JP5185705B2 - 収納室構造 - Google Patents

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本発明は、収納家具が配置された収納室構造に関する。
特定階の床の一部の上に設けられた中間床と特定階の床との間が収納室とされた建物の一例として、特許文献1に記載のものが知られている。
また、この特許文献1の技術においては、収納室に収納物を収納する際に、キャスター付きのワゴンや台車等の収納家具を使用している。また、収納室の床に案内溝を形成し、この案内溝に沿って収納家具を移動させるようにもしている。
特開2004−100376号公報
ところが、上述のような収納家具は、下面に設けられたキャスターのみで移動するため、案内溝から外れてしまわないように、より正確かつ確実に移動させたいという要望があった。
一方、収納室の床に形成された案内溝に沿って収納家具を移動させる場合、この案内溝に人がつまづいたり、案内溝に落下物が嵌まり込むと収納家具が移動できなくなるという問題があった。
本発明の課題は、案内溝を設けなくても、収納家具を正確かつ確実に移動させることが可能な収納室構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、収納室構造であって、例えば図1〜図に示すように、床2の一部の上方に、この床2より0.9〜1.4m高い中間床3が設けられており、この床2と中間床3との間に壁4が設けられ、これら壁4と床2と中間床3とで囲まれた空間が収納室1とされており、
前記収納室1を形成する壁4に、この収納室1の外部に通じる開口部5が設けられており、
前記収納室1内には、内部に物品が収納可能に構成されるとともに、前記開口部5が設けられた壁4に沿ってスライドするためのスライド手段を有することによって、前記開口部5を開閉する扉を兼ねる収納家具10が配置されており、
前記スライド手段は、前記開口部5が設けられた壁4に取り付けられるとともに、この壁4の幅方向に沿って長尺なガイドレール12と、
前記収納家具10の甲板13の長さ方向に沿って形成されるとともに、前記ガイドレール12の下端部が挿入されるレール溝13aと、
前記収納家具10の地板11b下面に複数設けられるとともに、前記開口部5が設けられた壁4の幅方向にのみ移動自在なキャスター14とからなり、
前記収納家具10による前記開口部5の開閉方式は、前記収納家具10が、前記開口部5が設けられた壁4に沿ってスライド自在な片引き方式であり、
前記開口部5の近傍には、この開口部5が設けられた壁4と直交するようにして配置されるとともに、前記収納家具10によって前記開口部5を閉塞する際に該収納家具10のスライド方向先端部が当接する戸当たり壁4,6が設けられており、
前記開口部5を閉塞する際の前記収納家具10のスライド方向先端部は、前記収納家具10の側板11cのスライド方向先端部側の表面に、この側板11cよりも、収納室1側面と外部側面との間の幅が短く設定された化粧板15を取り付けることによって構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記スライド手段は、前記開口部5が設けられた壁4に取り付けられるとともに、この壁4の幅方向に沿って長尺なガイドレール12と、前記収納家具10の甲板13の長さ方向に沿って形成されるとともに、前記ガイドレール12の下端部が挿入されるレール溝13aと、前記収納家具10の地板11b下面に複数設けられるとともに、前記開口部5が設けられた壁4の幅方向にのみ移動自在なキャスター14とからなるので、前記収納家具10を、前記ガイドレール12に沿ってスライドさせることができる。
これによって、従来のように、例えば前記収納室1の床面に、前記キャスター14を走行させるための案内溝を設ける必要がなくなり、このような案内溝を設けなくても、前記収納家具10を、前記開口部5が設けられた壁4に沿って正確かつ確実に移動させることができる。
また、前記開口部5の近傍に、前記戸当たり壁4,6が設けられているので、この戸当たり壁4,6によって、前記収納家具10が、この収納家具10によって前記開口部5を閉塞する方向にスライドしすぎることを確実に防ぐことができる。
また、前記開口部5を閉塞する際の前記収納家具10のスライド方向先端部は、前記収納家具10の側板11cのスライド方向先端部側の表面に、この側板11cよりも、収納室1側面と外部側面との間の幅が短く設定された化粧板15を取り付けることによって構成されているので、この化粧板15が、前記側板11cよりも幅狭に設定されている分、前記開口部5を閉塞する際の前記収納家具10のスライド方向先端部に、手掛かり部となる凹部15aを形成することができる。
