JPH0330636Y2 - - Google Patents

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JPH0330636Y2
JPH0330636Y2 JP1985049284U JP4928485U JPH0330636Y2 JP H0330636 Y2 JPH0330636 Y2 JP H0330636Y2 JP 1985049284 U JP1985049284 U JP 1985049284U JP 4928485 U JP4928485 U JP 4928485U JP H0330636 Y2 JPH0330636 Y2 JP H0330636Y2
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JP
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pump
motor
sleeve
outer periphery
thickened
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JP1985049284U
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は細長い棒形で、長手方向の一半部に
モータ部、他半部にポンプ部を有し、ポンプ部は
モータ部と連接する端部に吸水口、他端部に吐出
口を備えた水中ポンプを水槽内に設置し、槽内の
水を槽外に揚水するための水中ポンプの設置装置
に関する。
(従来の技術) この様な水中ポンプの設置装置は本出願人が実
願昭59−191355号で提案した。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来装置は水中ポンプのモータ部に、それ
よりも軸方向に長いスリーブ(包囲筒)を嵌め、
モータ部の端部にはスリーブの一端と隣接してモ
ータ側パツキン、ポンプ部の外周には上記スリー
ブの他端と隣接してポンプ側パツキンを嵌め、
夫々回りからモータ側パツキンとスリーブの一端
部、ポンプ側パツキンとスリーブの他端部を締付
けるだけであつて、各パツキンとスリーブを軸方
向に固定できないため、長期間の運転中には水中
ポンプの振動で各パツキンとスリーブが軸方向に
動き、支持が外れる虞がある。
(問題点を解決するための手段) この考案は細長い棒形で、長手方向の一半部に
モータ部、他半部にポンプ部を有し、ポンプ部は
モータ部と連接する端部に吸水口、他端部に吐出
口を備えた水中ポンプを水槽内に設置し、槽内の
水を槽外に揚水するための水中ポンプの設置装置
において、モータ部外周との間に流水間〓を作る
円筒体で、その両端部の外周面を環状に隆起させ
た肥厚部を持つスリーブと、内周の片側は直接、
上記スリーブの肥厚部外周を締め、他側は割り目
つき環状パツキンを介してポンプ部外周を締め付
け、両縁のストツパにより上記肥厚部とパツキン
を横移動不能にしたポンプ側支持台と、上記支持
台と同形で、片側は上記スリーブの他端の肥厚部
外周を締め、他側では、内面に通水用突出部を多
数持ち、一箇所に割目を持つ硬質環体のモータリ
ングを介してモータ部の外周端を締め付け、スト
ツパにより上記肥厚部とリングを横移動不能にし
たモータ側支持台とを備える事を特徴とする。
(作用) 隣接したモータリングと、スリーブの一端側の
肥厚部を回りから締付ける一方の支持台の一端の
ストツパはモータリングの端面に、他端のストツ
パはスリーブの肥厚部の端面に夫々当接する。
又、隣接したスリーブの他端側の肥厚部と、ポン
プパツキンを回りから締付ける他方の支持台の一
端のストツパは肥厚部の端面に、他端のストツパ
はポンプパツキンの端面に夫々当接する。
これにより従来、スリーブ両端面に接するそれ
ぞれのパツキンをポンプ外周に締め付ける事によ
り、スリーブの軸方向移動を制していた構成を大
きく変え、この考案は締め付け摩擦でなく、両側
支持台のストツパにより直接、スリーブ両端の肥
厚部を制止して、スリーブが支持台から抜け出る
可能性を無くした。しかもそのスリーブ自体によ
り両側支持台を連結し、支持台の各個移動も不能
にした。
(実施例) 図面において、1は前述した水中ポンプのモー
タ部、2は同ポンプ部、3は吸水口、4は吐出口
にねじ込んで取付け、ポンプ部の端部から突出さ
せた吐出管、5はABSや塩ビで成形したモータ
