JPH075262U - 基板接続衝撃吸収コネクタ装置 - Google Patents

基板接続衝撃吸収コネクタ装置

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JPH075262U
JPH075262U JP033593U JP3359393U JPH075262U JP H075262 U JPH075262 U JP H075262U JP 033593 U JP033593 U JP 033593U JP 3359393 U JP3359393 U JP 3359393U JP H075262 U JPH075262 U JP H075262U
Authority
JP
Japan
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pair
contact
substrates
fixing
connector device
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Withdrawn
Application number
JP033593U
Other languages
English (en)
Inventor
尚樹 林
亮 亀岡
Original Assignee
京セラエルコ株式会社
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Publication date
Application filed by 京セラエルコ株式会社 filed Critical 京セラエルコ株式会社
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Publication of JPH075262U publication Critical patent/JPH075262U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一対の基板を機械的に結合する絶縁性結合ブ
ロックに、該一対の基板の端子間を電気的に接続するコ
ンタクト群を支持した基板接続コネクタ装置において、
一対の基板間に生じる相対移動を吸収できる装置を得る
こと。 【構成】 絶縁性結合ブロックに、一対の基板に固定さ
れる一対の固定基部と;この一対の固定基部の間にあっ
てコンタクト群を両基板の近傍においてそれぞれ固定す
る一対のコンタクト固定部と;これら一対のコンタクト
固定部と一対の固定基部とを両者の弾性的な相対移動を
可能にして接続する弾性接続部と;を一体に設け、コン
タクト群にはそれぞれ、一対のコンタクト固定部の間に
位置させて、該一対のコンタクト固定部の弾性的な相対
移動を許容する弾性接続部を設けた基板接続衝撃吸収コ
ネクタ装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案は、一対の基板を機械的に結合する絶縁性結合ブロックに、該一対の基 板の端子間を電気的に接続するコンタクト群を支持した基板接続コネクタ装置に 関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
従来の基板接続用コネクタは、リジッドなブロックとこのブロックに中間部分 を固定された複数のコンタクトからなり、各コンタクトの一端は、ブロックの一 辺から、そしてコンタクトの他端は、ブロックの他辺から突出してそれぞれ基板 のスルホールに挿入され、半田付けされている。ところがこの従来コネクタと基 板の接続構造では、例えば基板間に相対移動が生じたとき、コンタクトに直接負 荷がかかり、基板とコンタクトの半田接続部にクラックが生じ、該接続部の電気 的接続が不安定になるおそれがあった。
【0003】
【考案の目的】
本考案は、以上の従来品の問題を解消し、一対の基板間に若干の相対移動が生 じても、これを吸収することができる、構造の簡単な基板接続衝撃吸収コネクタ 装置を得ることを目的とする。
【0004】
【考案の概要】
本考案は、合成樹脂材料から一体成形される絶縁性結合ブロックに、一対の基 板の装着孔にそれぞれ挿入される結合脚を有する互いに離間した一対の固定基部 と;この一対の固定基部の間にあってコンタクト群を両基板の近傍においてそれ ぞれ固定する一対のコンタクト固定部と;これら一対のコンタクト固定部と一対 の固定基部とを両者の弾性的な相対移動を可能にして接続する弾性接続部と;を 一体に設け、さらに、コンタクト群にはそれぞれ、一対のコンタクト固定部の間 に位置させて、該一対のコンタクト固定部の弾性的な相対移動を許容する弾性接 続部を設けたことを特徴としている。
【0005】 この構成によれば、一対の基板間に衝撃等により相対移動が生じたとき、絶縁 性結合ブロックの弾性接続部、及びコンタクト群の弾性接続部がともに弾性変形 してその相対移動を吸収するため、絶縁性結合ブロックあるいは基板にクラック が生じたり、コンタクト群の電気的接続が損なわれるおそれがない。
【0006】 絶縁性結合ブロック及びコンタクト群の弾性接続部は、例えば、少なくとも1 つのU字状の曲折部を含む形状とすると、小型で良好な弾性を得ることができる 。
【0007】
【考案の実施例】
以下図示実施例に基づいて本考案を説明する。図示例は、接続すべき一対の基 板11と12が互いに直角をなす場合に本考案を適用した実施例を示す。基板1 1と12はそれぞれ、列状のコンタクト用スルホール(端子)11a、12aと 、このコンタクト用スルホール11a、12aの両端部に位置する結合ブロック 用スルホール11b、12bを備えている。
【0008】 本考案の特徴とする基板接続コネクタ装置20は、合成樹脂材料からなる絶縁 性結合ブロック30と、この絶縁性結合ブロック30に支持される複数のコンタ クト40からなる。絶縁性結合ブロック30は、両端部に位置する一対の固定基 部31を有し、この一対の固定基部31にはそれぞれ、基板11、12の結合ブ ロック用スルホール11b、12bに挿入される固定脚部32が突設されている 。固定脚部32は、スリット32aによって分断された弾性変形脚32bと、こ の弾性変形脚32bの外面に設けた抜け止めフランジ32cを有する周知のもの である。結合ブロック用スルホール11b、12bへの挿入時には、弾性変形脚 32bが内方に弾性変形し、抜け止めフランジ32cがスルホール11b、12 bの外に出ると、弾性変形脚32bが外方に弾性復帰して、固定が完了する。
【0009】 この一対の固定基部31の間にはそれぞれ、基板11と12側に位置させて、 一対のコンタクト固定部33、34が設けられている。このコンタクト固定部3 3、34はそれぞれ、基板11、12の表面に接触するもので、コンタクト固定 部33には、コンタクト40の固定部として、挿入孔33aが形成され、同固定 部34には、同じく挿入溝34aが設けられている。
【0010】 そして、この一対の固定基部31と一対のコンタクト固定部33、34はそれ ぞれ、板状でU字状をなす弾性接続部35によって、互いに接続されている。す なわち弾性接続部35は、薄肉の板状部にスリット35aを入れてU字状にした 脚部35bからなっていて、この脚部35bの両端がそれぞれ、絶縁性結合ブロ ック30とコンタクト固定部33、34に結合されている。勿論、これらの固定 基部31と、コンタクト固定部33、34と、弾性接続部35とは、樹脂材料に より一体に成形されており、弾性接続部35の弾性(可撓性)によって、固定基 部31に対し、コンタクト固定部33、34が弾性的に相対移動できる。