請求項に記載の発明は、収納室構造であって、例えば図1,図2,図6〜図8に示すように、床2の一部の上方に、この床2より0.9〜1.4m高い中間床3が設けられており、この床2と中間床3との間に壁4が設けられ、これら壁4と床2と中間床3とで囲まれた空間が収納室1とされており、
前記収納室1を形成する壁4に、この収納室1の外部に通じる開口部5が設けられており、
前記収納室1内には、内部に物品が収納可能に構成されるとともに、前記開口部5が設けられた壁4に沿ってスライドするためのスライド手段を有することによって、前記開口部5を開閉する扉を兼ねる収納家具10が配置されており、
前記スライド手段は、前記開口部5が設けられた壁4に取り付けられるとともに、この壁4の幅方向に沿って長尺なガイドレール12と、
前記収納家具10の甲板13の長さ方向に沿って形成されるとともに、前記ガイドレール12の下端部が挿入されるレール溝13aと、
前記収納家具10の地板11b下面に複数設けられるとともに、前記開口部5が設けられた壁4の幅方向にのみ移動自在なキャスター14とからなり、
前記収納家具10による前記開口部5の開閉方式は、複数の収納家具10が、前記開口部5が設けられた壁4に沿って並設されるとともに、互いに接近または離間する方向にスライド自在な引き分け方式であり、
前記複数の収納家具10の互いに対向する側板11cには、これら対向する側板11cの対向しあう面の一方から突出するとともに、対向しあう面の他方に当接する召し合わせ部材16がそれぞれ設けられており、
これら召し合わせ部材16は、これら召し合わせ部材16が互いに対向する側板11cに当接しあう際に、前記複数の収納家具10の並設方向と直交する方向に沿って並ぶようにして、前記互いに対向する側板11cの表面にそれぞれ配置されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記スライド手段は、前記開口部5が設けられた壁4に取り付けられるとともに、この壁4の幅方向に沿って長尺なガイドレール12と、前記収納家具10の甲板13の長さ方向に沿って形成されるとともに、前記ガイドレール12の下端部が挿入されるレール溝13aと、前記収納家具10の地板11b下面に複数設けられるとともに、前記開口部5が設けられた壁4の幅方向にのみ移動自在なキャスター14とからなるので、前記収納家具10を、前記ガイドレール12に沿ってスライドさせることができる。
これによって、従来のように、例えば前記収納室1の床面に、前記キャスター14を走行させるための案内溝を設ける必要がなくなり、このような案内溝を設けなくても、前記収納家具10を、前記開口部5が設けられた壁4に沿って正確かつ確実に移動させることができる。
また、前記収納家具10による前記開口部5の開閉方式は引き分け方式であるため、前記複数の収納家具10を互いに離間する方向にスライドさせることによって、前記開口部5を大きく開放させることができる。また、前記複数の収納家具10のうち、一方の収納家具10だけをスライドさせて前記開口部5を開放させることができる。
また、前記複数の収納家具10の互いに対向する側板11cにそれぞれ設けられた召し合わせ部材16は、これら召し合わせ部材16が互いに対向する側板11cに当接しあう際に、前記複数の収納家具10の並設方向と直交する方向に沿って並ぶようにして、前記互いに対向する側板11cの表面にそれぞれ配置されているので、前記複数の収納家具10を、互いに接近する方向にスライドさせて前記開口部5を閉塞することによって、前記収納室1および外部間の光漏れを確実に防ぐことができる。
請求項に記載の発明は、例えば図6〜図8に示すように、請求項に記載の収納室構造において、
前記複数の収納家具10の互いに対向する側板11cに設けられた召し合わせ部材16は、前記側板11cの前記複数の収納家具10の並設方向と直交する方向の両端部よりも中央側に設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記複数の収納家具10の互いに対向する側板11cに設けられた召し合わせ部材16は、前記側板11cの前記複数の収納家具10の並設方向と直交する方向の両端部よりも中央側に設けられているので、前記召し合わせ部材16は、前記収納家具10の収納室1側面および外部側面よりも中央側に配置されることとなる。これによって、前記複数の収納家具10のうち、一方の収納家具10の外部側と、他方の収納家具10の収納室1側とに、手掛かり部となる凹部16aをそれぞれ形成することができる。
