JP3048941U - 揚水ポンプの吐出し口転向装置 - Google Patents

揚水ポンプの吐出し口転向装置

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JP3048941U
JP3048941U JP1997010099U JP1009997U JP3048941U JP 3048941 U JP3048941 U JP 3048941U JP 1997010099 U JP1997010099 U JP 1997010099U JP 1009997 U JP1009997 U JP 1009997U JP 3048941 U JP3048941 U JP 3048941U
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文長 王
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転向操作が容易な揚水ポンプの吐出し口転向
装置の提供。 【解決手段】 上記上蓋23を回して弛め、回転体30
の凸体31とポンプ本体2の嵌め溝21との嵌合位置を
調整した後に、上蓋23を再度締めつけることでポンプ
の吐出し口の方向転換を行えるようにしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の揚水ポンプの吐出し口転向装置に関し、特に一種の、多方向に 吐出し口の方向を転換可能で、且つ転向操作が簡単に行える便利な装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
周知のポンプの構造は以下の2種類に分けられる。 1.吐出し口蓋とポンプ本体が同体に設けられているもの。この種のものは吐 出し方向が固定されて変更不能であるため、使用上の不便であり、最近では淘汰 されつつある。 2.吐出し口蓋とポンプ本体がネジで固定されているもの。これは図1に示さ れるように、ポンプ本体1の側端に入水口14が設けられ、該ポンプ本体1の上 端にただ四つのネジ12で吐出し口蓋11が結合されており、ネジ12を弛める ことで吐出し口蓋11の方向が転換できるようにしてあり、吐出し口に管を連接 するのに便利とされている。しかし、転向操作時に同時に平均して四つのネジ1 2を締めつける必要があるため、操作に時間がかかり面倒であるほか、吐出し口 蓋11の転向のために頻繁にネジ12を回すことで、アルミ製品であるポンプ本 体1と吐出し口蓋11のネジ孔が破壊され、ネジによる結合不能となることがあ った。また、二つから三つの方向にしか転向できず(右方向のオイルタンク部分 への転向は望ましくないため)、転向可能な方向が有限であり、管を連接して使 用する時の便利さの点で理想的とは言えなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は一種の多方向に吐出し口方向を転換でき、転向操作が容易である揚水 ポンプの吐出し口転向装置を提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 請求項1の考案は、複数の嵌め溝21とされ、ポンプ本体2上面に設けられた ものと、 一つの回転体30とされ、ポンプ本体2上方に設けられ、円筒形の本体底端に 上記嵌め溝21と対応し嵌合可能な複数の凸体31を具え、円筒形の本体の上部 側方に吐出し口を具えているものと、 一つの上蓋23とされ、ポンプ本体2上に螺接されて回転体30をポンプ本体 2上に緊締可能なもの、 以上を包括し、上記上蓋23を回して弛め、回転体30の凸体31とポンプ本体 2の嵌め溝21との嵌合位置を調整した後に、上蓋23を再度締めつけることで ポンプの吐出し口の方向転換を行えるようにしてあり、以上の構成からなる揚水 ポンプの吐出し口転向装置としている。
【0005】 請求項2の考案は、前記嵌め溝の外側にネジが切られ、上蓋が螺接されている ことを特徴とする、請求項1に記載の揚水ポンプの吐出し口転向装置としている 。
【0006】 請求項3の考案は、前記上蓋が一つのナットとされた、請求項1に記載の揚水 ポンプの吐出し口転向装置としている。
【0007】 請求項4の考案は、前記ポンプ本体の上方且つ該嵌め溝に囲まれた位置に一つ の円筒部が凸設され、該円筒部外周に複数の開口が設けられ回転体が該円筒部の 外側に嵌合されていることを特徴とする、請求項1に記載の揚水ポンプの吐出し 口転向装置としている。
【0008】
【考案の実施の形態】
図2,3,4に示されるように、本考案は、ポンプ本体2上面に設けられた8 個、12個、16個或いは他の個数の環状に配置された複数の嵌め溝21或いは 凸体と、該ポンプ本体2の上面の、該環状に配置された複数の嵌め溝21の内側 位置に上に凸設された円筒部20を含み、該円筒部20の上端開口は注水口とさ れ、その上端内側に雌ネジ22が設けられて一つの上蓋23が螺接され、該円筒 部20の雌ネジ22より下の位置の円筒部20外周に環状に、複数の開口24が 配置され、本考案はさらに、回転体30を含み、該回転体30は緊密に円筒部2 0外に嵌合され、該回転体30の底端周囲に、上記嵌め溝21(或いは凸体)に 対応しそれと嵌合する凸体31(或いは嵌め溝)が設けられ、該回転体30の一 側に一つの吐出し管32が凸設されて該吐出し管32が方向転換用のハンドルと して用いられ、該吐出し管32に回転体30の開口と連通する吐出し口33が設 けられている。
【0009】 以上の構造が組み合わせられる時、図3のようになり、回転体30が円筒部2 0の外に嵌められ、その凸体31が嵌め溝21と嵌合し、吐出し管32の吐出し 口33が円筒部20の開口24と連通し、上蓋23が円筒部20の上端に螺合さ れて円筒部20の上端開口を密封している(即ち注水口を封じている)ほか、回 転体30を押さえて位置決めしており、水が入水口よりポンプ本体2を経て後、 円筒部20の開口24を経て吐出し管32の吐出し口33より流出可能となる。 このほか、ポンプ本体2と上蓋23の上に、O形リング25が設けられて回転体 30を圧迫して位置決め作用を提供するほか、シール作用を提供する。
