JP4830739B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP4830739B2
JP4830739B2 JP2006246523A JP2006246523A JP4830739B2 JP 4830739 B2 JP4830739 B2 JP 4830739B2 JP 2006246523 A JP2006246523 A JP 2006246523A JP 2006246523 A JP2006246523 A JP 2006246523A JP 4830739 B2 JP4830739 B2 JP 4830739B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerator
foot
main body
adjustment
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006246523A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008069999A (ja
Inventor
智史 大塚
剛樹 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2006246523A priority Critical patent/JP4830739B2/ja
Publication of JP2008069999A publication Critical patent/JP2008069999A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4830739B2 publication Critical patent/JP4830739B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2323/00General constructional features not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2323/0011Means for leveling refrigerators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/38Refrigerating devices characterised by wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、冷蔵庫の前方底部の構造に関する。
一般的な冷蔵庫の概観について、図7を参照して説明する。図7は、冷蔵庫1を横から見た外観を示す図である。本図に示す冷蔵庫1は、冷蔵庫本体2と、ローラー3と、足取付部4と、調節足5とから構成される。
冷蔵庫本体2は、冷蔵室や冷凍室等の複数の区画に区分された貯蔵室を内部に備える。これらの貯蔵室の壁には、各貯蔵室内の温度を保ち、使い勝手よく貯蔵物を出し入れするために、引き出し式の扉、または、前方に開く片開きまたは観音開き式の扉が取り付けられていることが一般的である。そして、冷蔵庫1の底部前方の左右それぞれには、ローラー3と、足取付部4と、調節足5とが取り付けられている。これらは、通常、冷蔵庫1を正面から見た場合に、ほぼ左右対称な位置に取り付けられる。
ローラー3は、冷蔵庫本体2の移動を容易にするため、冷蔵庫本体2の底部に取り付けられている車輪である。ここで「底部」とは、冷蔵庫本体2から床面までの空間をさす。
足取付部4は、冷蔵庫本体2にネジなどにより固定された金属板などである。足取付部4は、冷蔵庫本体2前面より前方に突き出ている。
調節足5は、足取付部4の冷蔵庫本体2前面より突き出た部分に設けられている雌ネジ部に、調整足5の雄ネジ部をねじ込むことにより、足取付部4の前方に取り付けられる。足取付部4の下部から床面までの距離は、調節足5のネジをねじ込む量によって調整できる。冷蔵庫1を設置する際には、左右が水平になるように調節足5をねじ込む量を調整することで、設置された冷蔵庫を安定させることができる。従来、調節足5をユーザが指で回転させることにより、ネジのねじ込み量を変化させ、冷蔵庫の底部の高さを調整していた。
図8は、冷蔵庫1の底部前方の詳細を示す図である。本図に示すように、冷蔵庫1の底部前方には、ローラー3と、足取付部4と、調節足5と、これらを覆う化粧カバー11が取り付けられている。
化粧カバー11は、ユーザが足取付部3や調節足4と接触して怪我をすることを防ぐという安全のためと、冷蔵庫1を前方から見た美観を向上させるために取り付けられるカバーである。冷蔵庫1はその最下部に除霜時に生じる水を受ける受け皿を格納するための部位を備え、その部位には化粧カバー11を嵌め込む穴12aが空けられている。化粧カバー11は、その穴12aに化粧カバー11の突起部11aを嵌め込むことにより、冷蔵庫1に取り付けられる。
従来、冷蔵庫1の底部前方の強度を向上させ、化粧カバー11により外観的に優れたものを提供するため、左右の足取付部4の間に連結金具が取り付けられた冷蔵庫1が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−280420号公報