請求項に記載の発明は、例えば図3,図4,図7,図9に示すように、請求項1〜のいずれか一項に記載の収納室構造において、
前記開口部5を開放する際の前記収納家具10のスライド方向後端部に位置する側板11cは、この側板11cの下端部が、前記収納室1の床面付近まで延出する長さに設定されており、
前記収納室1の床面には、この床面から突出するとともに、前記スライド方向後端部に位置する側板11cの下端部内側に当接する戸当たり部材8が設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記収納室1の床面に、この床面から突出するとともに、前記スライド方向後端部に位置する側板11cの下端部内側に当接する戸当たり部材8が設けられているので、この戸当たり部材8によって、前記収納家具10が、この収納家具10によって前記開口部5を開放する方向にスライドしすぎることを確実に防ぐことができる。
本発明によれば、収納室内に配置される収納家具のスライド手段は、開口部が設けられた壁に取り付けられるとともに、この壁の幅方向に沿って長尺なガイドレールと、収納家具の甲板の長さ方向に沿って形成されるとともに、ガイドレールの下端部が挿入されるレール溝と、収納家具の地板下面に複数設けられるとともに、開口部が設けられた壁の幅在方向にのみ移動自在なキャスターとからなるので、収納家具を、ガイドレールに沿ってスライドさせることができる。
これによって、従来のように、例えば収納室の床面に、キャスターを走行させるための案内溝を設ける必要がなくなり、このような案内溝を設けなくても、収納家具を、開口部が設けられた壁に沿って正確かつ確実に移動させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態では、壁や床、屋根といった建物の構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てるパネル工法が採用されているが、従来の軸組工法や壁式工法の木造の建物にも適用することができる。
また、このパネルとは、図示はしないが、縦横の枠材が矩形状に組み立てられるとともに、矩形枠の内部に補助桟材が縦横に組み付けられて枠体が構成され、この枠体の両面もしくは片面に、面材が貼設されたものであり、内部中空な構造となっている。さらに、その内部中空な部分には、通常、グラスウールやロックウール等の断熱材が装填されるものである。
(第1の実施の形態)
本実施の形態の収納室構造は、図1〜図5に示すように、床2の一部の上方に、この床2より0.9〜1.4m高い中間床3が設けられており、この床2と中間床3との間に壁4が設けられ、これら壁4と床2と中間床3とで囲まれた空間が収納室1とされており、前記収納室1を形成する壁4に、この収納室1の外部に通じる開口部5が設けられており、前記収納室1内には、内部に物品が収納可能に構成されるとともに、前記開口部5が設けられた壁4に沿ってスライドするためのスライド手段を有することによって、前記開口部5を開閉する扉を兼ねる収納家具10が配置されている。
また、前記スライド手段は、前記開口部5が設けられた壁4に取り付けられるとともに、この壁4の幅方向に沿って長尺なガイドレール12と、前記収納家具10の甲板13の長さ方向に沿って形成されるとともに、前記ガイドレール12の下端部が挿入されるレール溝13aと、前記収納家具10の地板11b下面に複数設けられるとともに、前記開口部5が設けられた壁4の幅方向にのみ移動自在なキャスター14とからなる。
なお、図3および図4中における二点鎖線は、開口部5を開放させた状態の収納家具10およびガイドレール12の位置関係を示したものである。
なお、前記収納室1の天井高となる0.9m〜1.4mという設定は、人が前記収納室1に入って、何とか作業ができる最低限の高さを確保するための高さ範囲であり、かつ、このように天井高を必要最小限に抑えることで、建物の高さが高くなることによって隣接する建物に及ぼす日照減少等の影響を極力少なくすることができる高さ範囲である。
ここで、本実施の形態の収納家具10による前記開口部5の開閉方式は、前記収納家具10が、前記開口部5が設けられた壁4に沿ってスライド自在な片引き方式である。
なお、前記壁4は壁パネルであり、この壁パネルは、縦横の枠材4aよりなる枠体の両面に面材4bが貼設されたものであり、これら面材4bの表面には、石膏ボード等の内装下地材4cが貼設されている。
また、この内装下地材の表面には、図示はしないが、壁紙等の仕上げ材が施されているものとする。