【0010】 吐出し口33の方向を転換する時には、上蓋23を回して弛め(なお、上蓋2 3が円筒部20より完全に離脱しないよう注意する)、回転体30をやや上に移 動させてその凸体31を嵌め溝21より離脱させ、吐出し管32を回して回転体 30をある角度回し、その凸体31と嵌め溝21の嵌合の位置を改変し、その後 、さらに上蓋23を締めて回転体30を締めつけて位置決めすれば、吐出し口3 3の方向転換を達成することができる。簡単にいうと、ただ凸体31と嵌め溝2 1の嵌合位置を変えるだけで、吐出し口(管)の方向を変えることができ、非常 に便利で実用的である。
【0011】 以上の説明からわかるように、本考案は少なくとも以下の優れた点を有してお り、ゆえに本考案は周知の技術に比べより大きな実用性を有している。 1.回転体30とポンプ本体2が複数の対応する凸体31と嵌め溝21を有し ているため、吐出し口を多方向に変換でき、使用に便利である。 2.吐出し口転向時に、いかなる工具も必要でなく、ただ上蓋23を回す動作 と回転体30を回す動作のみ必要であり、操作上非常に簡単である。 3.回転体30の一側に凸設された吐出し管32が吐出し口とされるほか、転 向時のハンドルとされ、操作が楽に行え、また便利である。 4.回転体30の下の凸体31が嵌め溝21と嵌合し、回転体30の上が上蓋 23により圧迫されるため、構造が安定しており、弛みを発生しない。
【0012】 図5,6,7は本考案のもう一つの実施例を示し、この実施例は、ポンプ本体 4上面に設けられた凸環42上に複数の嵌め溝41が設けられ、該凸環42外周 にネジ山43が設けられ、一つの回転体5が、ポンプ本体4上に設けられて該ポ ンプ本体2の底端周囲に上記嵌め溝41に対応して嵌合可能な複数の凸体51( 或いは嵌め溝)が設けられ、該回転体5の上端部分が吐出し管52(即ち吐出し 口)とされ、別に、一つのナットとされる上蓋6が設けられ、設けられ、該上蓋 6の孔径が上が小さく下が大きい状態とされて、内部上端に一つの押さえ面61 が形成され、以上の構成からなる。
【0013】 以上の構造が組合せられる時、図6に示されるように、回転体5がポンプ本体 4の上方に位置し、且つ両者間に一つのO形リング53が介装され、上蓋6が回 転体5の外に嵌められ、嵌め溝41の外側に螺接され、回転体5が締めつけられ て位置決めされ、並びに凸体51と嵌め溝41が嵌合されて、水が入水口よりポ ンプ本体4を経て回転体5に至り、さらに吐出し管52の吐出し口より流出可能 となる。
【0014】 吐出し口(即ち吐出し管52)の方向を転換する時には、上蓋6を回して弛め 、回転体5をやや上に移動させてその凸体51を嵌め溝41より離脱させ、回転 体5を回してその凸体51と嵌め溝41の嵌合位置を調整し、その後、さらに上 蓋6を締めれば、回転体5が緊締され位置決めされ、こうして吐出し口の方向転 換目的が達成され、並びに上述の実施例と同じ効果を達成できる。
【0015】
【考案の効果】
本考案の揚水ポンプの吐出し口転向装置は、多方向に吐出し口方向を転換でき 、転向操作が容易であり、ポンプの使用上の利便性を大きく向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の揚水ポンプの斜視図である。
【図2】本考案の実施例の分解斜視図である。
【図3】本考案の実施例の組合せ断面図である。
【図4】本考案の実施例の組合せ平面図である。
【図5】本考案のもう一種の実施例の分解斜視図であ
る。
【図6】図5の実施例の組合せ断面図である。
【図7】図5の実施例の組合せ平面図である。
【符号の説明】
2 ポンプ本体 20 円筒部 21 嵌め溝 22 雌ネジ 23 上蓋 24 開口 25 O形リング 30 回転体 31 凸体 32 吐出し管 33 吐出し口 4 ポンプ本体 41 嵌め溝 42 凸環 43 ネジ山 5 回転体 51 凸体 52 吐出し管 53 O形リング 6 上蓋 61 押さえ面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の嵌め溝21とされ、ポンプ本体2
    上面に設けられたものと、 一つの回転体30とされ、ポンプ本体2上方に設けら
    れ、円筒形の本体底端に上記嵌め溝21と対応し嵌合可
    能な複数の凸体31を具え、円筒形の本体の上部側方に
    吐出し口を具えているものと、 一つの上蓋23とされ、ポンプ本体2上に螺接されて回
    転体30をポンプ本体2上に緊締可能なもの、以上を包
    括し、上記上蓋23を回して弛め、回転体30の凸体3
    1とポンプ本体2の嵌め溝21との嵌合位置を調整した
    後に、上蓋23を再度締めつけることでポンプの吐出し
    口の方向転換を行えるようにしてあり、以上の構成から
    なる揚水ポンプの吐出し口転向装置。
  2. 【請求項2】 前記嵌め溝の外側にネジが切られ、上蓋
    が螺接されていることを特徴とする、請求項1に記載の
    揚水ポンプの吐出し口転向装置。
  3. 【請求項3】 前記上蓋が一つのナットとされた、請求
    項1に記載の揚水ポンプの吐出し口転向装置。
  4. 【請求項4】 前記ポンプ本体の上方且つ該嵌め溝に囲
    まれた位置に一つの円筒部が凸設され、該円筒部外周に
    複数の開口が設けられ回転体が該円筒部の外側に嵌合さ
    れていることを特徴とする、請求項1に記載の揚水ポン
    プの吐出し口転向装置。
JP1997010099U 1997-10-30 1997-10-30 揚水ポンプの吐出し口転向装置 Expired - Lifetime JP3048941U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH088776A (ja) * 1994-06-23 1996-01-12 Nec Corp 携帯型無線装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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