しかしながら、従来の技術では、冷蔵庫の使い勝手を向上させ、また、容積効率を向上させる要望に応えることができないという問題がある。ここで、「容積効率」とは、外寸上の体積に対する貯蔵室全体の容積の割合のことをいう。
日本人成人女性の標準的な身長は157cm程度であり、冷蔵庫の高さは家庭用であっても180cm程度である。貯蔵物を確認して取り出す場合や飲料等が詰められた重いペットボトルなどを収納する場合などには、冷蔵庫本体の下方に区分されている貯蔵室の方が、上方に区分されている貯蔵室に比べて使い勝手がよい。したがって、冷蔵庫全体の使い勝手を良くするには、下方の貯蔵室の容積を確保することが有効である。
また、食生活やライフスタイルの変化に伴って、一般家庭において食品等を冷蔵庫で保管される機会が増え、貯蔵室全体の大容量化の要望が強くなっている。しかし、建物の環境等による制約があり、冷蔵庫の設置スペースを広くすることは困難である。したがって、外寸を保ちながら冷蔵庫内部の容積を大きくする、すなわち、容積効率を向上させる必要がある。このような容積効率の向上の要望は、空間の有効活用を図る業務用の冷蔵庫でも同様である。
これらの要望に応えるため、冷蔵庫の底部の高さを低くする様々な工夫が考えられている。例えば、冷蔵庫本体の最下部に取り付けられていた、上記の受け皿は、除霜時の水をコンプレッサの熱で蒸発させることにより、不要となっている。したがって、受け皿を格納するための部位は不要であり、その分、冷蔵庫の底部の高さを下げることが可能となっている。
このように、底部の高さが低い冷蔵庫では、受け皿を収納するための部位が無く、または、底部のスペースが少ない。そのため、化粧カバーの取り付けに利用できる部位やスペースを必要とする従来の技術を、底部の高さが低い冷蔵庫に利用することができない。
化粧カバーは、見た目の品格のみならず、ユーザの安全性にも関わる重要な構成部品であり、冷蔵庫に欠かせない部品である。そのため、化粧カバーの取り付けが、冷蔵庫の底部の高さを下げることによって、冷蔵庫の使い勝手を向上させ、また、容積効率を向上させる際の障害となっている。
また、従来、上記のように、足取付部と床との間に指を挿入し、調節足を指で回転させてねじ込み量を変化させていた。
しかしながら、冷蔵庫の底部の高さを下げると、足取付部と床との間は1センチメートルから2センチメートルになる。そのため、その間に指を挿入することが困難になる。また、指を挿入できる場合でも、調節足を回転させるために指に力を入れることが困難になる。冷蔵庫の底部の高さを下げることによって、このような新たな問題が、冷蔵庫の使い勝手の向上や、容積効率の向上の障害となる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、冷蔵庫の底部を低くすることで使い勝手と容積効率を向上させることが可能な冷蔵庫の提供を目的とし、同時に、化粧カバーの取り付けによる冷蔵庫の安全性の維持と美観維持とが可能な、または、冷蔵庫の底部の容易な高さ調整が可能な冷蔵庫の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る冷蔵庫は、貯蔵室を有する本体と、前記本体の底部に固定されており、前記本体の前面より突き出ている足取付部、および、前記足取付部の前記本体の前面より突き出た部分に取り付けられ、前記本体の底面の床からの高さを調節できる調節足を有する脚部とを備える冷蔵庫であって、前記脚部は前記本体の底面から床までの高さを調節できる調節足を有し、前記調節足は、床面と接する底板と、前記底板に固着した雄ネジ部とを備えており、前記調節足は、工具を使って調節する場合は、前記雄ネジ部の先端に設けられ前記雄ネジ部の軸と垂直方向に形成され前記工具を差込んで高さ調節を可能とした溝と、手を使って調節する場合は、前記底板の外周に設けられ、手を引っ掛けて回転させて高さ調節を可能とした複数の爪とを備えたものである。
本発明により、冷蔵庫の安全性と美観とを維持しながら、使い勝手と容積効率とを向上させることが可能となる。
請求項1に記載の発明は、貯蔵室を有する本体と、前記本体の底部に固定されており、前記貯蔵室の前面より突き出ている足取付部、および、前記足取付部の前記本体の前面より突き出た部分に取り付けられ、前記本体の底面の床からの高さを調節できる調節足を有する脚部とを備える冷蔵庫であって、前記脚部は前記本体の底面から床までの高さを調節できる調節足を有し、前記調節足は、床面と接する底板と、前記底板に固着した雄ネジ部とを備えており、前記調節足は、工具を使って調節する場合は、前記雄ネジ部の先端に設けられ前記雄ネジ部の軸と垂直方向に形成され前記工具を差込んで高さ調節を可能とした溝と、手を使って調節する場合は、前記底板の外周に設けられ、手を引っ掛けて回転させて高さ調節を可能とした複数の爪とを備えたものである
このように、調節足は、工具を使って調節可能な雄ネジ部と手動で調節可能な底板部を構成しているので、足取付部の底面と床との間に指や工具を挿入できない程度であっても、突出部を利用して指や工具により調節足を回転させることができ、冷蔵庫の設置状況に応じてどちらのやり方でも高さ調節が可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記爪は前記底板の上面外周に有し、前記爪の間に水平方向に工具を差込んで前記調節足を回転可能に複数個形成する。
これにより、突出部の爪に指または工具を掛けることができ、調節足の高さを容易に調整することが可能となる。