【0011】 一方コンタクト40は、コンタクト固定部33の挿入孔33aに挿入され基板 12側に突出するスルホール脚41と、コンタクト固定部34の挿入溝34aに 嵌められ基板11側に突出するスルホール脚42を有し、このスルホール脚41 と42の間が、弾性接続部43によって接続されている。図3は、コンタクト4 0の単体形状を示している。弾性接続部43は、スルホール脚41、42より幅 狭とした板状部を2回U字状に曲折した形状をしており、この部分において、略 直角に曲折されている。コンタクト40は、この弾性接続部43の弾性(可撓性 )により、コンタクト固定部33と34の間の相対移動を吸収する。このコンタ クト40は、組立時には、そのスルホール脚41を挿入孔33aに挿入した後、 スルホール脚42を挿入溝34aに挿入する。スルホール脚41、42は、挿入 孔33a、挿入溝34aに圧入される形状をしている。
【0012】 上記構成の本基板接続コネクタ装置20は、基板11と12への結合に当って 、一対の固定基部31のそれぞれの固定脚部32を基板11、12の結合ブロッ ク用スルホール11b、12bに挿入すると同時に、コンタクト40のスルホー ル脚41、42を基板11、12のコンタクト用スルホール11a、12aに挿 入する。固定脚部32は、上述のように、その弾性変形脚32bが内方に弾性変 形した後、抜け止めフランジ32cが結合ブロック用スルホール11b、12b の外に出ると、弾性変形脚32bが外方に弾性復帰して、固定状態となる。そし て、スルホール脚41、42を常法に従い、コンタクト用スルホール(端子)1 1a、12aに半田付けすれば、接続が完了する(図2)。
【0013】 この状態において、基板11と12間に何らかの原因で相対移動が生じると、 絶縁性結合ブロック30の弾性接続部35、及びコンタクト40の弾性接続部4 3がその相対移動を吸収するため、絶縁性結合ブロック30あるいは基板11、 12にクラックが生じるおそれがない。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案は、一対の基板の機械的接続と、該一対の基板上の端子間 の電気的接続を行う基板接続コネクタ装置において、一対の基板間に相対移動が 生じた時、その相対移動を確実に吸収して、絶縁性結合ブロックあるいは基板の クラックの発生や、コンタクト群の電気的接続不良の発生を防止することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の基板接続衝撃吸収コネクタ装置の実施
例を示す、基板との接続前の状態を示す斜視図である。
【図2】同基板との接続状態における縦断面図である。
【図3】コンタクト単体の形状例を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 12 基板 11a 12a コンタクト用スルホール(端子) 11b 12b 結合ブロック用スルホール 20 基板接続コネクタ装置 30 絶縁性結合ブロック 31 固定基部 32 固定脚部 33 34 コンタクト固定部 35 弾性接続部 40 コンタクト 41 42 スルホール脚 43 弾性接続部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板を機械的に結合する絶縁性結
    合ブロックに、該一対の基板上の端子間を電気的に接続
    するコンタクト群を支持した基板接続コネクタ装置にお
    いて、 上記絶縁性結合ブロックに、一対の基板にそれぞれ固定
    される互いに離間した一対の固定基部と;この一対の固
    定基部の間にあって上記コンタクト群を両基板の近傍に
    おいてそれぞれ固定する一対のコンタクト固定部と;こ
    れら一対のコンタクト固定部と上記一対の固定基部と
    を、該コンタクト固定部と固定基部の弾性的な相対移動
    を可能にして接続する弾性接続部と;を一体に設け、 上記コンタクト群にはそれぞれ、上記一対のコンタクト
    固定部の間に位置させて、該一対のコンタクト固定部の
    弾性的な相対移動を許容する弾性接続部を設けたことを
    特徴とする基板接続衝撃吸収コネクタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、絶縁性結合ブロック
    及びコンタクト群の弾性接続部はともに、少なくとも1
    つのU字状の曲折部を含んでいる基板接続衝撃吸収コネ
    クタ装置。
JP033593U 1993-06-22 1993-06-22 基板接続衝撃吸収コネクタ装置 Withdrawn JPH075262U (ja)

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JP033593U JPH075262U (ja) 1993-06-22 1993-06-22 基板接続衝撃吸収コネクタ装置

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JP033593U JPH075262U (ja) 1993-06-22 1993-06-22 基板接続衝撃吸収コネクタ装置

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JPH075262U true JPH075262U (ja) 1995-01-24

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ID=12390804

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JP033593U Withdrawn JPH075262U (ja) 1993-06-22 1993-06-22 基板接続衝撃吸収コネクタ装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007242473A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Omron Corp 多極コネクタおよび多極コネクタの製造方法、実装方法
JP2014067550A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Daiichi Seiko Co Ltd 電気コネクタ
JP2019117715A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 矢崎総業株式会社 コネクタモジュール
WO2023162623A1 (ja) * 2022-02-24 2023-08-31 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ

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