JPS6332363Y2 - - Google Patents

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JPS6332363Y2
JPS6332363Y2 JP1983017986U JP1798683U JPS6332363Y2 JP S6332363 Y2 JPS6332363 Y2 JP S6332363Y2 JP 1983017986 U JP1983017986 U JP 1983017986U JP 1798683 U JP1798683 U JP 1798683U JP S6332363 Y2 JPS6332363 Y2 JP S6332363Y2
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JP
Japan
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fuel
cylinder head
injection valve
pressure pipe
pipe
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JP1983017986U
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JPS59123662U (ja
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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主としてデイーゼル機関に用いられる
燃料噴射弁の燃料高圧管接続構造に関する。
最近のデイーゼル機関では第4図(実公昭56−
38216)に示すように、シリンダヘツド側面13
hからシリンダヘツド13内に高圧燃料油を通
し、燃料噴射弁3へ供給するようにした構造が多
く採用されている。即ちスペース的に制限のある
弁腕室8への高圧管の配置を避けると共に、噴射
弁3の上端部に高圧管29を接続することによる
燃料油の弁腕室8への漏れを避けている。
ところが第4図の従来例では、噴射弁3には中
間継手60が接続され、中間継手60をシリンダ
ヘツド側面13bまで延ばし、中間継手60に燃
料高圧管29が接続されている。そのため、噴射
弁取出時には2つの接続部、即ち高圧管29と中
間継手60の接続部及び中間継手60と噴射弁3
の接続部を分解しなければならず、噴射弁取外し
作業に手間がかかる。また接続部が2つあるた
め、高圧燃料油漏出の危険性も大きい。
本考案は上記不具合を解消すると共に、正確か
つ簡単に製造できる燃料高圧管接続構造を提供し
ようとするものであり、その要旨は、シリンダヘ
ツド内の燃料噴射弁に横向きの燃料高圧管接続用
円錐形シート部を形成すると共に、このシート部
と同一中心のめねじ孔を形成し、燃料高圧管を直
接シリンダヘツド内に横向きに挿入して、高圧管
の先端テーパ状接続部を上記シート部に当接さ
せ、高圧管の外周に締付管を嵌合すると共に締付
管を高圧管のフランジ部に係合し、締付管の先端
おねじ部を上記めねじ孔に螺着することにより接
続部をシート部に圧接したことである。以下実施
例図面に関連して本考案を説明する。
第1図において、シリンダヘツド13には噴射
弁室20が形成されており、燃料噴射弁3は弁腕
室8側から弁室20内に挿入されている。噴射弁
3の下端ノズル部21は燃焼室22に臨み、噴射
圧調節ねじ5用のロツクナツト6及びキヤツプナ
ツト7は、シリンダヘツド上面13aより上方へ
突出している。弁室蓋1は蓋本体1aと有底筒部
1bよりなつており、弁室20を弁腕室8から完
全に隔離しうると共に、上記両ナツト6,7部分
を完全に覆う形状に形成されている。即ち蓋1の
下面外周端部分は概ね環状のゴムパツキン24を
介してシリンダヘツド上面13aに当接してお
り、また蓋本体1aの内周孔23にキヤツプナツ
ト7を覆う下開き有底筒部1bが圧入固着されて
いる。蓋本体1aの弁中心側の下面部分1cは弁
本体4の上面に当接している。
弁押え金具11はボルト25及びナツト26に
よりシリンダヘツド上面13aに固定され、金具
11の先端フオーク部27は蓋本体1aの上面に
当接しており、ナツト26を締め付けることによ
り、蓋本体1aを介してゴムパツキン24を圧縮