リング、5′はその内周から放射方向内向きに突
出して上記モータ部の外周に嵌合する複数条の突
出部、6は上記モータ部よりも少し長い塩ビで成
形したスリーブ、6aと6bはその一端と他端に
ある環状の肥厚部、7は内周で前記ポンプ部の外
周に嵌合するゴム質のポンプパツキン、8は塩ビ
その他の合成樹脂で成形した支持台、9と10は
上記支持台の各端に半径方向内向きに突出させて
設けたストツパを示し、この実施例では支持台の
一端にあるストツパ9は上下に対向して支持台の
内周の約1/4円弧に沿つて設け、又、他端にある
ストツパ10は左右に対向して同様に約1/4円弧
に沿つて設けてあるが、これは成形の際の型から
の脱型を考慮してのことである。
この実施例ではモータリング5、ポンプパツキ
ン7、支持台8は一個所に割目を有し、支持台8
は上記割目に沿つて対向する対の対向片11,1
1を備え、対向片11,11は図示の如くボルト
を通してナツトで緊締するための孔を有する。
前述した様にモータリング5、スリーブ6の各
端部の肥厚部6a,6b、ポンプパツキン7の外
径はほゞ等しく、支持台8の内周8′にほゞ嵌合
すると共に、モータリング5、スリーブの肥厚部
6a,6b、ポンプパツキン7の軸方向長さは
ほゞ等しいのに対し、支持台8の内周8′の軸方
向長さはその約2倍になつている。
水中ポンプを設置するにはそのモータ部1の外
端部にスリーブ6を嵌める。スリーブ6の軸方向
長さはモータ部よりも少し長いので、スリーブ6
はポンプ部の吸水口3を有する部分を包むことが
できる。そして、モータ部1の端部外周にはモー
タリング5を嵌合してスリーブ6の一端の肥厚部
6aと隣接させ、又、ポンプ部の外周にはポンプ
パツキン7を嵌合してスリーブ6の他端の肥厚部
6bと隣接させ、同じ二つの支持台の一方8Aの
内周を隣接したモータリング5とスリーブの一端
の肥厚部6aの外周に被せ、その対向片11,1
1をボルトとナツトで緊締して回りから締付け、
又、他の支持台8Bの内周を隣接したスリーブの
他端の肥厚部6bと、ポンプパツキン7の外周に
被せ、その対向片11,11をボルトとナツトで
緊締して回りから締付ける。これらの嵌合操作は
モータリング5、ポンプパツキン7、支持台8が
割れ目を有するので、割れ目を弾性に抗して拡げ
ることにより容易に行える。
これにより支持台8Aの一端のストツパ10は
モータリングの端面、他端のストツパ9はスリー
ブの肥厚部6aの端面に夫々当接し、又、支持台
8Bの一端のストツパ9はスリーブの他端の肥厚
部6bの端面、他端のストツパ10はポンプパツ
キン7の端面に夫々当接するので各支持台に対し
てモータリングとスリーブ及びポンプパツキンと
スリーブは軸方向に移動せず、夫々モータリング
とポンプパツキンは水中モータのモータ部とポン
プ部とを回りから把持する。そして、支持台を水
槽の例えば底壁に置き、ポンプを運転すると、槽
内の水はモータリングの内周と、モータ部の外周
に形成されたモータリングの内向き突出部5′に
よつて保たれた間隔からスリーブ6中に入り、モ
ータ部を水冷しながらポンプ部の吸水口3に吸込
まれ、水槽壁に貫通して取付けた吐出管4から槽
外に揚水される。
尚、各支持台8には槽壁に安定して置かれる脚
12を設け、必要に応じ槽壁の外から脚12内に
ボルトをネジ込むなどして支持台8を槽壁に固定
してもよい。
又、ポンプ部2の長さが長いときには、図示の
如くポンプ部の吐出口を有する側の端部にポンプ
パツキン7を二つ隣接して嵌合し、その外周を更
にもう一つの支持台8の内周に嵌合して同様に回
りから締付け、三つの支持台でポンプを槽壁に設
置してもよい。
更に、モータリング5の一端面からはリングの
外径よりも直径が少し小さい(スリーブ6の肥厚
部を有さない中間部の外径と直径がほゞ同じ)半
円形で、先端が閉じた吸込みカバー13を突設
し、このカバー13を支持台8Aの上半周から外
に突出させてもよい。カバー13の直径をモータ
リングの外径より少し小さくしたのは、支持台8
Aのストツパを、カバーが突出したモータリング
の端面に当接させるためである。この吸込みカバ
ー13が無い場合は、槽内の水をモータリング5
と水中ポンプのモータ部の1間の間隙の上周より
も少し上までしか汲出すことができないが、この
カバー13をモータリングに設けることによつて
カバー13の下向き開放面の少し上、つまりポン
プのほゞ上半周が露出するまで槽内の水を汲出す
ことができる。