このように、雄ネジの先端に刻まれた溝に、ドライバーのような工具を取り付けることによって、ドライバーを握って、無理のない姿勢で冷蔵庫の底部にある調節足を回転させることができる。したがって、調節足の上部をふさぐ物がなく、ドライバーを取り付け可能な場合には、ドライバーを利用して容易に冷蔵庫の底部の高さを調整することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の中央断面図である。本図に示す冷蔵庫100は、冷蔵庫本体101と、冷蔵庫本体101の開口部を覆う扉102、106、110、114、118と、底部前方の脚部122とを備える。
冷蔵庫本体101は、図8を参照して説明した冷蔵庫本体2と同様に、冷蔵室や冷凍室等の複数の区画に区分された貯蔵室を内部に有する。各貯蔵室は、断熱性部材で区分されている。本図に示す冷蔵庫本体101の貯蔵室は、上から、観音開きの回転式扉102が取り付けられた冷蔵室104と、その下に左右方向に並べて設けられた、引き出し式の扉106が取り付けられた製氷室108、および、引き出し式の扉110が取り付けられ、ユーザが温度帯を設定できる特定冷却室112と、さらにこれらの下に、引き出し式の扉114が取り付けられた野菜室116と、さらにその下に、引き出し式の扉118が取り付けられた冷凍室120とを有する。
冷蔵庫100の底部前方にある脚部122は、ローラーと、足取付部と、調節足とから構成される。また、本図は、説明のため、脚部122の前面および側面を覆う化粧カバーを取り外した状態を示す。脚部122の詳細については、図2を参照して説明する。
図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の底部前方の脚部の詳細図である。図2(a)は図1のA−A線断面の詳細な正面図であり、図2(b)は冷蔵庫の底部前方の脚部の詳細な側面図であり、図2(c)は図1のA−A線断面の詳細な斜視図である。図2(a)、図2(b)および図2(c)は、説明のため、図1に示す扉118を取り外した状態を示す。
脚部122は、ローラー153と、足取付部154と、調節足155とを備える。本図に示す冷蔵庫100の底部前方には、さらに、脚部122を覆う化粧カバー161が取り付けられている。
ローラー153は、図8を参照して説明したローラー3と同様であるため、ここでの説明は省略する。
足取付部154は、図8を参照して説明した足取付部4と同様に、冷蔵庫本体101にネジなどにより固定された板である。足取付部154は、構造上、冷蔵庫本体101の重量を支えられるだけの剛性を備えていればよく、例えば、金属板であるが、その材料は金属に限られず、また、形状は板状に限られない。
また、足取付部154は、図8を参照して説明した足取付部4と同様に、冷蔵庫本体101の前面より突き出ている。本発明の実施の形態の足取付部154は、後述する化粧カバー161を取り付けるための嵌合部154aを有する。本実施の形態の足取付部154の嵌合部154aは、図示するように、冷蔵庫本体101の前面より突き出ている部分の一部に設けられた穴である。
調節足155は、図8を参照して説明した調節足5と同様に、足取付部154が冷蔵庫本体101の前面より突き出た部分に設けられている雌ネジ部に、調整足155をねじ込むことにより、足取付部154の前方に取り付けられる。
冷蔵庫本体101の底面から床までの高さは、調節足155をねじ込む量によって調整できる。冷蔵庫100を設置する際には、左右水平となるように、調節足155のねじ込み量を調整することによって、設置された冷蔵庫を安定させることができ、また、扉102、106、110、114および118をスムーズに開閉することができる。
図2(c)は、調節足155が最もねじ込まれた状態を示す。本図に示す状態では、冷蔵庫本体101は、底部に取り付けられた左右のローラー153により、冷蔵庫100の前方に掛かる重量が支えられている。本図に示す状態から、調節足155を回転させ、ねじ込み量を減少させることによって、調節足155の底が床200に接することとなり、冷蔵庫100の前方に掛かる重量は、ローラー153に代わって、調節足155とそれが取り付けられている足取付部154とにより、支えられる。
化粧カバー161は、脚部122の冷蔵庫本体101より前方に突き出た部分の前方や上方、側方を覆う部材であり、樹脂や金属で作られている。これにより、脚部122を正面および横から見えなくすることで、冷蔵庫の美観を向上させることが可能になるとともに、足取付部154や調節足155の冷蔵庫本体101から突き出た部分の突起や角がユーザの足などに接触することによる怪我を防止することが可能になる。
図3は、本実施の形態における冷蔵庫の一部を切り欠いた化粧カバーを示す図である。本発明の実施の形態の化粧カバー161は、足取付部154の嵌合部154aと嵌め合わせ可能な嵌合部161aと、足取付部154の下面を支える支承部161bとを有している。本実施の形態の化粧カバー161の嵌合部161aは、図示するように、足取付部154の嵌合部154aである穴に嵌め合わせることができる突起である。また、本実施の形態の支承部161bは、左右の足取付部154の下面を支える突起を有することにより、化粧カバー161を固定し、脚部122から外れ難くしている。