すると共に、蓋本体1aを介して噴射弁3(本体
4)を下方へ押え付ける。なお上記ロツクナツト
6の上下両面にはそれぞれ銅パツキン9が配置さ
れている。
従つて蓋1は、両ナツト6,7部分を含む噴射
弁3全体を完全に弁腕室8から隔離することにな
り、たとえナツト6の上下両側のパツキン9が破
損しても、弁腕室8内へ漏油が混入する心配はな
い。
なお「漏油」とはノズル部21から弁体4内へ
漏れる燃料油のことであり、調節ねじ5の外周側
隙間に充満しており、後述する漏油通路51,4
1等を介して燃料タンクへ戻される油のことであ
る。
29は燃料高圧管であつて、燃料噴射ポンプに
接続されると共に、シリンダヘツド側面13bか
らシリンダヘツド13内に挿入されており、中間
継手等を用いることなく弁本体4の張出部4aに
直接接続されている。即ち弁本体張出部4aには
第2図に示すように横向きの円錐形シート部30
と、この円錐形シート部30と同一中心のめねじ
孔31が形成されており、一方高圧管29の先端
部にはテーパ状円錐部32が形成されており、円
錐部32は上記シート部30に当接している。高
圧管29の外周側には締付管33が嵌め込まれて
おり、締付管33の弁室側の先端部にはおねじ3
4が形成され、このおねじ34は上記めねじ孔3
1に螺挿されている。締付管33の先端縁は環状
スペーサ38を介して高圧管29のフランジ部3
2aに係合している。締付管33はシリンダヘツ
ド側面13b(第1図)よりも外方へ延びており、
締付管33のシリンダヘツド外端部には、締付工
具を係合しうるような頭部36(例えば6角形状
頭部)が形成されている。頭部36は環状パツキ
ン37を介してシリンダヘツド側面13bに当接
する。即ち締付管33をシリンダヘツド13の外
部から締め付けることにより、締付管33の弁室
側端縁により環状スペーサ38を介して円錐部3
2をシート部30に押し付け、両部32,30を
液密状態に接続し、高圧管29内と燃料油路40
を連通する。また頭部36とシリンダヘツド側面
13bの間でパツキン37を締め付けることによ
り、ヘツド13内の高圧管挿入孔39を液密状態
に閉じる。
第1図の41は燃料漏油通路であつて、上記高
圧管29よりも下側のシリンダヘツド13部分に
形成されると共に、シリンダヘツド側面13bか
ら弁体4の近傍まで横向きに延びている。漏油通
路41のシリンダヘツド側面13b側の端部は、
管継手ボルト42を介して例えば燃料タンクに接
続される。漏油通路41の弁体4側の端部は、上
方へ延びる漏油入口孔43に連通し、漏油入口孔
43は次に説明するような構造によつて弁体4の
第3図漏油出口孔45に接続されている。
即ち第3図において、漏油出口孔45は弁本体
4の張出部4aに形成されると共に下向きに開口
し、その下端部は階段状に拡径し、水平な環状平
面シート部46を備えている。一方シリンダヘツ
ド13の漏油入口孔43には継手管47が圧入さ
れており、継手管47の上端には水平な平面シー
ト部48が形成されている。漏油出口孔45の下
端拡径部分には環状のゴムパツキン49が嵌め込
まれている。パツキン49はその内周側の下端部
が、自由状態(実線)において弁体張出部4aの
下面50よりも一定量L1下方へ突出するような
断面形状に形成されている。突出量L1はパツキ
ン圧縮量L2よりも大きい。またパツキン49の
内周側の上端部は、自由状態において、シート部
46よりも少し下がつている。なお漏油出口孔4
5は弁体4の横向き漏油通路51を介して、第1
図の調節ねじ5の外周隙間に連通している。
噴射弁締付時には第3図に仮想線で示すよう
に、パツキン49は両平面シート部46,48間
で圧縮される。
以上説明したように本考案は、シリンダヘツド
13内の燃料噴射弁3に横向きの燃料高圧管接続
用円錐形シート部30を形成すると共に、このシ
ート部30と同一中心のめねじ孔31を形成し、
燃料高圧管29を直接シリンダヘツド13内へ横
向きに挿入して、高圧管29の先端テーパ状接続
部(円錐部32)を上記シート部30に当接さ
せ、高圧管29の外周に締付管33を嵌合すると
共に、締付管33を高圧管29のフランジ部32
aに係合し、締付管33の先端おねじ部34をめ
ねじ孔31に螺着することにより接続部(円錐部
32)をシート部30に圧接しているので、次の
ような利点がある。
(1) 中間継手60(第4図)等を用いることな
