JPH075253B2 - 住宅用エレベータ - Google Patents
住宅用エレベータInfo
- Publication number
- JPH075253B2 JPH075253B2 JP63213572A JP21357288A JPH075253B2 JP H075253 B2 JPH075253 B2 JP H075253B2 JP 63213572 A JP63213572 A JP 63213572A JP 21357288 A JP21357288 A JP 21357288A JP H075253 B2 JPH075253 B2 JP H075253B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- screw rod
- hoistway
- residential elevator
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は住宅用エレベータに係り、特に個人住宅に設置
するのに好適な住宅用エレベータに関する。
するのに好適な住宅用エレベータに関する。
近年、個人住宅などの２階建、３階建の建物に設置され
る住宅用エレベータが増加する傾向にある。そして、こ
のような住宅用エレベータとして、例えば特開昭61-197
386号公報に示されるように、昇降路やかごとともに、
昇降路内に立設され、駆動モータにより駆動されるねじ
棒、およびこのねじ棒に螺合し、かごに固設されるナツ
トを備え、ねじ棒の回転に伴つて昇降路内をかごが昇降
するようにしたものが提案されている。
る住宅用エレベータが増加する傾向にある。そして、こ
のような住宅用エレベータとして、例えば特開昭61-197
386号公報に示されるように、昇降路やかごとともに、
昇降路内に立設され、駆動モータにより駆動されるねじ
棒、およびこのねじ棒に螺合し、かごに固設されるナツ
トを備え、ねじ棒の回転に伴つて昇降路内をかごが昇降
するようにしたものが提案されている。
なお、上述した個人住宅では、各階床のそれぞれに共通
して用いられる共用品、例えば掃除機、消火器などの備
品が備えられている。
して用いられる共用品、例えば掃除機、消火器などの備
品が備えられている。
ところで、上記のような従来の住宅用エレベータが設置
される個人住宅にあつては、共用品を各階床ごとに備え
る場合には階床数に応じた台数分の費用を要するととも
に、各階床毎に収納する場所を確保することが必ずしも
容易ではないことから、上述した共用品をかごに収納す
ることが要望されてきた。
される個人住宅にあつては、共用品を各階床ごとに備え
る場合には階床数に応じた台数分の費用を要するととも
に、各階床毎に収納する場所を確保することが必ずしも
容易ではないことから、上述した共用品をかごに収納す
ることが要望されてきた。
本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、かごに共用品を収納すること
のできる住宅用エレベータを提供することにある。
れたもので、その目的は、かごに共用品を収納すること
のできる住宅用エレベータを提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、複数の階床を有
する住宅に、前記階床間に設けられた昇降路と、前記昇
降路内に立設されるねじ棒と、前記ねじ棒とかご扉と対
向する位置で螺合する螺合部を有し、前記ねじ棒の回転
により駆動されるかごとを備えた住宅用エレベータにお
いて、前記螺合部に隣接して、かつ、前記かご内に突出
しない配置形態で、各階床のそれぞれに共通して用いら
れる共用品を収納する収納室を設けた構成にしてある。
する住宅に、前記階床間に設けられた昇降路と、前記昇
降路内に立設されるねじ棒と、前記ねじ棒とかご扉と対
向する位置で螺合する螺合部を有し、前記ねじ棒の回転
により駆動されるかごとを備えた住宅用エレベータにお
いて、前記螺合部に隣接して、かつ、前記かご内に突出
しない配置形態で、各階床のそれぞれに共通して用いら
れる共用品を収納する収納室を設けた構成にしてある。
本発明は、上記のように、ねじ棒とかごとの螺合部に隣
接して、かつ、がこ内に突出しない形態で、収納室を設
けることにより、螺合部の近傍の昇降路部分のデツドス
ペースを活用して、各階床のそれぞれに共通して用いら
れる共用品を収納することができる。
接して、かつ、がこ内に突出しない形態で、収納室を設
けることにより、螺合部の近傍の昇降路部分のデツドス
ペースを活用して、各階床のそれぞれに共通して用いら
れる共用品を収納することができる。
以下、本発明の住宅用エレベータを図に基づいて説明す
る。
る。
第１図は本発明の住宅用エレベータの一実施例を示す要
部横断面図、第２図は第１図の住宅用エレベータに備え
られるかごの内部構成を示す斜視図である。
部横断面図、第２図は第１図の住宅用エレベータに備え
られるかごの内部構成を示す斜視図である。
まず、住宅用エレベータの要部構成を示す第１図におい
て、１は図示しない住宅に設置される昇降路、２は昇降
路１内に設けられるかご、３は昇降路１内に立設され、
図示しない駆動モータにより駆動されるねじ棒、3aはね
じ棒３が配置される部分、４はこの部分3aに設けられる
とともに、ねじ棒３に螺合し、かご２の後端、すなわち
図示しないかご扉が設置される前端の反対側に固設され
るナツト、５、６はねじ棒３が配置される部分3aの近傍