この実施例の支持台8は上向きに割れ目を有す
るが割れ目の向きは下向きでも、横向きでもよい
と共に、場合によつては二つの割れ目によつて分
割できるものでもよい。又、モータリング5、ポ
ンプパツキン7もこの実施例では一つの割れ目を
有し、この割れ目を拡げてモータ部、ポンプ部に
嵌合するが、この割れ目を無くし、モータ部、ポ
ンプ部に軸方向に嵌める様にしてもよい。
更に、スリーブの各端部の肥厚部6a,6bは
この実施例では環状であるが、環状であることに
限定されず、支持台のストツパに端面を当接させ
ることができればスリーブの各端部の回りに円周
方向に間隔を保つて設けてもよい。
(考案の効果) 支持台の一つによつて回りから締付けられる隣
接したモータリングと、スリーブの一端側の肥厚
部は、支持台の一端のストツパがモータリングの
端面に、他端のストツパが肥厚部の端面に夫々当
接することにより支持台に対して軸方向に移動す
るのを防止される。同様に、他の一つの支持台に
よつて回りから締付けられる隣接したスリーブの
他端側の肥厚部と、ポンプパツキンは、支持台の
一端のストツパが肥厚部の端面に、他端のストツ
パがポンプパツキンの端面に夫々当接することに
より支持台に対して軸方向に移動するのを防止さ
れる。
こうしてスリーブが支持台から抜け出るのを防
止しただけでなく、スリーブ自体が両側支持台を
連結して、支持台の各個移動を不能にし、またス
リーブ両端を補強して各支持台に十分強く締め付
けられるようにした。
従つて、ポンプを運転し、長期間経過しても水
中ポンプが支持台に対して軸方向に動き、支持が
外れる虞は解消する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は設置状態の斜視図、第2図は同上の断面図、第
3図は第2図を左側から見た正面図、第4図は同
じく第2図を右側から見た正面図、第5図はモー
タリングの斜視図、第6図は支持台の斜視図、第
7図はスリーブの一端側の斜視図、第8図はポン
プパツキンの斜視図で、図中、1は水中ポンプの
モータ部、2は同上のポンプ部、3は吸水口、4
は吐出管、5はモータリング、6はスリーブ、6
a,6bはスリーブの各端部の肥厚部、7はポン
プパツキン、8は支持台、9と10はストツパを
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 細長い棒形で、長手方向の一半部にモータ部、
    他半部にポンプ部を有し、ポンプ部はモータ部と
    連接する端部に吸水口、他端部に吐出口を備えた
    水中ポンプを水槽内に設置し、槽内の水を槽外に
    揚水するための水中ポンプの設置装置において、 モータ部外周との間に流水間〓を作る円筒体
    で、その両端部の外周面を環状に隆起させた肥厚
    部を持つスリーブと、 内周の片側は直接、上記スリーブの肥厚部外周
    を締め、他側は割り目つき環状パツキンを介して
    ポンプ部外周を締め付け、両縁のストツパにより
    上記肥厚部とパツキンを横移動不能にしたポンプ
    側支持台と、 上記支持台と同形で、片側は上記スリーブの他
    端の肥厚部外周を締め、他側では、内面に通水用
    突出部を多数持ち、一箇所に割目を持つ硬質環体
    のモータリングを介してモータ部の外周端を締め
    付け、ストツパにより上記肥厚部とリングを横移
    動不能にしたモータ側支持台と、 を備える事を特徴とする水中ポンプの設置装置。
JP1985049284U 1985-04-04 1985-04-04 Expired JPH0330636Y2 (ja)

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JP1985049284U JPH0330636Y2 (ja) 1985-04-04 1985-04-04

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JP1985049284U JPH0330636Y2 (ja) 1985-04-04 1985-04-04

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JPS61166192U JPS61166192U (ja) 1986-10-15
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