く、直接高圧管29を噴射弁3に接続している
ので、噴射弁取出時には1箇所の接続部分を分
解するだけでよく、噴射弁取出作業に手間がか
からない。勿論噴射弁取付作業にも手間がかか
らない。
(2) 高圧管29と噴射弁3の間に中間継手がない
ため、高圧燃料油の漏出の危険性が大幅に減少
する。
(3) 噴射弁3には横向きの円錐形シート部30
と、このシート部30と一中心のめねじ孔31
を形成するのであるが、噴射弁3におねじ部を
形成する場合に比べると、シート部30とめね
じ孔31を同一の加工工程において、正確かつ
簡単に同一中心に加工することができる。即ち
噴射弁3におねじ部を形成する場合に比べ、加
工工数が少なく、加工コストも安くなる。
即ち噴射弁3の側部に横向きのめねじ孔31
を形成し、該めねじ孔31の奥端部に、めねじ
孔31と同一中心の横向きの燃料高圧管接続用
円錐形シート部30を形成するようにしている
ので、シート部30の切削加工とめねじ孔31
のねじ加工工程とを、同一の内周面加工工程で
行なうことができ、しかもそれにより、正確か
つ簡単に同一中心に加工することができる。
(4) 高圧管29を噴射弁3に直接押し当てている
が、締付管33を利用してねじ方式で締め付け
ているので、高圧管29を噴射弁3に単に押付
接続する場合に比べ、噴射弁3が高圧管29に
押されて弁中心線と直角方向にずれる心配はな
く、従つて高圧管29の接続作業を円滑に行え
る。
(5) 第1図に示すようにシリンダヘツド側面13
bから外方へ延び出す締付管33を採用する
と、シリンダヘツド13の外部からいわゆるパ
イププツシングにより円錐部32をシート部3
0に押え付けることができるので、接続作業が
一層容易になる。
(6) シート部30を円錐形に形成し、燃料高圧管
29の先端接続部32をテーパ状に形成し、高
圧管29の先端テーパ状接続部32を円錐形シ
ート部30に押し付け、いわゆるテーパ結合し
ているので、接触面が大きくなりしかも面圧も
高く、従つてシール性能がよい。
なおフランジ部32aは、高圧管29のシリン
ダヘツド外部分等の適宜箇所に設けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したデイーゼル機関の部
分縦断側面図、第2,第3図はそれぞれ第1図の
部分、部分の拡大図、第4図は従来例の縦断
側面図である。 3……燃料噴射弁、13……シリンダヘツド、
29……燃料高圧管、30……円錐形シート部、
31……めねじ孔、32……円錐部(テーパ状接
続部)、32a……フランジ部、33……締付管、
34……おねじ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダヘツド13内の燃料噴射弁3の側部に
    横向きに開口するめねじ孔31を形成し、該めね
    じ孔31の奥端部に、めねじ孔31と同一中心の
    横向きの燃料高圧管接続用円錐形シート部30を
    形成し、シリンダヘツド13には噴射弁室20か
    らシリンダヘツド側端面に至る高圧管挿入孔39
    を形成し、燃料高圧管29を直接シリンダヘツド
    13内の上記高圧管挿入孔39に横向きに挿入し
    て、燃料高圧管29の先端テーパ状接続部32を
    上記シート部30に当接させ、燃料高圧管29の
    外周に締付管33を嵌合すると共に締付管33を
    高圧管29のフランジ部32aに係合し、締付管
    33の先端おねじ部34を上記めねじ孔31に螺
    着することにより接続部をシート部30に圧接し
    たことを特徴とする燃料噴射弁3の燃料高圧管接
    続構造。
JP1798683U 1983-02-08 1983-02-08 燃料噴射弁の燃料高圧管接続構造 Granted JPS59123662U (ja)

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JPS59123662U JPS59123662U (ja) 1984-08-20
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JPS4523208Y1 (ja) * 1966-12-31 1970-09-12

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