このように、化粧カバー161は足取付部154に取り付けられる。そのため、従来、化粧カバー161は、例えば、冷蔵庫本体の最下部の除霜時の水を受ける受け皿を収納する部位に化粧カバー取り付け用の穴を設け、その穴に化粧カバーに設けられた突起を嵌め合わせることにより取り付けられていたが、このような冷蔵庫本体に化粧カバーを取り付けるための部位がなくても、冷蔵庫に化粧カバーを取り付けることができる。そのため、化粧カバーを取り付けるために必要であった従来の冷蔵庫の底部の高さが不要となり、冷蔵庫の底部の高さを従来のものより低くすることができる。したがって、下方の貯蔵室の容積を大きくすることができ、冷蔵庫の使い勝手を向上させ、また、容積効率を向上させることが可能となる。
なお、本実施の形態では、足取付部154に設けられた穴である嵌合部154aと、化粧カバー161に設けられた突起である嵌合部161aとにより、化粧カバー161が足取付部154に取り付けられることとしたが、化粧カバー161は、前後左右にズレない程度に固定できる嵌め合わせにより取り付けられていればよい。例えば、化粧カバーの内側に、足取付部154を左右から挟み込む形状の嵌合部を設け、その嵌合部により足取付部154を挟むことによって、化粧カバーが取り付けられてもよい。
(実施の形態2)
このように、化粧カバーを足取付部に取り付けることで、冷蔵庫の底部を低くすることができるようになると、調節足のねじ込みが従来の方法では困難になるという、新たな課題が生じる。次に、冷蔵庫の底部を低くしても調節足を容易にねじ込むことが可能な調節足について、図4から図6までを参照して説明する。
以下に説明する調節足は、これまで説明した実施の形態の続きである。すなわち、冷蔵庫100の構成や、脚部122の構成、足取付部154の構造は、図1から図3までを参照して説明した上記の冷蔵庫と同様である。
図4は本発明の実施の形態2における調節足の詳細図である。図4(a)は、化粧カバーが取り付けられていない冷蔵庫の底部前方の詳細を示す斜視図である。図4(b)は、調節足のみの斜視図である。
図4(a)に示すように、本発明の実施の形態の調節足155は、足取付部154が冷蔵庫本体101の前面から突き出た部分よりも、その径方向に突き出している。
足取付部154の下部と床との間に、指を挿入させる空間がなく、または、回転力を加えられるだけの空間がない場合であっても、このように回転足155に径方向に突き出た部分を設けることによって、ユーザは調節足155の突き出た部分に指を掛けることができ、調節足155を指で回転させることが可能となる。
また、本発明の実施の形態の調節足155の径は、径方向に突き出でいない従来の調節足よりも大きい。そのため、従来と同じ程度の力でより大きなトルクをネジにかけることができる。したがって、冷蔵庫の底部の高さの容易な調整が可能となる。
このような調節足155の詳細を、図4(b)を参照して説明する。本図に示す調節足155は、底板155aと、雄ネジ部155bと、爪155cとを有する。
底板155aは、冷蔵庫100設置時にその下面部が床と接する。底板155aの素材は、例えば、金属や樹脂である。
雄ネジ部155bは、底板155aに固着され、または底板155aと一体形成された雄ネジである。雄ネジ部155bの素材は、例えば、金属や樹脂である。
本図に示すように、雄ネジ部155bの先端には、雄ネジの軸と垂直方向に溝が刻まれている。この溝に、マイナスドライバのような工具を取り付ける。ドライバーの場合、手の平で握りしめながら回転力を加えることができる。また、ドライバーの場合、ユーザは通常の座った状態に近い姿勢でドライバーに力を加えて、調節足を回転させることができるため、調節足155を指で挟んで調節足を回転させるよりも、力を入れ易い姿勢で作業できる。そのため、扉118が取り外され、調節足の上部をふさぐ物がない場合には、調節足155に指で直接力を加えて回転させるよりも、調節足155を回転させ易くすることができ、ユーザが容易に冷蔵庫100の底部の高さを調整することが可能となる。
爪155cは、底板155aの外周に複数設けられた突起である。爪155cの素材は、例えば、金属などである。
調節足155を指で回転させる場合には、爪155cに指を掛けることにより、ネジを回転させる際の指の滑りを防止でき、回転させる力を加え易くなり、冷蔵庫100の底部の高さの調整が容易になる。
また、爪155cを利用して工具を取り付け、その工具により調節足155を回転させることもできる。
図5は、本実施の形態における調節足に六角レンチを取り付けた状態を示す図である。本図に示すように六角レンチは、寝かせた状態で底板155a上に置き、水平方向に棒の一端に力を加えたとき爪155cに掛かるように取り付けられる。このように取り付けた六角レンチの一端に、水平方向に、すなわち、図の矢印の方向に力を加えることにより、調節足155は回転する。
このように工具を利用して回転させることができるため、てこの原理によって、調節足155に指で直接力を加えて回転させるより小さな力で、調節足155を回転させることができ、ユーザが容易に冷蔵庫100の底部の高さを調整することが可能となる。
なお、これらの工具取付部に取り付けられる工具は、上記のように、調節足155を回転させる力を加えられるだけの剛性を備えた棒状の部材であればよい。