また、前記開口部5の両側部および上部には、図1〜図4に示すように、これら両側部および上部を覆う開口枠5aが設けられている。
さらに、この開口部5の高さは、前記甲板13の上部よりも低く、後述する家具本体11の天板11aの上部よりも高くなるように設定されている。
また、図1および図2に示すように、この開口枠5aと前記収納家具10との間には、この開口部5aと略等しい高さに設定された縦桟材5bが取り付けられており、前記開口枠5aおよび収納家具10間の隙間を塞ぐことができる。
また、前記開口部5の近傍には、図3および図4に示すように、この開口部5が設けられた壁4と直交するようにして配置されるとともに、前記収納家具10によって前記開口部5を閉塞する際に該収納家具10のスライド方向先端部が当接する戸当たり壁4,6が設けられている。
図3に示す戸当たり壁4は前記収納室1を構成する壁4であり、この戸当たり壁4は、この収納室1を構成する段階で前記開口部5が設けられた壁4と直交して配置されている。したがって、前記開口部5は、この開口部5が設けられた壁4の幅方向端部に位置していることとなる。
また、図4に示す戸当たり壁6は、前記開口部5が設けられた壁4と直交するようにして配置される袖壁6である。すなわち、前記開口部5は、この開口部5が設けられた壁4の中央側に位置していることとなる。
なお、これら戸当たり壁4,6の前記収納家具10が当接する面には、図3および図4に示すように、戸当たり側化粧板7が取り付けられており、この戸当たり側化粧板7には樹脂等のパッキンが設けられている。
そして、このように、前記開口部5の近傍に、前記戸当たり壁4,6が設けられているので、この戸当たり壁4,6によって、前記収納家具10が、この収納家具10によって前記開口部5を閉塞する方向にスライドしすぎることを確実に防ぐことができる。
さらに、本実施の形態において、前記開口部5を閉塞する際の前記収納家具10のスライド方向先端部は、図3〜図5に示すように、前記収納家具10の側板11cのスライド方向先端部側の表面に、この側板11cよりも、収納室1側面と外部側面との間の幅が短く設定された化粧板15を取り付けることによって構成されている。
また、この化粧板15の高さは、前記側板11cと略等しい高さに設定されている。
そして、前記開口部5を閉塞する際の前記収納家具10のスライド方向先端部が、上述のように構成されているので、前記化粧板15が、前記側板11cよりも幅狭に設定されている分、前記開口部5を閉塞する際の前記収納家具10のスライド方向先端部に、手掛かり部となる凹部15aを形成することができる。
これによって、前記側板11cと、前記戸当たり壁4,6との間に手指を挟みににくくなるとともに、前記収納家具10を移動させやすくなる。
一方、前記収納家具10は、内部に物品が収納可能に構成された家具本体11と、この家具本体11の上部に設けられる甲板13とを備えている。また、この収納家具10は、この収納家具10を前記開口部5が設けられた壁4に沿ってスライドさせるための前記スライド手段を有している。
ここで、前記家具本体11は、図1および図5に示すように、天板11aおよび地板11bと、これら天板11aおよび地板11bの両端部間に架け渡されて立設される側板11cと、前記天板11aおよび地板11bの背側縁部間に架け渡されて立設される背板11dと、これら天板11aと、地板11bと、両側板11cと、背板11dとで囲まれた収納空間に、前記両側板11c間に架設固定される棚板11eとを備えている。
さらに、この収納家具10には、前記家具本体11の開放口側に、前記天板11aと、棚板11eと、地板11bの位置に対応して、それぞれ上幕板11f、中幕板11g、下幕板11hが設けられている。
なお、前記家具本体11の開放口は、外部側に向けられるようにして、前記収納家具10が配置されている。
また、前記棚板11eは、図10に示すように、丸ナット18および連結ボルト19によって前記両側板11c間に架設固定されている。
すなわち、前記丸ナット18は、前記連結ボルトが螺合される被螺合穴18aを備えており、さらに、この丸ナット18は、前記棚板11eの下面に形成される丸ナット18用の穴部18bに挿入されている。
また、前記連結ボルト19は、前記側板11cを貫通する第1孔部19aと、前記棚板11eの端面から前記丸ナット18の被螺合穴18aまで貫通する第2孔部19bとに挿通されて、前記丸ナット18の被螺合穴18aに螺合されている。これによって、前記棚板11eの両端部を、前記両側板11cに固定できるようになっている。
なお、このような丸ナット18および連結ボルト19による方法は、図1に示すように、前記天板11aおよび地板11bにも採用されるものとする。
前記甲板13は、前記家具本体11と略等しいか、または若干長い幅寸法に設定されており、前記レール溝13aを備えている。
また、このレール溝13aは、前記甲板13の外部側で、前記開口部5の上部に位置する壁4に近い位置に形成されている。
なお、本実施の形態のレール溝13aは、前記家具本体11の開放口側に位置しているが、このレール溝13aを、前記背板11d側に形成して、前記収納家具10を、開放口を収納室1側に向けるようにして配置してもよいものとする。すなわち、前記レール溝13aを前記甲板13に形成する際に、前記家具本体11の開放口か、背板側のいずれか一方を選択することによって、居住者は、収納家具10に対して、外部側または収納室1側のいずれか一方から物品を収納するかを選択することができる。
また、この甲板13は後付け施工である。すなわち、上述のように前記開口部5の高さは、前記甲板13の上部よりも低く、前記家具本体11の天板11aの上部よりも高くなるように設定されているので、前記甲板13が後付け施工であることによって、前記家具本体11にキャスター14を取り付けた状態で現場に持ち込むことができ、現場では、収納室1内に前記家具本体11を入れた後に、前記甲板13を、前記家具本体11の上部に取り付けるだけで済むので、施工手間の軽減や施工時間の短縮等を図ることができる。
なお、前記甲板13は、図示はしないが、例えばこの甲板13の下部にダボ穴を形成しておくとともに、前記家具本体11の上部にもダボ穴を形成しておき、これらダボ穴同士にダボ材を差し込むことで、前記家具本体11の上部に設けられているものとする。ただし、これら家具本体11と甲板13とを、ビス等の止着材や接着剤を用いるなど、その他の方法によって固定してもよい。
また、前記スライド手段は、前記ガイドレール12と、前記甲板13のレール溝13aと、前記キャスター14とからなる。
前記キャスター14は、例えば回転することによって方向転換可能なものではなく、前記開口部5が設けられた壁4の幅方向にのみ移動自在なものであり、前記地板11bの下面に複数設けられている。
なお、前記両側板11cと、前記背板11dと、前記下幕板11hとは、図1および図5に示すように、下端部が、前記収納室1の床面付近まで延出する長さに設定されており、これによって、前記キャスター14を隠せるようになっている。
前記ガイドレール12は、垂直に配置されるとともに、前記開口部5が設けられた壁4に固定される固定板部12aと、この固定板部12aの下端部から収納室1側に延出する延出板部12bと、この延出板部12bの先端部から下方に延出するとともに、前記レール溝13aに挿入されるレール本体12cとからなる。
また、前記固定板部12aは、図2に示すように止着材4dによって、前記開口部5の上部の壁4に固定されており、この止着材4dによって前記固定板部12aを固定した後に、前記延出板部12bの上面に桟材12eが取り付けられている。
この桟材12eは、前記固定板部12aの高さと略等しい厚みとなるように設定されるとともに、前記延出板部12bの収納室1側への延出寸法と略等しい奥行き寸法となるように設定されている。そして、この桟材12eによって、前記止着材12dによって固定された固定板部12aを隠すことができる
なお、このガイドレール12は、前記開口部5の上部の壁4に固定されているので、前記中間床3の下面、すなわち収納室1の天井の極めて近傍に取り付けることができる。したがって、例えば、前記開口部5の大きさを高さ方向により広げることができたり、収納家具10の高さをより高くしたものを用いることができる。
一方、前記収納室1の床面には、図3,図4,図9に示すように、この床面から突出するとともに、前記開口部5を開放する際の前記収納家具10のスライド方向後端部に位置する側板11cの下端部内側に当接する戸当たり部材8が設けられている。
この戸当たり部材8は、例えばゴム等の樹脂からなる円錐台形状に形成されてものであり、この戸当たり部材8の軸方向に沿って穴部8aを備えており、この穴部8aの底部には、図示しない止着材用挿通孔が貫通形成されている。この止着材用挿通孔には、図9に示すように止着材8bを挿通させて、この止着材8bを前記収納室1の床面に止着することによって、前記戸当たり部材8を床面に取付固定できるようになっている。
そして、この戸当たり部材8は、前記開口部5を開放する際の前記収納家具10のスライド方向後端部に位置する側板11cの下端部内側に当接するので、前記収納家具10が、この収納家具10によって前記開口部5を開放する方向にスライドしすぎることを確実に防ぐことができる。
