JPH075208Y2 - エンジンのオイルフイルタ・オイルクーラ共締め取付け構造 - Google Patents

エンジンのオイルフイルタ・オイルクーラ共締め取付け構造

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JPH075208Y2
JPH075208Y2 JP1988099285U JP9928588U JPH075208Y2 JP H075208 Y2 JPH075208 Y2 JP H075208Y2 JP 1988099285 U JP1988099285 U JP 1988099285U JP 9928588 U JP9928588 U JP 9928588U JP H075208 Y2 JPH075208 Y2 JP H075208Y2
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JP
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oil
pipe
oil cooler
stepped
stepped pipe
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JP1988099285U
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隆司 山本
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Kubota Corp
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、エンジンの固定壁の外面にオイルフィルタ
とオイルクーラを共締め連結する構造に関する。
〔従来の技術〕
オイルフィルタ単体の取付け構造は、第4図に示すよう
に、エンジンのクランクケース又はギヤケース等の固定
壁(5)の外面にオイルパンから取出したオイルを導出
する環状のオイル出口(6)と、その中央に位置して各
潤滑箇所に連通されたオイル入口(7)とを備え、オイ
ル入口(7)に形成した雌ネジ部(8)に段付きの接続
パイプ(14)をネジ込み固定し、このパイプ(14)の先
端に設けた雄ネジ部(15)にオイルフィルタ(1)のベ
ース(13)をネジ込み連結するものが一般的である。
そして、これにオイルクーラを共締め連結するための構
造として、例えば第3図に示すように、オイル入口
(7)にネジ込んだ接続パイプ(14)の雄ネジ部(15)
に別の段付きパイプ(16)をネジ込み、この段付きパイ
プ(16)に外嵌したオイルクーラ2を両パイプ(14・1
6)の段部(17・18)間で挟持固定し、かつ、段付きパ
イプ(16)に形成した雄ネジ部(19)にオイルフィルタ
(1)のベース(13)を連結するものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来構造においては、接続パイプ(14)の
オイル入口(7)への締込み固定は強力に行えるが、段
付きパイプ(16)によるオイルクーラ(2)の締付け
は、オイルクーラ(2)自体が無理な力がかかると変形
しやすいためにあまり強力に行うことができないものと
なっている。従って、オイルフィルタ(1)の清掃等の
ためにオイルフィルタ(1)を回した際に、段付きパイ
プ(16)が共回りしてオイルクーラ(2)の締付けが弛
んでしまうことがあった。
また、段付きパイプ(16)内を流れるオイルが、段付パ
イプ(16)と接続パイプ(14)とのネジ嵌合隙間から漏
洩して、オイルクーラ(2)の冷却流体通路を汚損する
事がある。
そして、両パイプ(14・16)に合計4箇所もネジを形成
しなければならず、その加工コストが高くつく。
本考案はこのような従来の不具合を解消することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本考案においてはエンジンの固定壁(5)のオイ
ル入口(7)に形成した雌ネジ部(8)に段付きパイプ
(9)の基端をネジ込み固定し、この段付きパイプ
(9)にオイルクーラ(2)を外嵌支持し、段付きパイ
プ(9)の先端側に形成した雄ネジ部(10)に装着した
なっと(11)と段付きパイプ(9)の大径段部(12)と
の間にオイルクーラ(2)を締上げ固定し、かつ、パイ
プ先端側の雄ネジ部(10)の残り部分にオイルフィルタ
(1)のベース(13)をネジ込み連結するよう構成した
ものである。
〔作用〕
上記構成によれば、段付きパイプはクランクケースのオ
イル入口に強力にねじ込んでおき、この段付パイプに外
嵌したオイルクーラをナットによって適切な締付け力で
固定しておく。このようにオイル入口に強力にねじ込ん