このように、調節足155に、足取付部154が冷蔵庫本体101の前面から突き出た部分よりも径方向に突き出した部分である突出部を設け、さらに、突出部に爪155cを設けることによって、足取付部154と床との間が工具が入らない程の狭さであっても、工具を取り付けて調節足155を回転させることができ、ユーザが容易に冷蔵庫100の底部の高さを調整することが可能となる。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、調節足の形状は、図6のような形であってもよい。図6は、調節足の形状の一変形例を示す図である。本図に示す調節足160は、底板160aと、雄ネジ部160bと、指掛け部160cとを有する。底板160aと、雄ネジ部160bとは、実施の形態の調節足155と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本図に示す指掛け部160cは、実施の形態の調節足155の爪155cに代わる部位である。指掛け部160cは、底板160aの上に固着または一体形成されており、その外周が足取付部よりも径方向に突き出た星型の形状をしている。
このような指掛け部160cを有することによって、調節足155を指で回転させる際に、ユーザは指掛け部160cの径方向に突き出た部分に指を掛けることができる。これにより、ネジを回転させる際の指の滑りを防止でき、回転させる力を加え易くなり、冷蔵庫100の底部の高さの調整が容易になる。
本発明の冷蔵庫は、利用者の腰や肩への負担が掛かりにくい、立ち姿で楽に作業できる領域に日常使用頻度の高い収納物を収納するスペースを配置できるので使い勝手に優れ、併せて大容量化を図ることもできるので、家庭用の冷蔵庫に限らず、業務用の大型冷蔵庫および冷凍庫やショーケースといった冷凍機器にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の中央断面図 (a)同実施の形態における図1のA−A線断面の詳細な正面図(b)同実施の形態における冷蔵庫の底部化粧カバー内の脚部を示す詳細な側面図(c)同実施の形態における図1のA−A線断面の詳細な斜視図 同実施の形態における冷蔵庫の一部を切り欠いた化粧カバーを示す図 (a)本発明の実施の形態2における化粧カバーが取り付けられていない冷蔵庫の底部前方の詳細を示す斜視図(b)同実施の形態における調節足のみの斜視図 同実施の形態における調節足に六角レンチを取り付けた状態を示す図 調節足の形状の一変形例を示す図 従来の冷蔵庫を横から見た外観を示す図 従来の冷蔵庫の底部前方の詳細を示す図
符号の説明
100 冷蔵庫
101 冷蔵庫本体
102、106、110、114、118 扉
104、108、112、116、120 貯蔵室
122 脚部
153 ローラー
154 足取付部
155 調節足
161 化粧カバー
200 床

Claims (2)

  1. 貯蔵室を有する本体と、前記本体の底部に固定されており、前記本体の前面より突き出ている足取付部、および、前記足取付部の前記本体の前面より突き出た部分に取り付けられ、前記本体の底面の床からの高さを調節できる調節足を有する脚部とを備える冷蔵庫であって、前記脚部は前記本体の底面から床までの高さを調節できる調節足を有し、前記調節足は、床面と接する底板と、前記底板に固着した雄ネジ部とを備えており、前記調節足は、工具を使って調節する場合は、前記雄ネジ部の先端に設けられ前記雄ネジ部の軸と垂直方向に形成され前記工具を差込んで高さ調節を可能とした溝と、手を使って調節する場合は、前記底板の外周に設けられ、手を引っ掛けて回転させて高さ調節を可能とした複数の爪とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記爪は前記底板の上面外周に有し、前記爪の間に水平方向に工具を差込んで前記調節足を回転可能に複数個形成したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
JP2006246523A 2006-09-12 2006-09-12 冷蔵庫 Expired - Fee Related JP4830739B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006246523A JP4830739B2 (ja) 2006-09-12 2006-09-12 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006246523A JP4830739B2 (ja) 2006-09-12 2006-09-12 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008069999A JP2008069999A (ja) 2008-03-27