にそれぞれ形成され、かご２に併設される収納室で、一
方の収納室５は、ねじ棒３に沿つて立設される１対の側
壁例えば側板5a、5bと、これらの側板5a、5b間の下部、
後部をそれぞれ覆う床部例えば下板5c、側壁例えば後板
5dと、前面に移動可能に備えられる仕切り、例えば一方
の側端が回動可能に支持される扉5eと、第２図に示す天
井部例えば上板5fと、棚5gとからなつている。同様に、
他方の収納室６も１対の側板6a、6b、下板6c、後板6d、
扉6eなどからなつている。そして、このような収納室
５、６には、各階で共通して用いられる共用品、例えば
掃除機７、消火器８などの備品が収納されている。な
お、第２図に示すように、収納室５、６はねじ棒が配置
される部分3aの両側に設けられており、かご２内より扉
5e,6eを開いて収納室５、６内に共通品を出し入れする
ようになつている。
て、１は図示しない住宅に設置される昇降路、２は昇降
路１内に設けられるかご、３は昇降路１内に立設され、
図示しない駆動モータにより駆動されるねじ棒、3aはね
じ棒３が配置される部分、４はこの部分3aに設けられる
とともに、ねじ棒３に螺合し、かご２の後端、すなわち
図示しないかご扉が設置される前端の反対側に固設され
るナツト、５、６はねじ棒３が配置される部分3aの近傍
にそれぞれ形成され、かご２に併設される収納室で、一
方の収納室５は、ねじ棒３に沿つて立設される１対の側
壁例えば側板5a、5bと、これらの側板5a、5b間の下部、
後部をそれぞれ覆う床部例えば下板5c、側壁例えば後板
5dと、前面に移動可能に備えられる仕切り、例えば一方
の側端が回動可能に支持される扉5eと、第２図に示す天
井部例えば上板5fと、棚5gとからなつている。同様に、
他方の収納室６も１対の側板6a、6b、下板6c、後板6d、
扉6eなどからなつている。そして、このような収納室
５、６には、各階で共通して用いられる共用品、例えば
掃除機７、消火器８などの備品が収納されている。な
お、第２図に示すように、収納室５、６はねじ棒が配置
される部分3aの両側に設けられており、かご２内より扉
5e,6eを開いて収納室５、６内に共通品を出し入れする
ようになつている。
この実施例にあつては、側板5a,5b、上板5f、下板5c、
後板5d、棚5g、扉5eからなる収納室５と、同様な構成か
らなる収納室６が、昇降路１内のねじ棒３が配置される
部分3aの両側に形成され、かご２に併設されており、人
がかご２に入つて扉5e,6eを開き、掃除機７、消火器８
などの備品を収納室５、６に出し入れする。そして、扉
5e,6eを閉じると、これらの扉5e,6eとねじ棒３が配置さ
れる部分3aの前面がかご２内に突出することのない面一
に配列されることから、ねじ棒３が配置される部分3aが
かご２内に突出することがなく、また、かご２と、収納
室５、６とが扉5e、6eにより仕切られている。
後板5d、棚5g、扉5eからなる収納室５と、同様な構成か
らなる収納室６が、昇降路１内のねじ棒３が配置される
部分3aの両側に形成され、かご２に併設されており、人
がかご２に入つて扉5e,6eを開き、掃除機７、消火器８
などの備品を収納室５、６に出し入れする。そして、扉
5e,6eを閉じると、これらの扉5e,6eとねじ棒３が配置さ
れる部分3aの前面がかご２内に突出することのない面一
に配列されることから、ねじ棒３が配置される部分3aが
かご２内に突出することがなく、また、かご２と、収納
室５、６とが扉5e、6eにより仕切られている。
このように構成した実施例では、ねじ棒３が配置される
部分3aをかご２内に突出することを要さず、かつ、上述
した部分の近傍に収納室５、６を形成することにより、
この近傍のスペースの有効活用を図ることができる。ま
た、収納室５、６に各階で共通して用いられる共用品、
すなわち掃除機７、消火器８などの備品が収納されてい
るので、これらの備品を使用する際にはかご２を呼び寄
せるか、あるいは、かご２に乗つて使用する階床で収納
室５、６から備品を取り出して用いることができるとと
もに、掃除機７、消火器８などの備品を収納する収納室
を各階毎に設ける必要もない。
部分3aをかご２内に突出することを要さず、かつ、上述
した部分の近傍に収納室５、６を形成することにより、
この近傍のスペースの有効活用を図ることができる。ま
た、収納室５、６に各階で共通して用いられる共用品、
すなわち掃除機７、消火器８などの備品が収納されてい
るので、これらの備品を使用する際にはかご２を呼び寄
せるか、あるいは、かご２に乗つて使用する階床で収納
室５、６から備品を取り出して用いることができるとと
もに、掃除機７、消火器８などの備品を収納する収納室
を各階毎に設ける必要もない。
なお、この実施例では、かご２の外側にねじ棒３が配置
される部分3aを形成し、この部分3aおよびかご２に併設
するように収納室５、６を設けたが、本発明は、これに
限らず、かご２の内側に向つて突出するように部分3aを
形成し、この部分3aの前面部と、その前面部がほぼ面一
となるように収納室５、６をかご２内に設けてもよい。
される部分3aを形成し、この部分3aおよびかご２に併設
するように収納室５、６を設けたが、本発明は、これに
限らず、かご２の内側に向つて突出するように部分3aを
形成し、この部分3aの前面部と、その前面部がほぼ面一
となるように収納室５、６をかご２内に設けてもよい。
また、この実施例では仕切りとして回動可能な扉5e、6e
を備えたが、この扉5e、6eの代わりに、蛇腹式やスライ
ド式の扉などを備えることもできる。
を備えたが、この扉5e、6eの代わりに、蛇腹式やスライ
ド式の扉などを備えることもできる。
本発明は以上のように構成したので、螺合部の近傍の昇
降路部分のデツトスペースを活用して、各階床のそれぞ
れに共通して用いられる共用品を収納することができ、
したがつて、共用品の各階床ごとに設置する必要がな
く、これらの設置に要する費用や各階床の設置場所を少
なくすることができる効果がある。
降路部分のデツトスペースを活用して、各階床のそれぞ
れに共通して用いられる共用品を収納することができ、
したがつて、共用品の各階床ごとに設置する必要がな
く、これらの設置に要する費用や各階床の設置場所を少
なくすることができる効果がある。
第１図は本発明の住宅用エレベータの一実施例を示す要
部横断面図、第２図は第１図の住宅用エレベータに備え
られるかごの内部構成を示す斜視図である。 １……昇降路、２……かご、３……ねじ棒、3a……ねじ
棒が配置される部分、４……ナツト、5,6……収納室、
7,8……共用品（備品）。
部横断面図、第２図は第１図の住宅用エレベータに備え
られるかごの内部構成を示す斜視図である。 １……昇降路、２……かご、３……ねじ棒、3a……ねじ
棒が配置される部分、４……ナツト、5,6……収納室、
7,8……共用品（備品）。
Claims (1)
- 【請求項１】複数の階床を有する住宅に、前記階床間に
設けられた昇降路と、前記昇降路内に立設されるねじ棒
と、前記ねじ棒とかご扉と対向する位置で螺合する螺合
部を有し、前記ねじ棒の回転により駆動されるかごとを
備えた住宅用エレベータにおいて、前記螺合部に隣接し
て、かつ、前記かご内に突出しない配置形態で、各階床
のそれぞれに共通して用いられる共用品を収納する収納
室を設けたことを特徴とする住宅用エレベータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63213572A JPH075253B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 住宅用エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63213572A JPH075253B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 住宅用エレベータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0262393A JPH0262393A (ja) | 1990-03-02 |
| JPH075253B2 true JPH075253B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=16641426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63213572A Expired - Lifetime JPH075253B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 住宅用エレベータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075253B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009298586A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Tornex Inc | 救急機器保管運搬システム |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007176685A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのかご装置及びそれを備えたエレベータ装置 |
| JP4830701B2 (ja) * | 2006-08-03 | 2011-12-07 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベータのかご |
| JP4830739B2 (ja) * | 2006-09-12 | 2011-12-07 | パナソニック株式会社 | 冷蔵庫 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59183481U (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-06 | 三菱電機株式会社 | メ−ルボツクスを備えたエレベ−タ |
-
1988
- 1988-08-30 JP JP63213572A patent/JPH075253B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009298586A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Tornex Inc | 救急機器保管運搬システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0262393A (ja) | 1990-03-02 |
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