だ段付きパイプはこれに取付けたオイルフィルタを回し
ても共回りすることはなく、従って、オイルフィルタの
締付けが弛むこともない。
〔実施例〕
第2図は本考案構造でオイルフィルタ(1)とオイルク
ーラ(2)を取付けたエンジンEの概略図が示されてい
る。
エンジンEの底部オイルパン(3)に貯められたオイル
はストレーナ(4)を介して取出され、クランクケース
(5)の外面に直列状に取付けたオイルクーラ(2)、
オイルフィルタ(1)を経てエンジン側に戻されて図外
ポンプに吸引され、所定の潤滑箇所に圧送されてゆく。
第1図にオイルフィルタ(1)とオイルクーラ(2)の
取付構造の詳細が示される。
クランクケース又はギヤケース(5)の外面にはストレ
ーナ(4)に通じる環状のオイル出口6とポンプに通じ
るオイル入口(7)が設けられ、オイル入口(7)に形
成した雌ネジ部(8)に長い段付きパイプ(9)の基端
が強く締込み固定されている。
この段付きパイプ(9)には水冷式のオイルクーラ
(2)が外嵌され、段付きパイプ(9)の先端側に比較
的長く形成した雄ネジ部(10)に装着したナット(11)
とパイプ(9)の段部(12)との間でオイルクーラ
(2)が適当な力で締付け固定される。
そして、段付きパイプ(9)の雄ネジ部(10)の残り部
分にオイルフィルタ(1)のベース(13)がネジ込み固
定されている。
この構成によると、段付パイプ(9)がオイル入口
(7)に強力にネジ込み固定してあるのでオイルフィル
タ(1)の回動によって段付きパイプ(9)が共回りす
ることはない。従って、この際、オイルクーラ(2)の
締付けが弛むこともない。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によればオイルクーラを外嵌支持
する段付きパイプを直接オイル入口にネジ込み固定でき
るように改造するだけでオイルフィルタ取外し時のオイ
ルクーラの弛みを防止して、取扱い性の向上を図ること
ができた。
また、段付きパイプ内を流れるオイルはその途中から漏
洩してオイルクーラの冷却流体通路を汚損する事がなく
なる。
そして段付きパイプ及びナットに合計3箇所にネジを形
成するだけですみ、第3図に示す従来例の4箇所にネジ
を形成する場合よりも、ネジを一つ減らすことができ、
その分だけ加工コストを引下げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るエンジンのオイルフィルタ・オイ
ルクーラ共締め取付け構造の実施例を示す断面図、第2
図はエンジンの概略図、第3図は従来構造の断面図、第
4図はオイルフィルタ単体の取付け構造を示す断面図で
ある。 1……オイルフィルタ、2……オイルクーラ、5……固
定壁、7……オイル入口、8……雌ネジ部、9……段付
きパイプ、10……雄ネジ部、11……ナット、12……大径
段部、13……ベース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの固定壁(5)のオイル入口
    (7)に形成した雌ネジ部(8)に段付きパイプ(9)
    の基端をネジ込み固定し、この段付きパイプ(9)にオ
    イルクーラ(2)を外嵌支持し、段付きパイプ(9)の
    先端側に形成した雄ネジ部(10)に装着したナット(1
    1)と段付きパイプ(9)の大径段部(12)との間にオ
    イルクーラ(2)を締上げ固定し、かつ、パイプ先端側
    の雄ネジ部(10)の残り部分にオイルフィルタ(1)の
    ベース(13)をネジ込み連結するよう構成したエンジン
    のオイルフィルタ・オイルクーラ共締め取付け構造
JP1988099285U 1988-07-26 1988-07-26 エンジンのオイルフイルタ・オイルクーラ共締め取付け構造 Expired - Lifetime JPH075208Y2 (ja)

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JPH0220710U JPH0220710U (ja) 1990-02-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6144294A (ja) * 1984-08-07 1986-03-03 Nippon Denso Co Ltd 熱交換器
JPS6210217U (ja) * 1985-07-05 1987-01-22

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JPH0220710U (ja) 1990-02-13

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