JP4830739B2 true JP4830739B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=39291735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006246523A Expired - Fee Related JP4830739B2 (ja) 2006-09-12 2006-09-12 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4830739B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4825752B2 (ja) * 2007-08-02 2011-11-30 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP5100580B2 (ja) * 2008-09-11 2012-12-19 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP6238875B2 (ja) * 2014-11-21 2017-11-29 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP6614950B2 (ja) * 2015-12-04 2019-12-04 シャープ株式会社 冷蔵庫
JP6920584B2 (ja) * 2017-07-03 2021-08-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫
CN109959210A (zh) * 2019-04-28 2019-07-02 澳柯玛股份有限公司 一种冰箱底脚结构

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH075253B2 (ja) * 1988-08-30 1995-01-25 株式会社日立ビルシステムサービス 住宅用エレベータ
JP2538405B2 (ja) * 1990-09-19 1996-09-25 三洋電機株式会社 冷蔵庫
JPH04320783A (ja) * 1991-04-19 1992-11-11 Hitachi Ltd 冷蔵庫の調節脚
JPH07280420A (ja) * 1994-04-14 1995-10-27 Hitachi Ltd 冷蔵庫
JP2000081275A (ja) * 1998-09-04 2000-03-21 Sanyo Electric Co Ltd 貯蔵庫
JP2001194049A (ja) * 2000-01-13 2001-07-17 Sawafuji Electric Co Ltd 低温貯蔵庫のアジャスターボルト
JP2004286402A (ja) * 2003-03-25 2004-10-14 Toshiba Corp 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008069999A (ja) 2008-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4830739B2 (ja) 冷蔵庫
JP2001343186A (ja) 冷蔵庫
US8701428B2 (en) Refrigerator and method for controlling the same
AU2010217827B2 (en) Recessed shelf and drawer support for refrigerator
US20030019982A1 (en) System and method for leveling an appliance
AU2002320520A1 (en) System and method for leveling an appliance
KR101480455B1 (ko) 냉장고
EP3376143B1 (en) Hinge cover with door stop
US9565937B1 (en) Ball joint pinion for a drawer slide assembly
US20230304729A1 (en) Refrigerator
US20080036350A1 (en) Trim piece cover for a refrigerator door
US20230404260A1 (en) Mounting bracket assembly for appliance
JP4825752B2 (ja) 冷蔵庫
JP2003262462A (ja) 冷蔵庫
JP2003279240A (ja) 冷蔵庫
JP6145696B2 (ja) 冷蔵庫
JP6145697B2 (ja) 冷蔵庫
JP6074618B2 (ja) 冷蔵庫
US20210010748A1 (en) Refrigerator
KR101052781B1 (ko) 냉장고
US9228774B1 (en) Concealed mount for refrigerator appliance door panel
KR200164608Y1 (ko) 저온 및 냉기를 필요로 하는 소도구함
KR101014187B1 (ko) 냉장고용 도어 핸들 결합구조
WO2007009614A1 (en) Adjustable wheels
KR20060039227A (ko) 빌트인 타입 냉장고의 고정장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090907

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110905

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees