JP4092311B2 - 建物 - Google Patents

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Description

本発明は、建物に係り、特に中間床を設け、この中間床の下方に収納空間を設けたものに関する。
従来、住宅等において物品を保管、収容する場所として、建物内部には押入や納戸、床下収納庫、小屋裏収納部、天井裏収納部等の収納スペースが設けられ、また、屋外には物置等が設置されることがある。
しかし、近年における生活の質の向上や多様化に伴い、生活に使用する物品が多種多様化および多数化する傾向にあり、これらの物品を保管、収容するために従来の収納スペースでは広さや容量が不足し、また、建物が建てられる敷地の有効利用という観点から、屋外物置等の設置は望ましくないため、その内部により大きな収納スペースを備えた建物が望まれている。
内部に収納スペースを備えた建物の一例として、特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載の建物では、特定フロアと、この特定フロアの直上に位置する直上フロアとを有する建物であって、特定フロアおよび直上フロアは、それらの一部に設けられた中間床と、この中間床の下側に形成された中間床下側空間と、当該中間床の上側に形成された中間床上側空間とを備え、特定フロアの中間床上側空間の少なくとも一部と、直上フロアの中間床下側空間の少なくとも一部とが連通された吹き抜け空間が構成されており、特定フロアの中間床下側空間と、直上フロアの中間床下側空間のうち、吹き抜け空間を構成しない中間床下側空間とは、各々収納空間とされている。
特開2004−44210号公報
上記のような建物では、中間床下側空間が収納空間とされているが、この収納空間は物を出し入れする小さな出入れ口が一つであるので、収納した物は全てこの出入れ口から収納空間に入って取り出してこなければならないので、使い勝手がよくない場合があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、収納空間に物を使い勝手よく出し入れできる建物を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、特定階1の一部に、中間床4が前記特定階1を構成する特定床2の上側において設けられ、この中間床4と前記特定床2との間が収納空間20とされた建物であって、
前記収納空間20を囲むようにして設けられた壁には開口21が形成されており、前記収納空間20に設けられた収納家具22が前記開口21から外側に露出可能であり、
前記開口21は、前記収納空間20を形成する対向する壁20a,20a間に亙って開口しており、
前記収納空間20に複数の収納家具22が設けられており、これら収納家具22は前記開口21に沿って移動可能であり、
この複数の収納家具22の前には、1枚の戸24が前記開口21に沿って移動可能に設けられており、
前記1枚の戸24の幅は、互いに隣り合う前記収納家具22,22どうしを最大限に離間させてこれらの間に前記収納空間20への出入り口となる空間25を設けた場合のこの空間25の幅とほぼ等しくなるように設定されており、
前記収納家具22は、隣り合う収納家具22,22どうしを離間させることによって、該収納家具22の移動方向を向く面側から使用できるようになっていることを特徴とする。
ここで、特定階1とは、建物の所定の階を意味し、例えば、1階、2階、3階等の所定の階は勿論のこと、地下にある地下1階、2階等の所定の階も意味する。そして、特定床2は特定階1を構成する床であり、特定階が1階であれば1階床、2階であれば2階床である。
中間床4は特定床2の上側でかつ特定階1に設けられる床であり、この中間床4と特定床2の間が収納空間20とされる。中間床4は、収納空間20の高さが0.9m〜1.4m程度となるように、特定床2の上方に設けられるのが望ましい。
また、「収納家具が前記開口から外側に露出可能である」とは、収納家具の少なくとも一部が開口から外側に突出するか、あるいは、収納家具の一部が開口側に向くことによって、外側に露出することを意味する。
請求項1に記載の発明によれば、収納空間20に設けられた収納家具22が、壁に形成された開口21から外側に露出することによって、この露出している部分から物を収納家具22に容易に出し入れできる、つまり収納空間20の外側から収納家具22に物を出し入れできる。また、収納家具22には収納空間20からも物を出し入れできる。したがって、頻繁に使用する物は外側から収納家具22に出し入れでき、それ以外の物は収納空間20または収納家具22に出し入れできるので、収納空間20の使い勝手がよくなる。
また、収納空間20を形成する対向する壁20a,20a間に亙って開口する開口21に沿って、複数の収納家具22が移動可能に設けられているので、これら収納家具22によって開口21を、一部に収納空間20への出入り口となる空間25を残した状態で塞ぐことができる。収納家具22は、外側を向く面側、収納空間を向く面側から使用できる(物を出し入れできる)のは勿論のこと、隣り合う収納家具22,22どうしを離間させることによって、収納家具22の移動方向を向く面側からも使用でき非常に便利である。
また、隣り合う収納家具22,22を離間させることによって、収納家具22,22間に出入口(空間25)を形成し、この出入口から収納空間20へ出入りでき、また、この出入口も戸24によって開閉できる。
本発明によれば、中間床と特定床との間にある収納空間を囲むようにして設けられた壁に開口が形成されており、収納空間に設けられた収納家具が前記開口から外側に露出可能であるので、収納家具を開口から外側に露出することによって、この露出している部分から物を収納家具に容易に出し入れできる、つまり収納空間の外側から収納家具に物を出し入れできる。また、収納家具には収納空間からも物を出し入れできる。したがって、頻繁に使用する物は外側から収納家具に出し入れでき、それ以外の物は収納空間または収納家具に出し入れできるので、収納空間の使い勝手がよくなる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図1および図2は、本発明に係る建物の第1実施形態を示すものであり、図1は建物の縦断面図、図2は収納空間を示す平面図である。
図1に示すように、建物は2階建ての住宅であり、例えば周知のパネル工法によって構築されている。
本実施の形態では、1階を特定階1としており、この特定階1を構成する1階の床を特定床2としている。特定階(1階)1には、左側に居間3が設けられており、右側に中間床4が設けられている。中間床4は、建物の略右側半分において、特定床2の上側に設けられている。この中間床4上には、居室5が設けられている。また、中間床4と特定床2との間は収納空間20とされ、この収納空間20の高さは0.9m〜1.4m程度とされている。
に示すように、収納空間20は互いに平行離間して配置された壁20a,20aと、この壁20a,20aの一方の側端部を連結する壁20bとによって囲まれている。壁20a,20aの他方の側端部間は、開口21とされており、この開口21は対向する壁20a,20a間に亙って大きく開口している。
前記収納空間20は複数(例えば5個)の収納家具22が設けられており、これら収納家具22は開口21に沿って移動可能である。
すなわち、収納家具22は平面視において収納空間20の奥行き方向に長尺な長方形状に形成されており、その高さは開口21の上下の高さとほぼ等しくなっている。収納家具22はその長辺側の側面が開口しており、この開口から物を出し入れするようになっている。壁20a,20aの他方の側端部間には、レール23,23が敷設されており、このレール23,23に沿って複数の収納家具22が図において矢印方向に移動するようになっている。収納家具22の移動は手動で行ってもよいし、電動で行ってもよい。
また、複数の収納家具22の前には、戸24が開口21に沿って移動可能に設けられている。つまり、戸24は壁20a,20aの側端部間を移動可能に設けられている。この戸24の高さは前記開口21の上下の高さとほぼ等しくなっており、幅は以下のような大きさになっている。つまり、互いに隣り合う収納家具22,22どうしを最大限に離間させてこれらの間に空間25を設けた場合のこの空間25の幅とほぼ等しくなるように、戸24の幅が設定されている。
本実施の形態によれば、収納空間20を形成する対向する壁20a,20a間に亙って開口する開口21に沿って、複数の収納家具22が移動可能に設けられているので、これら収納家具22によって開口21を、一部に収納空間20への出入り口となる空間25を残した状態で塞ぐことができる。
収納家具22は、隣り合う収納家具22,22どうしを離間させることによって、収納家具22の移動方向を向く面側、つまり長辺側の側面から自由に使用できる。
また、隣り合う収納家具22,22を離間させることによって、収納家具22,22間に出入口(空間)25を形成し、この出入口25から収納空間20へ出入りでき、また、この出入口25も戸24によって開閉できる。
本発明に係る建物の第1実施形態を示すものであり、建物の縦断面図である。 同、収納空間を示す平面図である。
符号の説明
1 特定階
2 特定床
4 中間床
20 収納空間
21 開口
22 収納家具
24 戸

Claims (1)

  1. 特定階の一部に、中間床が前記特定階を構成する特定床の上側において設けられ、この中間床と前記特定床との間が収納空間とされた建物であって、
    前記収納空間を囲むようにして設けられた壁には開口が形成されており、前記収納空間に設けられた収納家具が前記開口から外側に露出可能であり、
    前記開口は、前記収納空間を形成する対向する壁間に亙って開口しており、
    前記収納空間に複数の収納家具が設けられており、これら収納家具は前記開口に沿って移動可能であり、
    この複数の収納家具の前には、1枚の戸が前記開口に沿って移動可能に設けられており、
    前記1枚の戸の幅は、互いに隣り合う前記収納家具どうしを最大限に離間させてこれらの間に前記収納空間への出入り口となる空間を設けた場合のこの空間の幅とほぼ等しくなるように設定されており、
    前記収納家具は、隣り合う収納家具どうしを離間させることによって、該収納家具の移動方向を向く面側から使用できるようになっていることを特徴とする建物。
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