JPH0752760Y2 - 作業車用キャビン - Google Patents

作業車用キャビン

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JPH0752760Y2
JPH0752760Y2 JP5995489U JP5995489U JPH0752760Y2 JP H0752760 Y2 JPH0752760 Y2 JP H0752760Y2 JP 5995489 U JP5995489 U JP 5995489U JP 5995489 U JP5995489 U JP 5995489U JP H0752760 Y2 JPH0752760 Y2 JP H0752760Y2
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JP
Japan
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forming member
notch
port forming
cabin
blower
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JP5995489U
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JPH02149336U (ja
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健一 小川
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空調用の送風口形成部材及び小物収納部を天
井内面に付設してある作業車用キャビンに関する。
〔従来の技術〕
上記キャビンにおいては、従来、前記送風口形成部材と
前記小物収納部とは、夫々別の箇所に設けられ、前記小
物収納部の出し入れ口(11)は、第4図に示すように、
前縦壁(9)の中央部に透孔を形成して構成してあっ
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、前記小物収納部の出し入れ口の周囲の
前壁部分により、収納している小物が機体の振動等によ
って出し入れ口からずり落ちるのを防止するよう考慮し
たものである。ところが、上記したように、ずり落ち防
止用周壁を形成するものであるので、小物収納部を上下
高さをコンパクトなものにすると出し入れ口の上下幅が
小さくなり、物の出し入れが行いにくくなる欠点があっ
た。
本考案は、小物収納部の上下高さをコンパクトにして充
分な居住空間を得ることができるものでありながら、収
納物のずり落ちを防止し、かつ、出し入れを行いやすく
させることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、冒頭に記載した作業車用キャビンにお
いて、前記小物収納部の出し入れ口を形成する切欠き
を、前記送風口形成部材の横幅と略同一の横幅を有する
とともに上向きに開放した状態で、前記小物収納部の前
縦壁の横方向中間部に形成し、前記送風口形成部材を、
これの下端が前記切欠きの下端縁より高レベルに位置す
る状態に形成するとともに、前記切欠きの手前側近くに
位置する箇所に配置してある点にあり、その作用・効果
は次の通りである。
〔作用〕
つまり、前記前縦壁の前記切欠きの左右両側部及び下方
側部分により、小物収納部内に収納した物のずり落ちを
防止するとともに、前記送風口形成部材により出し入れ
口の上部側における収納物のずり落ち防止用部材に兼用
することができる。
又、前記送風口形成部材を前記切欠きの手前側に配置し
てあり、前記切欠きは上方を開放してあるので、斜め下
方から物を出入れする際、間口が比較的大きくて出し入
れがしやすくなる。
〔考案の効果〕
従って、本考案によれば、送風口形成部材を出し入れ口
上方側での落ち止め部材に利用するので、ずり落ちを有
効に阻止できるとともに、小物収納部の上下高さを大き
くさせることなく、物の収納を行い易いものにすること
ができた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に本考案に係る作業車の一例であるコンバインの
キャビン(1)を示している。このキャビン(1)は、
天井部に空調用ユニット(2)を内装するとともに、空
調用の送風口形成部材(3)を天井内面(4)に設けて
ある。又、フロントガラス(5)の上方部における天井
内面(4)に小物収納部(6)を設けてある。
前記送風口形成部材(3)は、第1図に示すように、側
面視断面形状を略くの字形に成形して構成され、キャビ
ン内横方向中央部に位置する状態で配設してある。又、
送風口(7)を形成する面(30)は送風が運転者に向か
うよう前下り傾斜姿勢となる状態で形成してある。
前記小物収納部(6)は、第3図にも示すように、キャ
ビン(1)の横幅略全長に亘って延設した底板(8)
と、この底板(8)のキャビン内方側端縁に縦姿勢に連
設した前縦壁としてのパネル板(9)とから成り、収納
物の出し入れ口を形成する切欠き(11)を、前記送風口
形成部材(3)の横幅と略同一の横幅を有するとともに
上向きに開放した状態で、前記パネル板(9)の横方向
中間部に形成してある。
又、前記切欠き(11)の左右両側におけるパネル板
(9)の前縦壁部分(9a),(9b)には、夫々、ラジオ
受信機(12)及び前記空調用ユニット(2)の操作部
(13)を配設してある。
そして、前記送風口形成部材(3)を、これの下端が前
記切欠き(11)の下端縁(14)より高レベルに位置する
状態に形成するとともに、前記切欠き(11)の手前側近
くに位置する箇所に配置してある。
このように構成することで、前記パネル板(9)により
機体の振動や走行加速時の際に収納物が底板(8)上か
らずり落ちるのを防止するとともに、前記送風口形成部
材(3)によって前記切欠き(11)の上方側からの収納
物の落下防止を図ることができ、しかも、切欠き(11)
は上方が開放されているため、斜め下方から物を出し入
れする際、行い易いものとなる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係る作業車用キャビンの
実施例を示し、第1図は要部の縦断側面図、第2図はキ
ャビンの側面図、第3図は要部の縦断背面図である。そ
して、第4図は従来例を示す要部の縦断背面図である。 (3)……送風口形成部材、(4)……天井内面、
(6)……小物収納部、(9)……前縦壁、(11)……
切欠き、(14)……下端縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調用の送風口形成部材(3)及び小物収
    納部(6)を天井内面(4)に付設してある作業車用キ
    ャビンであって、前記小物収納部(6)の出し入れ口を
    形成する切欠き(11)を、前記送風口形成部材(3)の
    横幅と略同一の横幅を有するとともに上向きに開放した
    状態で、前記小物収納部(6)の前縦壁(9)の横方向
    中間部に形成し、前記送風口形成部材(3)を、これの
    下端が前記切欠き(11)の下端縁(14)より高レベルに
    位置する状態に形成するとともに、前記切欠き(11)の
    手前側近くに位置する箇所に配置してある作業車用キャ
    ビン。
JP5995489U 1989-05-23 1989-05-23 作業車用キャビン Expired - Lifetime JPH0752760Y2 (ja)

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JP5995489U JPH0752760Y2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23 作業車用キャビン

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JP5995489U JPH0752760Y2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23 作業車用キャビン

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Publication Number Publication Date
JPH02149336U JPH02149336U (ja) 1990-12-19
JPH0752760Y2 true JPH0752760Y2 (ja) 1995-12-06

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JP5995489U Expired - Lifetime JPH0752760Y2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23 作業車用キャビン

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JPH02149336U (ja) 1990-12-19

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