本実施の形態によれば、前記スライド手段は、前記開口部5が設けられた壁4に取り付けられるとともに、この壁4の幅方向に沿って長尺なガイドレール12と、前記収納家具10の甲板13の長さ方向に沿って形成されるとともに、前記ガイドレール12の下端部が挿入されるレール溝13aと、前記収納家具10の地板11b下面に複数設けられるとともに、前記開口部5が設けられた壁4の幅方向にのみ移動自在なキャスター14とからなるので、前記収納家具10を、前記ガイドレール12に沿ってスライドさせることができる。
これによって、従来のように、例えば前記収納室1の床面に、前記キャスター14を走行させるための案内溝を設ける必要がなくなり、このような案内溝を設けなくても、前記収納家具10を、前記開口部5が設けられた壁4に沿って正確かつ確実に移動させることができる。
(第2の実施の形態)
次に、図面を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した第1の実施の形態とは異なる構成部分のみについて説明する。
また、図7中における二点鎖線は、開口部5を開放させた状態の収納家具10およびガイドレール12の位置関係を示したものである。
本実施の形態においては、図6〜図8に示すように、前記収納家具10による前記開口部5の開閉方式が、複数の収納家具10が、前記開口部5が設けられた壁4に沿って並設されるとともに、互いに接近または離間する方向にスライド自在な引き分け方式である。
また、前記複数の収納家具10のうち、一方の収納家具10だけをスライドさせて前記開口部5を開放させることができる。
なお、前記開口部5が設けられた壁4の幅方向に沿う開口部5の大きさは、図6および図7に示すように、前記複数の収納家具10を、前記開口部5が設けられた壁4に沿って並設した分の大きさに設定されている。
また、前記開口部5が設けられた壁4は、前記複数の収納家具10が互いに最大限離間した際に前記開口部5を全開口できるような幅寸法に設定されている。
これに伴って、前記複数の収納家具10をガイドするガイドレール12も長尺に設定されているものとする。
ここで、前記複数の収納家具10の互いに対向する側板11cには、図6〜図8に示すように、これら対向する側板11cの対向しあう面の一方から突出するとともに、対向しあう面の他方に当接する召し合わせ部材16がそれぞれ設けられている。
この召し合わせ部材16は、前記側板11cと略等しい高さに設定されるとともに、前記側板11cよりも幅狭に形成された木質等の角材である。
また、これら召し合わせ部材16は、これら召し合わせ部材16が互いに対向する側板11cに当接しあう際に、前記複数の収納家具10の並設方向と直交する方向に沿って並ぶようにして、前記互いに対向する側板11cの表面にそれぞれ配置されている。
なお、前記召し合わせ部材16が当接する側板11cの表面にはパッキン17が設けられている。
このパッキン17は、このパッキン17と、このパッキン17に当接する召し合わせ部材16との間を密にするための緊密材や、当接の際の緩衝材として用いられており、図8に示すように、前記側板11cに縦溝を形成し、この縦溝に沿って前記パッキン17を嵌合している。
このように、前記召し合わせ部材16は、前記複数の収納家具10の並設方向と直交する方向に沿って並ぶようにして、前記互いに対向する側板11cの表面にそれぞれ配置されているので、前記複数の収納家具10を、互いに接近する方向にスライドさせて前記開口部5を閉塞することによって、前記収納室1および外部間の光漏れを確実に防ぐことができるようになっている。
また、前記複数の収納家具10の互いに対向する側板11cに設けられた召し合わせ部材16は、前記側板11cの前記複数の収納家具10の並設方向と直交する方向の両端部よりも中央側に設けられている。
これにより、前記召し合わせ部材16は、前記収納家具10の収納室1側面および外部側面よりも中央側に配置されることとなるので、前記複数の収納家具10のうち、一方の収納家具10の外部側と、他方の収納家具10の収納室1側とに、手掛かり部となる凹部16aをそれぞれ形成することができる。これによって、前記互いに対向する側板11c間に手指を挟みににくくなるとともに、前記収納家具10を移動させやすくなる。
本発明の収納室構造を示す側断面図である。 図1に示す収納室構造の要部拡大図である。 収納家具の片引き方式の一実施の形態を示す平断面図である。 収納家具の片引き方式の一実施の形態を示す平断面図である。 収納家具を示す斜視図である。 収納家具の引き分け方式の実施の形態を示す斜視図である。 収納家具の引き分け方式の実施の形態を示す平断面図である。 複数の収納家具の召し合わせ部を示す斜視図である。 戸当たり部材の取付形態を示す斜視図である。 棚板等の取付形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 収納室
