム同志を互いに連動連結し、これらを遊
星歯車機構のあるロータリーケースに連結して駆動する
ようにした具体的な構造は、第9図のように伝動ケース
(20)の両側にロータリーケース(28)を設け、このロ
ータリーケース(28)と最初のG列に当たる植付アーム
(38)とは前述した態様で連結するが、G列の植付アー
ム(38)とH列の植付アーム(38)とは連結パイプ(4
8)(49)で連結し、H列の植付アーム(38)とI列の
植付アーム(38)とは連結パイプ(50)(51)で連結す
る。
又、I列の植付アーム(38)とアーム連結部材(54)と
は連結パイプ(52)(53)で連結し、太陽歯車(24)に
相当するアーム連結部材(54)部分に設けた支軸(55)
を機体から延設して支持枠(57)に軸受(58)を介して
支持する。
そして、カム軸(32)はこれら連結パイプ内を貫通して
支持するものである。ただ、カム軸 (32)はアーム連結部材(54)に位置調節部材(34)を
介して取付けられることは植付伝動ケース(20)側のロ
ータリーケースと同様である。
又、部材(54)に対して第9図(ロ)のようにカム軸
(32)のみをケースにボルト(62)を用いて固定しても
よいものであり、パイプ(52)(53)はカム軸(32)に
対して軸受(63)を介して支持する。
以上のような植付装置に施肥部を取付けた従来の田植機
は第5図に示すようなもので、第13図と同一部分には同
一の符号を附してある。
第7図の如く施肥部(64)はタンク(65)とシューター
(66)とからなり、タンク(65)とシューター(66)と
の間に施肥ロール(67)がある。施肥ロール(67)は扇
形孔のある上下ロール(67a)(67b)の中央に穴あき中
ロール(67c)があって、これは軸(68)のある傘歯車
とこれと噛合する傘歯車の軸(77)で駆動される。
第8図の如く、施肥フレーム(71)から延設されたアー
ム(72)には従動カム(73)が軸(74)を介して取付け
られている。従動カム(73)は軸(74)に捲装されたば
ね(75)で絶えず下向きに附勢されている。
従動カム(73)と回動板(70)の目孔(69)との間には
連結ロッド(75)が張設されており、連結ロッド(75)
の目孔(69)に対する位置を変更することにより、従動
カム(73)のストップ位置を変更することができ、これ
によって施肥ロール(67)の開閉度を変更することがで
きる。
図示のものはアーム連結部材(54)に駆動ローラ(76)
が取付けられており、アーム連結部材(54)がロータリ
ーケース(28)と共に回動することにより、前記駆動ロ
ーラ(76)で従動カム(73)を押上げ、連結ロッド(7
5)を介して回動板(70)、すなわち駆動アームを動か
し、軸(68)を介して施肥ロール(67)を開くようにな
っている。
そして、駆動ローラの代わりに駆動カムが用いられ、又
アーム連結部材の代わりにロータリーケースが用いられ
る。
なお、図中(78)は苗押え棒であり、第6図の(84)は
ワンウエイクラッチであり、第13図のものと同様に(2
0)は植付伝動ケース、第5図の(19)はフロートであ
る。
以上のものによると、連結ロッド(75)の施肥機側駆動
アーム(70)に対する孔の差し換えによって連結位置の
調節を行い調量している。
かかる調量では工具が必要であり、しかも段階的な施肥
量しかえられないし、施肥量の調節が正面から行えな
い。
本案はこれを改良したもので、先ず植付部側の出力軸と
施肥機側の入力軸との間にフレームに支持されるカウン
ター軸を設け、これに対して位置調節自在に設けた調量
板に取付けられるカウンターアームを調量板の調量ダイ
ヤルにより位置調節することによって施肥機の入力軸の
回転角を変えて肥料繰り出し量を調節することが可能に
したものである。
第1図は本案装置を示すもので、第8図と同一部分には
同一の符号を附してある。
植付伝動ケース(20)における出力軸としての中間伝動
軸(85)と調量板(86)とは往復動する駆動ロッド(8
7)で連繋され、(88)は出力軸(85)の偏心アームに
対する駆動ロッド(87)の枢支点であって、(89)は駆
動ロッド(87)の調量板(86)に対する枢支点である。
又、支柱(92)とステー(93)を有するフレーム(91)
が、植付伝動ケース(20)に支柱(92)を介して支持さ
れ、支柱(92)からのステー(93)にカウンター軸(9
0)が回動自在に支持されている。
カウンター軸(90)には調量板(86)の調量軸(94)が
螺出入自在に取付けられ、調量ダイヤル(95)の回動で
調量軸(94)を介して調量板(86)がカウンター軸(9
0)に対して移動するようになっている。
調量板(86)には枢支点(89)とは反対側の枢支点(9
6)でカウンターアーム(99)が取付けられ、カウンタ
ーアーム(99)は又、枢支点(97)でアーム(98)を介
して施肥機の入力軸である軸(86)の傘歯車を駆動する
ようになっている。
したがって、調量板(86)、カウンターアーム(99)及
び、アーム(98)を介して軸(68)が往復動し、傘歯車
伝動で軸(77)が往復動して中目皿(67c)を往復回動
せしめるのである。
上部の固定目皿(67a)は、第2図の如く円弧状の目孔
(100)があり、下部の固定目皿 (67b)は左右に肥料排出口(101)(102)切欠が形成
されている。中目皿(67c)には多数の円孔(103)が開
孔しているので、この中目皿の往復動で目孔(100)か
ら落下した肥料を排出口(101)(102)まで移送して落
下せしめるようになっている。
以上、本考案は、施肥機の入力軸の回転角を変化させ
て、肥料繰り出し量を調節することが可能な施肥量調節
装置であって、植付部側の出力軸と施肥機側の入力軸と
の間におけるフレームのステーに調量板を回転支点とな
るカウンター軸を設け、施肥機側の入力軸を駆動するカ
ウンターアームと、植付部側の出力軸によって往復駆動
される駆動ロッドとを、調量板の両端にそれぞれ連繋す
るとともに、該調量板を前記カウンター軸に揺動自在に
支持するよう構成して、該調量板を、揺動支点となるカ
ウンター軸に対して調量ダイヤルの調量軸によって移動
するよう構成し、前記入力軸のカウンターアームと前記
駆動ロッドの前記カウンター軸に軸支された調量板に対
する取付姿勢を変更して、調量板及びカウンターアーム
の位置調節によって施肥機の入力軸の回転角を変化さ
せ、肥料繰り出し量を調節するよう構成したものであ
る。
したがって、調量ダイヤル(95)によってカウンターア
ーム(99)の位置が調節され、軸(68)の回転角度が変
わるので調量調節が段階的でなく連続的に変化でき、単
に調節ダイヤルを回動するのみで足りるから調量が容易
である。
そして、施肥機のタンク(65)は第3図の如くフレーム
(91)に突設された支持板(104)(105)に取付けた軸
受帯(106)で支持されている。
したがって、カウンター軸の支点が施肥機全体を支える
フレーム(91)から延設したステー(93)に設けられた
ことから、結果的に植付部の出力軸、すなわち中間伝動
軸(85)、施肥機(64)の入力軸、すなわち軸(68)、
及びカウンター軸(90)の軸方向と垂直な方向にダイヤ
ル軸(94)が構成されることとなるので、オペレータが
植付部の後方へ回って施肥量の調節をする場合、調量ダ
イヤル(95)の操作が大変やり易い。
そして、カウンター軸(90)を各ユニット毎、すなわち
第6図に示す左側、又は右側のユニット毎に別々に設け
れば、ユニット毎の植付停止操作の際に同時に施肥を停
止することができるし、肥料の残量排出に悪影響を与え
ない。
又、図示のように植付伝動ケース(20)上に施肥フレー
ムを設け、そのフレーム支柱にカウンター軸(90)の支
点を設けると必然的にカウンターアーム(99)、操作ダ
イヤル(95)もその付近に設けることとなって植付アー
ム(28)間に操作装置をすべて納めることができ、駆動
ロッド(87)の取付けも無理がなく、全体的にコンパク
トに構成できる。
何れにしても本案のものは調量板(86)のカウンター軸
(90)に対する位置調節によってカウンターアーム(9
9)と駆動ロッド(87)の調量板(86)に対する取付姿
勢を変更し、これによってカウンターアーム(99)の位
置調節ができる如く構成したことを特徴とするものであ
る。
尚、カウンター軸を各ユニット毎に別々のものにしてお
くことによって、ユニット毎の植付停止操作の際に同時
に施肥を停止することができるし、肥料の残量排出に悪
影響を与えない。
更に、植付伝動ケース上に施肥フレームを固定する場
合、フレーム支柱にカウンター軸の支点を設けると、必
然的にカウンターアーム、操作ダイヤルもその付近に設
けることとなって植付アームの間に操作装置をすべて納
めることになり、駆動ロッドの取付けも無理がなく、全
体的にコンパクトに構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)(ロ)は本案装置を示す動作状態の異なる
正面図、 第2図(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は目皿の分解図と組み
立て図、 第3図はタンク支持フレームの平面図、 第4図は本案装置の側面図、 第5図は施肥田植機全体図、 第6図は同上の施肥部部分図、 第7図(イ)(ロ)はタンクの切断面図、 第8図(イ)(ロ)は施肥部、駆動部の部分図、 第9図(イ)(ロ)はユニット式ロータリー田植機の平
面図と部分図、 第10図はロータリーケースの部分図、 第11図はロータリーケースの作用説明図、 第12図はロータリーケースの爪軌跡図、 第13、14図は田植機の正面図と平面図である。 (20)……植付伝動ケース (28)……ロータリーケース (38)……植付アーム (64)……タンク (67)……目皿 (85)……回転出力軸 (86)……調量板 (87)……駆動ロッド (90)……カウンター軸 (91)……フレーム (93)……ステー (98)……アーム (99)……カウンターアーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】施肥機の入力軸の回転角を変化させて、肥
    料繰り出し量を調節することが可能な施肥量調節装置で
    あって、植付部側の出力軸と施肥機側の入力軸との間に
    おけるフレームのステーに調量板の回転支点となるカウ
    ンター軸を設け、施肥機側の入力軸を駆動するカウンタ
    ーアームと、植付部側の出力軸によって往復駆動される
    駆動ロッドとを、調量板の両端にそれぞれ連繋するとと
    もに、該調量板を前記カウンター軸に揺動自在に支持す
    るよう構成して、該調量板を、揺動支点となるカウンタ
    ー軸に対して調量ダイヤルの調量軸によって移動するよ
    う構成し、前記入力軸のカウンターアームと前記駆動ロ
    ッドの前記カウンター軸に軸支された調量板に対する取
    付姿勢を変更して、調量板及びカウンターアームの位置
    調節によって施肥機の入力軸の回転角を変化させ、肥料
    繰り出し量を調節するよう構成したことを特徴とする施
    肥機の施肥量調節装置。
JP109887U 1987-01-08 1987-01-08 施肥機の施肥量調節装置 Expired - Lifetime JPH0753454Y2 (ja)

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JPS63109718U JPS63109718U (ja) 1988-07-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160087339A (ko) * 2015-01-13 2016-07-21 가부시끼 가이샤 구보다 파종기

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108293382A (zh) * 2018-03-22 2018-07-20 浙江博源农机有限公司 一种侧深施肥装置的传动机构
CN117441437B (zh) * 2023-12-20 2024-03-08 安徽省农业科学院烟草研究所 一种智能化可调距定位基肥固体肥施肥机

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KR20160087339A (ko) * 2015-01-13 2016-07-21 가부시끼 가이샤 구보다 파종기

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JPS63109718U (ja) 1988-07-14

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