2 床
3 中間床
4 壁
5 開口部
10 収納家具
12 ガイドレール
13 甲板
13a レール溝
14 キャスター

Claims (4)

  1. 床の一部の上方に、この床より0.9〜1.4m高い中間床が設けられており、この床と中間床との間に壁が設けられ、これら壁と床と中間床とで囲まれた空間が収納室とされており、
    前記収納室を形成する壁に、この収納室の外部に通じる開口部が設けられており、
    前記収納室内には、内部に物品が収納可能に構成されるとともに、前記開口部が設けられた壁に沿ってスライドするためのスライド手段を有することによって、前記開口部を開閉する扉を兼ねる収納家具が配置されており、
    前記スライド手段は、前記開口部が設けられた壁に取り付けられるとともに、この壁の幅方向に沿って長尺なガイドレールと、
    前記収納家具の甲板の長さ方向に沿って形成されるとともに、前記ガイドレールの下端部が挿入されるレール溝と、
    前記収納家具の地板下面に複数設けられるとともに、前記開口部が設けられた壁の幅方向にのみ移動自在なキャスターとからなり、
    前記収納家具による前記開口部の開閉方式は、前記収納家具が、前記開口部が設けられた壁に沿ってスライド自在な片引き方式であり、
    前記開口部の近傍には、この開口部が設けられた壁と直交するようにして配置されるとともに、前記収納家具によって前記開口部を閉塞する際に該収納家具のスライド方向先端部が当接する戸当たり壁が設けられており、
    前記開口部を閉塞する際の前記収納家具のスライド方向先端部は、前記収納家具の側板のスライド方向先端部側の表面に、この側板よりも、収納室側面と外部側面との間の幅が短く設定された化粧板を取り付けることによって構成されていることを特徴とする収納室構造。
  2. 床の一部の上方に、この床より0.9〜1.4m高い中間床が設けられており、この床と中間床との間に壁が設けられ、これら壁と床と中間床とで囲まれた空間が収納室とされており、
    前記収納室を形成する壁に、この収納室の外部に通じる開口部が設けられており、
    前記収納室内には、内部に物品が収納可能に構成されるとともに、前記開口部が設けられた壁に沿ってスライドするためのスライド手段を有することによって、前記開口部を開閉する扉を兼ねる収納家具が配置されており、
    前記スライド手段は、前記開口部が設けられた壁に取り付けられるとともに、この壁の幅方向に沿って長尺なガイドレールと、
    前記収納家具の甲板の長さ方向に沿って形成されるとともに、前記ガイドレールの下端部が挿入されるレール溝と、
    前記収納家具の地板下面に複数設けられるとともに、前記開口部が設けられた壁の幅方向にのみ移動自在なキャスターとからなり、
    前記収納家具による前記開口部の開閉方式は、複数の収納家具が、前記開口部が設けられた壁に沿って並設されるとともに、互いに接近または離間する方向にスライド自在な引き分け方式であり、
    前記複数の収納家具の互いに対向する側板には、これら対向する側板の対向しあう面の一方から突出するとともに、対向しあう面の他方に当接する召し合わせ部材がそれぞれ設けられており、
    これら召し合わせ部材は、これら召し合わせ部材が互いに対向する側板に当接しあう際に、前記複数の収納家具の並設方向と直交する方向に沿って並ぶようにして、前記互いに対向する側板の表面にそれぞれ配置されていることを特徴とする収納室構造。
  3. 請求項に記載の収納室構造において、
    前記複数の収納家具の互いに対向する側板に設けられた召し合わせ部材は、前記側板の前記複数の収納家具の並設方向と直交する方向の両端部よりも中央側に設けられていることを特徴とする収納室構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の収納室構造において、
    前記開口部を開放する際の前記収納家具のスライド方向後端部に位置する側板は、この側板の下端部が、前記収納室の床面付近まで延出する長さに設定されており、
    前記収納室の床面には、この床面から突出するとともに、前記スライド方向後端部に位置する側板の下端部内側に当接する戸当たり部材が設けられていることを特徴とする収納室構造。
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